前説
藤沢市公式マスコットのふじキュン♡登場! 藤沢市の鈴木市長、岩本教育長が来場、売り上げの一部を藤沢市の給付型奨学金に寄付「藤沢の子供たちに役立ててください」(上福)
難波小百合リングアナの前説では上福と藤沢市公式マスコットのふじキュン♡、さらに藤沢市の鈴木恒夫市長と、岩本將宏教育長もリングイン。今大会は藤沢市の後援事業となり、チャリティー興行として、売り上げの一部を藤沢市の子供たちが大学進学するために使う給付型奨学金に寄付された。上福は「今年で4回目の湘南台興行になります。こんなにたくさん来ていただいてありがとうございます。藤沢の子供たちに役立ててください。お願いします」と目録を進呈。鈴木市長は「ただいま藤沢の教育応援基金、子供たちを応援する給付型奨学金に使う基金をいただきまして誠にありがとうございました。上福ゆき選手、地元のこの湘南台の出身ということで、多くのファンの方に駆けつけていただいて、4回目の興行ができるということで、大変うれしく思っております。藤沢はスポーツ都市宣言をしておりまして、いつでも誰でもどこでも、いつまでもスポーツに親しんでいただいて健康寿命日本一を目指していきたいと思っております。これも地元の上福ゆき選手ともども頑張っていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします」、岩本教育長は「人生初めてリングに上がらせていただいてちょっと興奮しております。湘南台のイベントでは毎年教育応援基金にご寄付をいただいております。心から感謝を申し上げたいと思います。また上福ゆき選手には地元・藤沢の子供たちに夢を与えていただいているなと感じているところでございます。このあとの試合も観戦させていただきますけども、ぜひ頑張っていただければと思います」と挨拶。記念撮影のあと、アプガプロレスのミニLIVEとなり、アプガプロレスが『Stand up! 恋の証明』を熱唱。「東京女子プロレス、スタート!」とオープニングコール。
第1試合 20分1本勝負
第2試合 20分1本勝負
第3試合 20分1本勝負
第4試合 20分1本勝負
第5試合 20分1本勝負
タッグマッチ
11分46秒
ダイビング・ダブルニーアタック→片エビ固め
セミファイナル 15分1本勝負
真弥が握手を求めるもアジャは拒否して開始のゴング。しかし真弥がアジャのコーナーに置かれた一斗缶を見て「一斗缶ですよね? 凶器ですよね? 私のこと殴ろうとしてますよね?」と指摘。アジャ「だったら何? あれは私の体の一部なの。何か問題でもありますか? オマエ相手にあれが出ると思ってんの? 謝れ!」真弥「今日は謝らない! 今日は謝らずにアジャコングに勝つ!」アジャ「ならやってみろよ!」真弥「…ご、ごめんなさい!」アジャ「もう謝ったよ」真弥がすかさずアジャに攻撃して、さらに伏せさせで謝罪ニーの体勢に持っていき「謝らないって言ったのにすぐに謝ってしまい…」と仕掛けるも、アジャはすぐさま跳ね返す。アジャがダブルチョップからエルボードロップも真弥がかわしてショルダーアタック連発。倒れないアジャが逆にショルダーアタックで倒す。アジャの串刺し攻撃をかわした真弥が串刺しバックエルボー連発から謝罪ニードロップに成功。ボディースラムを狙うが持ち上がらず、アジャが高速ブレーンバスター。5分経過、真弥を「雑魚」扱いしたアジャが串刺しラリアットから踏みつけ式フォールはカウント2。続くエルボードロップもカウント2で返される。ラリアットをかわした真弥がサミングからショルダーアタックで倒し、セカンドロープに引っかかったアジャにニーアタックからさらにダイビング式謝罪ニードロップ。カウント2で返されると再度狙うがかわされてしまうと、アジャの一斗缶でぶん殴られ、ラリアットの餌食に。これをカウント2で返した真弥に場内「マヒロ」コールも直後のバックドロップでフォール負け。アジャは真弥に「雑魚じゃなかったよ」と声をかけて引き揚げた。
【試合後のコメント】
アジャ お疲れ様でした。とりあえず、みんながタッグマッチのなか、なぜかシングルマッチに回されましたけど。まぁ2年前は真弥とここで組んで、真弥はザコじゃないと私はハッキリ明言したんですけど。今日は途中ね、ザコいなとちょっといじったら…頑張ったじゃない、あの人。っていうかあんだけ頑張れるなら普段から頑張れよな、アイツもな。だからお前に使う必要はないって思ってた一斗缶まで使っちゃったんですけど。でもまぁ楽しくできましたし、これから真弥が成長していくことを願っております。次当たる時にはちゃんとアジャコングぶっ飛ばしてくださいねって、それを願っております。またこの湘南台で試合できて、ホントにありがとうございました。またぜひ、次あった時こそは…そろそろ上福さん、シングルマッチよろしくお願いしますね。ってことで…逃げんじゃねえぞ、お前。真弥に任せてる場合じゃねえんだよ、コノヤロー。フザけんな!
