3日、都内・後楽園ホールにて記者会見がおこなわれた。発表されたのは、フリーである万喜なつみの2019年からのレギュラー参戦。初戦はイッテンヨン後楽園ホール大会で、ミリー・マッケンジーと組んで天満のどか&愛野ユキの爆れつシスターズと対戦する。「レギュラー参戦ということで、スケジュールが許す限り出ていただこうと思います」と甲田哲也代表。会見には所属事務所TWIN PLANETの山崎拓也マネージャーも同席した。会見では、万喜が以下の挨拶。「あけましておめでとうございます。万喜なつみです。自分は半年ほど前からTWIN PLANETさんにお世話になっていまして、今後の芸能活動についてなどご相談させていただいていました。そこで、今後のプロレス活動についても相談させていただいた時に、ちょうど東京女子プロレスさんとのご縁がありまして、今回の参戦が決まりました。よろしくお願いします」。山崎氏は「うちに所属している須田亜香里もDDTさんにお世話になっていた経緯から、ご縁がありまして東京女子プロレスさんで万喜がレスラーとしてお世話になることになりました。弊社としても個性を最大限、売りにしてマネジメントさせてもらっているので、その点でも東京女子さんにお世話になって、これからのメディア活動に活かしていきたいなと思っているしだいです」。甲田代表によると、万喜は芸能活動にも力を入れたいという思いが強く、東京女子は芸能活動をしながら試合をする選手が多いため、東京女子プロレス向きの選手として期待しているという。続いて記者たちとの質疑応答へ。
――あらためて経緯について。前所属団体のアクトレスガールズで試合がなくなり、ルール違反で解雇とされたが。
万喜 前いた団体には契約書というものもなくて、前もって言わ** **れている特別なルールとか約束っていうものも一切なかった状態で。退団の話も円満に、半年ほど前に決まって進めていたんですけれども。東京女子プロレスさんにレギュラー参戦させていただくことをご報告させていただいた時に(前所属団体側が)怒ってしまいまして。こういう結果になってしまいました。
――契約の状況は口頭契約?
万喜 はい。
――契約書はないけれども所属として動いていて、退団の話もして、東京女子に出ると報告したところ向こうの態度が、と。
万喜 はい。
甲田 実際、会社として話をしたのはうちも最近でして。退団が半年前に決定している選手ですし、去年から見て来年以降の話で、問題ないと判断させていただきました。
――契約書の有無は会社として確認済みですか?
甲田 はい。
山崎 確認しております。
甲田 先方と話し合いの場も何度か設けていまして。そこでDDTの代表である高木(三四郎)も同席しての話し合いも何度か設けておりますけども、そこで確認しております。
――「伝えた」という相手は坂口代表?
万喜 はい。
――堀田(祐美子)さんはあとで聞いたという感じですか?
万喜 まず坂口代表に言うべきかなと思いまして。
――これは推測ですが、堀田さんは坂口代表から聞いた可能性が高い?
万喜 はい。
――甲田代表、話し合いというのは解雇に関しての発表の前でしょうか。
甲田 もちろん前です。
――話が進んでいる中で、堀田選手がああいう発言をされたことについては、団体としてどういう理解をされていますか?
甲田 いろいろ申し上げたいことはないわけではないんですけれども、こうして万喜なつみ選手が今年から東京女子プロレスのリングに上がっていただけるということで、前しか見てないというか、前向きな気持ちですので。それについて今から、言葉は悪いんですけどほじくり返してとか、そういうつもりはまったくないです。明日以降、万喜選手の活躍に向けて期待していると、そういう状況ですね。
――万喜選手自身は、年末から今に至る流れをどう捉えていますか?
万喜 自分は、自分が間違ったことをしたとか、そういうつもりはないというか、ちゃんと筋を通してやってきた自信があるので。それは前向きに捉えて、今後頑張っていきたいと思います。
――東京女子プロレスを選んだ理由は?
万喜 東京女子プロレスさんは一度も上がったことはないんですけど、知っていて。個性が凄い豊かだなと感じてましたし、芸能面で頑張っている子も多いなと分かっていたので。自分は東京女子プロレスさんにレギュラー参戦して、ハチャメチャにしてやりたいなと思います。
――芸能活動もという話でしたが、試合ペースや目標は?
万喜 東京女子プロレスさんの試合は、出させていただけるものはすべて出たいと思ってますし。プロレスラーである以上、ベルトにも絡んでいけたらと思います。
――気になる選手は?
万喜 伊藤麻希。
――呼び捨てですか。
万喜 (笑)試合をこそっと動画で見させていただいてたんですけど。凄い自分のことを可愛い可愛いって言ってたんですけど、家に鏡あんのかなって思うし。プロレス的にも見た目的にも、ぶっ潰していきたいと思います。
――イッテンヨンで伊藤選手が戴冠したら挑戦表明する?
万喜 その気持ちはガンガンあります。猪突猛進なので、自分、亥年なので。今年はちょっとヤバい年だなと思ってます。
――どんなところをアピールしたい?
万喜 他の人にはできないような華麗さとか、でも負けん気の強さもあるし、プロレス的にも誰よりも勝ってるんだぞっていうところはアピールしていきたいです。
――あらためてファンの方にメッセージを。
万喜 これから東京女子プロレスさんにレギュラー参戦させていただきます。どんな場所でも自分らしく輝いて、みなさんに応援してもらえるレスラーになれるように頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。