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【イッテンヨン記者会見】全カード決定! 初代東京女子プロレス王座戦へ「ビビッているけど勝てる」(中島)、「ビビッてる? そのまま

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    • 16日、東京・竹芝のプロレス道場で東京女子プロレスが記者会見をおこない、1・4後楽園大会の全カードを発表。会見ではカードごとに選手が登壇して、意気込みを述べた。

      ▼優宇vsのどかおねえさん
      ※優宇、のどかはデビュー戦。

      優宇 1・4後楽園ホールでデビューする優宇(ゆう)と申します。“宇”は以前、DDTに上がっていたスーパー宇宙パワー選手から一文字いただきました。ずっとプロレスラーになりたくて、やっとこの舞台に立つことができました。後楽園ホールという素敵な舞台をいただいたので、デビュー戦、精一杯頑張りたいと思います。
      のどか こんにちわー! のどかおねえさんです! 後楽園ホールで同じくデビューすることになりました! 優宇ちゃんと違って経験や実績は何もありませんけど、体も小さいかもしれませんが、みんなの応援をパワーにして頑張りたいと思います!

      ――対戦相手について。
      優宇 この間の春日部大会のエキシビションで闘わせていただいたのですが、のどかおねえさんとは同期であり、DDTがおこなったプロレス教室の時からの仲間であり、ライバルになっていくと思います。この間は私の関節技で勝ったのですが、次はたぶんそれなりに作戦を練ってくると思うので簡単には勝てないと思います。ですが、私はプロレスラーになるために柔道を15年以上続けてきたので、勝たないわけがないと思います。デビュー戦も勝って後楽園ホールで白星スタートを切りたいと思います。
      のどか 優宇ちゃんのことは練習生より以前、プロレス教室の時から知っているし、誰よりもよく知っているので弱点とかも見えていると思います。今、作戦を練りに練っているのでデビュー戦では必ず勝ちたいと思います。優宇ちゃんは柔道15年ということですが負けません!

      ――優宇選手の柔道での実績は?
      優宇 都道府県の大会で優勝、インターハイ出場と国体にも出場しています。
      ――プロレスでは柔道を生かした技を出す?
      優宇 もともと柔道をやりたくて始めたわけではなくて、プロレスラーになるための基礎を作るために柔道を始めたら、そこまでの成績がついてきたというだけなので。15年で培ってきた関節技、絞め技、投げ技はすべて生かしていきたいと思います。
      ――おねえさんは優宇選手にどの部分で勝っていると思う?
      のどか 柔道を15年ということは柔道しかやってきていなかったと思うので、柔道の世界では見たことないようなことを仕掛けていきたいですね。
      ――例えばそれはどういう世界ですか?
      のどか 畳じゃない世界ですね。
      ――“おねえさん”はなぜ平仮名になったのですか?
      のどか 先日の春日部大会の時はいきなり誤字で申し訳ございません。甲田さんに代わって謝罪します。おねえさんは平仮名じゃないとちびっこが読めないので。
      ――当日はたくさんのちびっこに来てほしいですか?
      のどか ちびっこにも来てほしいですし、誰かと被りますけど大きなちびっこにもたくさん来てほしいです。そしていっぱいのちびっこ達と一緒に体操をしたいと思います。
      ――コスチュームのポイントは?
      優宇 モチーフは柔道着です。寝技が得意なのでグラップリングしやすいようにパンツスタイルと動きやすいようにしました。
      のどか ちびっこ受けのいい明るい黄色を使いました。ワンピースやこのタイプの帽子は正統派おねえさんです。


      ▼えーりん&滝川あずさvs辰巳リカ&小橋マリカ
      ※小橋はデビュー戦。

      辰巳 私は2014年の1月28日にデビューしてもうすぐ約2年になるのですが、誰かのデビュー戦に絡むというのは初めてで、とても嬉しく思っています。タッグパートナーの小橋マリカちゃんは14歳で中学2年生、そして2001年生まれ。プロレスラーとして未知数でとっても楽しみなんですが、デビュー戦で私と組むということで先輩レスラーとして、王道アイドルレスラーの道を清く正しく教えてあげたいと思います。頑張ろうね。
      小橋 プロレスを始めるきっかけが大日本プロレスのアブドーラ・小林選手とフランク篤選手に憧れたということで、アブドーラ・小林選手の“小”とフランク篤選手の本名・大橋の“橋”をいただき、小橋マリカとさせていただきました。今回デビュー戦とうことで対戦相手があずささんとえーりんさん。このお二方はえりあずというアイドルグループを組んでいたぐらい、すごく相性がよくて強敵。でも私には辰巳リカさんがいるので頑張れます。リカさんの可愛さと私の若さで1・4後楽園ホール大会を勝ちたいと思います。
      あずさ マリカ選手はデビュー戦ということなのですが、今の話し方だったり、発音だったりを聞いていますと、やはりアナウンス能力で言えば私がナンバーワン。負ける気はしませんし、かつえーりんさんとの伝説のアイドル、“えりあず”でのタッグなので可愛らしい2人にも負けてないなと。デビュー戦と言うことですが負けませんので。
      えーりん 私は今ちょっと怒っています。小橋マリカ、後楽園ホールでデビュー戦?
      小橋 はい。
      えーりん かぶってます。私も後楽園ホールでデビュー戦でした~。巻き髪ツインテール、同じ髪型だよね。かぶってます~。そして可愛いキャラ、私とかぶってます。でも、ごめんなさい。私のほうが勝ってます。若い芽は早めに潰します。

