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【記者会見】イッテンヨンのプリプリ戦に向けて「彼女に勝ちたい気持ちは強い」(中島)「闘ったら手強い相手」(優宇)/DDTプロレス

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    • 25日、東京・竹芝のプロレス道場にて東京女子プロレスが1・4後楽園大会に関する記者会見をおこなった。まずはTOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合の調印式へ。王者・優宇と挑戦者・中島翔子が出席して調印書にサインを入れた後、それぞれが意気込みを述べた。

      中島 私は年始の初代を決める(プリプリの)タイトルマッチで山下(実優)と闘って、そこで負けて悔しい思いをしたんですけど、そこから自分のベルトに対する気持ちは変わらなくて、1年間ずーっとそのチャンスを探り続けてきたんですけど、そのチャンスすら得ることができず、夏のトーナメントもそこが一番のチャンスだと思ったんですけど、その大事な時でも負けてしまって。前回の3WAYでようやくベルトに挑戦できることになりました。東京女子でも最強だと思っている(ミウラ)アカネちゃんと山下に勝てたことは自信になっているし、胸を張ってチャンピオンに挑戦したいと思っています。それに優宇というプロレスラーは東京女子で今までにないぐらい強い存在だと思っています。その優宇という選手に勝ちたいという気持ちはとても強いので、チャンピオンに勝つ、そして優宇というプロレスラーに勝つという2つの目標を来年のイッテンヨンで達成できるように頑張りたいと思います。
      優宇 今まで勝ってきた試合は、一試合一試合集中してきた結果だと思うので、この試合も今までと同じように集中して、必ずこのベルトを守りたいと思います。

      ――改めて対戦相手の印象は。
      優宇 中島選手の印象というか、プライベートでも一緒に筋トレをしたりする頼れる先輩だと思います。プロレスの試合は組んだら心強いけど、闘ったたら手強い相手だと思いまし。
      中島 普段は割と仲良くしてもらってます。この子が練習生で来た時から誕生日が同じという共通点があって、いろんな話もしたし、結構後輩の中ではこんな小さい私でも慕ってくれる存在もであったんですよ。でも、デビューをしてから勝ちを重ねていって、かわいい後輩からライバルじゃないですけど、見ていて自分の中で闘争心を掻き立てられる存在になっていって。親友と思っている面もあれば、一番強いのは彼女のライバルでありたいと思っているので。

      ――中島選手は夏のプリンセスカップの決勝で優宇選手に負けているが、勝つための対策などは考えているか。
      中島 対策と言えるかはわからないですけど、そこで負けたということは自分の努力が足りなかったということだと思っているので。自分で周りの人に努力していると言えるぐらいの努力はしていると思います。練習するしかないと思っているので、やれる練習をやるだけです。
      ――勝つために個別の特訓、例えば山籠もりとかはやる?
      中島 山籠もり、いいですね。この間、信州プロレスさんに参戦させていただいたんですけど、その時に実家に帰って、寒い地域で育った人間なので、地元に帰って、地元の越冬魂じゃないですけど、冬に辛い、しんどい雪と闘っているお母さんやお婆ちゃんの強さを感じたので。一回冬に家に帰るのもいいかもしれませんね。
      ――優宇選手は防衛後のプランは?
      優宇 山下選手からベルトを取って、追いかける身から追われる身になって気付いた部分はいろいろあって。東京女子のこのベルトを持っている以上は東京女子の選手がこのベルトを巻きたいと思えるような、そういうベルトの守り方をしていきたいし、いろんな人に東京女子を見てもらいたいと思っているので、このベルトを武器にして一人でも多くの方に東京女子を知ってもらえるように、東京女子がもっと大きくなれるようにと思っています。

