選手入場式
試合順を尻相撲で決めた結果、のの子が圧勝し、メインへ!
まず中島翔子と坂崎ユカの“闘うコメディアンズ”が登場し、前説がスタート。雪の影響で空席もある場内を見渡して「いやー、今日も超満員ですねぇ~。こういう日に来てくれた人が真の東女ファンですよ!」と力説した2人は、ジェスチャーを交えてプロレスルールを説明。続いていつもMCをやっている桃知みなみさん、代わりにこの日MCを務める練習生の江莉が登場。緊張しているという江利だが、ボーカロイドのKAITOのコスプレをしてきたと説明。そして出場選手がリング上へ。
8人全員が揃ったところで選手を代表して高田あゆみが挨拶しようとしたのだが、マイクを奪い取ったのの子が「先に挨拶とかよりも決まっていないことがあるじゃないですか。今日のメインの試合はどうなったの? 私でいいんじゃないかなと思っているんですけど」と言い出す。しかし、のの子からマイクを奪い取った山下が「もうちょっと大人になって……。私がメインなんです!」と言うと、のの子は「こういうのって言った者勝ちだと思うんで、Twitterとかでも世界に発信しちゃったんです! 甲田さん、どうなっているんです?」と甲田哲也代表を呼びつける。マイクを持った甲田代表が「今日のメインイベント、まだ試合順が決定しておりません! 木曽さん、例のものを用意してください!」と言うと、箱馬が運び込まれ、女子プロレス界の伝統芸である尻相撲で試合順を決めることに。山下vsのの子の尻相撲対決は、いきなりのの子がフライング。木曽大介レフェリーに「次やったら反則負けにしますから」と言われ、仕切り直しで尻相撲対決が開始されるとのの子が圧勝。この結果、のの子の試合がメインとなった。最後に改めて高田が「今日はお足元が悪い中、ご来場ありがとうございました。ここにいる選手一同、精一杯頑張りますので応援よろしくお願いします」と挨拶した。
第1試合 10分1本勝負
木場はハート型のカードをバラ撒きながら登場。向き合うとかなりの身長差だが、まずは木場がヘッドロックでグラウンドに持ち込む。これを高田がヘッドシザースで脱出するが、木場は腕を取ってワキ固めへ。そこから鎌固めに捉えた木場は、続けてランニング・エルボードロップ。高田もエルボーを打っていくが、木場はエルボーを返すと「来いよ、来いよ!」と挑発。絶叫してからエルボーを打っていった高田は、長髪を振り乱しながら木場をなぎ倒すと、馬乗りになった頭をマットに叩きつけ、さらにエアプレーンスピンで回していく。目が回った木場をコーナー下で踏みつけていった高田は、長身を活かしたDDTで叩きつけるとバックを取るが、ビクトル投げで切り返した木場はヒザ十字固めへ。木場がリング中央でガッチリと決めていくと、高田は悲鳴をあげながらタップアウト。受験のブランクを感じさせない動きで木場が勝利した。
【大会後のコメント】
――木場選手と闘っていかがですか?
高田 関節が痛いです。体が硬いので本当に辛かったです。キュンキュンキュンって来るんで。
――実際グラウンド対策は何かしていましたか?
高田 なんとなく気合いでカバーできるかなと思ったんですけど、ちょっと動きが足りないですね。残念です。
――今回、DPG復帰後初の試合となりますが、二足のわらじに戻って大変な事とかはありますか。
高田 もう限度がありませんので、頑張ります。
――改めてステファニーアユミと高田あゆみを合わせて、どのようなスタイルになるのでしょうか。
高田 プロレスのリングの上は、自分に嘘をつけないのでちゃんと自分に近づいて、本当の自分に近づいた時に一番力が出ると思うので、とりあえず対戦相手には悪いけど一番勝たなきゃいけないのは自分だと思っているんで、まだまだ頑張ります。
――久々の試合でしたが戻ってきていかがでした?
木場 すごい楽しかったです~。めっちゃ楽しくって、でもやっぱり出てなかった分、少し動きが鈍ってしまったので、ちょっとそこは徐々に回復していこうと思います。
――高田選手に関しては?
