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TJPW SPRING TOUR 2025 IN SHINAGAWA vol.1

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日時2025年5月17日
会場東京・品川プリンスホテル内クラブeX
観衆335人(超満員札止め)
  • 前説

  • 新リングアナの白井李世が挨拶!

  • 難波小百合リングアナの前説では、昨日公式YouTubeで公開された『【難波小百合探検隊】緊急大追跡!! 新たなリングアナは実在した!!』で紹介された難波の後任となる新リングアナの白井李世(しらい・りせ)が挨拶。「このたび新しいリングアナを務めさせていただきます白井李世です。何もわからないんですけど精いっぱい務めさせていただきます。よろしくお願いします」白井は5・24清水大会から見習いリングアナとして活動していく。その後、アプガプロレスは歌のコーナーで『Stand up!恋の証明』を熱唱した。
  • 第1試合 15分1本勝負

  • シングルマッチ

    6分37秒

    ヴィーナスDDT→エビ固め

  • 第2試合 15分1本勝負

  • シングルマッチ

    6分49秒

    ぽむ・ど・じゃすてぃす→体固め

  • 第3試合 15分1本勝負

  • シングルマッチ

    10分57秒

    伊藤デラックス

  • 第4試合 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    9分27秒

    フェイマサー→片エビ固め

  • 第5試合 20分1本勝負

  • 6人タッグマッチ

    10分8秒

    ダイビング・フットスタンプ→片エビ固め

  • セミファイナル 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    11分30秒

    旋闘鳥流→片エビ固め

  • 中島と荒井の先発でスタート。腕の取り合いからフィンガーロック、ヘッドロックと攻防が続いて鳥喰vsもかに移る。ロープに向かって走る鳥喰をもかが正拳突きで止めて荒井と交替。荒井がボディースラムから足攻め。しばらく捕まった鳥喰だが、ボディースラムを着地してドロップキックで返すと中島と交替。中島が一気呵成に攻めるともかにライダーキック。羽根折り固めはニアロープで逃げられる。ノーザンライトの体勢はもかが着地してボディースラム。荒井が出てきてドロップキックから串刺しビッグブーツ、ショルダーアタックと猛攻。中島も腕を取って下からすくって回転足折り固め。荒井もビッグブーツでやり返し、中島もライダーキックで抵抗。中島から替わった鳥喰はドロップキック連打。しかしカウント2。鳥籠は荒井が丸め込みで切り返す。荒井が鳥喰のバック宙キックをかわしてビッグブーツを放つともかがゼロ戦キック。鴻臚館狙いは鳥喰が着地して縦アームドラッグ。コーナーに登るももかが正拳突きで撃墜してハーフダウンのコブラツイストも中島が香港スピンエルボーで解除。鳥喰が鳥籠を狙うが荒井がビッグブーツでカット。荒井が中島をサソリ固めで捕獲する間にもかが鳥喰に羅生門を仕掛けるがロープに逃げられてしまう。鳥喰がソバットから、もかのゼロ戦キックをかわしてバック宙キック。セカンドロープ・ローリングセントーンを投下した鳥喰が旋闘鳥流を狙うも荒井がカット。その荒井を中島が619で落とす。中島が荒井をトペ・スイシーダで釘付けにしていると、鳥喰がもかにシャイニング延髄斬りから旋闘鳥流で勝負あり。
  • 鳥喰が中島のMLW世界女子フェザー級王座に挑戦表明!「私もベルトを懸けて熱い試合がしたい」