      ――コスチュームについて。
      辰巳 イメージカラーが白なので白を基調とした感じなのと、つながった水着タイプのコスチュームが好きなので、つながったタイプにして、あと私は“ホワイトドラゴン”と言っていて、コスチュームの背中の部分に羽根が生えているんですけど、これでちょっと飛んでいけたらなと、飛躍していけたらなという願いを込めて付けました。
      小橋 “小橋”という苗字になった時に大社長のほうから「オレンジ色にしろ」と言われました。私の好きなアイドルグループのREADY TO KISSさんの衣装と似たような感じにして、オレンジを基調にコスチュームを作りました。

      ――小橋選手はどういう選手ですか?
      辰巳 年齢が14歳ということで皆さんの期待値も高いと思うんですけど、練習も毎日一生懸命頑張っていて。リング上では普段とのギャップも楽しませてもらえるんじゃないかと期待してもらっていいと思います。
      ――小橋選手は過去にどのようなスポーツをやっていましたか?
      小橋 小学校1、2年生の時に新体操、3年生の時に体操、そこから4、5、6(年生)と公園で毎日サッカーをやってました。
      ――大日本プロレスの商店街プロレスを見てプロレスラーを志したようだが、そこから影響された技を考えている?
      小橋 考えはありますが、それはイッテンヨンまで秘密です。
      ――小橋選手から若さと可愛さでは負けないと言われたが。
      あずさ 若さが強いことにはつながらないし、可愛さではえーりんさんがTwitterであげている自撮りとか、たまに可愛い時がありますし、私は可愛いキャラでは売ってないですけど、年相応というか大人の美しさを見せていこうと思うので、負けてないですよね。
      えーりん 若さと可愛さでは負けないって言ってたけど、内面的な部分では私もすごく若いし、可愛さでは勝っていると思うので、そこは負けてないんじゃないかと。あとフレッシュさも負けてないです。

      ――肝心のプロレスの面は…。
      あずさ 私はアナウンサーになるためにプロレスを始めたので、プロレスが好きという大前提はみんな同じだと思うんですけど、私はさらにその上をいっているし、経験値でも私が勝っていると思うので、プロレスという面でもえーりんさんから指導していただければ負けないですよね?
      えーりん この4人の中では一番プロレスラーっぽいと思うんですよ。体つきもプロレスラーっぽいと思うし、お尻の技を使っている子とか、まだ何するかよくわかんないけど、アイドルぶっている子とかに比べたらドロップキックとか餃子の技とかやるし、一番プロレスラーっぽいと思うので、あずさと一緒に勝ちたいと思います。
      辰巳 デビューは私が一番早いですし、マリちゃんも大日本プロレスを見ているし、プロレスを見ているのと経験では負けないと思います。
      小橋 イッテンヨンと私の年の14歳。同じ数字で不思議なパワーがあると思うんですよ。なので、辰巳リカさんの可愛さと私の若さで絶対勝てると思います。


      ▼清水愛vsKANNA

      KANNA 1・4後楽園ホール、対戦相手が清水愛さんということで、前回の春日部を経て新年にかつて美威獅鬼軍でともに闘った仲間と大きい場所でシングルで闘えるのはとてもありがたいことだと思っています。私は山下戦を経てもっともっと成長できたと思うので、負けることはないと思います。
      清水 今回、新年の東京女子プロレスとして初の後楽園ホール大会でKANNAさんとシングルを組んでいただいたことは、自分にとってすごく意味のあるもので嬉しいです。KANNAさんと自分はすごく気が合うと思っていて、キャラクターや物語、世界観など好むものが近くて、いつしか一緒に組むようになって(赤井)沙希様という存在のもとで一緒に闘わせていただいていました。でも、沙希様はもういないんです。パリへ戻られてしまわれて、もう会うことができない状態なんです。KANNAさんと一緒にいると沙希様との日々をどうしても思い出してしまいます。でも、いつまでも過去にすがっているのは良くないと思って、ここでKANNAさんと思い切りぶつかりあって、KANNAさん、そしてその後ろにいる沙希様の幻影を打ち倒すことで一歩先に進めるのではないかと思います。