木場 不思議な方です、やっぱり。あんなにぐるぐる回されると思ってなかったんで、ちょっとびっくりしました。また闘いたいですね。
――大学合格も発表しました。
木場 やっとです! 本当にプレッシャーから逃れられるみたいな。ちょっと気分が軽くなりました。よかったです。
――4月からは数少ない女子大生女子プロレスラーになるわけですね。
木場 特に変わることないと思うんですけど、楽しみにしてます。
――今エース対決がのの子選手と山下選手の間で勃発していますが。
木場 やっぱり最初はエースエース言ってたんですけど、今ちょっとそんなにエースはいいかなって感じで。勝ち負けどうでもよくて、勝ったら勝ったで嬉しいけど、どちらかと言えば勝っても負けてもカッコイイ所を見せられたらなって今は思ってます。
――大学では体育会系に入る?
木場 気が合いそうな人達がいっぱいいるところにいきたいと思います。
――最後に改めて合格の報告とメッセージを。
木場 私立大学に合格しました! これからも両立して頑張っていこうと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!
アイドルLIVE
AMiEが3曲披露!
第1試合が終わるとアイドルライブへ。雪の影響でWELOVEが名古屋からまだ王子に到着していないということで、先にAMiEがライブをおこなうことに。夏木るる、岸田綾、八戸美月の3人組。『心のトビラ』『LOVE MORE』を披露。リング上でのライブに戸惑いながらも、八戸が一発芸として“かっこいいチョコレート”を披露。そして最後に『パーリーピーポー』を披露して盛り上げた。
第2試合 10分1本勝負
ライブを終えたAMiEがそのまま第2試合の山下実優vsケンドー・リリコのリングアナを担当。これがリングでは初めての試合となるリリコに対するは、のの子との尻相撲に敗れて東京女子では初めてメイン以外の試合に出場することになった山下。握手を交わしながら頭を下げた山下に対し、リリコは自分への声援に笑顔で手を振って応える余裕を見せる。ハンマーロックからヘッドロックに捕えた山下だが、リリコはロープに振って逃れるとカウンターのエルボー。「2戦目だからって舐めるな!」と言い放ってから手四つの力比べを要求したリリコ。応じていった山下にロープまで押し込んでいったリリコは二段蹴りからエルボーを叩き込むと、スナップメイヤーからスリーパー。これをスナップメイヤーで脱出した山下はサッカーボールキックからニーリフトを叩き込むと串刺しエルボーへ。スリーパーをお返ししていった山下。リリコは何とかロープに脱出する。山下は離れ際にサッカーボールキックを叩き込むと、シュミット式バックブリーカーへ。リリコもエルボーの連打をやり返すと、ステップオーバー・トーホールドから足4の字固め。必死に反転して形勢逆転した山下。するとリリコがロープエスケープ。山下はローキックでリリコにヒザをつかせるとバズソーキック。しかし、これは空振りに終わる。ならばとシュミット式バックブリーカーで叩きつけていくが、リリコもエルボーを連打して山下をなぎ倒すと「よっしゃ、いくぞー!」と叫んでエルボードロップ。続くラリアットをかわした山下はミドルキックでリリコにヒザ立ちにさせると、クラッシュラビットヒートをブチ込んで勝利。盤石の勝利だった山下はリリコと抱き合って健闘を称えるとジンギスカンダンス。
【大会後のコメント】
――第2戦リングでは初めての試合になりました
リリコ リングはすごい楽しかったです。でもやっぱりマットの試合とは違って、広く感じました。
――東京女子のエースとのシングルでした、力の差は感じました?
リリコ 今まで負けなしの山下さんだったので、カードが決まった時に「うわぁ」と思ったんですけど、でもきっとチャンスはあると思って狙っていったんですけど、やっぱり力の差が少し出てしまって、負けてしまったので悔しいです。
――今回はお客さんのアピールが控え目でしたが。
リリコ そうですかね~? でも応援してくださったのですごく嬉しかったです。これからもアピールしまーす。
アイドルLIVE
WELOVEが3曲披露!
