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SHIBUYAエンタメ☆ファイト#3

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日時2014年6月4日
会場東京・SHIBUYA DESEO
観衆50人
  • 選手入場式

  • トーナメントに声優・清水愛が参戦! 練習生ミウラアカネのエキシビションマッチが急遽決定!

  • 中島翔子と坂崎ユカの“闘うコメディアンズ”による前説のあと、MCの桃知みなみが登場して選手入場式へ。全選手が登場すると甲田哲也代表が呼び込まれた。「みなさんにお詫びしなければいけないことがございます」と切り出した甲田代表は「東京プリンセスカップ、8人の選手でトーナメントをおこなうことになっていましたが、8人目が今の時点でおりません…ということで、こうなった以上、お客様に迷惑をかけることはできません。トーナメントを中止にしたいと思います」と唐突にアナウンス。場内と選手が騒然とする中、ある女性がステージに上がる。それは声優で昨年12月にプロレスデビューも果たしている清水愛だった。「清水さんは東京女子プロレスにお客さんとしてよく来てくださっているんですけど…」という甲田代表に清水は「もしよかったら8人目としてプリンセスカップに出場させてもらえないでしょうか」と直訴。これに甲田代表は「8人そろったということですか? すいません、先ほどのは撤回します。東京プリンセスカップは予定通り開催させていただきます。助かりました」と改めて発表した。続いて東京プリンセスカップの概要発表へ。トーナメント1回戦が6・22王子、7・19北千住で各2試合、さらに準決勝&決勝戦が初進出となる新木場1stRINGで8月2日(土)に開催されることがアナウンスされた(正午開始)。トーナメント優勝者には東京女子最強の称号とともに1試合をプロデュースできる権利が与えられる。組み合わせについては、今回の抽選会で1回戦のカードを決め、さらに勝ち上がった4選手で改めて組み合わせ抽選をおこない、準決勝のカードを決める。

    また、今大会ではトーナメント1回戦と同じ組み合わせのシングルマッチ4試合が3分1本勝負で組まれることに。さっそく1から8まで書かれた棒をくじ引きし、番号の若い順から対戦相手を指名していった。1番を当てたのの子は相手に木場千景を指名。「前回の誤審もあったし、先に片づけておこうと思います」とのこと。2番を引いたのはえーりん。えーりんは「山下(実優)選手です」と名前を挙げ、「私の中での東女のエースは山下選手だと思っているので、山下選手を倒せば優勝じゃないですか」と説明する。3番を引いたのは山下だったが、カードは決定済み。4番を引いた坂崎ユカは対戦相手にKANNAを選ぶ。「KANNAさんのとびっきりの弱点も仕入れているんですよ。クフフフ」と不気味に笑った。自動的に残った中島と清水の対戦も決定したが、ここで甲田代表から「清水さん、今日は試合できるんですか?」と質問。「さすがに急だったのでコスチュームを持ってきてない」と清水から言われると甲田代表は「中島さん、今日はセコンドということで…」。これを「嫌だ!」と拒否した中島は「試合できる人いますよ!」と言うと、練習生のミウラアカネを引っ張ってきた。「本日なんとデビュー戦!」とブチあげる中島に甲田代表は「これ(東京女子Tシャツにハーフパンツ姿)でデビュー戦はかわいそうじゃないですか」と苦言。すると中島が「じゃあエキシビション!」と言うと、ミウラも「やれます!」と意気込み。甲田代表も了承して、今大会は3試合+エキシビション1試合が組まれることに。
  • アイドルLIVE

  • イチサキミキ、Feamが熱唱!

  • オープニングが終わるとアイドルライブへ。1番手はイチサキミキ。『笑顔はじめました』『ひこうき雲』の2曲と、イチサキが参加している超アニメ系微少女ユニット、キラリラハートの『疾風ガール』を披露し、会場を盛り上げた。

    続いて登場したのは3人組ダンスボーカルグループのFeamだが、なぜかえーりんも自己紹介に加わる。なんでも「えーりんと私は地元(静岡)の友達でビックリ。私たちが初めて東京女子さんに出させていただいた時はまだ(えーりんが)出ていなかった。気づいたら入っていて『え!』って」(Rina)とのこと。Feamと一緒に歌って踊りたかったえーりんだったが「私たちのせいで負けたら困る」とのことで1曲だけライブをステージ間近で観賞することに。必殺技を聞かれたえーりんが「焼き餃子固めです」と明かすと、Yukiに対して軽くやってみせた。Feamは『銀河のKISS☆☆☆』『KEMONO』『明日へ』の3曲を披露。6月7日(土)=東京・秋葉原TwinBox、6月8日(日)=東京・高円寺HIGHでのライブ出演と6月21日(土)のファンクラブイベント(バーベキュー)を告知した。
  • 第1試合 3分1本勝負