      ――KANNA選手はこの闘いで美威獅鬼軍というものを意識するのか。
      KANNA 今は美威獅鬼軍ではないので、一人のKANNA、清水愛の闘いだと思っています。
      ――美威獅鬼軍から離れたKANNAの闘いぶりをどう見ている?
      清水 本当に強くなったと思いますし、美威獅鬼軍にいた時間を経て、そして沙希様から離れることで、また山下さんとのこともあって、すごく成長されたなと思いました。
      ――KANNA選手に勝つことで一歩先に進みたい気持ちが強い?
      清水 今まで単純に仲間としてずっとやってきたので闘う機会がなかったんですね。なので思い切りぶつかってみたいという気持ちもあります。
      ――相手の一番怖い部分は?
      清水 KANNAさんは吹っ切れた時が強いというか、爆発力のある女性だと思っているので、いくつもの爆発を経て今の垢ぬけたKANNAさんがいらっしゃるんですけど、今回も試合の前や試合の中でそういうきっかけを与えてしまったら、危ないかもしれないと思っています。
      KANNA 愛さんは技の数が多く、引き出しが多いので、そこが市場怖いところですかね。


      ▼3WAYマッチ
      のの子vsハイパーミサヲvsMIZUHO

      「お正月興行ができるということでワタクシ、嬉しい! だってハッピー・ハッピー・ハッピー乳イヤーですよね~! プルプル~。2016年、また私の年になりそーでーす。試合も順調にこなしていきますのでよろしくお願いしまーす。2016年は私を見に東京女子プロレスに来てください。一緒にハッピー乳イヤーしましょう」(のの子)

      「今回、1・4後楽園ホール初進出ということで今から私、ウズウズしてます。そこでのの子さんと闘えるというころで楽しみです。のの子さんは3WAY、シングルと闘ってメンズのセクシーコールでは勝ってる。今回は素敵なメンズのセクシーコールだけでなく、試合でも勝ちたいと思います」(MIZUHO)と独自路線をひた走るコメントを出す2人にハイパミは「国際蛇界対策委員会」を一方的に起ち上げて本部長を名乗るや「現在、東京女子プロレスは蛇界の脅威にさらされています。前回の春日部大会ではミウラアカネさんが、私の目の前で連れ去られてしまいました。これは深刻な事態です。一刻の猶予もありません。これから私が胸を貸して、蛇界の甘い誘惑になびきそうな選手の腐った根性を叩き直してやります!」と危機感を募らせる。さらにのの子とMIZUHOに対して「甘い誘惑に負けそうな2人です!」と決めつけるや『流□の□人』と書かれたボードを渡し、□の空欄に文字を入れさせる。「流乳の仙人」(のの子)、「流出の愛人」(MUZUHO)という独特な回答を踏まえ、ハイパミは「正解は流山の老人です! 完全に危機感が足りませんね!」と激怒し「私、2人の最近のTwitterも見させてもらいましたけど、蛇界の蛇の字も書いてないじゃないですか! アカネさんが連れ去られた日だって、やれDJやら、ホームパーティーやら、チャラチャラしたことばっかやって。DJとホームパーティーをやるヤツにろくな人間はいねえ!」とまた一方的に決めつけると「恥ずかしげもなく胸とケツを強調したリングコスチュームで闘いの場に臨もうなんて普通の人間じゃ考えられない。もう蛇界の手に堕ちているんじゃないですか? 2人の根性を叩き直したいと思います!」と宣言したのだった。なお、MIZUHOは新コスチュームについて「前回のコスチュームが全然お尻が出てないと大社長から指摘を受けたので、今回はもろ出してみました」とコメントしていた。

      ▼坂崎ユカvsキャンディス・レラエ

      坂崎 こんにちわー! 緊急事態です! 緊急じたーい! 未知なる遭遇です! 開国してくださーい! ありがとうございました。
      ――対戦相手について。
      坂崎 未知なる遭遇です! 開国してくださーい! ありがとうございました。
      ――キャンディス選手について映像を見ているとは思うが、どういう印象を受けた?
      坂崎 キ●タマ握ってスープレックスしてたんですよ。でも私、キ●タマを持ち合わせてなくてよかったって。
      ――キ●タマ握ってスープレックスされることは警戒していた?
      坂崎 そうですね。大変じゃないですか。助かりました。
      ――相手よりどこが勝っている?
      坂崎 未知vs未知の対決なんで、宇宙人vs魔法少女の闘いなんで、これは宇宙戦争ですね。なのでよくわかりません! 1・4後楽園は大乱闘で大変なことになります!
      ――開国はだいぶ前にしていますが。
      坂崎 よくわかりません。開国はペリーですか? 知ってますか、開国。
      ――新コスチュームについて。
      坂崎 魔法少女、グレードアーップ!
      ――キャンディス選手にメッセージを。
      坂崎 キン●マ持ち合わせてないぞー!

