21日、東京たま未来メッセ大会前にリング上で1・4後楽園ホールでのプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合の調印式が白井李世リングアナの進行の元、おこなわれた。王者・渡辺未詩、挑戦者・鈴芽がそれぞれ調印書にサインを入れ、意気込みを述べた。
鈴芽 はい、鈴芽です。イッテンヨン後楽園ホールで初めてプリンセス・オブ・プリンセスのベルトに挑戦します。私がこのプリンセス・オブ・プリンセスのチャンピオンにずっと思っていることは、団体全員をみんな引っ張ってくれるチャンピオンなんです。そして、それを強く感じたのは、自分がインターナショナルタッグのベルトを獲って、チャンピオンとして立った時でした。その時のプリンセス・オブ・プリンセスのチャンピオンの存在があまりにも大きくて。それが未詩さんと瑞希さんでした。そんな2人のこのベルトをかけたタイトルマッチが今年2回ありました。それを見て私はいつか私はその領域に行けるんだろうなって考えたんです。当然に当たり前のようにすごいものって思っていたこのベルトが自分の中で実像になったというか。私の世界とつながった感覚があったり。その2人と同じ領域に行きたいからこそ私はこのベルトに挑戦を決めました。憧れた東京女子プロレスでもう一度憧れを持ったこのベルトにイッテンヨンで挑戦します。そして未詩さんはこのベルトを持っている時もそうじゃない時もずっとみんなで一緒に引っ張ってきてくれた存在で。私はそこで一緒にみんなを引っ張りたいってずっと思っていたから。そんな存在になれるように私はあなたに勝ちにいきます。ありがとうございます
未詩 はい、こんにちは。渡辺未詩です。プリンセス・オブ・プリンセスの渡辺未詩です。先週私はタイでマッチャ選手に防衛を無事にしてきて、今回しっかり約束を守る形で鈴芽戦に臨むことができます。4度目の防衛になると思います 。こっからもっともっと強く輝いて、マッチャと戦ったことで、日本中もっともっと今すごく熱く思っているところです。鈴芽とは年齢が一つ違いで、入ったのが1年違いで、すごく自分の中でプライベートなところとしても、近いものが多いので。たくさんいろんな話をしたりだとか、もっとこうしたいね、東京女子のこういうところが好きだねとか、たくさんたくさんずっと前から話している、好きぶつけ合っているところがあります。ここでこうしてイッテンヨンで鈴芽と大好きな東京女子プロレスで、大好きを試合でぶつかえるっていうのはすごく嬉しく思っています。でも私はプリンセス・オブ・プリンセスなので絶対に負けません。ここイッテンヨンが終わったら、両国国技館が見えてきます。前回の両国国技館で私は1度目のプリンセス・オブ・プリンセスになったので、次必ずまた今度はこのベルトを持って両国国技館に立って、 さらにその先の夢、もっといろんな多くの人を幸せにしたい。そのためにはもっともっと大きな会場、夢の一つである会場、武道館やさいたまスーパーアリーナやもっといけば東京ドーム、そういうところに私たちの大好きな東京女子プロレスは幸せを広げていけると思っています。なので絶対に負けません。私たちの好きをぶつけ合いましょう。
白井 改めて対戦相手の印象や特に警戒するところがあれば教えてください。
鈴芽 はい。私は世界で一番嫌いな技がジャイアントスイングです。一番嫌いです。それは本当に警戒していかなきゃいけないなって思っているのと。言ってくれた通り私のことをすごくすごく知っているからこそ、闘い方とかもすごくわかられてしまっているんですね。だからこそこの練習戦期間で自分の技が未詩さんの相手に通じるっていうのを確認できてきていることは、すごく自分にとっていいことだし、未詩さんの想像しない部分も私もぶつけていきたいなっていうふうに思っています。知られていることも警戒するという点かなって思っています。
未詩 はい、そうですね。鈴芽のことを知っている分、私も知られているなという部分が多いし。今回前哨戦3回くらいですか当たっているんですけど、前と前といろんな角度から、いろんな刺し方をされているなと。こう刺してきたりこう刺してきたり。いっぱいしてくるんです。だからそれで知った部分、逆にまだ隠している刺し方いろいろあると思うので。前哨戦いっぱいやったから警戒もできるし。でも逆にできないし。当日もっともっと刺されないように警戒したいなと思うのと。鈴芽は最初から2019年とかに初めて一緒に夢の国に行ったんですよ。その時から鈴芽は私のことを「未詩さんがとってもプリンセスです!」って言ってくれるです。そうだよね? もうすごいんですよ! 2019年の超先取り。そこから、私のことをプリンセスって、一番最初に思ってくれてたんですよ。今では皆さんも知れ渡っているかと思うんですけど、(ファンの失笑に)え、何笑っているんですか? プリンセスだからね。だからこそ今私がずっとずっと進化しているプリンセス・オブ・プリンセスだってところを鈴芽に私のプリンセスさを見せつけたいと思います。