雪のため到着が遅れたWELOVEだが、お詫びということで写真撮影が可能に。リングを降りてファンとハイタッチしながら1曲目の『ハイタッチ』を歌ってみせる。松井佑喜と北川ひかるの2人が、激しいダンスを踊りながら2曲目の『ストレート』を歌う姿にファンの声援にも熱が入る。MCなしで最後の『閃光アクション』まで一気に歌った。
メインイベント 15分1本勝負
WELOVEがリングアナを務める中、尻相撲で山下に勝利してメインの座を勝ち取ったのの子がリングサイドの観客と握手をしながら入場。その様子を中島と坂崎は歯ぎしりしながら睨みつける。のの子と坂崎の先発でスタート。余裕のボインアピールで挑発するのの子に対し、その手を自分のAカップに押しつけた坂崎。のの子も坂崎の手をKカップに押しつけるが、屈辱に耐えてみせた坂崎は中島にタッチ。KANNAは中島のエルボーをかわしてロープに飛ぶと、ショルダーアタックでなぎ倒す。しかし中島が自軍のコーナーにKANNAを押し込むと、坂崎と太鼓の乱れ打ち。そこからスリーパーで捕獲した坂崎が中島に交替すると、中島は首4の字固めの体勢で自らブリッジ。さらに坂崎がダイヤル固めで回していくもカウント2。完全に捕まってしまったKANNAに対し、中島は前方回転ネックブリーカーを決めるとジャンピング・ボディープレス。思わずのの子が入ってくるが「KANNAさん、頑張って!」と檄を飛ばすのみ。坂崎がDJニラばりロケットパンチを放ってから中島との合体攻撃を狙う。KANNAがかわして同士討ちを誘うと、ようやくのの子にタッチ。Kカップの体当たりで中島と坂崎をなぎ倒していったのの子はボインメーカーポーズ。しかし背後から中島が攻撃してボインメーカーを阻むとトレイン攻撃。のの子は坂崎の串刺し攻撃をかわし、坂崎と中島の顔を自らのボインに押しつけると、Kカップアタック(コーナースプラッシュ)をお見舞い。朦朧とする坂崎に大家さん(スピア)を見舞ったKANNAは足を踏みならすが、立ち上がろうとしていた坂崎は倒れてしまう。そこへ不用意に近づいたKANNAを丸め込んだ坂崎が続けてロケットパンチ。タッチを受けた中島はのの子にショルダーアタックを見舞っていくが、ビクともしない。ならばと横入り式エビ固めで丸め込んだ中島は、のの子をロープに張り付けると、坂崎と同時に619をボインへと放つ。さらに両側からボインを踏みつけていった中島はヘッドバット。のの子もボインに中島の顔を押しつけるが、中島は一本足頭突き。ならばとのの子も一本足押しつけから、新技のSTO(スペース・トルネード・おっぱい)でなぎ倒す。カットに入った坂崎をKANNAが場外に連れ出す。その間にのの子がボインメーカー → パイフライフロー → 乳固めで3カウント。
エンディング
「負けたのはお尻相撲だけ」(山下)「私がエースでいいと思いません?」(のの子)4・5ラゾーナ川崎で山下とのの子が一騎打ち!
試合後、敗れた中島はリング下で号泣。最後に選手とアイドルが全員リングに上がると感想を述べる。WELOVE「3回目の出演だったんですけど、お客さんが温かくて楽しいステージでした」AMiN「今日初めてリングに上がってピョンピョンできて嬉しかったです」高田「また負けてしまったんですけど、もう泣きません。まだ頑張れるんで、明日からも超特急で練習して早く勝利したいと思います」木場「ただいま。2ヵ月ぶりだったんですけど楽しかったです。合格は……まだかな(笑)」リリコ「対戦相手が東京女子で負けなしの山下さんで絶対負けないと思ってやったんですけど、やっぱり強くて。でも絶対、このリングのど真ん中でリベンジしたいと思います!」山下「今日も勝つことができました! デビュー2戦目のリリコちゃんは今日が初めてのリングでの試合ということで、その相手が私で嬉しかったし、これからも闘っていきたいと思える仲間でした。今日、実は私の密着取材をしてくれる番組がありまして、カメラが入っています。テレビを通して遠くに住んでいるお母さんに伝えたいことがあるので、少し時間をください。ママ、今日も勝てて、こうしてたくさんの人と仲間に囲まれて、日々闘っています。女手一つで育ててくれて、その姿が本当に憧れです。娘としてもレスラーとしてもまだまだですが、お母さんみたいになれるように頑張るので、これからも見守ってください(涙)」坂崎「何て言うか、カラダのダメージより精神的なダメージのほうが強くて。なぜ巨乳には勝てないんだ。巨乳対策を結構考えたんですけど、出さないってことでは勝てないとわかったので、次からは新技を考えていきたいと思います」中島「ありがとうございます。まずサッちゃんコールをするのをやめてください。はぁ…勝ちたかった。