前説
練習生コナツが6・1中日ホールでデビュー!/6・28インイタで『TJPW INSPIRATION』、長谷川&鳥喰vs高瀬&本間が決定!
難波小百合リングアナの前説では以下の発表があった。
○練習生コナツ(仮)のデビューが6・1中日ホールで決定。静岡県浜松市出身なので会場は地元の近くとのこと。「6月1日名古屋の中日ホールでデビューします。一生に一度のデビュー戦、一生懸命頑張るので応援してくださるとうれしいです」(コナツ)。
○スピンオフ興行『TJPW INSPIRATION』を6・28TOKYOSQUARE in Itabashiで開催。一部カードとして長谷川美子&鳥喰かやvs高瀬みゆき&本間多恵が決定。
その後おこなわれたアプガプロレスのミニLIVEは『Stand up! 恋の証明』が披露された。
第1試合 20分1本勝負
第2試合 20分1本勝負
第3試合 20分1本勝負
第4試合 20分1本勝負
この日から東南アジア3選手が来日。先発はダイアナと有栖。グラウンドの応酬からダイアナが握手を求めるも握り返した有栖にガットショット。アームホイップで投げ飛ばすと同じく有栖もアームホイップでやり返す。続いてマッチャとぽむが対峙。ぽむの大声をマッチャが口を塞いで阻止し「オネガイシマス!」と言い返すがむせる。そこをぽむが丸め込むもカウント2。その後はぽむが大声を出して全員に迷惑をかけるという場が荒れた展開となったが、いつの間にか東南アジア軍がぽむを捕まえていた。マッチャのボディープレスはカウント2。ダイアナが低空ドロップキックで続く。アレクシスが噛みつき攻撃。ぽむはスネ蹴りからドロップキックで難を逃れると瑞希が出てきて一気呵成の攻め。ダイビング・クロスボディーはカウント2。アレクシスは瑞希のエルボーに噛みつきで対抗するが、なんと瑞希も噛みついていく。アレクシスもなんとかココナッツクラッシュでかわしてマッチャがヘアーホイップ。コーナースプラッシュからブレーンバスターで投げるもカウント2。バックフリップからカバーするも瑞希がカウント2で抜け出してカサドーラ・フットスタンプ。替わった有栖がドロップキックで続く。キャメルクラッチはマッチャが抜け出し、DDT。ダイアナが出てきてエルボー連打。有栖も水車落としでやり返し、ぽむとタッチ。ぽむがドロップキックで続く。ぽむがアームホイップからドロップキック。ミサイルキックからカバーもカウント2。10分経過、ぽむ・ど・じゃすてぃすはダイアナがかわすとファルコンアロー。変形の肩固めで捕獲したが有栖がカット。マッチャが瑞希をサイトー・スープレックス、アレクシスが有栖を投げ捨てジャーマンで排除すると、最後はダイアナが変形ネックブリーカー(DN)で勝利した。
第5試合 20分1本勝負
らくは掛布団を羽織って登場。ミサヲがさっそくマイクを取ると「チャンピオンズ、登場だー! 私たち2日後に防衛戦を控えているということで、ちょっと最近気づいたんですね。一番体力が回復・温存されるのは睡眠だなって。だから今日はまなせさんが久しぶりに来ているし、体力大事なんで、睡眠でチャージします。ゴング、お願いします!」。ゴングが鳴るなり、中島、ミサヲ、らくは掛布団をかけて睡眠。フォールを狙ったまなせたちだが、中島たちは起き上がって掛布団をかけて目隠し。さらに掛布団でまなせと真弥を簀巻きにしてしまう。身動きの取れないまなせと真弥。孤立しかけた猫が押さえ込まれるも、まなせと真弥は倒れてカットする。まなせは簀巻きの状態で中島とミサヲにカウンターのラリアット。同士討ちにも成功すると掛布団から脱出になんとか成功。場内から拍手が起こる。掛布団という柔らかいもので中島とミサヲに殴りかかるまなせだが、らくへの一撃はらくが奪い取って目隠しした上にぽっぽーチョップで排除。猫にチャンピオンズがおやすみエクスプレス発動。