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【王子リポート】11・3横浜に赤井沙希、清水愛参戦で5大シングルマッチ開催! メインは山下vsKANNA、セミは中島vs赤井に決

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    • 27日、東京・王子Basement MON☆STARにて「Tokyo Circuit 2014 Round.9」が開催された(観衆110人満員)。闘うコメディアンズの前説では本日23回目の誕生日を迎えたケンドーリリコをリングに上げて祝福。その後の選手入場式ではミウラアカネが欠場の挨拶。「自分のケガで欠場することになってすいません。けどすぐに治るケガなので、早く治して復帰してのの子さんと一緒に東京女子プロレスの人たちを一人ずつ倒していけたらいいなと思います。まあケガしているだけで元気なんでね。そんな感じで頑張るのでよろしくお願い致します」。続いて選手を代表してえーりんが挨拶。「今日はミウラアカネちゃんのケガにより、私がメインをやらせていただけるということで正直嬉しいんですけど、アカネちゃんは私の同期でもあるし、ライバルだと思っているので早くケガを治してほしいです! のの子さんとは中国でも一緒のお部屋だったし、けっこう深い関係になったと思うので、その絆を発揮し勝ちたいと思います!」。







      第1試合(10分1本勝負)は清水愛vsKANNAのシングルマッチ。清水が腕を絞っていくと、さらにオールドスクールを決めてみせる。KANNAもチンクラッシャーからフェースクラッシャーで反撃に出ると弓矢固めへ。ここからのカバーはカウント2。逆エビ固めをロープに逃げた清水はフライング・クロスチョップで逆転すると、ダイビング・ボディーアタックへ。ジャイアントスイングでは目が回ってしまってカバーが遅れてしまうと、コーナーへ登っている間にKANNAに蘇生されて落とされてしまう。KANNAは大家さんをズバリを決めて勝利した(4分50秒、エビ固め)。







      試合後は4人組アイドルユニット、POWER SPOTのライブへ。『ちまちましてんじゃねぇよぉ!』を歌い上げたPOWER SPOTは恒例の声出しを披露し『それな!』『パワー上昇』の2曲で締めくくった。



      第2試合(10分1本勝負)は坂崎ユカvs木場千景のシングルマッチ。開始早々、ワキ固めや鎌固めを決められて早くもピンチの坂崎。アンクルホールドをなんとかロープに逃げると場外エスケープ。坂崎はリング下から何やら持ち出すと、それがお茶会セットと判明。セコンドのリリコをリングに上げて困惑する木場をヨソにお茶を振る舞い、さらに世間話をしながら柿をほおばる。木曽レフェリーやリングサイドにいたカメラマンにも羊羹や柿を振る舞う始末に木場は困惑しっぱなし。坂崎からお茶を差し出されても断固拒否していた木場だが、場内のブーイングに押されて口をつけようとしたところ、坂崎がお茶を噴きつけた時点で残り3分。完全に試合を掌握した坂崎はダイヤル固めからロケットランチャー。嫌がる木場の口に柿をねじ込み、さらにスワンダイブ着地からのロケットランチャーでダメージを重ねると、サムソンクラッチで丸め込んで一気に3カウントを奪ってみせた(8分53秒)。













      試合後はDDT公式エナジードリンク・ブラックアウトのテーマソングを歌っている滝口成美のライブへ。1曲目『世界で一番幸せなんです!わたしは』を披露した滝口は『positive』『100%以上超えて』を熱唱した。



      メインイベントは山下実優&中島翔子vsのの子&えーりんのタッグマッチ(15分1本勝負)。えーりんがローンバトルを強いられる展開。山下のバックブリーカーや中島のスリーパーに防戦一方のえーりん。山下のタフス・ローリング・フックや中島の首4の字、ローリング・ネックブリーカーをなんとか耐えると、のの子のラリアットのアシストでようやくピンチを脱出。スイッチしたのの子は中島にドラゴンスリーパイでギブアップを迫り、さらに弾んできたのだが、ここでえーりんがのの子の背中をタッチ。のの子にオパイェを決めさせて中島へのごっちゃんフォールを狙うもカウント2で返される。のの子が2人まとめて昇天からボインメーカー。さらにえーりんも加わってボインメーカーポーズから、えーりんが飛び出し中島に飛びつきネックブリーカー。のの子に山下を押さえつけるように指示を出したえーりんは中島に焼き餃子固めを決めてカバーするもカウント2。ドロップキックで中島をコーナーに追いやり、続いて攻撃を狙ったが中島にバックを奪われるやノーザン・スープレックス・ホールドで一気に3カウントを奪われてしまった(10分11秒)。えーりんの自力勝利はまたしてもお預けに。