  • エキシビションマッチ

    VS

    • LOSE

      ミウラアカネ

    VS

    2分22秒

    ダイビング・ボディーアタック・フロム・ステージ→エビ固め

  • ミウラがヘッドシザースを決めれば、中島もレッグロックで対抗。ペースを掴み、ショルダーネックブリーカー連発で畳み掛ける。ミウラはヘッドバットをかわして自爆させると、カナディアン・バックブリーカーを決めてみせた。ここからマットに叩きつけるもカウント2。ショルダーアタックで攻め立てるも中島がキャリアの違いを見せて、最後はステージ上からのダイビング・ボディーアタックで勝利。試合後、中島はミウラの健闘を称えた。
  • 第2試合 3分1本勝負

  • シングルマッチ

    • DRAW

      KANNA

    VS

    • DRAW

      坂崎ユカ

    VS

    時間切れ引き分け

  • 試合前にマイクを要求した坂崎はKANNAに「おめでとうございます! アナタは見事当選されました! なんと本日、アナタのだーい好きなセブンイレブンの店長が…なんと本日いらしてまーす!」と明かす。思わず客席を見渡してしまったKANNAに坂崎は「バッキャローッ!」と奇襲して開始のゴング。「この思春期が!」「色気づきやがって!」とストンピングを見舞っていく坂崎。KANNAも反撃に出るとキャメルクラッチで絞っていき、ボディースラムで叩きつける。KANNAの弓矢固めを切り返して体で潰した坂崎だったが、逆エビ固めに持ち込まれてしまう。これをなんとか凌いでフルタイムドロー。
  • 第3試合 3分1本勝負

  • シングルマッチ

    VS

    • DRAW

      えーりん

    VS

    時間切れ引き分け

  • 山下の打撃に翻弄されるえーりんだったが、ハイキックだけは食らわない様に回避し、丸め込みで活路を見出す。ローリング・ネックロックを何とかエスケープした山下はドロップキック。ここから焼き餃子固めで絞りあげ、カバーするもカウント2。すると山下がシュミット式バックブリーカー。さらにスリーパーで絞っていったが、これをえーりんが耐え抜いてフルタイムとなった。
  • メインイベント 3分1本勝負

  • シングルマッチ

    • WIN

      木場千景

    VS

    • LOSE

      のの子

    VS

    1分51秒

    オクラホマロール

  • 試合前にマイクを取ったのの子は「木場さんは何カップなんですか~」と聞き出す。「そういうの関係なくない」と一蹴する木場にのの子は「みんな聞きたいから聞いてるんですよ~。え、私?( ← 誰にも聞かれてない)私は~ワールドカップのKカップで~す!」と全身を使ってKポーズ。無視するようにコーナーへと下がろうとする木場の背後をのの子が奇襲して試合スタート。いきなり昇天を繰り出し、さらに手ブラツイストまで決めるのの子。木場も丸め込みからレッグロックに引きずり込もうとするが、のの子のKカップアタックで逆転を許す。ドラゴンスリーパイでグロッキーになった木場に対してのの子は仕留めんとばかりに「ケー!」とテキサスロングホーンばりに手で作った「K」を突き上げ、「弾んできた~!!」とオパイェ狙い。これを瞬時にかわした木場がオクラホマロールで丸め込むと、木曽大介レフェリーがマットを3つ叩いた。納得いかないのの子は木曽レフェリーを突き飛ばして、さっさと退場した。
  • エンディング

  • 「やる気がみなぎっています。まだ2回しか試合をしたことがないけど、みなさんに楽しんでいただけるように、日々精進して強くなりたい」(清水)