このカバーは猫がクリア。捕まった猫はらくへのカウンターのバックエルボーをらくに決めてピンチを脱出。真弥がらくにドロップキック。さらに「今さらでずがリング内に布団を持ち込ませてしまって大変申し訳ございませんでした!」と謝罪式ダブルニードロップ。らくは逆エビ固めを蹴り足で阻止すると「今日布団で寝てきたでしょう!」とフェースバスターを決めて中島とタッチ。中島が真弥にライダーキックから羽根折り固め。真弥がかわして河底撈魚。タッチを受けたまなせが大暴れ。中島の619もブロックしてブレーンバスターでぶん投げる。中島はまなせのラリアット狙いをかわして香港スピンエルボー。ここでミサヲvs猫の戦況へ。猫がネッコブリーカーから顔面引っ掻き、そしてカバーもカウント2。座りこむミサヲへのコブラツイストはミサヲが潰してかわすと串刺しニー。チキンウイング・フェースロックで勝負に出るミサヲ。ロープに逃げられるとアイアムアヒーローは猫が回避してネコナッツクラッシュ。しかしネコードブレイカー狙いをミサヲがゴッサムクラッシュで切り返す。猫もセカンドロープに固定されたがニーアタックはかわして背中を引っ掻き、真弥のニーアタックのアシストからネッコブリーカードロップ。まなせが猫をパワーボムをアシストする形でラリアットと合体させた「猫ちゃんボンバー」を炸裂させるも、猫のカバーは中島とらくがカット。まなせが中島とらくを両腕ラリアットで排除。真弥がらくを捕獲もまなせのラリアットはかわされて真弥に誤爆。らくがまなせにかがやきを決めると場外の真弥とまなせに中島がトペ・スイシーダ。リング内ではミサヲが猫にハイパミ・リターンズを決めて勝利した。
“チャンピオンズ”の前に“チャレンジャーズ”が現れ、ベルト獲りをアピール! ダイアナはらくのおやすみを拒絶!
試合後、ミサヲが「よっしゃー勝ったぞー! この調子で5月5日絶対3人とも防衛してやるますよ!」とマイクで話していると、この試合を客席奥で見ていたマッチャ、アレクシス、ダイアナがリングイン。「怖いけど私たちがチャンピオンだからな!」とマッチャとアレクシスにベルトを見せつける中島とミサヲだったが、アレクシスはミサヲに噛みつき、マッチャは中島にエルボーを叩きこむ戦闘モード。しかしらくはダイアナに握手を求め、おやすみポーズを取ろうとするもダイアナが拒絶。大阪に向けてベルト奪取をアピールするマッチャとアレクシスに「アイ・アム・ビッグカイジュー!」(中島)「アイアム・ア・ヒーロー!」(ミサヲ)と叫ぶ享楽共鳴をヨソにらくは再びダイアナに近づいておやすみポーズを取ろうとするも、ダイアナは拒絶してリングを後に。ミサヲは最後に「圧勝でしたね。私たち5月5日に向けて準備万端というところを見せつけたと思うので、皆さん、5月5日、応援のほどよろしくお願いします!」とマイク。
【試合後のコメント】
ダイアナ アジアでも日本はプロレスの第一人者的なところがあって、そこでやっとノア・フェニックス・ダイアナ、東京女子でデビューすることができました。
アレクシス 私は今回初めてじゃないんだけれど、この2人と今日初めて組むことができて、世界で初めてヒジャブを付けてレスリングをするレスラーと組むことができて、なかなかいいタッグチームだったのではないかと思う。彼女は(日本)デビュー戦で勝利を飾れておめでとうを言いたい。
マッチャ 今日勝ったのでその勢いままに大阪でも勝って、それぞれが東南アジアにベルトを持ち帰れるようにしたいと思います。
中島 いよいよ大阪の2回目の防衛戦を控えているわけなんですけど、相手はタイとシンガポール。私は今すごい貪欲なんです。いろんな国のプロレススタイルを見にいきたいという野望があるので、2人に勝ったらその国にいける足掛かりになるのではと思ってます。
ミサヲ いってみたい!
