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夏ダカラ! 新木場!

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日時2014年8月2日
会場東京・新木場1stRING
観衆345人(満員)
  • 選手入場式

  • 闘うコメディアンズが決勝での再会を誓う!

  • リングアナの桃知みなみが登場し「ももち!」とコマネチポーズを決めて選手入場式へ。選手は浴衣姿でリングイン。選手を代表してえーりんが挨拶。「今日は3WAYをやらせていただきます。誰が勝っても初勝利なんですけど、当然、私が勝って勢いで餃子も完売して、気持ちよく帰りたいと思います」。しかし、えーりんは高木三四郎大社長から厳命されていたTwitterのフォロワー数2000人に到達しなかったため、次回のニコ生「放課後…東京女子プロレス」で罰ゲームが発表されるとのこと。選手入場式が終わると中島翔子と坂崎ユカによる闘うコメディアンズによるゆるーい注意事項の説明と声出しの練習へ。最後に坂崎は「翔子さん、決勝で会いましょう」と呼びかけ、中島も「私もそれ思っていた」と呼応した。
  • 第1試合 15分1本勝負

  • ミウラアカネデビュー戦~3WAYマッチ

    • LOSE

      えーりん

    VS

    • 清水愛

    VS

    • WIN

      ミウラアカネ

    VS

    8分30秒

    ジャンピング・ボディープレス→体固め

  • 誰が勝っても初勝利3WAY。これがデビュー戦のミウラは青を基調としたコスチュームでリングイン。えーりんとミウラの間の攻防に清水が割って入れない。ようやく3人でのフィンガーロックの攻防になったが、ミウラが勝って場内から歓声が起こる。清水がミウラにジャイアントスイングを仕掛けるも重さで持ち上がらない。ミウラがボディープレスを決めるもカウント2。ロープに飛んだミウラをえーりんがリング下から脚を引っかけて転ばせると、清水にはドロップキック。ミウラは「えーりん」コールを起こすえーりんにショルダーアタックを決めると「調子乗ってんじゃねえよ!」。コーナーに登ったえーりんをデッドリードライブで投げたミウラに清水はダイビング・ボディーアタック。清水のジャイアントスイングを阻止したえーりんとエルボーの打ちあい。えーりんはネックブリーカーから焼き餃子固めへ。ここからカバーするもカウント2。続く水餃子固めはミウラがカットしてカナディアン・バックブリーカーを決める。清水がミウラに飛びつき横十字固め。さらにえーりんの水餃子固めを阻止してジャイアントスイングで回す。目の回ったえーりんにミウラがジャンピング・ボディープレスを浴びせてデビュー戦で初勝利を挙げた。

    【試合後のコメント】
    ――デビュー戦で初勝利になりました。
    ミウラ ありがとうございます。デビュー戦から初勝利っていうのは、東京女子の中では少ない方というか2人目ぐらいかなと思うんですけど、元から最初から勝つ自信はあったので、勝つ自信あったんですけど不安だったんですけど、勝ててよかったなと思っています。
    ――今後の目標は?
    ミウラ 今デビュー戦で2人の踏み台ができたので、これからもどんどん先輩たちと闘っていって全部勝って、踏み台にしていって東京女子のトップに立ちたいと思います。
    ――コスチュームのコンセプトは? 遠藤哲哉選手にすごく似てるなと思うんですが。
    ミウラ それはなんかたまたまです。マネしてるわけじゃなくて、でもなんかコスチュームも同じ感じになっちゃったし、スポーツ歴もかぶっているのでなんかどんどん遠藤さんの真似してるんじゃないかなと思われるんですけど、全然そういうつもりはなくて、自分の好きな色で選びました。
    ――遠藤選手も踏み台にしていくと。
    ミウラ 機会があれば、いい踏み台になるんじゃないかなと思っています。
    ――緊張はしました?
    ミウラ そうですね、まあ、ほんと2日前ぐらいまでは緊張してたんですけど、始まっちゃったら楽しかったんで緊張はあまりなかったですね。
    ――今の東京女子の中で一番脅威に思っている選手は誰ですか?
    ミウラ やっぱ、のの子さんじゃないですかね。なんですかね? まあ体格的にちょっと似てるんですけど、おっぱいの大きさが違うので、そういう部分で負けちゃうかなと思うんですけど、まあ自分と同じ体型なので弱点わかっているので闘ったら勝てるんじゃないかなと思っています。
  • 第2試合 時間無制限1本勝負