  • 最後は車座になって感想を述べる。のの子はこの場に姿を現さなかった。「初めて生でプロレスを見たんですけど迫力がすごくてハマりそうだなって思いました!」(イチサキ)、「お友達のえーりんのプロレスが見えたり、みなさんのカッコ良さが見えたりして楽しかったです」(Feam)と述べると、続いて選手がマイク。ミウラ「急きょエキシビションだったんですけど、勝てなかったのがすごく悔しいので、次にこういうチャンスがあったら、絶対に勝って、デビューしたいと思うので、応援よろしくお願いします」中島「去年、私が初めてDESEOでKANNAちゃんとエキシビションをやってから丸1年ぐらい経ちました。今日はKANNAちゃんにリベンジマッチがしたかったけど、アカネちゃんのエキシビションをやるっていうのは、ある意味一周まわったのかなという気分です。(ミウラに)がんばってデビューしてください。私は続きがやりたいです」坂崎「みんなの弱点を分析しているんですけど、KANNAさんの弱点は好きな人だと思ったんですけどね。時間が足りなかったですね。もうちょっと作戦を練って、次当たる人の弱点も突いていこうかと思います」KANNA「(場内の「店長!」の声に)…いないですよね!? その弱点を知られてしまったわけですけど、結果的に勝ったわけだし。私、最近、引っ込み気味とか言われているわけじゃないですか。だけど全然そんなことなくて、静かな闘志を燃やしているんですよ。だから、このトーナメントというチャンスを利用して、一気にエースになって自分のやりたいようなプロレスをやりたいと思います」えーりん「私はトーナメントの第1試合が山下選手に決まったんですけど、最近、涙を流していないので、次は泣きます! 嬉し涙で勝利を掲げたいと思います! 私が優勝してFeamさんとコラボした何かができたらいいなと思います!」山下「前半の抽選会でえーりんが指名してくれて、意外だったんですけど指名されたことがすごく嬉しくて。それと同時にすごく気合いが入ったのでトーナメントに優勝してプリンスになりたいと思います。…プリンスカップじゃないんですか?(『プリンスは男!』との指摘を受けて)あ! プリンセスカップに勝って頑張りたいと思います!」 KANNA「まさかこんなに早く再戦が決まると思ってなかったですよ、ぶっちゃけ。できることなら当たりたくない人だったんですけどね。キツいですよ…(巨乳の仕草をして)圧がすごい。3分の中でどれだけできるかと思ったけど、勝てたからいいかと。でも今の状況で満足していたら次が怖いので、次の本戦に向けて鍛えて、もうちょっと早い段階で決着をつけられるようにしたいです」清水「去年の12月にデビューしてプロレスをやらせていただいているんですが、普段は声優のお仕事をさせていただいています。今回、リリコさんのケガをしてしまった試合も見させてもらって、(トーナメントに)一人足りないということなので、名乗りを挙げさせていただきました。みなさんの試合はお客さんとしてリングの方は見させていただいていたんですけど、マットの方は初めて見ました。間近ですごい迫力で、勝てるのかなと不安になったんですけど、みなさん楽しそうにプロレスをされるので一緒にやりたいなという気持ちがフツフツと湧き上がって、やる気がみなぎっています。まだ2回しか試合をしたことがなくて、3回目が7月7日に控えているんですけど、みなさんに楽しんでいただけるように、日々精進して強くなりたいと思います」

    【大会後のコメント】
    ――東京女子プロレスの印象は?
    清水 かわいいの一言ですね。みなさんかわいくて。いろんなキャラクターがいて、まるで美少女ゲームのようにキャラクターが分かれているので、攻略方法が違うのだろうなとワクワクしています。
    ――シングルマッチは?
    清水 シングルマッチは初めてですね。誰も助けに来る人がいないので緊張しますが、なんとか楽しめたらいいなと。今日は観戦を楽しみつつ、どうやったら勝てるのかなと見ていました。
    ――中島選手にはどうやったら勝てると思いますか?
    清水 ヘッドバットには気を付けようと思いました。エキシビションで闘っていたミウラさんも避けていたので。私も頑張って見計らって避けようと思います。ただ身軽な選手なので、そのスピード感に気を付けて相手をよく見ようと思います。
    ――レスラーとしてのアピールポイントは?
    清水 何気に力持ちなので投げたりできたらいいなと。180㎝ぐらいの男の子でもお姫様抱っこはできます。
    ――得意技は?
    清水 私もどちらかというと身軽な方なのでコーナーからダイビング・ボディーアタックで飛んだりとか、デビュー戦では拝み渡りとかを磨いていけたらなと思います。
    ――もし中島選手に勝てば違う相手との対戦になるが、興味ある選手はいますか。
    清水 のの子さんはすごく強そうなので、できれば当たりたくないですね。誰かが倒してくれたらいいなと。
    ――団体のトップ選手として山下選手、木場選手もいますが。
    清水 山下選手は打撃が痛そうなので、もし当たったらそれを見切れるかところですね。木場さんはうまく丸め込まれたら怖いですね。トリッキーなのでガンガン仕掛けていったほうがいいのかなと思いました。

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