中島 なので絶対に勝ちますし、勝った暁には連れていけよという気持ちを押し付けます。
ミサヲ 押し付けます。
中島 “ザ・ビッグ・カイジュー”というところを見せてやりますよ。
ミサヲ 私も今日試合後、気持ちよく勝ったあとにマッチャとアレクシスが来て、噛まれたし、なんかボコボコにされたし。気合い十分なのはいいんですけど、絶対に勝つぞという気持ちに火をつけてくれたなと思うので、私も“アイアム・ア・ヒーロー”というところを見せて、勝ちたいと思います。そしてアジアを全部制圧しよう。
中島 世界征服を目指してます!
らく マレーシアの睡眠時間は日本よりもちょっと長いらしいんですよ。日本人よりも睡眠を大切にしていると思うので。あと日本に来てドキドキして寝れてないと思うので、いっぱいいい夢を一緒に見たいと思います。グッドナイト・エクスプレース。
セミファイナル 30分1本勝負
VPW認定女子選手権試合
7分15秒
ジャパニーズオーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド
※上福が4度目の防衛に失敗、ビバ・バンが第2代王者となる。
「久々」と上福から握手を求め、ハグして2人でグルグル。そのままビバがロープに振るも、上福が切り返す。ここで開始のゴング。蹴りを回避したビバがポーズを取ると、上福がコーナーに追い込んで踏んづけ、さらにビッグブーツ。ロープ間での攻防からビバがニールキック。「痛すぎんだよ!」とキレる上福をうまくとらえて固めていくビバ、キャメルクラッチの体勢から髪の毛を引っ張ると、上福も同じように髪を引っ張って投げる。すぐにビバがドロップキック、さらに肩車されるも上福が前方に回転しての丸め込みで逃れる。すぐにビバが顔面蹴り、上福は下から蹴りを放ってビッグブーツ。卍固めはビバがロープへ。上福がエプロンからトップロープ越えのビッグブーツを放ち、ドロップキックを放つもビバがすぐに起き上がる。上福はチョップ連打、しかし起き上がるビバ。エルボーを打ち合い、ビバがローリングチョップからカバー。コーナーに振られるも串刺し攻撃を回避して下から蹴り、投げると上福がすぐに起き上がって「なめんじゃねえぞ!」。それでもビバが打撃のコンビネーションから変形コードブレイカー。5分経過。トップコーナーに上がるも、上福が下から蹴り。雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、走りこんで逆フェイマサー、カウント2。その場でのフェイマサーはビバが抵抗、ロープに走ってニールキック。あらためてトップコーナーからミサイルキックを放つが、追撃を狙って近づくと上福が下からヘッドシザース・ホイップ。直後のフェイマサーはビバがキャッチし、そのままジャパニーズオーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールドで叩きつけて3カウントを奪った。
【試合後のコメント】
ビバ 私は人生でずっと闘ってきて、今回東京女子という新たなラウンドを迎えました。私のことを知らないという人がもしいるのであれば、これから私のことを知ることになります。誰かの二番手になるためにここにたどり着いたわけではない。私はここに来るまでたくさんの苦労を重ねて正当な権利を持って、ここにやってきました。私はクイーン・オブ・アジアを倒してVPWのベルトを獲った。これはベトナムのためにやった。私がベトナム人で初めて日本でチャンピオンになった。歴史とか運命でここにたどり着いたわけではない。私が目の前にあるドアを蹴破って、今ここに立っているので、気に入らないなら文句は私に直接言いに来い。私のことを悪者だという人間もいれば救世主だと呼ぶ人もいるかもしれない。あるいは単純に私のことを "THE HELLBENT VIXEN”ビバ・バンというふうに呼んでもらっても構わない。ただその名前をしっかり覚えておけ。
