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【よこはまLOVEりんのまとめ】東京プリンセスカップ・ベスト4が決まる!/闘うコメディアンズ対決は20分超えの大熱戦に!/ハイパ

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    • 23日、神奈川・横浜ラジアントホールにて「よこはまLOVEりん」がおこなわれた。中島&おねえさんによる前説から田中ケロリングアナの呼び込むで選手入場式へ。田中リングアナから8・13新宿でのマホ(仮)のデビューがアナウンスされた。マホ(仮)が挨拶し「8月13日の新宿FACEのデビューが決まりました。今まで練習してきたことを一生懸命出せるように頑張ります」とコメント。続いて選手入場式に初めて参加した才木が挨拶。「今日は全6試合ですね。東京女子プロレスに参戦して3戦目。のどかおねえさんと闘わせていただくので今日も応援よろしくお願いします」

      第1試合は滝川あずさvs優宇のトーナメント2回戦。あずさは新コスチュームを必要以上に見せびらかせて優宇と握手。優宇のパワーの前に劣勢のあずさだったが、フェースバスターなどで何とか一矢報いようとする。優宇の逆水平を気合いで受け止めるあずさ。足を取られるとマイクを要求して新コスチュームを29歳になったから新調したと告白。「ロープエスケープ」と叫んだため、優宇が解くもあずさの手はロープに届いていなかった。あずさは自分に勝ち進んだところでほかの猛者に勝てない、私のスーパーキックを真正面から受け止めて返したら勝ちを譲ると宣言。あずさのスーパーキックを受け止め、続くエルボーを食らうも優宇がカウント2で返したため、あずさはキャンバスで寝て腕を差し出す。優宇が腕十字を決めんとするが、あずさは丸め込み。これをクリアした優宇があずさをぶん投げて腕十字を決めて勝利。

      【試合後のコメント】
      ――コスチュームを新調して気合いが入っていたと思うが。
      あずさ 見ますか? かわいいでしょ?
      ――コスチュームを新調して気合いが入っていたと思うが。
      あずさ あの子は伸びますね。優宇は伸びると思います。この私を破って勝つなんて。見てください、この胸元。チョー痛かったんです。悔しいですけど、仕方ないかなって。もっとアナウンス能力とプロレスをまだまだ私も伸びしろがあるんだなって感じました。
      ――確認ですが滝川選手はデビューして何勝ですか?
      あずさ ……自分で確認してください。
      ――失礼しました。

      優宇 思った通り途中からマイクで翻弄されたんですけど、最初は真面目なプロレスだったのでドキドキしました。でも自分が勝つ姿は想像できていたので、負けたあずささんの分も背負って8月13日の新宿FACEで闘いたいと思います。
      ――相手はミウラ選手に決まりました。
      優宇 ミウラ選手はパワーもあって、練習生の頃からガッチリ当たって闘いたい選手の一人だったので、今回こういう機会を与えてもらって闘うことができるので全力でぶつかっていきたいと思います。

      第2試合はKANNAvsハイパーミサヲのトーナメント2回戦。ハイパミがマイクを要求するもKANNAが奇襲してそれを潰して試合スタート。KANNAのスリーパーを何とかエスケープしたハイパミ。エルボースマッシュでやり返してチキンウイング・フェースロックへ。KANNAがキチンシンクで動き止めてフェースバスター。逆エビ固めをロープに逃げたハイパミはバックドロップを切り返して押さえ込むもカウント2。コーナーに登るもこれはデッドリードライブで落とされる。KANNAのバックドロップはカウント2。串刺しスピアから50$entを狙ったところを丸め込んでフォール勝ち。試合後のKANNAは怒り狂ってハイパミにストンピングを見舞っていた。

      【試合後のコメント】
      KANNA 気持ちの整理がつかないです。山下と当たるんだろうなと思っていたらミサヲさんがきて、前回の試合を見て私の見たことがないミサヲさんがそこにはいて、正直怖い部分があって。絶対負けないだろうという自信があったので、取られた自分にも少しガッカリしてます。悔しいです。