  • 東京プリンセスカップ準決勝

    6分55秒

    ノーザンライト・スープレックス・ホールド

  • 中島は徹底して山下の脚を攻めたてる。山下のカカト落としをかわしてトップロープを掴んでのレッグブリーカーを決めた中島はトップロープを飛び越えてのフットスタンプを狙う。これをかわした山下は中島に鋭いローキック。さらにスリーパーからキャメルクラッチを決めるも、これが腕を噛まれて逃げられた。中島はドロップキック、コーナー2段目からのミサイルキックで続くとノーザンライト・スープレックスを狙う。山下が踏ん張ってキックで反撃。中島もエルボーでやり返すと、ここからエルボーのラリー。山下は右ハイキックからローリング・ネックブリーカーを決めるも、中島は脚を噛んで脱出してジャックナイフ式エビ固め。さらにカウント2で返されると回転エビ固めへ。山下はボディーへのソバットからブラジリアンキックで畳み掛け、クラッシュラビットヒートで仕上げにかかるも、中島はこれを回避してキャッチするやノーザンライト・スープレックスで大逆転勝利。決勝進出を果たした。

    【試合後のコメント】
    ――惜しくも敗退という結果になりました。
    山下 もう、結果のとおりだし、隙をつかれての最後だったと思うので、まだまだだったという事だけです。
    ――当然脚も攻められるだろうなという予測もあったと思うんですが。
    山下 そうですね、返せそうだったんですけど、間に合わなかったらしく、何がなんだかわからなかったですね。
    ――優勝して自称エースではなく本当のエースになりたいという話もありましたが、またイチからやり直しになる。
    山下 そうですね、また、エースになりたいって気持ちは変わらないんですけど、またイチからやり直すしかないと思っているので、もっともっと強くなって隙のないレスラーになりたいです。
  • 第3試合 時間無制限1本勝負

  • 東京プリンセスカップ準決勝

    • WIN

      のの子

    VS

    • LOSE

      坂崎ユカ

    VS

    8分46秒

    レフェリーストップ→TKO勝ち

    ※ドラゴンスリーパイによる。
  • 坂崎はなぜか浮き輪2本を用意。「よろしくお願いします!」と手を差し出す坂崎だが、のの子から差し出された腕を取って捻って試合スタート。さらに顔面を掻き毟っていくと怒ったのの子が場外に逃げた坂崎を追っていく。坂崎は水風船で攻撃するも効かず、ならばと水鉄砲でのの子に水を浴びせてからトップロープに飛び乗るも滑ってしまって着地。すぐにそこからロケットパンチ。さらに胸の谷間に水風船を挟んで殴って破裂させると大外刈りからカバーする。これはカウント2。浮き輪を回す坂崎をうらやましがったのの子が奪って浮き輪を装着しようとするも胸が邪魔して通らず。動けないのの子にすかさず坂崎がアタックしてカバーするもカウント2。坂崎のロケットパンチから浮き輪の上にのの子を乗せてダイビング・ボディープレスもカウント2。のの子はカウンターのKズプレスからドラゴンスリーパイへ。木曽レフェリーが試合を止めてのの子が勝利。決勝戦は中島vsのの子で決定した。

    【試合後のコメント】
    坂崎 試合、ね、真っ向勝負ではあの体型に絶対適うわけはないので、策を練ったんですが、いやはや、ダメですね。あの乳が口の中に入ってくるんですよ! 望んでもないのに! あれで呼吸ができなくなりますね。それまでは結構走らせて、体力消耗させたりとか、怒らせて体力消耗させてたんですけど、やっぱり口の中に異物が入ってしまうと先にこっちが参ってしまって、負けてしまいました。リリコにはほんとに申し訳ないと思っています。すいません。
    ――水風船や水鉄砲などは考えて用意していた?
    坂崎 のの子の弱点といえば体力がないことと、あとノリがいいことなので。ノラせておいて体力消耗させようかなと思ってたんですけど、ダメでした。
    ――今日一番自信があった武器はなんでしたか?
    坂崎 一番自信があったのは、あれなんです、あの、ロープで遊んでたらピョ~ンてできる事に気付き、よし試合でやろうと頑張ったら滑っちゃったんです自分の巻いた水で。やっちゃった~(苦笑)。作戦ミスです。で、翔子さんが私の前に勝ってたから、翔子さん一緒にやりたかったんですけど、負けちゃったから、(涙目)うむ。泣かない! 負けちゃったから、試合したかったんですけど、翔子さんに委ねます。プリンセスカップに…ダメだ、プリンセスカップになったらダメだ、翔子さんにプリンセスになってほしいです。
  • セミファイナル 15分1本勝負