ユカっちと組むのを楽しみにしていて、2人で研究する時間も楽しかったし、このチームでしばらくは強くなりたいっていう願望があります。これからも2人の応援をお願いします。2人とも芸人をやっているんですけど、こっちに逃げ込んできたフシはあるんですけど、そっちもまだ諦めてないんで。2人で何かできたらと思っているので、応援よろしくお願いします!」KANNA「なんですかね、このモヤモヤした気持ちは。次は私、単品でお願いします」のの子「今日も勝てました。皆さんの応援のお陰だと思っています。ありがとうございます。Twitterでお二人が私たちは頭脳波だからと言っていたのが敗因だと思います。今日は山下さんにも勝って、中島さんにも勝ったので2勝しているんですよ~。もうエースでいいと思うんですよ~」
のの子がそう言うと、山下が黙っていられないとばかりに「私が負けたのはお尻相撲で、プロレスでは負けていません…っていうか、私が勝ちます! 闘って勝ってから言ってください!」と宣戦布告。のの子は「いいですけど……代表! 私、エースでいいと思いません?」と甲田代表を呼び込む。甲田代表は「これはもう2人のシングルマッチを組むしかないと思うんですけど、4月5日にラゾーナ川崎大会があります。少し大きな会場になります。そこで山下美優vsのの子のシングルマッチ決定とします!」と発表した。山下ものの子も承諾したが、終始厳しい表情の山下に対し、のの子は笑顔でボインをアピールと最後まで対照的。締めのマイクを任された木場は「締めの前に発表があります。さっきちょっとまだと言ったんですけど、私、木場千景、私立大学に合格しました! マジ、ストレスフリーだよ! 夢のキャンパスライフだよ! そっちも両立で頑張っていこうと思うのでよろしくお願いします」とアナウンス。最後は改めて「正面向いてください。正面に礼! ありがとうございました。お互いに礼! ありがとうございました。今日来てくれたお客さんに礼! ありがとうございました」で締めくくったが、山下とのの子は最後までリング上で睨み合った。
【大会後のコメント】
――のの子選手と山下選手の闘いの結果メインイベントになりましたが、メインイベントで闘ってみていかがでした?
坂崎 むむ…。
中島 まあこんなところでね、調子にのってるね。
坂崎 のの子をね。
中島 でかいヤツをね。
坂崎 おっぱいモンスターをね。
中島 ちょっと黙らしてもらえたらと。
坂崎 メインに入れてね。
中島 あまり実感ないけどね(苦笑)。
坂崎 あれ(尻相撲)で決められてもね~。
中島 どこでも一緒だし。
坂崎 たいして実感ないっすよね。あれは結果が見えてましたからね。あんな体積取ってたら。
中島 ズルいよね。
坂崎 ズルいよ。詐欺だ。
中島 詐欺だ!
――胸を狙っていく連係もありましたが、まだ完全ではなかったようでした。
中島 今日出せてなかった技もね。
坂崎 実はあったんですけど。
中島 いろいろあるんで。
坂崎 もっとおっぱいね~。
中島 ね~。
坂崎 さっき思いついたんですよね? 大きい技をやっちゃうと、そのボリュームで跳ね返されちゃうんで、その鋭角に、ピンポイントで狙ってやろうかと。
中島 もうピュッと。
坂崎 ピュッと!
中島 ブルをね。
坂崎 ピュッと狙ってやろうと!
中島 いいかなって気づいたよね。発明ですよ、発明。
坂崎 これは頭脳派の私達の。
中島 頭脳派だから。東京女子の頭脳派コンビ。
坂崎 これはまたチャンスあったら、確実に仕留めていきましょう。
中島 仕留めましょう。
――エンディングではのの子さんから「頭脳派ではない」とか「芸人でない」という言葉もありましたが。
坂崎 なんかゴチャゴチャ言ってましたけどね~。
中島 アイツなんてね。
坂崎 脳内おっぱいだろうが、あんなもん!
中島 本当にね。
坂崎 中身ないんだから。
中島 糸チャーシューみたいな感じだよ。
坂崎 そういうこと。
中島 糸チャーシューだよ。アイドルじゃない、糸チャーシューだよ! 糸チャーシュー!
坂崎 つまりはチャーシューってことですよ!
――今後はタッグチームでこれからも?
坂崎 そまたチャンスがあればね~。
中島 ちょっと見えてきたよね。
坂崎 ここで光が見えてきたんで。
中島 途切れさせたくないような手応えを感じました。
坂崎 今回一発目だったんでね~。
中島 完成した時の大きさがデカいかなって思ってます。
坂崎 2人ともチョコマカするんでね。その遅い、のろい、おっぱい星人をどうやって仕留めてやろうかと。
中島 仕留めてね、ブルをね。
坂崎 ブルを仕留めていこうかと思っています。
――では最後に締めてください。
坂崎 おー! 鬼のフリがきたぞ!
