前説
アプガプロレスのミニLIVEは『瞬間・あいどるメモリアル』
第1試合 15分1本勝負
第2試合 20分1本勝負
1年の留学期間を終えて母国イギリスの大学に帰国するためTJPWラストマッチを迎えたアイビーが入場ゲートでサマーの背中を叩いて気合を入れる。アイビーはイギリスの国旗で入場し、レフェリーまで握手を求めにいって試合開始。先発はキラと千花。腕の取り合いからロックアップ。千花が押し込んでクリーンブレーク。キラがショルダータックルで倒すと、アイビーにタッチして串刺し攻撃。カウント2で返した千花が自コーナーに押し込んで凍雅とスイッチ。フェースロックはアイビーがロープエスケープ。正面飛びドロップキックやエルボードロップを決めていくが、エルボーを打ち込んで反撃したアイビーがスイング式ネックブリーカードロップを放ってキラへ。パワースラムからサーフボードストレッチ。技を解いて突進するも迎撃されてしまう。ここで両軍交代し、5分経過。凍雅が強烈なエルボーからフォールアウェイスラム。さらにローリングサンダーはカウント2。追撃はアイビーが投げ捨てると、キラが入ってレッグドロップ、アイビーも低空クロスボディーで続く。カウント2。さらにザ・バイーンズ・オブ・アイビーに捕らえたが、千花がカット。キラが千花をショルダースルーで排除し、アイビーが凍雅に延髄斬り。これを避けた凍雅が強烈なエルボーから変型ロックボトムをさく裂させて勝利。試合後は凍雅&千花から健闘を称えられたキラ&アイビーは場内に手を振って退場。
【試合後コメント】
アイビー 最後の試合が大好きな人たちとで良かった。お別れを勝利で飾れなかったのは残念だけどいい思い出が作れたわ。
キラ 負けたってことは、勝利を取り返しに戻ってこないとね。
アイビー トウガとも1勝1敗だから、決着をつけないとね。
キラ どうせシングルやるならトーナメントで見たいわね。ファンの皆さんに何か言いたいことは?
アイビー 皆さん、ありがとう。さよならではなく、またね。
第3試合 20分1本勝負
第4試合 20分1本勝負
第5試合 20分1本勝負
第6試合 時間無制限1本勝負
未詩はリングサイドでファンサしながらリングイン。握手からゴング。ロックアップから未詩がヘッドロック。ロープワークを経て未詩はヘッドロックにとらえる。ハンマーロックに移行すると、ハルもやり返す。グランドの攻防から立ち上がったハルが未詩のドロップダウンをかわしながら、ドロップキック。さらにハンマーロックやボディープレスで左腕を攻めたてるも、未詩はボディースラム1発で流れを断ち切ってワンハンドバックブリーカーで締め上げる。そのままカバーするもカウント2。追撃はハルがロープエスケープ。ロープ反転式のドロップキックを放って反撃したハルは、串刺しドロップキックを決める。5分経過。ハルのアームバーは未詩が余裕を持ってエスケープし、ショルダータックル。ジャイアントスイングは決まらずも、強引に持ち上げてマットに叩きつける。ワンハンドバックブリーカーからカナディアン・バックブリーカーへ。後方に着地して回避したハルだったが、腰のダメージで動けず。未詩のバッティングハンマーはカウント2。続くジャイアントスイング狙いを下から腕を取られてアームバーで切り返された未詩はロープエスケープ。しかし、腕へのドロップキックを放ったハルがアームバーへ。顔を歪めながら立ち上がる未詩に対して腕4の字固めに移行。未詩はなんとかロープエスケープ。10分経過。ハルが首固めなど丸め込み連発もカウント2。フィッシャーマンズ・スープレックスは耐えた未詩がフロントネックロック式ジャイアントスイングで振り回す。反撃を試みるハルが渾身のエルボー連発も、未詩が1発でダウンを奪う。最後はパワースラムからのリバースパラドックスでハルを捕らえると、たまらずハルはギブアップ。
第7試合 時間無制限1本勝負