      ハイパミ 勝ちましたー! 今までいろんなKANNAさんと闘った“KANNAメイニア”としてはいろいろ対策を練っていたわけですけど。最後の一点突破というか、あれが返されたらどうしようかと思ったんですけど、勝ったのは私なので。抽選会終わりましてベスト4まで残って、優勝候補は誰だと思いますか? そうです、私です。ベルトを持った山下さんを下し、東京女子のファーストチルドレンであるKANNAさんを下し、私しか勝つ人はいないんじゃないですかね。例え対戦相手が今日激闘を制した中島翔子さんであっても、その中島翔子さんが去年のプリンセスカップの優勝者であっても何も関係ないです。私が勝つのが運命だからです。This is 運命!

      第3試合は才木玲佳vsのどかおねえさんのシングルマッチ。おねえさんは力強いピンポンパン体操。おねえさんは才木のパワーに対してヘッドロックで抵抗。ならばと才木はミドルキックからPKで反撃に出てキャメルクラッチ狙い。これはロープに逃げられる。おねえさんはエルボーでやり返してバックエルボー。これはカウント2。おねえさんはショルダーアタックでなんとか才木を倒すとハーフダウンになったところへランニング・クロスボディー。しかしカウント2止まり。ならばとバックフリップを狙ったが、これはかわされてしまう。才木はブレーンバスターで叩きつけて、タワーブリッジで担いで勝利した。

      【試合後のコメント】
      ――のどかおねえさんと闘って。
      才木 すごく気の強い子だなって思いました。私のほうが筋肉あるし、負けてはないけど返してきたりとか、すごく強い選手だなって思いました。
      ――ほかに東京女子の中で気になる選手は?
      才木 前回の試合を終えて体の大きな人とやりたいと言ったので、アカネさん。無謀ではないと思うんです。力も自信があるのでパワー対決をやってみたいと思います。

      セミファイナルは辰巳リカvsミウラアカネのトーナメント2回戦。ゴングが鳴るなり、エルボーで襲い掛かってエンジェルアタックを連発するこれが復帰戦の辰巳だったが、フォールは奪えず。その後はフルネルソン、ボディースラムでミウラにいいように攻め込まれる辰巳。ボディープレスはカウント2でクリア。ラリアットをかわしてのエンジェルアタックを決めた辰巳はスリーパー。振り解いたミウラになおも執拗に絡みついて胴絞めで決めていく。しかし、続くエルボードロップはかわされて自爆。エルボーの打ち合いはミウラが連打で制す。ゴーストバスターは辰巳がリバース。辰巳はドラゴンスクリューから足4の字で勝負に出るが逃げられてしまう。ミウラはパワースラムでやり返す。ラリアット狙いのミウラに辰巳がスリーパーで絡みついてドラゴンスリーパーへ。これもロープエスケープに終わるとミサイルヒップ。しかしカウント2止まり。ミウラは向かってきた辰巳にラリアットを振るう。気合いで立ち上がる辰巳にもう一発ブチ込んで勝利した。

      【試合後のコメント】
      辰巳 2ヵ月前にケガをして何とか治っての復帰戦だったんですけど、すごく気合いが入っていて、アイデンティティーである黒髪ロングも20センチぐらい切って。ケガをする直前の試合が今日闘ったミウラアカネ選手とシングルでここの横浜ラジアントホールで。勝手に運命というか不思議なものを感じていて。だから余計に勝ちたかったんですけど、とことん勝利にこだわって闘ったんですが、それでも今の私では勝つことができなくて、これが私の実力なので悔しい気持ちでいっぱいですが、また改めて一つずつ頑張って成長していきたいなと思います。

      ミウラ (辰巳の)復帰戦関係なく、前回のシングルでまあまあ攻められていたらしいのでキッチリ借りを返せたらいいなと思っていたんですけど、結構今回も攻め込まれてマズイかなと思ったんですけど、最後一発で逆転できてよかったです。
      ――準決勝で優宇選手との対戦が決まりました。
      ミウラ 当たりたかっちゃ当たりたかったんですけど、まだ当たりたくなかったかな。何連勝しているじゃないですか。それが結構大きな位になった時に私が止めてやろうかなと思ったんですけど、結構早めに機会がきたので、今回でキッチリ潰していつまでも調子に乗らせないようにしてやろうかなと思います。
      ――警戒するところは?
      ミウラ 投げが速いのでそこを警戒して。パワーで潰していけたらと思います。