中島 って事で。
坂崎 まあ負けって言われちゃ負けなんでしょうけど、それを認めたら私達の負けなんで。
中島 そうだね。
坂崎 絶対負けてないっすよ、あんなもんに。
中島 そうだよ、雪のせいだよ!
坂崎 全部雪のせいだ!
中島 雪のせいですよ!(笑)
坂崎 雪のせいだ~~! ダメですか? これで締められませんか?
中島 負けるかー! 次回大会カード決まってないが次こそ勝つぞー!
坂崎 おー!
週刊プロレス・加藤朝太記者 すいません、髪の色を変えたのはキャラがかぶっていたから?
坂崎 お~っと、締められなかったぞー!? そうですね、入る前から知ってたんですけど、金がかぶってるなと思ってて、その分け方が最初に入った方の金、後に入った方の金て言われると、これじゃ永遠と名前覚えてもらえねえなと。
中島 そうだね~(苦笑)。
坂崎 ちょっとね、銀にしようかなと思ったら。
加藤記者 銀なんですか?
坂崎 そうです。最初は失敗しちゃってネイビーになっちゃったんですけど、どんどんグレーになっちゃって、銀とは外れちゃったんですよね~。つまり失敗です!
中島 失敗じゃない! 失敗じゃない! 銀ということにしてください。あの、銀と金で。
坂崎 金さん銀さんで。
中島 闘うコメディアンズなんで。
坂崎 ひゃ~くさ~い。
加藤記者 中島さんの髪はヘッドバッドで流血されたんでしょうか。
中島 違います! そのイジリは結構されます。
坂崎 実際はそうですよね。
中島 おかしい!
坂崎 違った(笑)
中島 実はそうなのかもな~。ピンク色の血が出るらしいですよ。
加藤記者 さっちゃんと言われてましたが。
中島 そうですね。ちょっとさっちゃんとか誰のことだか知らないですけど。
坂崎 さっちゃん存じ上げないですけど。
中島 存じ上げないです。
――では改めて芸人として締めてください。
中島 さっちゃんじゃないよ!
坂崎 ホントはね!
2人 ……だ~!(とポーズを決める)
――見事オープニングでメインイベントを勝ち取りました。
のの子 嬉しいですね、メインで勝てるのは。やっぱ違う喜びがあるなって思いました。それもKANNAさんがいてくれて心強かったです。
KANNA 私も心強かったっちゃあ、心強かったですね。あの大きな乳で3カウントを取ってくれると信じてました。
――試合後、モヤモヤするという言葉もありましたが。
KANNA 直接自分が勝ったわけではないので、ちょっとモヤモヤしてます。
――のの子選手はラゾーナ大会で山下選手とシングルが決まりました。
のの子 決まりましたけど~、まぁ勝てると思います。ん~それはチョット時間もあるし、いろいろ秘策とか対策とかも考えて挑もうかなと思ってますし~。いけると思います。
――現時点では勝てるという自信があると。
のの子 ただキックがちょっといろいろしてくると思うんで、そこの対策をよく考えて。あと私、結構頭脳派なので~頭脳を使って試合を作れたらいいなと。
――試合後、闘うコメディアンズに頭脳派ではないという言葉がありましたが。
のの子 どう考えても頭脳派ではないかなと。昨日のTwitterで「私達、頭脳派で頑張ります」とか書いてるの見た時に、あからさまに頭脳ではないだろうと。結構、とっ散らかってる部分ありますし、肉体派だろうと。それが敗北の原因なんじゃないかなと思ってます。
――頭脳派ではないだけでなく、芸人ではないという言葉もありました。
のの子 そうなんですよ~。やっぱり~元芸人さんなので、今芸人さん活動してないじゃないですか~? そのへんで、私は芸人だ~みたいなことで中島さんとか強く言ってきますけど、違うんじゃないかなって思いますね。活動し続けてこそ言える言葉だと思いますし。私もこの間の記者会見の時に、私が踊りの練習とかアイドルの活動の練習してる時に、私はプロレスを見てるんだってことを言ってたんで、じゃあ立派なプロレスラーだと思いますって。でも芸人さんじゃないでしょ~って。その時間、芸人さんの練習してないじゃないですかっていうことを言いたかったんです。だから、芸人さんではないと思います。立派なプロレスラーだと思ってます。はい。
加藤記者 のの子さんはKカップアイドルとして、バレンタインデーはどれぐらいチョコを配ったんですか?
