前説
次回の大阪大会は8・17エディオンアリーナ大阪第2競技場/新レフェリー「文りん」が5・11湘南台でデビュー!
難波小百合リングアナの前説では以下の発表があった。
○次回の大阪大会は8月17日(日)エディオンアリーナ大阪第2競技場。第12回東京プリンセスカップの準決勝がおこなわれる。
○大会前に提出された5vs5勝ち抜き戦のメンバー表は以下の通り。
<タコ焼きチーム>
先鋒:辰巳リカ、次鋒:原宿ぽむ、中堅:風城ハル、副将:鈴木志乃、大将:瑞希
<串カツチーム>
先鋒:高見汐珠、次鋒:鈴芽、中堅:遠藤有栖、副将:HIMAWARI、大将:渡辺未詩
○東京女子プロレスの新たなレフェリーとして「文りん」(ふみりん)が5・11湘南台からデビューする。
アプガプロレスのミニLIVEでは『Road to the ネクステージ!』を熱唱した。
第1試合 15分1本勝負
第2試合 20分1本勝負
第3試合 20分1本勝負
第4試合
TJPW RUSH! 大阪スペシャルチーム対抗5vs5勝ち抜き戦
【試合経過】
①2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<先鋒>○辰巳リカ vs 高見汐珠●<先鋒>
4分18秒 ドラゴンバックブリーカー→片エビ固め
※ドラゴンバックブリーカー
②2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<先鋒>△辰巳リカ vs 鈴芽△<次鋒=キャプテン>
時間切れ引き分け
◎延長戦~1カウントフォールマッチ 時間無制限1本勝負
<先鋒>○辰巳リカ vs 鈴芽●<次鋒>
1分6秒 エビ固め
※丸め込みを切り返す。
③2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<先鋒>●辰巳リカ vs 遠藤有栖○<中堅>
3分24秒 水車落とし→片エビ固め
④2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<次鋒>○原宿ぽむ vs 遠藤有栖●<中堅>
2分6秒 体固め
※押さえ込みをひっくり返す。
⑤2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<次鋒>●原宿ぽむ vs HIMAWARI○<副将>
1分11秒 横入り式エビ固め
⑥2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<中堅>△風城ハル vs HIMAWARI△<副将>
時間切れ引き分け
◎延長戦~1カウントフォールマッチ 時間無制限1本勝負
<中堅>○風城ハル vs HIMAWARI●<副将>
0分48秒 エビ固め
※丸め込む。
⑦2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<中堅>●風城ハル vs 渡辺未詩○<大将>
2分41秒 パワースラム→片エビ固め
⑧2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<副将>●鈴木志乃 vs 渡辺未詩○<大将>
3分32秒 ギブアップ勝ち
※開花式ジャイアントスイングに耐えられず。
⑨2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<大将>△瑞希 vs 渡辺未詩△<大将>
時間切れ引き分け
◎延長戦~1カウントフォールマッチ 時間無制限1本勝負
<大将>○瑞希 vs 渡辺未詩●<大将>
3分43秒 渦飴→片エビ固め
※タコ焼きチームが勝利。
勝利者賞として大阪名物であろう豚まんとチーズケーキが懸けられた5vs5勝ち抜き戦はタコ焼きチームの中堅に副将・HIMAWARIが敗れて大ピンチの串カツチームだったが、大将の未詩が怒涛の反撃を見せてハルを打ち取り、志乃はまさかのジャイアントスイングで3回もぶん回して、志乃が回されながらギブアップする場面も。大将同士の最終局面は5分間があっと言う間に経ってしまってフルタイム。1カウントフォール・ルールの延長戦は瑞希が渦飴を炸裂させてフォール勝ち。大阪名物を手に入れてタコ焼きチームはご満悦。
【試合後のコメント】
5人 やったー!
ぽむ タコ焼きチーム、勝ちましたー!
瑞希 リカさんが、めっちゃ…。
リカ 一番手で頑張ったー。褒めてー(と瑞希の前に頭を出す)。まぁね、みんな頑張ったのでね、勝てましたー。お疲れ様ー。
瑞希 やったー!(みんなにチーズケーキを一口ずつ食べさせて)残りはあとでいただきまーす!