  • 試合後、鳥喰がマイクを持つ。鳥喰「勝たせてもらったんですけどちょっとだけお時間ください! 私デビューして4年経ちました。動くのが好きなだけだった私を中島さんがこの東京女子を紹介してくれて、3WAYとかメチャクチャ面白い試合も強い相手との試合も、勝っても負けても全部面白いな、楽しいなで終わるような状態で、ベルトは上の人、先輩、そういう人たちがやることで、私にはベルトは遠い世界だなとずっと思っていました。でも最近、ちょっとその感覚変わってきて、ベルトを懸けて先輩や同期、後輩がいろんな試合しているのを「すごいな」じゃなくて、「私だったらどうするか」「私なら」「私だって」と思えるようになりました。このカードが決まって、この試合に勝ったら絶対言おうと決めてました。私も全力の試合がしたいです。ベルトを懸けて、いつもだって全力出しているけど、自分の感情を、心をさらけ出せるような、自分を超えるような熱い試合をベルトを懸けてしたいです。それが叶うなら中島さん、あなたとそんな試合がしたいです」中島「で、どっちが欲しいの?」鳥喰「シングルのほうをお願いします」中島「オマエとはこういう形で勝負したいと思っていた。たぶん、オマエの能力を誰よりもわかっているのは私だと思う。オマエのファンより、ほかの東京女子の仲間より、オマエの強さを一番わかっているのは、私だと思っている。このベルト、なんのベルトかわかるか? 私がアメリカにいくために必要なベルト。夢をかなえてくれる魔法のベルト。なんでかわかる? こんな小さな日本人でも世界を震撼させる大怪獣に変身させてくれる魔法のベルトだから。だからこれを取った時に絶対に誰にも負けないと決めました」鳥喰「それでも私は全力を超えて、いつも以上に出して、そのベルトを獲りにいきます」中島「じゃあ受けまーす! 明日でもいいよ。私はいつでも試合できるけど、いつがいい?」鳥喰「選んでいいんですか? 私、6月にデビューしました。ならデビューに一番近い、一日違いの6月7日の品川で、私の5年目の一発目の試合でそのベルトに挑戦させてください」中島が握手で返してMLW世界女子フェザー級戦が決定的となった。

    【試合後のコメント】
    鳥喰 中島さんとMLWのベルトを懸けて、ベルトに挑戦します。中島さんに紹介してもらわなかったら、プロレスをやらなかったので。全部、中島さんが拾ってくれて、繋げてくれて、今の私があるので。5年目の一発目に懸けるベルトは中島さんとやりたかったので、それが叶いそうでよかったです。本当、今まで以上の自分を出してベルトを獲れるように頑張っていきたいと思います。
    ――「さらけ出す」というのは?
    鳥喰 マスクもしているし、普段から声を出すようなタイプじゃない。自分の感情を言葉にするのも苦手で、普段から「試合でそんなに表情変わらない」と言われていたんですけど、絶対に今回は負けたくないので、周りが見てもわかるような、周りに伝わるような、自分が出せるものを出して、それが伝わればいいなと思います。

    中島 鳥がこのベルトに挑戦するということで。プロレスを始める前から鳥とは一緒に体を動かして遊ぶような関係なんですけど、アスリート歴は私のプロレス歴と同じぐらいなんじゃないでしょうか。だから彼女のすごさをすごく知っているんです。でも全然結果を出さないから「何やってんだ、コイツ」って思っていたんですけど、鳥の口から私と闘いたいと言ってくれたので、私は全力を出すだけだと思ってます。でもこのベルトは、私がアメリカにいくための大事な大事なベルトなので、絶対に失うわけにはいかないです。このベルトを持っている私はメッチャ怖いし、誰にも負けないので、鍛えて待ってろよって感じです。すごい楽しみです。
    ――鳥喰は思い入れのある選手?
    中島 まあ彼女のマスクの裏を知っているので、もっといろいろすごいことができるのになあ、全然リング上だと強くないなあって思っているんですけど、でも今、そのマスクの中の自我をたぶんプロレスでも出せるようになっている。だから全部見せてって感じです。
    ――鳥喰に歯がゆい思いがあったからこそ、挑戦表明は嬉しい?
    中島 嬉しいです! なんか色も黒いし、あんまり目立たないじゃないですか、アイツ。目立つといいなって感じです。
  • メインイベント 20分1本勝負