      試合後、中島がえーりんに向かって「あんまり欲しがらないほうがいいんじゃないの? タッグは力を合わせて勝つものだよ!」と喜びを爆発させていると、甲田哲也代表がリングに上がって東女初進出となる11・3横浜ラジアントホールに関して赤井沙希、清水愛の参戦と東京女子勢(ミウラの復帰も込み)も含めた10選手による5大シングルマッチの開催をアナウンス。リング上では組み合わせ抽選会がおこなわれ、以下の通りカードと試合順が決定した。





















      ○第1試合
      えーりんvsミウラアカネ
      ○第2試合
      木場千景vs坂崎ユカ
      ○第3試合
      のの子vs清水愛
      ○第4試合
      中島翔子vs赤井沙希
      ○メインイベント
      山下実優vsKANNA


      最後は中島の音頭による「強い子! ショーコ!!」で締めとなった。



      【試合後のコメント】
      中島 初のラジアントホール大会、東京女子に入って初めてDDTさんの会場でチケットを売りにいったのがラジアントだったんですよ。なかなか思い出深いし、キャパもここより広いので余計に張り切っちゃいます、私。頑張ります。(対戦相手は)赤井さんですね。日頃、闘いたいって言っていたんですよ。DDTで闘っている赤井さんと私たち東京女子は一緒にプロレスの練習をしたりすることもあったんですが、プロレスをやる機会は今までそんなになかった。赤井さんはよく私の面倒を見てくれるお姉さんみたいな感じの方なんですよ。服をくれたりとかご飯つくってくれたりとか。で、闘いたいねってずーっと言っていたので、こんな機会が舞い降りてくるとはくじ運がとてもいい。とってもラッキーです。もちろん勝ちますよ。よく週プロでもコラム書いているじゃないですか。いろいろメディアに取り上げられる人ですけど、仲がいいからって手加減なしで、私が赤井さんに勝って有名になって大金持ちになるぞ!
      ――赤井選手と交友が始まったのは?
      中島 赤井さんがデビュー前に新木場などで練習していて、練習終わって一緒に帰る時に電車が一緒でおしゃべりしてて。でもプロレスの話ばかりしていたんですよ。そしたら試合を見に来てくれたり、私も見にいったりして。(仲良くなったのは)いつの間にかですね。
      ――最近の赤井選手の活躍をどう見ている?
      中島 よぉやるなあ、(総選挙用に)ティッシュ作ったりして。お金かかっているんですよ、あれ。段ボール2箱、家にあったんですよ。両国でのアジャ・コングさんとの試合も見ましたけど、すごかったなあと。外飛んだりして。今まで怖くて高いところにも立てなかったのに。しかも細いのにあんなデカい人と闘って、すごいと思いました。
      ――すごいなあと思う相手と闘って勝たないといけない。
      中島 向こうはデカいところでやってますけど、私は力で負けているとは思わないし。闘うのがすごく楽しみです。
      ――赤井選手に注意するべき点は?
      中島 体格の差かなと思うんですけど、たぶんスピードは私のほうが早いです。だから捕まえられるものなら捕まえてみろという感じです。
      ――相手は手足も長いし、身長も高いですし…。
      中島 スタイルもよくて、美人で、ご飯も作れて、モテて、写真うつりもよくて。ねえ? 私はプロレスでしか勝てないんじゃないかな。勝つ気マンマンです。プロレスでは勝ちます!
      ――単純な疑問ですが、赤井選手の服は中島選手に入るんでしょうか。
      中島 今、ほら、短いパンツが流行っているじゃないですか。赤井さんのここら辺にあるやつが、私のここら辺になるぐらいで(太ももあたりに指でラインを作り、ヒザの方に少し移動させる)、ビックリすることに入っちゃうんですよね。ハハハハハ(笑)。

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