  • シングルマッチ

    • WIN

      木場千景

    VS

    • LOSE

      KANNA

    VS

    5分26秒

    回転足折り固め

  • 握手をしてから試合が始まると、まずは木場が腕を取って寝かせて鎌固めへ。そこからアンクルホールドに移行する。KANNAはロープに脱出。サーフボードストレッチで捕獲したKANNAはチンクラッシャーからフェースクラッシャーへ。木場も河津落としから腕十字を狙うが、KANNAが防御。木場はサッカーボールキックからコルバタで回していく。そこから回転して腕十字を決めてクラッチを切った。何とかロープに逃れたKANNAに飛行機投げからエルボードロップ。KANNAはこれをかわすと逆エビ固めで捕獲する。どっしりと腰を落としたKANNAだが、木場は這ってどうにかロープに逃れる。KANNAの串刺し攻撃をかわした木場はバックを取ると、回転足折り固めで勝利した。
  • メインイベント 時間無制限1本勝負

  • 東京プリンセスカップ決勝戦

    • WIN

      のの子

    VS

    VS

    8分4秒

    パイフライフロー→乳固め

    ※のの子が東京プリンセスカップ初優勝。
  • 両者握手をかわしてスタート。中島の丸め込みにのの子は手ブラツイストで応戦。しかものの子は中島の脚をポールに見立ててダンスするサソイ固めへ。中島はのの子をロープにぶつけると619へ。のの子は中島の串刺し攻撃をかわすとドラゴンスリーパイへ。これを耐えた中島はエルボーで攻め立てるとドロップキックへ。これはカウント2。ノーザンライト・スープレックスは持ち上がらず、逆にKカップアタックの餌食になる。しかしパイフライフローは寸前でかわした中島はコーナー最上段からのライダーキック。今度こそノーザンライト・スープレックスを決めたがフォールは奪えない。のの子は昇天、さらにパイグリーからボインメーカー狙い。かわされるとカウンターのKズプレスへ。弾んできたのの子はオパイェ発射。中島はカウント2でクリア。場内は大「ナカジマ」コール。のの子はボインメーカーポーズ。ボインメーカーからパイフライフローを投下して勝利。のの子が東京プリンセスカップ初優勝を果たした。
  • エンディング

  • のの子優勝、特典のプロデュース興行権ゲットでついに「K-1グランプリ」開催が現実味を帯びる!

  • マイクを取ったのの子は「最後は中島さんが上がってきたことより、この決勝戦で闘えることが感慨深い気持ちもあったけど、中国にいってきて、猛暑の中、中国四千年の歴史の技を学んできまして、それが勝因かなと思います。やっぱり世界ってすごいですね。世界に羽ばたいていける人になれたらと思います。まだまだと中国で学びましたので胸を磨いていきたいと思います。8月の後半の試合は私のプロデュース興行ができることになりました。K-1グランプリを開催するので全国のKカップの方、ファイターとして上がってきてください!」と呼びかけた。

    続いて桃知みなみリングアナからお知らせとしてDDT8・17両国の東京女子提供ダークマッチの組み合わせが山下&KANNA&木場vs中島&坂崎&えーりんに決定したとアナウンス。さらに特別リングアナを桃知が務めることも発表された。山下は「両国なので気合い入れて闘います」とマイク。さらにもう一つのお知らせとして大々的な新人オーディションとして2014年下半期ゴールデンオーディションを開催。中島は「倒立も何もできないところから始めて、新木場でプロレスできるぐらい大きくなれたから…つまり何が言いたいかというと、倒立ができなくてもプロレスできるようになるんですよ。今度はDDTのダークマッチじゃなくて、自分たちが両国大会できるまで大きな団体にするのが目標です。一緒にプロレスをやりましょう!」と呼びかけた。詳細は東京女子プロレスの公式ホームページに後日アップされる予定。最後にのの子が「東京女子プロレスはますますバク進していきます。そしてのの子はますます爆乳していきます!」と挨拶して大会終了となった。