のの子 やっぱり~アイドルだから~本命にしかあげないです♪
――本命はいらっしゃるんですか?
のの子 タニマチになってくれた人用に一個取ってあるんですけど、やっぱりまだ残ってるので、それをちょっと今日とか消化できるかなって思ったんですけど。
KANNA 今日タニマチさん来てくれたんですか?
のの子 まず現れてないんですよね。でもやっぱ最近思うんですよ、タニマチを募集してて~、やっぱ現実味がわからないって。「タニマチになりませんか?」って言っても、「タニマチって1000万ぐらい必要なんでしょ?」とか思われてるので。ちょっとやっぱり今の御時世ってタニマチって辛いのかなと思いまして~、「のの子株を買いませんか?」っていう細かいことをやろうと。やっぱり一口1万円の10口からみたいな。ちょっと株式を作りたいなと思って、調べてるんですけど。今、株式を立ち上げるにしても大丈夫みたいな、お金は安いよみたいな感じになっちゃうじゃないですか? でも、やっぱりそれにしても費用は意外とかかってるんですよね。2、30万とかかかるんですよ。株主になるための株主を探してますってとこから始めたいなと思ってるんですよ。で、のの子株を皆さんに買ってもらえばいいかなって思ってます。
――つまり株式会社のの子が立ち上がる?
のの子 そうですね~。でもちょっとあれね、税金とかがかかってくるから~ちょっとあの、私やっぱりこう封筒で欲しいんです。税金のかからないお金がやっぱりタニマチでって言ってるんですけど、こうモヤモヤと悩んでるんですよ~ていうところです。
――ちなみにKANNAさんはバレンタインは?
KANNA バレンタインデーは色々ありまして作れなかったというか、後日皆さんにお配りします。すいません。
――本命の方はいらっしゃらない?
KANNA 本命の方はちょっと…い、いないです。
のの子 あと~今日私、実は一個新技を持ったんです。あの~以前から~プロレスの神様と通じあってるんじゃないかと言ってたじゃないですか~? やっぱ天から降りてきて、こうお告げがあったというか、これからは宇宙だろと。私も宇宙っていうものにものすごい憧れがあって、今日はボインメーカーの前に出した技が一個あるんですけど、それが、スペース・トルネード・おっぱいっていう、STOっていうものを出しました。皆さんには見えなかったかもしれないんですけど、高速で動いてたので。高速でおっぱいが巻き付いて宙にあげて叩きつけてたんですよ。早すぎて一瞬で皆さんには見えなかったかな~。
――オープニングでの結果、メインイベントをのの子さんに奪われてしまいました。
山下 尻相撲っていう闘いでは負けちゃったんですけど、プロレスではまだ闘ってないし、川崎ではのの子さんとの闘いが決まったし、気を引き締めて。ずっと闘いたい相手だったので、闘って勝って、エースだということをのの子さん自身にも植えつけるというか、私がエースなんだということを納得するように絶対に勝ちにいきたいと思います。
――のの子さんも快勝中ですが、胸対策は考えていますか?
山下 対策というか胸自体には私は恐怖を覚えてないので、ただあの胸を私の打撃、キックで倒すことしか考えてないので、怖い所はありません。
――今日、リリコ選手と初めて闘いましたがいかがでした?
山下 キックとかにしてもグラってくる場面はあるけど、それでも立ち上がる。今までも簡単に勝てる相手は一人もいなかったんですけど、前に来る、絶対に勝つって気持ちが伝わってきて、そんな相手と、リリコちゃんと闘えたっていうのは試合中でも嬉しいな、楽しいなって心から思えた相手ですね。
――エンディングでテレビの収録が入っているとのことでしたが。
山下 番組はお母さんに対しての感動な番組です。プロレスをしてる少女として密着が入っていたので、テレビを通してお母さんに試合もテレビで映るっていうことを聞いてたので、試合を見せて今プロレスラーとして支えられながら闘ってるんだよというのを伝えるために私情を挟んじゃったんですけど、あそこで時間を皆さんにいただいてお母さんに感謝の気持を伝えました。
――全国地上波?
山下 そうみたいですね。
――では最後にファンへメッセージを。
山下 今日もリリコさんに勝てて、まだ負けなしです。川崎でのの子さんと闘うことが決まって、もっともっと気を引き締めてキック、打撃も鍛えてあの胸も打撃で3カウント取って、私がエースだということを証明したいと思います。これからも応援よろしくお願いします。