      メインイベントは中島翔子vs坂崎ユカのトーナメント2回戦。闘うコメディアン対決はシーソーゲームの様相。中島がエルボー連打からヘッドシザースDDT。そこから首4の字につなぐ。逃げられそうになるとリバースして坂崎の頭を打ち付けて再度首4の字へ。そこからのカバーはカウント2。腕決め式のショルダーネックブリーカーもカウント2止まり。坂崎は左足を取ってスクリュー。レッグロックからアンクルホールドに持ち込む。10分経過、これはロープエスケープ。坂崎がコルバタで場外に出して場外魔法少女スプラッシュ。リングに戻ると中島がライダーキック、ダイビング・ライダーキックでやり返す。中島が619を決めれば坂崎も619でやり返そうとするが、中島が回避して619。中島のダイビング・ライダーキックを坂崎が回避してダイヤル固め。丸め込み合戦から坂崎がSTF。そこから魔法少女スプラッシュを投下するが、中島が剣山。坂崎は諦めずにドラゴンスクリューから魔法少女スプラッシュ。これはカウント2。坂崎が丸め込みをクリアしてドロップキック。中島もフォアアームでやり返してダブルダウン。ハーフダウンでエルボーの打ち合い。中島がウラカンラナ。カウント2でクリアされるとノーザンライトSH。カウント2で返されると羽根折りからのDDT、さらにノーザンライトSHで熱戦に終止符を打った。

      試合後、2人は抱擁をかわす。試合後、準決勝の組み合わせ抽選会がおこなわれ、8・13新宿大会での優宇vsミウラ、中島vsミサヲが決定。その後、それぞれがコメントを出した。優宇「ベスト4に残ることができました。初めてミウラ選手とシングルで闘うことになりました。皆さん尊敬する先輩ですが後輩ですけれど狙っているところは一つなので全力でぶつかっていきたいと思います」ハイパミ「ベスト4のハイパーミサヲですけど、抽選とか次の相手が誰とか関係ない。誰が来ようと目指すは優勝のみ!」ミウラ「ここまで残るのは当たり前。メインですごい熱い試合をされて見ていて悔しかった。のの子さんと約束したし、今年こそは優勝して東京女子のトップに登りつめたいと思います。連勝記録は関係なく私が止めるので覚悟してください」中島「今年のトーナメントの目標は2連覇達成をずっと言い続けてきた。手が届きそう。今日勝ちました。負けられません。今年も優勝します! それだけです」

      【試合後のコメント】
      坂崎 最後らへん、勝ちたいんですけど、楽しくなってよぉわからんです。勝ちたかったんですけど、負けたんですけど、悔しくないです。
      ――悔しくない?
      坂崎 ウソ! 悔しいです。あ~、負けたかぁ~。負けたけど楽しかったです。まだいける! まだいける! やってやる!

      中島 やっと勝ちました、勝てました。楽しかったです。約2年ぶりのシングルマッチで今日が一番怖かった、鬼門だったと思います。もう負けないと思うし、負けられないと思うし、今までずっと言ってきた2連覇が自分だけのものではないので、もう勝つだけです。頑張ります。
      ――勝因は?
      中島 勝因は引っ張り上げられた感じです。あのニコニコしているものの中に執着心もこだわりも強いし、すごく怖いんですよ、あの子は。そこかなあ。……待った、意地です。
      ――準決勝でハイパーミサヲ選手との対戦が決まりました。
      中島 ちょうど闘いたかったです、今。前回の春日部でアイツが山下から勝った時にすごく悔しかったんですよ。1月に倒れている自分を思い出して、先を越されたじゃないけど、悔しくもあり、思っていたミサヲと違ったから、今のタイミングで闘えることは神様がくれたチャンスです。クジ運です。余りものだけど(苦笑)

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