18日、千葉・幕張メッセ「東京ゲームショウ2016」内4Gamer.netブースにて「東京ゲームショウ2016 4Gamer.net×東京女子プロレス」が開催された。4日間に渡ってDDT、東京女子プロレスがおこなってきた「東京ゲームショウ2016」での試合も本日が最終日。東京ゲームショウは今年が過去最高の来場者数ということで、4Gamer.netブースのリング前にもたくさんの観客が集まった。
午前10時から第一部。第一試合は山下実優&小橋マリカvs坂崎ユカ&滝川あずさ。先発の滝川が山下を挑発して呼び込むも、ローキック一発で恐れをなして坂崎にタッチ。コーナーに戻った滝川はさっそくマイクを握り実況を始める。「山下の特徴はとがったアゴです。今日も朝からとがっています。どうですか、村田さん」と場内実況をつとめる村田アナに無茶ぶり。ふられた村田アナも「山下選手は蹴りも鋭い、目つきも鋭い、アゴも鋭い」と実況する。小橋が出てくると滝川は「テストで数学は86点でした。」と個人情報を実況で暴露。坂崎が小橋をアンクルロックにとらえたところで、滝川は無理やりチェンジ。「おいしいところはもらおうとするあたりは女子アナっぽい」と村田アナに評された。滝川はサミングなど堂に入った“小橋イジメ”を見せる。坂崎もフットスタンプ、ヒップドロップなどで攻め立て、小橋がつかまる展開に。小橋は高角度前方回転エビ固め、ランニング・ネックブリーカーで反撃し、山下にチェンジ。山下はスピンキック、ケフラトーラ・コンヒーロで坂崎を追い込む。替わった滝川は山下にトラースキック、放送コードブレーカー。一気に相手チームを分断すべく坂崎が場外の小橋に魔法少女プランチャで飛ぶが、会場に設置されていた照明セットに自分の頭を痛打してしまう。これで逆に孤立した滝川に、山下は落ち着いてソバット、延髄斬り。そしてアティチュード・アジャストメントにつなぎ、滝川からスリーカウントを奪った。
第二試合はKANNAvs辰巳リカのシングルマッチ。4日後の新宿大会で卒業を控えるKANNAにとって、これが“ラスト2”の試合、そして最後のシングルマッチになる。両者、がっちり握手をかわしてゴング。まずはじっくりとしたレスリングの展開。辰巳がヒップアタックからレッグロックでKANNAの足を狙うが、KANNAはフェースクラッシャーからボストンクラブをきめる。辰巳はセカンドコーナーからのヒップアタックを放つと、ドラゴンスクリュー。そして足4の字固めの必殺フルコース。しっかりと極まり動けないKANNA。場内ヴィジョンに映し出される天井からのカメラアングルには村田アナが思わず「力道山vsデストロイヤーを思い出す」と実況する。KANNA、なんとかエスケープ成功。リカがロープに走りこんだところに、KANNAはカウンターのキチンシンクをみまう。KANNAはコーナーへのスピアから、正調スピアを狙うが辰巳がスリーパーホールドで切り返す。辰巳はそのままドラゴンスリーパーに移行しようとするが、KANNAが振りほどく。KANNAは再度、スピアを狙うが、これも読んだ辰巳がヒップアタック。辰巳はドラゴンバックブリーカーから、ドラゴンスリーパーへ。渾身の力で絞り上げると、KANNAがタップ。“KANNAラストシングル”は、辰巳が勝利を飾った。試合後、両選手は抱き合い、辰巳は客席にも深々と礼をした。
15時30分からの第二部の試合前に、4日後に新宿FACEでおこなわれるTOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権、山下実優vs優宇のタイトルマッチ調印式がおこなわれた。MCの桃知みなみが調印書を読み上げると、山下、優宇の順番でサイン。撮影では早くも緊迫したにらみ合いを見せた。
山下「はじめまして、東京女子プロレスの山下実優です。9月22日、新宿FACEでこのベルトを賭けた、私にとって3度目の防衛戦が控えています。あともう少しということで、非常にワクワクしています。今、隣にいる優宇が相手ですが、今のところ(優宇はデビュー以来)無敗ということで、全力でつぶしにかかりたいと思っています。私が絶対に勝ちます。」
