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【プリプリ調印式】王者・荒井と挑戦者・山下が火花「前までの自分とは違う。ここまでやってきたことを全部ぶつけたい」「2本のベルトを持って、いろんな場所にいきたい」

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  • 18日、東京・九段会館にて7・18後楽園ホール『Summer Sun Princess '26』のプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合、王者・荒井優希vs挑戦者・山下実優の調印式がおこなわれた。白井李世リングアナの司会進行のもと、両者が調印書にサインを入れて意気込みを述べた。

    山下 久しぶりにこのベルトに挑戦するということで。この緊張感というか、この感覚もすごく久しぶりだなと思ってるんですけど。今回相手が荒井優希ということで、荒井がデビューする前から、練習してきたりとか、デビューしてすぐとか、結構な頻度で闘ってきたんですけど。いろんな荒井の姿を見ていく中で、荒井の一番大好きなところがありまして、それが荒井の目です。めちゃくちゃ強いあの目、闘ってる時の闘志溢れる目がめちゃくちゃ好きで。去年、抽選で決まったシングルマッチで久しぶりに闘った時、秒殺した時ですね。久しぶりに闘うんで、あの時めちゃくちゃ昂ぶってて。久しぶりに闘うのめちゃくちゃ楽しみだなと思った一戦だったんですけど、あの時の荒井が私の大好きな荒井じゃなくて。目も全然闘志溢れてなかったし、一緒にリングに上がって闘っている中で、何もワクワクしなくて。だからああいう結果になったなあとは思うんですけど。でもね、自分が秒殺してからすぐにまた荒井と、このプリプリのベルトの挑戦権を懸けた闘いの中では、あの時はサソリ固めで私がタップアウト負けして、めちゃくちゃ悔しい部分もありましたけど、あの時の荒井優希が私はめちゃくちゃ好きでしたね。めちゃくちゃ闘志溢れる目と姿勢、闘いはめちゃくちゃ好きだったんで、めちゃくちゃ悔しいんで、そこの部分はありますけど、またあの時の荒井で来てほしいし、あの荒井と闘いたいですし、7月はこのプリプリのベルトも懸かってますから、その荒井で来てくれるんじゃないかなっていう期待もあります。まあでもどんな荒井が来ても、私が蹴り倒してやりたいなと思います。このベルトも私にとってはすごく特別で、 4回これまで取ってきて、またこのベルトを手に入れて、このベルトとともに、そして今、イギリスのベルトも持ってるので、この2本を持ってまた世界中にアピールしていきたいなと思っております。めちゃくちゃ楽しみにしてます。
    荒井 私がデビューしたのが 5年前の 2021年、5・4後楽園ホール大会なんですけど、私はその日初めてリングに立ったのと同時に会場で試合を見たんですけど、その日のメインで山下さんはこの白いベルトのタイトルマッチをされていて、勝ってチャンピオンになられてました。だからやっぱり初めて見たタイトルマッチがその試合だったし、その中で今その練習期間とかも一緒にやらせてもらった山下さんがチャンピオンになったっていうのがすごい印象深くて。やっぱり山下さんは自分の中で絶対的チャンピオンのイメージがあって、このベルトの最多防衛数も山下さんが持っていらっしゃいますし、やっぱりチャンピオンとして東京女子プロレスを引っ張ってくれる存在っていう印象がものすごく強い選手になります。自分も 3月にこのベルトを取って、ここまで自分なりに突っ走ってきて、山下さんの中でも荒井はそういう存在になりたいし、ならなきゃいけないなって思っているんですけど、やっぱりまだまだな部分が多くて、この「白いベルト=荒井」とはなかなかなりきれず、それは自分でも思ってますし、見てらっしゃる皆さんにもまだまだ届いてないのかなと思ってます。なので、このタイミングで自分が見てきた白いベルトを巻いていた先輩方と闘っていかなきゃいけないとは思っていたので、山下さんがリングに上がって挑戦表明してくださったことはとても嬉しくて、自分にとってこのタイミング、チャンスだと捉えて頑張りたいと思ってます。山下さんとはタイトルマッチをするのも初めてで、いつかやることになると思っていたし、やらなきゃいけない、やりたいと思っていたんですけど、まさか自分がチャンピオンで、山下さんが挑戦者という立場でおこなわれるとは思っていなかったので、少し困惑しています。でも、これは本当に自分にとって大きなチャンスですし、この試合で山下さんにも皆さんにも、もう1段階、2段階と強くなった荒井を見せたいし、自分でも自信を持ってリングに立って、もっともっとプロレスラーとして強い荒井優希を見せられる、そんな試合にしたいと思ってます。7月後楽園ホールで、山下さんはもちろん、皆さんのことをワクワクさせることを約束します。