    【試合後のコメント】
    ――激戦を勝ち抜いて優勝しました
    のの子 抽選ということもありましたし、決勝に中島さんが進出して闘うとなったことも勝因の一つではあったのではないかなと思いますけれども、やはりでも一番は、サソイ固めの時の中国仕込みのダンスというか、ワールドカップになった私の胸に圧倒されたあの瞬間に、中島さんがひるんだことが勝因の一つかなと思っています。
    ――やはり中国遠征が大きかった。
    のの子 遠征というか急に決まったタイミングで中国にいったこと、そして中国のみなさんが私を受け入れてくれて、滞在期間中すごい修行を積んでくれて、日本で頑張ってきてと背中を押してくれたことが一番の修行だったんじゃないかなと思います。
    ――どういうふうな経験が?
    のの子 やっぱりパンダを見に山の中までいった事とか、それもやっぱり修行だったのかなと一日中歩いて、走ったり歩いたり、そして人に揉まれてですね。
    ――パンダを見に。
    のの子 パンダを見にというか会いにというか、パンダが私達を導いたというか。
    ――勝因はパンダ。
    のの子 パンダを含め中国の歴史ですかね。
    ――優勝したことで、8月の王子大会の大会プロデュースをすることになりました。
    のの子 最初のデビューの時から私はK-1グランプリを開催したいと言っていまして、こんなに早くかなうなんて思ってなかったんですけど、見事勝ててプロデュース興行できるということになりましたので、全国のKカップ集めて試合を一試合行うのと、あとはKという色んな部分でのKというK-1を、Kカップナンバーワングランプリをおこないたいと思います。
    ――誰か目星はついていますか。
    のの子 Kカップではないんですけど、甲田さんはKなので出れるかなと。
    ――名前?
    のの子 はい、Kなので。
    ――胸の大きさとかではなく?
    のの子 胸の大きさもまああの普段一緒にやってる東京女子のメンバーは、私ってKカップだから胸にハンデがものすごいあるんですよ。これって、すごい重さをつけて闘ってるわけですから、絶対ハンデがあっての私の日々の試合だと思うんですよ。なのでみなさんにも同じ大きさの胸を付けてもらって、試合をしてもらおうと思います。
    ――それは男性でも出れるんですか?
    のの子 そうですね…Kカップになってもらえれば。まあでも、Kカップの祭典なんで、ちょっとグラビアの名鑑などを見て一つ一つ声をかけてファイターとして仕上げていって、そのままオーディションに連れ込めれば東京女子のためにもなりますし、世間にKカップ旋風巻き起こすにはやっぱりグループのほうがいいかなと思ってますので、後半は48人ぐらいKを集めてユニットつくろうかなと思っています。
    ――そのためにはスポンサーやタニマチも。
    のの子 (しばし沈黙ののち)常に募集してるんですけどこないじゃないですか? まあでも中国では肉体接客までしてきたので、イケるんじゃないかなと思いますけど。旅行会社の方とかに。

    ――あと一歩のところで優勝を逃しました。
    中島 そうですね、あと一歩でした。ちょっとワタシ的には山下に勝てたことがすごい奇跡だったんですよね。勝ちたかったですよね。勝ちたかったです。
    ――山下選手に勝ったことで勢いに乗るかなというのはありましたが。
    中島 そうなんですよ、最近、自分の中で負け癖みたいなのがついてきてて、正直くじ引きで山下と決まった段階から不安があったんですけど、ビアガーデンやってるじゃないですか。自分の試合早くしたいなとか思って、すごく大事にしてた試合、絶対勝ちたかったから、最後は意識朦朧としてたけど、結構がむしゃらにやれたかなと。
    ――終盤にあった「ナカジマ」コールはどういう気持ちで受け止めていましたか。
    中島 すごく嬉しかったですね。ただ、答えられるだけの力が残ってなかったので、すごく悔しいです

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