優宇「今回、このベルトに挑戦させて頂きます優宇と申します。先月おこなわれた夏のトーナメント(東京プリンセスカップ)で優勝して、このベルトに挑戦する権利を与えてもらったので、このチャンスを無駄にしたくないのは当たり前です。必ず勝って、このベルトを木曜日、腰に巻きたいと思います。ぜひ応援よろしくお願いします。」
第二部の第一試合は中島翔子vs黒音まほ。中島がショルダータックルを連発するが、黒音は倒れず、中島の額にパンチを打ち込む。黒音は不敵な笑みを浮かべながらスリーパーホールド。中島は素早い動きで相手を翻弄して反撃に出ると、ネックロック、ヘッドシザースの体勢からのキャメルクラッチ、タランチュラと攻勢に。黒音はショルダースルーで攻守逆転し、豪快なボディスラムから逆片エビ固めで中島を絞め上げる。走りこんでのスウィンギング・ネックブリーカーをきめた黒音は、フィニッシュ技のディアボロスを狙うが中島に振りほどかれる。中島はトップロープからのライダーキックをきめ、すかさずノーザンライト・スープレックス・ホールド。一発で黒音をしずめた。
第二試合はのの子vsハイパーミサヲのシングルマッチ。いつも通り試合前にマイクを持ったミサヲは「のの子さんの夢はなんですか?」と尋ねる。「私の夢はゲームの主人公になることです。恋愛シュミレーションRPG、VRのの子と一緒、を発売したいです。」というのの子に、ミサヲは「その夢をかなえてあげましょう。VRヘッドセット。」と三次元ポケットから怪しい自作のヘッドセットを取り出し、のの子に装着させる。視界をふさがれたのの子にミサヲが奇襲し、ようやく試合開始のゴングがここで鳴らされた。ミサヲはヒーロー矯正システムを出すが「矯正が本当に必要なのはミサヲ自身」と村田アナに正論を語られてしまう。のの子は手ぶらツイスト、お乳三兄弟で反撃し、昨日に続いて「乳モンスターボール!」と叫び、自らボインを鷲掴みにして、ミサヲの脳天に叩き付ける。コーナーのKカップアタックをかわしたミサヲはクロスボディ、エルボースマッシュ。しかしハイパーゴッサムクラッシュは不発。ミサヲはボインメーカーをかわし、セカンドロープからのアイアム・ア・ヒーローをきめたがカウント2。Kズ・プレスで逆転したのの子は、オパイェ、ボインメーカー、パイフライフローと得意のフルコースでミサヲから勝利を奪った。
第三試合はいよいよ東京ゲームショウ最終試合、山下実優&ミウラアカネvs優宇&のどかおねえさんのタッグマッチ。タイトル戦を控えた山下と優宇の前哨戦となる。先発はいきなり山下と優宇。まずは手の内の探り合い。ミウラとのどかにタッチすると“幕張メッセの裏番長”とコールされたミウラがタックルで倒す。ミウラと山下は余裕の表情でのどかを攻撃。2人のタッチワークの前にのどかはローンバトルが続く。5分経過。ミウラを渾身のタックルで倒したのどかが、ようやく優宇にタッチ成功。飛び込んだ優宇はミウラをコーナーに横向きに固定し、走りこんで膝を叩きこむ。優宇はさらにボディスラムからワキ固めでミウラを圧倒。ミウラはラリアットを1発放ち山下にチェンジし、再び山下vs優宇の局面に。優宇が強烈な逆水平チョップからオクラホマ・スタンピードを繰り出せば、山下も負けじと後ろ回し蹴りを優宇にジャストミートさせる。強引なサイドバスターを山下に放った優宇がのどかにスイッチ、のどかは得意のバックフリップを山下に成功させる。ここで優宇とミウラがリングに飛び込み、ミウラがパワースラムを出せば、優宇は払い腰を放ち、2人は場外でダウン。リング内は山下vsのどかに。のどかはクロスボディでカウント2を奪うが、山下はソバットで動きを止め、延髄斬り。最後はアティチュード・アジャストメントでカウント3。東京ゲームショウ最後の試合を勝利で飾った山下が新宿のタイトルマッチに弾みをつけた。
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