両者が握手してゴング。2度目のロックアップから上原がヘッドロック。荒井が押すと上原がドロップキック。コーナーにエルボーで押し込んでスペースローリングエルボー。カウント2。ブレーンバスターの体勢も、耐えた荒井がボディースラム。串刺しエルボーからコーナーでトーキック連打。上原もやり返すが、荒井が串刺しエルボー、ショルダータックルで流れを渡さない。さらに荒井がレッグロックで足攻めに上原の手がロープへ伸びる。ボディースラムを堪えた上原がエルボー。ロープに走った荒井にカウンターでドロップキックを放つ。通常のドロップキックからスペースローリングエルボー。かわした荒井が串刺しビッグブーツ。ロープに走ってドロップキックを決める。さらにサソリ固めで絞り上げる。5分経過。ロープエスケープした上原が荒井のフルネルソンを切り返してバナナピロー狙いも不発。荒井がすぐさまビッグブーツ連発。カウント2。再びサソリ固め狙いを逃れた上原が低空ブレーンバスターで投げ捨てると、バナナピローでギブアップを迫る。これに荒井の手がロープに届く。ハンマースルーを抵抗した荒井がビッグブーツ一閃。フルネルソンバスターで投げ捨てるが、ダメージでカバーに行けず。Finallyは上原がジャックナイフなど丸め込み連発。続く回転エビ固めの足を取って切り返した荒井がサソリ固めでギブアップを奪った。
セミファイナル 時間無制限1本勝負
両者の握手からゴング。ロックアップから有栖がバックへ回る。グランドに移行した山下がヘッドロックから首投げ。これを有栖がヘッドシザースで抜けてブレーク。続くロープワークで足をすくった有栖がスクールボーイなど機動力で撹乱するも、山下がドロップキック1発で撃ち落とす。さらにサッカーボールキックを放つと有栖の表情が苦痛で歪む。山下がエルボーやストマックブロック。カウント2。ハンマースルーを切り返した山下が風車式バックブリーカー。続くコブラクラッチを有栖がネックブリーカードロップで切り返して反撃。5分経過。ロープにくくりつけてのルー・テーズプレスからフライング・ボディープレス。カウント2。だが、山下が二―ストライクを放って変型アナコンダバイスへ。これをカバーして逃れた有栖が水車落としの体勢も、スリーパーで切り返した山下が胴絞めに移行。これを抜けた有栖がキャメルクラッチを決める。ロープエスケープを許さず、反転してリングの中央へ持ち込んでいく。山下の手がロープに届くと、有栖がサードロープにもたれた山下に鶴ヶ城。これをキャッチした山下が後頭部へ二―ストライク。さらに有栖がエプロンで立ち上がったところをリターンクラッシュで追撃。リングに投げ入れた山下は串刺し狙いで突進。迎撃した有栖が蹴りを食らいながらも堪えて磐梯山。10分経過。水車落とし狙いは山下がブレーンバスタースラムから二―ストライク。ヒザをキャッチした有栖が水車落としへ。続くキャメルクラッチは切り返した山下が蹴りを入れてから投げっぱしジャーマンを放っていく。さらに立ち上がった有栖にハイキック。場内は「有栖」コールの中、有栖がエルボーやスーパーキックを放っていくと山下は蹴りで応戦。これを耐えた有栖はコーナーへの水車落とし、スーパーキック、什の掟とたたみかけて3カウント奪取。勝利の有栖は拳を作って喜びを表現した。
メインイベント 時間無制限1本勝負