ぽむ これで大阪、堪能できましたね。
瑞希 うん。まだ食べよう。タコ焼き食べに行こう。
リカ また大阪来るねー!
5人 え~ん…。
鈴芽 食べたかった~。
未詩 ホントに食べたかったー。ごめーん。
鈴芽 大将めっちゃすごかったです。
未詩 がんばったよね?
有栖 めっちゃかっこよかった!
鈴芽 食べましょう、おいしいもの、これから。
有栖 おいしいものいっぱいあるから。いこう!
鈴芽 大阪ありがとうございました! 食べにいきましょう。
第5試合 30分1本勝負
SETUP認定オールアジア女子選手権試合
※第3代王者が初防衛に成功。
ゴングが鳴り、リング中央に枕をセットしたらくはダイアナにアイマスクを手渡す。自身はそれをつけて就寝、ダイアナも従ってアイマスクをつけるとらくが背後から丸め込む。さらにその状態でチョップ連打、おやすみエクスプレス。ここでダイアナがアイマスクを投げ捨て、さらに枕も場外に投げて真っ向勝負をしようと提案。握手してから、らくが子守歌、ダイアナが蹴りつけてアームロック。ロープワークから投げを放ったダイアナがそのまま丸め込み、さらにラ・マヒストラル。コーナーで蹴りつけてから串刺しエルボー、低空ドロップキックも放っていく。チョップはキャッチも、らくはもう片方の手で放ってからフェースクラッシャー。Maxときからチョップ、カウント2。フロント・ネックロックはダイアナがコーナーに叩きつけて脱する。追撃のチョップをキャッチしてバッククラッカー、さらにフィッシャーマン、カウント2。5分経過、場外に落ちたらくにトペ・スイシーダ、リングに戻してランニング・エルボー、らくは追撃をキャッチして丸め込む。ダイアナがブレーンバスターで持ち上げてからフェースクラッシャー、続けて絡みつくように変形の肩固め。らくが押しつぶして脱する。すぐに突っ込むダイアナ、転がって阻止したらくがドロップキック、さらにエプロンでチョップ。コーナーに上がるとダイアナが阻止してロープに固定してのファイナルカット。勝負に出たダイアナのDNはらくがさせずにかがやき、最後はドクターイエローで3カウントを奪った。
【試合後のコメント】
らく 防衛できましたー。すごいドキドキしたけど、一緒に寝てくれなかった…けど。なんか一緒に闘って、すごい自分と同じ何かを感じました。なのでダイアナさんと次はマレーシアで闘いたいなって、新しい夢を見つけました。このベルトをもっともっと防衛して、アジアたくさん回りたいと思います。今日はこのこと一緒に寝まーす。おやすみなさい~。
ダイアナ 悔しいですね。実力のすべてを出し切れなかった。私の力を証明できなかったのは残念です。だけど負けたままでは終われない。ノア・フェニックス・ダイアナは来年また戻ってくる。この世界にいる限り何度でも。そして、なぜ私がフェニックス(不死鳥)を名乗ってるか気づくだろう。日本で闘うのは初めてだったけど、マレーシアとはいろいろと大きく異なっていた。とてもいい経験になったし、TJPWで闘っていろんなことが発見できた。とても誇りに思うし、そういう思いを持って闘う姿勢はここでスタートしたと実感してます。
セミファイナル 20分1本勝負
荒井にとって初めての3WAYマッチで、3人とも名前が「ゆき」の一戦。開始前から場内に「ゆき!」の声が響く。裁く松井レフェリーも名前に“ゆき”が入るので、さっそくいじられていた。3人が同時に握手してからゴング。上福は荒井に「組もう」と提案、愛野も荒井に声を掛ける。どちらも断った荒井に2人が蹴りかかり、上福が串刺しビッグブーツ。エプロンに控える愛野にタッチし、愛野が串刺し攻撃からセントーン。連係は息が合わず、上福と愛野が仲間割れ。そこに荒井がビッグブーツ連打、上福にエルボー連打から串刺し攻撃。ボディースラムで叩きつけてドロップキック。カバーは愛野がカットする。愛野を狙った上福&荒井のビッグブーツを同時にキャッチし、まとめてショルダータックルで吹っ飛ばす愛野。