  • 6人タッグマッチ

    13分0秒

    マフラーホールド

  • 先発は5・31練馬でインター王座を争う鈴芽と長谷川でスタート。グラウンドの攻防で互角に渡り合いハルとHIMAWARIにそれぞれ交替。ハルがHIMAWARIを捕まえると、でじもんのタッチワークからハルがドロップキックで続く。HIMAWARIはロングヘアの鞭打ちでやり返して長谷川とタッチ。その後はローンバトルを強いられたハルだが、志乃にドロップキックを決めて鈴芽とタッチ。鈴芽が一気呵成の攻め。志乃と長谷川にまとめてプランチャを浴びせていく。駆け上がりフェースクラッシャーは志乃が拒否してドロップキック。HIMAWARIがショルダーアタックで続いて逆片エビ固めへ。鈴芽はロープに逃げる。鈴芽は有栖にタッチをかわし、HIMAWARIをタランチュラで捕獲すると有栖がドロップキックを突き刺す。有栖のキャメルクラッチはHIMAWARIがロープに逃げる。水車落としはHIMAWARIが着地してお姫様落とし。長谷川が出てくるとドロップキックからランニング低空クロスボディー。カウント2で返されるとエルボーを狙うが有栖がかわしてエルボー。有栖は長谷川のエルボーをブロックして水車落とし。ハルが出てくると串刺しドロップキックから、さらにドロップキック。これはカウント2。低空クロスボディーは長谷川がかわしてその場でのサマーソルトドロップ。エルボーで攻め込む長谷川にでじもん連係からハルが低空クロスボディー。しかしカウント2。長谷川がチンクラッシャーからエルボー、さらにマフラーホールドで勝負に出る。ロープに逃げんとするハルをリング中央に戻してマフラーホールドで絞るが有栖がスーパーキックでカット。鈴芽がコーナーに登って長谷川にミカヅキ流星群もかわされて自爆。長谷川が鈴芽にダイビング・ダブルニーアタック。捕まりかけたハルがストレート・アームバーを狙うが、長谷川がさらにマフラーホールドに切り返してギブアップを奪った。
  • エンディング

  • 試合後、長谷川がマイクを取る。「勝ちましたー! 今日は2人の力があったから勝てました。でも次は私一人が闘わないといけません。東京女子プロレス、残り闘えるのは2ヵ月を切りました。まだまだワガママに生きていきたいし、後輩組もワガママに生きて欲しいし、5月31日、練馬で鈴芽さんとタイトルマッチですけど、志乃さんも凱旋試合で気合い入ってますし、私たちは勝っていかないといけない。勝ち癖をつけなきゃいけないと思っています。なので若手たちも、私も自分のことを若手だと思っているし、勢いつけていって東京女子プロレス、今盛り上がっているので、一瞬たりとも目を離さないでください! ありがとうございました!」

    【試合後のコメント】
    鈴芽 めっちゃ久しぶりの東京の試合、よぴさんとの前哨戦ということで気合いをメチャメチャ入っていたんですけど、(ハルを)助けれなくて。申し訳ないし悔しい! ただ、よぴさんの言葉から感じた本気を自分の身でも感じることができて、より一層ベルトを守る気持ちに喝が入ったので、絶対に負けません。ありがとう。
    有栖 ありがとう。このあと夜もあるからね。
    鈴芽 鰻食べて元気になりましょう!
    有栖 なりましょう!
    鈴芽 みんなチームは?
    有栖 A!
    鈴芽 A!
    ハル O…。
    鈴芽 ごめんな、鰻はもらう!
    有栖 いただきます!
    ハル え~、ひどくない…?

    長谷川 今日は勝利しました! ありがとうございます。本当に2人の力があってなので、ありがとうございます。HIMAWARIさんも前回、鈴芽さんと闘って。
    HIMAWARI 高い壁ですよ! でも今日の試合を見て、よぴさんカッコいいなってなりました。自分が負けたとかベルトとか関係なく、すごく楽しみです。
    長谷川 本当に頑張んないとなと思っていて。(志乃に)静岡の凱旋も決まってますし、勝ってみんなで勝利を収めて、私はしっかりベルトの道を。ベルトを獲ったらそこからの景色が楽しみだなと思っていて。なんかコイツ一生引退しないなとなる可能性はあるし、本当にどんな可能性があるか、やってみないとわからないので、とにかく今は勝ちだけを目指して頑張っていきたいと思います。じゃあどうぞ。
    志乃 来週静岡の凱旋大会があるので、よぴさんと一緒に勝てたので、この勢いのままに私は静岡大会で勝ちたいと思います!
    HIMAWARI この感じで勝ち癖をつけていって、私もベルトに挑戦していきたいと思うし、東京女子を盛り上げていくために頑張っていきたいと思います!
    長谷川 ありがとうございました!

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