2人は握手から試合開始。ロックアップから瑞希がヘッドロック。中島がグランドに誘ってヘッドロック。瑞希もヘッドロックで切り返すと、中島が腕を取る。再びグランドの攻防となってバックへ回った中島がスリーパー。足で回転してフォールしていく。カウント1。チンロックからロープワークの攻防。瑞希がコルバタで中島を場外に叩き出してプランチャ。リングに戻って瑞希がコーナーで踏みつける。さらにセカンドロープにくくりつけてフットスタンプ。カウント2。エプロン際での攻防となって体を入れ替えた中島が首4の字。5分経過。デビルズキスをエプロンでお見舞い。リングに戻ろうとする瑞希に619からサードロープを使ったスタンガン。続くセントーンアトミコはカウント2。チンロックは脱した瑞希がエルボーを放つが、中島もエルボーで迎え撃つ。香港スピンエルボーなど打撃で追い込んでカバーすると、ブリッジで抜けた瑞希がドロップキックで反撃。追走のクロスボディーからロープすり抜けるドロップキック。クロスボディーはカウント2。10分経過。キューティースペシャルは決まらないとみるや、クロスフェースへ。エスケープした中島がカサドーラフットスタンプを読んでフロントネックロックで捕らえ、バックブリーカーでダメージを与える。羽折り固めから無人在来線固めは瑞希がカバーして逃れる。セカンドロープにくくりつけた中島が619。これをドロップキックのカウンターからバックスタバーを浴びてしまうも、コーナーの登ろうとした瑞希に中島は619で落下させて、後頭部への619で追撃。羽折り固めから無人在来線固めで絞り上げる。脱した瑞希がフェースロックで捕らえると、回転してカバーして逃れようとする中島にリング中央で決め直す。ならばと足を使って切り返した中島が無人在来線固めへ。瑞希がなんとかロープエスケープ。15分経過。雪崩式フランケン狙いをリングに降り立った瑞希が雪崩式キューティースペシャル。さらにセカンドロープ間で寝かせてフットスタンプ投下。ダイビング式はかわした中島のノーザンライトを食らうも、アクアマリンからシャイニング式フットスタンプ。キューティースペシャルは着地した中島がトップロープ619を浴びせ、DDT、ダイビング・セントーンとたたみかけて勝利。
エンディング
最後はアイビーに「アイビー、アイ・ラブ・ユー!」で締め!
試合後、中島がマイク。中島「瑞希! 次、私と瑞希が1対1で戦うときはあのベルトをかけてもらっていいよね? 待ってて!」頷いて瑞希が退場。中島「きっついね。きついですけど、楽しいです。私の目標は優勝することです。揺るがないです。次に誰が来ようとも、大怪獣なんで! 今日は東京女子の大事な仲間、アイビーの…いったんですけど、ラストマッチになります。ちょっと来てもらおうかな。アイビー!」アイビーがリングイン。中島「アイビー、私とアイビーはあまり試合で当たったりはなかったかもしれないけど、アイビーは日本語が上手だから、全部私は日本語で喋るね。気持ちが伝わってくれたら嬉しいな。一生懸命で真面目でいっぱいいっぱい道場で練習、一緒に汗をかけたこと思い出です。私のメモリー、プレシャスです。と、他のみんなもそう思ってます。だからいつでも遊びに来てね。ここはあなたのおうちだよ」アイビー「はい、こんにちは。日本語で話してみます。日本に来たときはちょっと怖いことでした。2年半しか日本語勉強してませんから、かなり日本語で練習しないと(いけない)。試合になるとき、TJPWは嬉しくなりました。励ましてくれてありがとうございます! お客さんはいつもサイン会について心配してます。日本語は上手でないですから。日本語勉強したいです。授業で勉強したいです。お客さんと話すために。だから親切でありがとうございます。ちょっとイギリスに帰りますが、まだホームシックします。TJPWホームシックの感じがします。全部本当にありがとうございました!」中島とハグ。中島「アイビー、あなたの国でもここでもいいからいつか私とこういうのかけて試合してください。待ってるよ。ありがとう! (2人は握手)アイビー! みんなお前のこと大好きだぞ!(アイビーコール)じゃあお客さんにちょっとお願いしていいですか? 私がアイビーって言ったら大好きだよって言ってほしいんです。アイラブユーって言ってもらっていですか? アイビー、アイラブユー!ですよ、いいですか? アイビー! アイラブユー! ありがとう!」