真弥 アジャさん強すぎる! 強すぎます、さすが世界の超獣。マジで…なんか、かみーゆさんの凱旋興行でこうやってシングルマッチの機会があって。正直めちゃくちゃ光栄なことだなと思いつつ、内心ビビってました。でも闘い始めてから思い切ってやるしかないなって思って。でもね、もっともっと追い詰められるようになりたいと思いました。(腕に残るアジャのペイントを指して)このアジャさんの残り香…残り香? ちょっとなんていうか分からないけど、これを胸に刻んで、これからも頑張っていきたいと思いますし、また闘いたいなと思ってます。よろしくお願いします。今度は謝らない。
メインイベント 20分1本勝負
Ober Eatsはふじキュン♡と一緒に入場。伊藤と凍雅が襲い掛かって開始のゴング。上福と上原を排除すると孤立したふじキュン♡に攻撃せんとした伊藤だったが、上福が制止して「藤沢で問題になるんだよ。ふじキュン♡だけには暴力をやめてください」と懇願。それも聞かない伊藤が攻撃せんとするが、上福が止めて「これはマジでガチ!」と封じると「そういえばふじキュン♡って藤沢で一番有名なゆるキャラなのね」と頭部の江の島タワーの部分に伊藤の興味を惹かせて、そこにぶつけていく。さらにOber Eatsは凍雅に攻撃して場外に出すと、伊藤ともども場外でのブレーンバスター競演を狙ったがこれは踏ん張られてしまう。伊藤は上福を客席の上福のご両親のいる席まで連れていき、尻を叩かせた。リングに戻ると凍雅が上福にやり返して伊藤が世界一かわいいナックル。逆エビ固めは上福の伸ばした先のロープをふじキュン♡が押し込みアシスト。上福が伊藤にビッグブーツを決めて上原と交替。上原が側転エルボー続く。スナップ・スープレックスは伊藤が踏ん張ってDDTでやり返し、逆エビを狙うも上原が阻止。伊藤の頭突きからのDDTを拒否した上原がスナップ・スープレックスでやり返して戦況は上福vs凍雅に。凍雅のローリングサンダーをカウント2で返した上福がビッグブーツ。セカンドロープに引っかかった凍雅にビッグブーツから、さらにエプロンからのジャンピング・ビッグブーツ。凍雅に卍固めからグラウンドに移行も伊藤がカット。その伊藤を上福が雪崩式ブレーンバスターで落とし、上原がスナップ・スープレックスで排除。凍雅が上福にフォールアウェイスラムも上福がドロップキックでやり返し、ダイビング・フェイマサーで勝利した。
エンディング
「今日は母の日。親に感謝して人生、生きていこう」(上福)
試合後、上福がマイクを取る。上福「みなさん、今日はお越しいただき、ありがとうございます! なんか小田急も止まっちゃったりしたみたいで。色々あるんですが、今年で4回目の地元凱旋になりました。地元はホントに私のひとつ支えでありアイデンティティみたいなところがありまして。いつもこの興行やると、ガキたち、大人も夢を見ようって言ってるんだけど、前回話したんだけど最近、中学の時の先生と久々に会ったらさ。『なんかゆきは、昔はちょっとかわいいからって芸能界目指すとか言って。なんか大変な方にわざわざいっちゃって大変だったね』みたいなことを言われたんです。おい、なめんじゃねえぞ、先生。今日来てるんだけど、座っててもらっていいんだけど、先生が思ってるほど子供は弱くないし、どんなやつでも夢くらい叶えられるやつは叶えられるよな?」