上福 ビバ・バンにやられました。ベトナムのベルトを落とすことになったんですけど、ベトナムがあんまりまだ盛り上がってない感じで、私は初代女子のベルトを巻きまして。どうなっていくかなと思っていたんですけど、ビバ・バンというSNSで見る限り、一生懸命いろんなことをやっているアジアガールが狙いに来てくれることが華だなと思いまして。もちろん悔しいなというのはあるにはあるんですけど、(ベルトの)いった先がビバ・バンというのでスッキリしているし、ベトナムがもうちょっと盛り上がってほしいなと日本から応援しています。頑張ってください、ベトナム。さようなら。
――もう一本ベルトは保持してます。
上福 シンガポールのベルトは持っているんですけど、最初、自分がアジアのほうに行きたいと言ったときにけっこう「なんでそんなほうにいくの? もっとあるじゃん」って言われたんですけど、私はゼロをイチにしたいタイプの人間でして。ひねくれものなんですよ、私。開拓していく楽しさをしって、気づいたら今日ゲスト(選手)として知っている女がいっぱい来て。東京女子もアジアの子たちばっか呼んで、アジアを盛り上げているんだなと、自分がそんなきっかけになれたのならいいなと思いますけど。私は自分の中で一番アジアで美しいと心にあの…念仏? …ちょっと頭打っちゃったので帰ります。ごめんなさい。
メインイベント 30分1本勝負
インターナショナル・プリンセス選手権試合
※第13代王者が4度目の防衛に成功。
握手から試合開始。ロックアップからバックを取り合い、HIMAWARIが一気に丸め込み。さらに逆さ押さえ込みでカウントを迫るが、鈴芽が体勢を入れ替える。腕を取られたHIMAWARIが投げを放つと、すぐに鈴芽がヘッドシザースで投げて絞っていく。ヘッドロックで切り返したHIMAWARIがロープワークから鈴芽を何度も走らせようとするが、すぐに止まった鈴芽が蹴りつける。丸め込みからロープに走ってなおもカウントを迫る鈴芽、HIMAWARIは王者をぶん回してからツインテールで一撃。コーナーに追い込んでなおも髪で殴りつけてカバー、カウント2。足攻めは鈴芽がヘッドロックで切り返してコーナーに投げつける。エルボー連打から串刺しドロップキック、首投げからカバー。低空ドロップキックからアームロック、回転したHIMAWARIに対して自身も回転してなおも絞め上げていく。HIMAWARIがロープへ。5分経過、コーナーに振られるのを抵抗するHIMAWARIがエルボー連打、鈴芽も同じようにエルボーを返してから蹴り連打。串刺し攻撃はHIMAWARIが回避、そのまま突っ込んでいくが鈴芽も回避し、ロープを使って締め上げていく。すぐにフェースクラッシャー、カウント2。渾身のエルボーを何発も叩きこんでいった鈴芽に対し、HIMAWARIはショルダータックル。さらに串刺しバックエルボーから再びショルダータックル、カウント2。続いてサイドからかち上げていくも、追撃は鈴芽がさせずに絡みついて十字固め。HIMAWARIがコーナーに鈴芽を叩きつけて脱出。それでも鈴芽がヘッドシザース・ホイップでHIMAWARIを場外に投げてプランチャ、これをHIMAWARIが回避してエプロンにお姫様落としで叩きつける。リングに戻ってカバー、カウント2。逆片エビ固めは鈴芽が必死にロープに逃げる。コスチュームの一部を外したHIMAWARIがお姫様落とし狙い。これは鈴芽が押しつぶし、すぐにフェースクラッシャー。10分経過。十字固めから丸め込み、返されると再び十字固めへ。HIMAWARIの足がなんとかロープに届く。ミカヅキ流星群からのカバーはHIMAWARIがひっくり返し、ヘトヘトになりながらもエルボー連打。鈴芽も打ち返し、HIMAWARIが吹っ飛ぶ。それでも声援で起き上がってラリーを展開、連打からショルダータックルを放つと、すぐに起き上がった鈴芽がドロップキック。コーナーを使ったフェースクラッシャーはHIMAWARIがさせず、何度もロープに走らせてから丸め込む。さらに背後から飛びついてフェースクラッシャー、これは鈴芽が回避して低空のリング・ア・ベル、カウント2。とどめの一撃はHIMAWARIが切り返し、ロープに突き飛ばしてからお姫様落とし。サン・フラワーテンペストは鈴芽が抵抗、ならばとフェースクラッシャーから再び同じ体勢。これを再びしのいだ鈴芽がコーナーをステップにフェースクラッシャー。最後は正調のリング・ア・ベルで叩きつけ、防衛に成功した。
