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【Go up higher!のまとめ】さよなら美威獅鬼軍…沙希様は東京女子撤退、清水とKANNAは本隊へリターン。混沌の東京女子

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    • 12日、東京・北沢タウンホールにて「Go up higher!」がおこなわれた。選手を代表して山下が挨拶しようとしていると高木三四郎大社長が登場。高木「2016年1月4日、東京女子プロレスは後楽園ホールに初進出します! メインイベントが決定致しました! このビジョンで発表したいと思います!」スクリーンんでは東京女子プロレスシングル王座の創設が明かされ、その初代王座決定戦がメインイベントになるとアナウンスされた。「そしてこの初代王座決定戦の一人が決定しています。中島! オマエだ! トーナメントにも優勝し、そして美威獅鬼軍・赤井沙希にも勝利したオマエの実績は初代王座を争うに最も相応しい!」中島「ありがとうございます! 頑張ります!」高木「バカヤロー! イッテンヨンでタイトルマッチと言えばこれじゃないですか。甲田さん、例のものを」すると甲田哲也代表がリングインしてメインイベントへの出場権利証を紹介。甲田「こちらの権利証を持っている人間が後楽園ホールのメインに出ることができます。中島選手には12月の春日部まで権利証を懸けた試合をおこなっていただき、もし負けたら権利は移動します。そして今日おこなわれる3WAYマッチからスタートします」高木大社長は権利証を入れるジュラルミンケースを持ってくるように告げるも、甲田代表が用意していなかったことが発覚。すると高木大社長の指示で本部席から甲田代表のリュックが差し出される。高木大社長は中身をぶちまけるや、使い込んだ鞘師里保マフラータオルととも権利証をリュックにイン。中島がリュックを背負うと、高木は「この権利証を守り通してください!」と呼び掛けた。さらに決定戦のもう一人は11・7横浜で開催される時間差入場バトルロイヤルの優勝者と明かされた。

      第3試合ではさっそく中島翔子vsミウラアカネvsハイパーミサヲの3WAYマッチでその権利証が争われた。姑息な手で勝利をかすめ取ろうとするハイパミに中島もミウラも困惑。終盤ではミサヲを串刺しラリアットで場外へ排除したミウラを中島がフランケン。中島のライダーキックでロープまで飛ばされたミウラだったが、619狙いは脚をキャッチして投げ捨てパワーボムへ。エプロンに上がったミサヲを落とすと、中島をパワースラムからラリアットでなぎ倒してフォール勝ち。さっそく権利証が移動した。ミウラは「私は負けない。12月の春日部まで負けないので、これを守り抜いて、私が1・4後楽園のメインにいきたいと思います」とコメント。一方、中島は「三日天下どころじゃなく3時間ぐらいで転落してしまったので修行が足りなかった。ベルトには憧れがあるし、しかも初の後楽園のメイン。まだ諦めるには早い」と気を取り直した。

      メインイベントはは赤井沙希&清水愛&KANNAvs山下実優&坂崎ユカ&辰巳リカの6人タッグマッチ。試合には「さよなら、美威獅鬼軍」とのサブタイトルが付いていたが、オープニングの段階で赤井は「さよならするのはアナタ達じゃなくって!?」と否定していたが…。坂崎がハロウィンらしくリング上にお菓子をぶちまけ、その上に赤井を辰巳とのツープラトン・ブレーンバスターで叩きつける。山下もアティテュード・アジャストメントを決めるなど攻め立てたが、終盤は美威獅鬼軍の連係が上回った。最後は辰巳を孤立させて、清水のダイビング・ボディーアタックからKANNAがベルサイユの槍を突き刺して3カウント。復帰戦を勝利で飾った。

      試合後、赤井は「KANNAさん、ご自分の力での勝利、本当に美しかったわ。そして愛さん、ワタクシのことかばってくれたり、いつも傍で支えてくれて本当にありがとう。お二人とも本当に美しいわ。もうワタクシがいなくても大丈夫ね。この方たちもワタクシが参戦してから比べるとずいぶんと美しくなったわ。ワタクシはご実家のあるおフランスに帰らせていただきます。ワタクシは普通のパリジェンヌに戻りますわ」と東京女子撤退を宣言して花道を引き揚げた。突然の別れに涙する清水とKANNA。すると山下が「また一緒にやろう。プロレスを好きな気持ち、盛り上げたい、やりたい気持ちはみんな一緒のはず」と呼びかける。清水とKANNAはメンバーと抱擁を交わす。山下はKANNAに握手を求めたが、KANNAは拒否。KANNA「勘違いすんじゃねえよ。東京女子プロレスには戻るけどオマエとは仲良くしない。オマエは絶対私がこの手で倒す。だから、その日まで私はもっと強くなる。だから絶対誰にも負けんな」山下「KANNAがその気持ちなら私だってとことんぶつかるし、やりあいましょう。仲良しこよしはなしでやりましょう。1月4日の後楽園に向けて北沢、王子、横浜、春日部。そして後楽園。そこから加速すると思うんですけど、みんながそれぞれ頑張って。ベルトも決まっているし、挑戦権もあるので、みんながそれぞれ頑張っていかなきゃいけないと思います。みなさんの応援も必要なのでよろしくお願いします。今日はありがとうございました!」

      その後、場内暗転。次回予告が流され、鉄仮面を付けたセーラー服姿の女性が。美威獅鬼軍解散後、混沌の東京女子プロレスマットに怒りの鉄槌を下すスケバンレスラー・赤宮サキが10・24王子から参戦することが明かされた。今後の少女鉄仮面伝説にご期待ください。

      公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では全試合詳細ならびに選手コメント、写真をアップ! ぜひご覧ください。

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