上原「はい!」上福「それに先生ひとつだけ…ゆきはちょっとかわいく生まれてきたって言ったけど、正直私、けっこうキレイなんで。そんなことはいいんだ! 今日は母の日。みんなお母さんいるんでしょ? お父さんもお母さんも親に感謝して、みんな人生精一杯生きていこう。ね!」上原「はい!」上福「そんなかんじで…今日はどうだった?」上原「藤沢サイコー!」最後は上福の音頭による「お母さんありがとー! みんなありがとー! カジュアルに、ピース!」で大会を締めた。
【試合後のコメント】
上福 4度目の地元凱旋で、今回はわかなとタッグを組んで見事色々ありましたがなんとか勝利しました。お客さんもたくさん来てくれて、市長がいつも来てくれてたんですけど今回は教育系の方が来てくださって。ホント色々と関心をもってくれたこともすごく嬉しかったし、東京女子を見て、私も藤沢からあんなことやりたい、こんなことやりたいっていう夢を持つ子どもたちがたくさん、どっかに行ってくれたらいいなって思います。お前は?
上原 上福さんの凱旋で、上福さんとタッグ組んだ後にこうやって勝利をつかめたのがめちゃめちゃ嬉しいし、藤沢のみんなに試合をOber Eatsとしてお届けできたかなと思います。
上福 あと、あれだからね。私がこうやって東京女子と一緒に地元も盛り上げてるのを見てるあんた、隣の海老名出身だよね? そういうの見て、あんたも海老名を盛り上げようとか、そういうのを藤沢の人たちだけじゃなくてあなたも周りも「自分の地元を盛り上げよう」って。私、いつまでいるかなんて分かんないんだから。あんた、これからどんどんどんどんやるんだからね。
上原 はい!
上福 そういう先輩心的なのもありまして、みんなそれぞれの地域で頑張ってください。
――今日はふじキュン♡が来ました。
上福 はい。知らないですか?
――今日知りました。
上福 知らなかったんですか?
――はい…。
上福 でも編集とかやってますよね、雑誌の。どうやってふじキュン♡知らずにメディア系のお仕事されてるのか逆に教えてほしい。私、ふじキュン♡知らない人初めて会ったので。知ってたよね?
上原 知ってました!
上福 だから、すみません。ビックリしちゃって。かわいいですか?
――かわいいです。
上福 ありがとうございます。
伊藤 湘南台、1年ぶりに帰ってきました。負けましたね。
凍雅 負けちゃいました…。
伊藤 この伊藤麻希が凱旋帰国一発目の試合で、負けたんですよ。
凍雅 はい、ごめんなさい。
伊藤 伊藤もね、助けられなかったところがあるから、頑張っていきましょう。なにか?
凍雅 私もいちおう神奈川出身なので。
伊藤 そうじゃん。どこ?
凍雅 横浜です。一番神奈川といえば…ってところなのに。
伊藤 それさ、自分でさ、横浜に生まれてよかったって思ってるでしょ? 神奈川の中でやっぱり横浜が一番いいって思ってるとこあるでしょ。
凍雅 どうんですかね。
伊藤 川崎って言うより横浜って言うのがいいでしょ?
凍雅 それなら横浜のほうが…。
伊藤 みなさん、聞きました?
凍雅 申し訳ないですけど横浜の方が。
伊藤 問題発言ですよ、これ。まぁ伊藤は別に福岡なので何も関係ないのでいいです。横浜は素晴らしいところだと思います。湘南台もすごく素敵なところでした。また来れるように頑張ります。ありがとうございます。