エンディング
長谷川が挑戦表明!「思い出づくりなんかじゃなくて、鈴芽さんが持っているからそのベルトに挑戦したいと思ったので、必ずベルトを手に入れたい」
ベルトを受け取った鈴芽が座り込むHIMAWARIの元に駆け寄って抱擁、頭をぽんぽんと叩いてからしばし会話。HIMAWARIが同世代のセコンドに抱えられるも、最後は自分の足で退場。そして鈴芽がマイクを持つ。鈴芽「すっごい勢いだったけど、私がチャンピオンだー! HIMAWARIはずっと最初っから自分のスタイルを確立してて、私に持ってないものばっかりで、すげえやつで。そんなHIMAWARIが挑戦権勝ち取って、今日挑戦してくれて、ここで防衛できたことはまたひとつ私も自信になりました! これからもっともっと防衛重ねていきたいし、ガンガン防衛戦やっていきたいと思っています。そして、そうやって闘っていく先で、私もいままで道を切り開いてくれた先輩たちみたいに、世界に東京女子プロレスを知ってもらえる存在になっていけたらいいなって思ってます」ここで長谷川がリングイン。長谷川「鈴芽さん、私は引退会見の時に鈴芽さんのベルトに挑戦したいと言いました。でも、その時に様々な意見をいただいて、自分がホントに挑戦していいのかなって考えてました。でも、ずっと人に流されて生きてきて、プロレス人生ももう残り短くて、わがままに生きていきたいし、自分の意見を大切にしていきたいって思って、いまここに立たせていただいています。でも、やっぱりここにいる会場のみなさんの意見を大切にしたくて、私の挑戦を応援してくれる人がいれば…私の名前を呼んでください!(場内からの『よっぴー!』の声に)ありがとうございます! 怖かったー(笑)。鈴芽さん、あらためてそのベルトに挑戦させてください!」鈴芽「もちろん! 私は誰がなんと言おうがよぴさんと闘うつもりだったから! でも謙虚すぎるよぴさんがこうやってみんなの応援を受けて、自信を持ってその言葉を言ってくれたのが私は嬉しいです。長谷川美子に全力で勝ちにいきます。このベルト懸けて、闘いましょう」握手から両者ともに深く頭を下げ、長谷川はリングを下りる。鈴芽「この次の挑戦者も決まって、すごくワクワクでいっぱいです。みなさん、ゴールデンウイーク会いに来てくれてありがとう。東京女子のゴールデンウイーク、楽しんでいますか?(大声援に)よかったー。こうやって東京女子好きな人がいっぱい集まってくれて、でもきっとこれからもっともっと東京女子はたくさんの人に出会って、たくさんの人に好きになってもらえると思うんです。こうやって広がっていく世界を私はみんなと一緒に進んでいきたいので、これからも東京女子と一緒にずっといてください。ありがとうございました! センキュー!」
【試合後のコメント】
鈴芽 4回目の防衛に成功しました! アメリカで防衛戦を経験して自分の中ですごく自信になったんですよ。このベルトをもっともっと守っていきたいという気持ちが強くなったし、そんな裏側の日本でHIMAWARIが3試合勝ち抜いて挑戦権を勝ち取ってくれていたのを見て、早くぶつかりたいとワクワクしてて、今日こうやってぶつかることができて。後輩だけど自分にない持ってないものをたくさん持っているHIMAWARIを尊敬しているし、そんなHIMAWARIに勝てたからこそ、この一戦もすごく自信になりました。どんどん防衛したいと思っていたら、よぴさん(長谷川)が来てくれて、いつかわからないけど、次の防衛戦も決定しました。なんであんなに謙虚なんだろうというぐらい謙虚で、それがよぴさんの良さなんですけど、その背中をみんなが力いっぱい押してくれたからこそ、よぴさんも自信を持って挑戦してくれるのがすごく嬉しく思ってます。ワクワクしてます! 長谷川美子にも勝ちます!