    ――山下選手に質問です。今年3月から荒井選手がチャンピオンとして団体を引っ張ってきましたけれども、そのチャンピオンぶりをどう見ていますか?
    山下 取ってからやっぱより荒井が強くなっているっていうのを感じますし。何て言うか、日頃話してたりとかしている中でも責任感が強い子だなっていうふうに思ってたので、ベルトを持った時にまた強くなるだろうなと予想はしてたんですけど、それを上回って、ベルトを持つ荒井の姿はすごく好きですし、だからこそ、このタイミングで闘うっていうのもめちゃくちゃワクワクしているので。ちょっと離れた場所で見ている時は、すごく頼もしいとは思ってましたね。
    ――山下選手にお聞きします。先ほど荒井選手の目が好きとおっしゃってましたけれども、前哨戦を含め、今回のタイトルマッチが決まってからの荒井選手の目はいかがですか?
    山下 これを言うとちょっと気持ち悪いんですけど、日頃闘っている時からわりとすごい目しているんですよ。これちょっと気持ち悪いんですけど、私と闘う時がよりすごい目してくるんですよ。皆さん、わかります? 荒井ちゃんのファンの人とかもわかってくれるんじゃないかなと思うんですよ。私のファンの人とかね。めちゃくちゃすごい顔するんですよ。すごい顔をするし、その目がめちゃくちゃ好きで。だからこそめちゃくちゃぶっ倒したくなるし、とにかくワクワクするんですよね。なので、7月のタイトルマッチも…私だけのって言うとちょっと気持ち悪いかもしれないんですけど、ちょっと特別なブリブリの闘志で来てほしいなというふうには思います。
    ――荒井選手、今、山下選手が自分とやる時にすごい目をしているとおっしゃってましたけれども、自分で感じる部分はありますか?
    荒井 でもその目に関しては、デビュー当時からよく言われるんですけど、自分は結構無自覚なんですよ。でも、対戦相手である山下さんがそうやっておっしゃるのであれば、きっと山下さんに対する思いが出ているのかなと思うので。否定はしないですし、ちょっと怖いなって思ってしまったところあるんですけど(笑)、その荒井を見て山下さんがめちゃくちゃアドレナリンを出して、私のことをまたすごい目で見てくると思うので、その目に負けずに荒井も立ち向かっていきたいなと思います。
    ――山下選手に伺いたいんですけど、このタイトルを最後に持って以来、ちょっと間が空いてますけど、その間にこのプリプリ王座への気持ちというのは?
    山下 このベルトに対しての気持ちはつねにありましたし、挑戦したい気持ちもつねにありました。けど、やっぱり私も13年間、何度か取ってきた中で、このベルトはいろんなこうものをを見せてくれるし、いろんな場所に連れてってくれるんですけど、恐ろしい部分もあるんですね。やっぱり自分の中ではこのベルトに挑戦する時っていうのは、持った時にビジョンが浮かぶ時でしか挑戦をしたくないので、そのタイミングをずっと見計らってたっていう感じですし、それが今という感じです。
    ――今回はどういうビジョンを持って闘いますか?
    山下 最近、イギリスのベルトを取って、海外でも防衛していくので、ベルトとともにいろんな場所に行くのもいいなって思ったというか、思い出してしまったといいますか。イギリスで勝ってベルトを手にした瞬間に、一番最初に浮かぶのってこの東京女子のベルトなんだなっていうくらい、自然に入ってきたというか、「あ、今なんだな」っていうのを感覚的に感じて、急いで後楽園の日に帰ってきたので。自然的にというか、ビジョンがパッと浮かんで。なので一緒に2本のベルトを持って、いろんな場所にいきたいなと思いますし、もちろん東京女子にいながら、いろんな選手と闘っていきたいなって思います。
    ――荒井選手に伺いたいんですけど、山下選手は前から練習を見てくれてたりした師匠みたいなものだと思うんですけど、その山下選手と闘うというのは、ちょっと怖いというか、厳しい部分が昔あったと思うんですけど、なにか山下選手の厳しかったエピソードはありますか?
    荒井 たくさんあるんですけど、今、思い出したことを言っていいですか?
    山下 どうぞ。
    荒井 私、試合で口の中をケガした日があったんですよ。デビュー1年目の頃に。で、私が「もうご飯食べたくない」って言ったら、すごい口の中にいろんなものを突っ込んで食べさせてきました。「それはかなり染みる」って言ってるのに、汁物をくれたりとかして。デビュー1年目だったので、まだ「ありがとうございます」しか言えなくて。あ、すごい厳しいなってそこで思いました。でも愛ですね。「痩せちゃう」って言って、たくさん与えていただきました。

    ――無理やり口に詰め込まれたとか、そういうことではなくて、渡された?
    荒井 そうですね。私の前にめちゃくちゃ広がったって感じです。
    ――荒井選手にお尋ねします。過去シングルでは一度も勝ったことがないんですけれども、そこの部分では今は自信がありますか?
    荒井 はい。やっぱり最後のシングルが昨年末の秒殺の試合になるので、ここまでやってきたから、チャンピオンだからいけるって思いたいけど、やはりどこか山下さんを目の前にすると不安になっちゃうんじゃないかなっていうのを、この挑戦者として現れた瞬間に、少し思ってしまったんですけど、前哨戦が始まって試合をしていく中で、いけるって、ここまでやってきたことを全部ぶつけたいし、山下さんにたくさん教えてもらったこともありますし。前までの自分とは違うなと思ってます。

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