上福が逆水平チョップから卍固め、愛野がコーナーに押し付けて脱してフライングショルダー、カバーは荒井がカット。愛野にサソリ固め、これはロープへ。愛野がショルダータックルを返してセントーン、これは荒井が回避して上福がビッグブーツ連打。すぐに荒井が上福にフルネルソンバスター、愛野が荒井にリバース・スープレックスでトリプルダウン。起き上がった愛野と荒井がエルボーのラリー。荒井がバイシクルキック、愛野はサイド・スープレックス。5分経過、上福が荒井にドロップキック、フェイマサーは愛野がカットして2人にショルダータックル。ヴィーナスDDTを抵抗する荒井、ここの攻防に上福が突っ込んでくるも2人が回避したことで場外に転落。そして荒井がエルボーからフルネルソンバスター、ファイナリーは愛野が回避してブルドッキングヘッドロック。ここで上福が戻ってきてヴィーナスDDTを狙う愛野に逆フェイマサー。これでまんまと3カウントを奪ってみせた。そして3人一緒に退場。
【試合後のコメント】
上福 今日のゆきユキ優希はゆきが制しました。ただ、このゆきユキ優希の闘いはずーっとゆきゆきしてるので、次のゆきはゆきがゆきするかわからない。どうゆきになるか分からないので…。
愛野 次はユキが勝ちます。
荒井 今回は私、優希…初めての3WAYで。
上福 マジで!?
荒井 そうなんですよ。人生で初めての3WAYがゆきユキ優希だったので、ちょっと優希にはまだ難しかったんですけど、次またやる時は…。
上福 でも優希よかったよ。ゆき的に思うけど、ユキどう思った?
愛野 すごいよかった。
荒井 ホント? じゃあ優希的には合格ライン超えたってことで、次またあったら優希が絶対勝ちたいと思います。
上福 優希ちゃーん。
荒井 はーい!
3人 何が好きー?
荒井 チョコミント、よりも優希。
上福 ゆき。
愛野 ユキが好き!
3人 イエーイ!
メインイベント 30分1本勝負
プリンセスタッグ選手権試合
※第18代王者組が2度目の防衛に成功。
ベルト返還から開始のゴングの前にミサヲがマイクを要求し「世界中から追われる立場っていうのは気持ちいいんですけど…」と話していると挑戦者組が襲い掛かって開始のゴング。場外乱闘からスタート、2人とも客席に相手を投げるふりをするも投げず。ここでミサヲがアレクシスをリングサイド幕に固定してしまってスプレー噴射、リング上では中島がマッチャに投げを放っていく。マッチャは中島にヘアーホイップ連発、首投げから低空クロスボディーで突っ込む。トレイン攻撃から代わったアレクシスがロープを使って中島を攻めていく。変型キャメルクラッチは中島がエスケープ。追撃の蹴りをキャッチした中島がエルボー連打、さらにカウンターのドロップキックからミサヲに交代。エルボースマッシュからクロスボディー、追撃はアレクシスが回避して顔面蹴り。代わったマッチャがブレーンバスター、5分経過。マッチャのバックフリップはカウント2。ミサヲがアッパーカットを返し、チキンウイング・フェースロックへ。ハイパミ・リターンズはマッチャがさせず、ならばとミサヲは串刺しニーから中島に交代。マッチャにドロップキック、ノーザンライトはマッチャが抵抗してネックスクリューからアレクシスにタッチ。串刺しエルボーからアトミックドロップ、さらに背後からスライディング・ラリアット。中島の回転エビ固めはさせず、マウント状態で何度も頭をマットに叩きつけていく。追撃は中島が切り返して619、さらにトップロープ越えの一撃も。叫んでからノーザンライト、カウント2でアレクシスが腕に噛みついて脱し、起き上がってコンプリートショット。10分経過、マッチャと合体式ジャーマンを決めてカバーもミサヲがカット。ならばと2人同時に投げっぱなしジャーマン、リングに残った中島をアレクシスが肩車。なんとか着地した中島がウラカン・ラナ、さらに突進を回避して回転エビ固め、返されると無人在来線固めへ。アレクシスの足がロープに届く。続けて中島はダブルアームDDT、トップコーナーに上がるとマッチャがカットに入る。アレクシスが腕に噛みつき、マッチャと一緒に雪崩式ブレーンバスター。2対1の状況で中島奮闘、ミサヲが入ってきてまとめてクロスボディー。アレクシスにハイパーゴッサムクラッシュ、さらに2人にアイアムアヒーロー。中島がマッチャを排除してトペ・スイシーダ、ミサヲがアレクシスにブサイクへのヒザ蹴り。そしてハイパミ・リターンズから中島のダイビング・セントーンにつなぎ、3カウントを奪った。