――引退が決まっている相手と防衛戦をおこなうのは王者としてどういう気持ち?
鈴芽 引退への気持ちもすごく強い決意を持っているし。でもベルトへの気持ちもすごく強く強く伝わっているので、なんかそこは別というか。引退という決意をしたからこそ、より強い長谷川美子ではないかと思っています。
――長谷川がガンバレ☆プロレス所属の時から対戦している相手だからこそ思いが強い?
鈴芽 でも私はあの時は結構悔しくて。私は全力でぶち当たって勝っているのに、よぴさんは「すごい高い壁」みたいな扱いをしてくれたんですよ。その時は「なんで私はこんなに全力なのに!」って思っていたんですけど、東京女子で関わるようになって、それがよぴさんの素敵なところだと気づいて。今はすごく大・大・大好きなんですよ。そんなよぴさんが謙虚さを捨ててワガママになってくれたのが嬉しいです。
長谷川 私は7月8日に引退させていただくんですけど、その引退会見の時に鈴芽さんのベルトに挑戦したいと言ったときに結構厳しいお言葉をたくさんいただいて。思い出づくりじゃねえんだよとか、すごいいろいろいただいて、ずーっと自分の中で挑戦していいか迷いがあって。でもそんな中で鈴芽さんはどんどん進んでいって、タイトルマッチもどんどん決まっていって。やっぱり自分が発言しなきゃいけないんだと思って、今日リングに立たせていただいて挑戦表明させていだいて。お客様も会場にいる方の意見を大切にしたいと思ったので、会場のお客様に聞いて、名前を呼んでいただいたので、そのお客様の言葉を力にして全力で挑まなきゃなと思っています。なので私が思い出づくりなんかじゃなくて、鈴芽さんが持っているからそのベルトに挑戦したいと思ったので、必ずベルトを手に入れたいと思っています。よろしくお願いします。
――引退まであと2ヵ月ある中で、鈴芽選手からベルトを獲った場合、その先のことは考えている?
長谷川 まだ先のことは考えていなくて。目の前のことに必死な自分にいて、ベルトを獲った先に見えるものが出てくると思うので。私はまずベルトを獲った時の感情でいろんなことを決めていきたいと思っています。
HIMAWARI いやあ負けちゃいました。初めてのタイトル挑戦で、しかもシングルで。自分で勝ち取った挑戦権だったので、今まで以上に負けたということにすごい悔しい気持ちもありつつ、今回に関してはやり切れたなと思って。やり切れた上でかなわなかったから、「まあまあ自分なんてこんなもんだから」って自分にあまり期待してない部分があったけど、私ももっとやれるんだなと自分に対して思えて。今日の経験が気持ちの面でも一歩踏み出せたなと思って。やっぱ鈴芽さんが正面から向き合ってくださって。ガッチリしっかりボコボコに向き合ってくれたので、もっと食らいついて、もっと追いついて、もっとやっていけば、いつかは私もそっち側になれるんじゃないかって自分に希望を持たせてもらえるシングルのタイトル戦だったなって。だから今日挑戦を受けてくれた鈴芽さんに感謝の気持ちでいっぱいだし。なんかきっと見てくれたみんなもなんか期待できるなと思ってくれたら嬉しいなと思います。次こそは挑戦したらベルトを巻きたいし、巻けるようにもっともっと練習して、もっともっと上を目指そうと思います。だから応援しててください!