      続いてのどかおねえさんvsチェリーのシングルマッチがアナウンスされ、両者が出席してコメントを出した。

      おねえさん みんな、こんにちは。のどかおねえさんです。今日は記者会見ということでまずは対戦要求を受けていただいたチェリーさん、ありがとうございます。私は約1年半ちょっと前にDDTのプロレス教室でリングに触れることを知りました。そこからすぐに本格的に初めて(東京女子プロレスの)練習生になったんですけど、同期でプロレス教室の時から一緒だった優宇ちゃんは1月4日、ベルトを懸けてタイトルマッチをします。今回、後楽園ホールに出場することはできませんが、同じく同期の小橋マリカ。今は受験勉強という今、自分ができることを頑張っています。そんな中、私がずっと負けが続いていて、この場で足踏みをしている状態です。そんな自分が許せないし、もっともっと強くなった未来を想像できるようになりたい。そういうことでプロレス教室の時から背中を押してくれたチェリーさんに、以前は素人でしたけど今はプロレスラーになったので、リング上で私の話を聞いてもらいたいと思い、今回(対戦を)お願いしました。
      チェリー わんばんこ! DDTプロレスのチェリーです。1月4日、東京女子プロレスさんに初参戦させていただきます! のどかおねえさんのご指名ということで光栄に思っております。のどかおねえさんとは、この竹芝の道場で1年半ぐらい前から、プロレス教室で一緒に練習していて。それで東京女子プロレスの練習生になると聞いてから私と一緒にコーチをやっている大石(真翔)さんやプロレス教室の生徒さんたちが優宇ちゃん、のどかおねえさんのことをすごく気にかけていました。そんなのどかおねえさんと試合ができるということですごく楽しみです。ただ一つ、のどかおねえさんに残念なお知らせがありまして、1月4日、のどかおねえさんの前にやさしくて仏のおチェリー先生は現れません! その代わり、プロレスラー同士として鬼のおチェリー先輩がのどかおねえさんの前に立ちふさがりたいと思います。なので、覚悟して臨んでください。

      ――チェリー選手はプロレス教室ではどういう先生で、どういうことを教わった?
      おねえさん プロレス教室のチェリー先生はとてもやさしく美容と健康についてたくさん学びました。
      ――プロになる相談をした時に何か言われた?
      おねえさん チェリーさんからは「できると思うんだよね」ということで。
      ――それが背中を押してくれた?
      おねえさん はい。
      ――プロレス教室時代ののどかおねえさん選手の印象は?
      チェリー できないことがあると「もう一回やらせてください」と何回もチャレンジする子だったので、すごい根性ある子だなと思って。大石さんと「あの子いいよね」といつも話をしていましたし、甲田(哲也)さんにもいい子がいるみたいな話をしていました。
      ――今ののどかおねえさんの試合は?
      チェリー すごく頑張っていると思うし、それはすごく伝わるんですけど、リングに上がる以上は頑張るのは最低限で当たり前。1月4日は頑張る以上の何かを見せてほしいし、期待しています。ひと泡吹かすぐらいの気持ちで臨んで欲しい。
      ――おねえさん選手はプロレス教室で鬼のチェリーを見たことは?
      おねえさん プロレス教室でのチェリーさんは仏一色でした。仏でした。
      チェリー もっと言ってやんな。
      おねえさん 飴と鞭の飴でした。飴側です。

      ――鬼と闘うことになったんですけど、鬼退治…桃太郎ですか?
      おねえさん はい。岡山出身なので桃太郎でいきたいと思います。
      ――チェリー選手はピンポンパン体操は?
      チェリー いいですよね、あれ。
      ――世代ですか?
      チェリー まだ18ちゃいなのでわかんないです。

      最後にミル・クラウンvsキャンディス・レラエのシングルマッチも発表され、会見ではクラウンの意気込みを魔法熊のクラウンが代弁した。

      クマウン 地球に来て2ヵ月、ミルキーもちょっとは慣れてきたようだ。でもユカッチはまだ修行中だ。だからミルキーがユカッチにお手本を見せてやりたいのだ。だからイッテンヨンで黒船キャンディス・レライにミルキーは勝つのだ。そうしたらユカッチはもっともっと強くなるはずなのだ。
      ――クラウン選手は坂崎vsキャンディス戦を見た?
      クマウン 見たぞ。鏡の中から見たぞ。
      ――キャンディス選手の印象は?
      クマウン ユカッチと同じぐらいの身長だったな。つまりミルキーとも同じぐらいの身長で、体格も同じぐらいだ。
      ――なぜあの時、坂崎選手は負けたと思いますか?
      クマウン ユカッチにはキン●マがなかったからだ?
      ――もう一度お願いします。
      クマウン ユカッチにはキン●マがなかったかだ?
      ――坂崎選手にキン●マがなかったから負けた?
      クマウン ……テツヤ! なんか言ってるぞ!
      甲田 すいません、ちょっと難しい質問は慣れてないので…。
      ――どうやって倒すつもりですか?
      クマウン ミルキーももちろんキン●マを持ち合わせていない。だから持つところがないのだ。つまり? どうするんだ?
      ――どうするんですか?
      クマウン テツヤ!
      甲田 すいません、このへんで質問を打ち切らせてもらいます…。


      なお、同大会のスーパーシートは完売となっている。

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