      ▼赤宮サキvsミウラアカネwithポイズン澤田JULIE
      ※赤宮は所用で、ミウラは蛇界によって改造中で欠席。

      ▼メインイベント~初代東京女子プロレス王座決定戦
      中島翔子vs山下実優

      中島 自分が初めて東京女子に入った時に山下は4つ下で、その時練習生は3人いて、4人目として入ったんですけど、10代の子が一生懸命頑張っているところに20歳の自分が入った時に、自分はプロレスに挑戦するという名の今うまくいってないことからの逃げだったので、やっぱりみんなと違うんだなと思っていた時期があったんですね。その数ヵ月後に4人でデビューすることになって、そこから仲間が増えるまではずっと4人だったんですよ。それが今、新しく3人がデビューすることになって、後楽園ホールができるまで大きくなったんですよ、私が逃げ込んだところは。この数年間でこの場所は自分の中で一番大切な場所になったんですね。その団体の初めてのベルト、勝ったほうのものになるんですけど、たぶんみんなのベルトだと思うんですよ。自分の中ではそういう大きいことなんですよ。それに挑むという気持ちですね。今すごくドキドキしてて楽しみだけど、私と山下だけのことじゃなくて、みんなのことなんですよ。出会った時から山下というのは強くて本当に怖くて、自分の中ではずっと怖くて強い山下実優なんですよ。本当のこというとちょっぴりビビッているんですけど、たぶん1月4日の後楽園ホールのメインは山下よりも私のほうが怖いです。凄くワクワクしてるんです。勝てるなって思うんです。頑張りたいと思います。
      山下 ビビッているのに勝てるんですかというのはありますね。私はもともと空手をやっていたので、格闘技に関しては中島と比べるとやってきた部分はあると思うし、そこを信じてやってきている部分がありますけど、プロレスに関しては同じ時間、同じ分だけやってきたと思うので、ちょっと今の中島のコメントを聞いてガッカリしたじゃないけど、1・4後楽園のメインでそのままの気持ちで上がってくるなよと思いました。強気で来てほしいし、こっちだって負ける気はないし、中島も負けるつもりはないだろうけど、ビビッている時点でどうなのかなと。今の率直な気持ちです。

      ――今の山下選手の発言を聞いて。
      中島 いやあ怖いなって思いますけどね(笑)。正直なところ、ビビッてますけど、正直なことを言うと勝てるなって思ってますよ。
      ――その根拠は?
      中島 私、9月22日、赤井沙希とシングルマッチをやってから、リングに立った景色が違って見えるんですよ。今までキラキラしていたんですけど、もっともっとキラキラしてて、今プロレスをやっているのが幸せで今までよりもっともっと楽しんですよ。このビビりはたぶんマイナスのものじゃなくて、自分の中の語意で一番近いものを選んだらビビってるってなるんですけど、私はそれから逃げたいと思ってないので。たぶんいいビビりだと思っています。まあ山下はやっぱり怖いですね。
      ――山下よりも怖くなるというのは?
      中島 それは見ていただければわかると思います。自分の中でパワーが止まらないのがわかるので。どう変わっていくんだろう。日々変わる努力を…まあなんでもないです。お楽しみに。
      ――改めて中島選手はどういう選手?
      山下 個人的に去年のプリンセスカップの準決勝で負けているので。今回のイッテンヨンで初めてのベルトが懸かっているというので、ベルトに対しての気持ちも負けないし、去年の負けた分もしっかり返していかなきゃいけないと思うし。後ろを向いていたわけじゃないけど、一回泥を付けられた分、そいつに返すまでは何度でも立ち上がるし、ずっと狙い続けてきたので、イッテンヨン、その時が来たので楽しみにしていただけたらなと思います。
      中島 泥じゃなくて、土じゃないですか?(笑)
      山下 どうでもいいんです、そういうことは。私にとっては泥なんです。

      ――コスチュームについて。
      山下 まだできてないで改良に改良を重ねて、イッテンヨンで完成する予定なので、そのつもりで。今までスカートだったんですけど、私らしくパンツにしてみました。1mm単位で変わると思います。

      なお、初めて創設されるベルトに関して甲田哲也代表は「12月23日DDT、29日リンドリ、31日年越し、1月3日DDTとタイミングがたくさんあるので、ベルトが届き次第、披露できたり、調印式ができれば」とコメント。名称については「ミーティングして決めたい」とした。

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