エンディング
「このベルトを持ってタイにもシンガポールにも行きたいから、何度でもやりましょうってこと!」(中島)「世界中で防衛して、このベルトをどんどんどんどん成長させて、私たち享楽共鳴で世界中を大暴れしましょうね」(ミサヲ)
試合後、享楽共鳴がマイク。中島「(マッチャ&アレクシスに)こんなこと言われるのは不本意かもしれないけど…ありがとう」ミサヲ「ありがとう」マッチャ
「ニホンゴ、ワカラナイ!(退場)」中島「つまり何が言いたいかって、このベルトを持ってタイにもシンガポールにも行きたいから、何度でもやりましょうってこと!」ミサヲ「何回も何回も防衛して色んなアジアの選手だけじゃなく、世界中で防衛して、このベルトをどんどんどんどん成長させて、私たち享楽共鳴で世界中を大暴れしましょうね」中島「もちろん! もっと貪欲になれることがたくさんあります。私のいまの目標は、色んな国に行って、色んなプロレスのスタイルに触れて、もっともっと自分たちを成長させていくことです。そのためにも何十回でも防衛したいし、日本でも国外でも強くなっていく気持ちです。ディスイズ、ア、ショートビッグカイジュー、アンド、ディスイズ、スーパーヒーローってところを世界に見せつけてやります! なかなか強烈なゴールデンウイークでしたが、これからもどうぞ享楽共鳴を見ていてください。ありがとうございました!」ミサヲ「ありがとうございました!」
【試合後のコメント】
中島 2度目の防衛、成功しました。
ミサヲ イエーイ!
中島 けっこうコンスタントに防衛戦ができてるなって思って。アメリカでのタイトルマッチもそうだし、今回はアジア勢の2人とベルトを懸けて闘いました。ちょっと来月もやりたいです…って言ったら気が早いかもしれないんですけど、また近々、私たちは世界征服を目論んでおりますので。もし我こそは世界ってやつがいたらベルトに挑戦しに来てほしいなと思います。まだまだ防衛してやります!
ミサヲ 日本国内でも世界中どこからでも私たちは挑戦を受けますので。享楽共鳴を倒す? そんな自信がある人は私たちが返り討ちにしますので、挑戦して来いよ!
中島 ついでにシンガポールとタイ、絶対に私たちを呼ぶんだ。私はそこに試合をしにいくぞ。
ミサヲ いくぞ!
――王者側から挑戦者を指名することはなさそう?)
中島 まぁ、いったん…。
ミサヲ いったんこのまま。
中島 いったんね。やる気のある人募集中です!
マッチャ ナカジマ・ショーコ、ハイパーミサヲ、彼女たちは思ってた以上にとても強かった。一発一発がとてもキツかったけど、全力で闘ってくれたことには感謝してる。だけど、私たちは2人だけで組むのは初めてだった。この国で闘うのも今回が初めてだったし、メインイベントで闘うのも初めて。貴重な経験だった。だけど、もっと経験積んで再戦のチャンスをつかむ。
アレクシス 今回、この国で闘うことは初めてだったし、これはシンガポールのプロレスリングにとって大きな一歩であり、これから私たちが歴史を作っていく。次は必ずまた大きな歴史を作る。必ずや勝利して、あのベルトをそれぞれシンガポール、タイに持ち帰る。負けはしたけど、今回このような機会を与えてくれたことには感謝している。
マッチャ 今回は負けてしまったけど、次はこうはいかないから。もっと強くなって帰ってくるから、メインイベントを座を空けておいてくれ。