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春になったら板橋に行こうよ、仲間も一緒して!

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日時2018年5月5日
開場東京・板橋グリーンホール
観衆215人(超満員)
  • オープニング

  • 伊藤リスペクト軍団の歌のコーナー

  • 大会前、リングアナ、難波小百合の諸注意とお知らせに続いて伊藤リスペクト軍団が「セツナイロ」ミニライブ。「みんな元気? 伊藤は今日も元気。36.5度」と伊藤。「それが何よりです」と瑞希。歌い終わると「今日は伊藤たちは前哨戦。ここでは多くは語らない。やるだけ」として大会スタートのコール。
  • オープニングマッチ 20分一本勝負

    • ミウ

    • LOSE

      ヒナノ

    VS

    • WIN

      まなせゆうな

    • ラク

    VS

    9分31秒

    ネックスクリュー・ホールド

  • 復帰2戦目のまなせはヒナノをショルダーアタックで吹っ飛ばすとヘッドロック。「痛い痛い!」と泣き出すヒナノ。うろたえたところに反撃していくが、すぐにつかまりコーナーでラクのフォアアームを食らう。ラクはロープリバウンドから脳天チョップ。すぐにタッチしてまなせがヘア―ホイップを2連発。ラクも入ってダブルでおやすみエクスプレス。まなせのボディプレスから「おやすみなさい」もカウント2。ヒナノは腕を取られるも側転して返し、アームホイップ。替わったミウがまなせをショルダーアタックで倒す。まなせはビッグブーツをヒット、ラクがストンピングから河津落としで続く。ミウはラクをコーナーに振ってベアハッグ。まなせが入るとサッカーボールキックからフェイントを入れてヒップドロップ。ミウはまなせにフォアアームを連打していくが、のの子との特訓で鍛えた胸は硬く、腕を痛めてしまう。ならばとミウはガットショット、さらに逆エビ。カナディアンバックブリーカーでも一瞬、持ち上げるがまなせはすぐに着地。ヒナノはまなせの攻撃をロープを飛び越えてかわし、ビッグブーツも回避して脚をロープに叩きつけていく。リング内では逆落としの要領で投げたヒナノだったが、まなせもすぐさま反撃。得意のネックスクリュー・ホールドを決めてヒナノから3カウント。
  • 第二試合 20分一本勝負

  • 3WAYマッチ

    7分4秒

    体固め

    ※アイアムアヒーロー。もう一人はのどかおねえさん
  • 最初に入場したのはのどか。マイクを握ると恒例の「みんな~? こんにちは~?!」から、新リングアナの難波小百合を紹介し、いろいろと質問していく。ニックネームに関しては、難波が「皆さんに委ねたいなって思います」ということで「甲田さんが怒らないあだ名をつけてください」とのどか。ここから2人でピンポンパン体操。続いて上福、ハイパミと入場。試合開始前にはやはりハイパミがマイク。「会場にお集まりの大きいちびっこたち、こんにちは~?!...あれ、なんかみんな、こんにちわを先にやったみたいな感じ?」ということで、2016年1月4日デビューののどかに、現在まで2年4ヶ月、28ヶ月分の「私の専売特許である、こんにちはの特許料」を請求。電卓片手に弾き出したその額は、月15万円×28ヶ月で420万。さらに消費税が加算されて453万6000円に。「武士の情けで、ここはお友だち価格」と400万円に値下げしたハイパミ。「そんなのにお金かかるわけないでしょ!」というのどか。「私のこんにちはです!」「みんなのこんにちはでしょ!」と掴み合う両者に、上福が割って入り「大きめの会場にお集まりのみなさん、こんにちわ?!元気ですか?」。さらに歌い出した上福をハイパミとのどかはリングから排除して、ようやく試合開始。ハイパミとのどかがやり合う中、攻防に加わりたくても加われない上福。ロープに飛ばされたのどかにぶつかってリングから落ちてしまう。が、リングに戻ると2人同時にドロップキック。そして「こんなものがあるから」とのどかをマイクで殴打。「機材は高いんだから!」と注意するハイパミにも「うるさい屁理屈!」と一撃を加え、2人の口をガムテープでふさいでしまう。さらに両者まとめてレッグドロップ。上福曰く「そんな口があるからケンカになるし、おねえさんは余計なもの食べちゃうし、ミサヲはネガティブなことしゃべっちゃうんだよ!」。ここでハイパミとのどかは協力。ハイパミがヒーロー矯正システムに捉えたところでのどかが頭を叩き、強制変顔も。さらにハイパミがランニング・クロスボディ、立ち上がり際の上福にはのどかがクロスボディ。ここでまたも争いだすハイパミとのどかだったが、上福が「やめて、私のために争わないで」とぶりっ子」ふう口調からウサギのポーズで「みずぴょん!」。上福もペースはここまで。のどかのバックフリップを食らうと、そののどかにはハイパミ・リターンズ。最後はハイパミが上福にアイアムアヒーローを決めた。
  • 第三試合 15分一本勝負

  • 9分21秒

    無人在来線固め

  • ユキはデビュー2戦目、初のシングルマッチ。序盤、レスリングの攻防に食らいついていくもリードするのは中島。顔面踏みつけから首4の字、さらにリバースして顔面をマットに打ち付けていく。エプロンでネックブリーカーを見せた中島はスタンドでネックロックと首攻め。ボディスラム、リバーススープレックスで反撃したユキは姉譲りのショルダータックルからフルネルソンで固めていく。中島は突進してきたユキにタランチュラ式のゆりかもめ。そこからコーナーに上るが、ユキがカットしてデッドリードライブ。さらにサイドスープレックスも決まるがカウントは2。ここでペースを取り戻した中島がダブルアームの形に捉え、そこからゆりかもめを決めてギブアップを奪取。初フィニッシュとなるこの技は「無人在来線固め」と命名された。
  • 第四試合 20分一本勝負

    • 優宇

    • LOSE

      ヒカリ

    VS

    • WIN

      沙希様

    • アズサ・クリスティ

    VS

    11分9秒

    ベルサイユ式フットチョーク

  • 試合開始直後、優宇がグラウンドでアズサを圧倒。沙希様にタッチすると「あなた、出てらっしゃい」と初対戦のヒカリを指名。まずはロックアップで押し込んだ沙希様だったが、ヒカリはレッグロック。ヘッドロックに捉えた沙希様は、ロープに飛ばされそうになるも髪を掴んで阻止。さらにカニ挟みからローリングして変形の横三角絞め。ロープに逃れたヒカリだったが美軍に顔面を足蹴にされてしまう。アズサはヒカリの顔をロープにこすりつけ、髪の毛にも攻撃。沙希様にタッチするとアズサがレフェリーの目を引き付けている隙に薔薇で殴打。ヒカリは気合いのフォアアームを放っていくが、沙希様は落ち着いてミドルキック。ヒカリはカウンターを食らいながらも沙希様に突進していくと、隙を突いてドロップキック。タッチした優宇は旋回式サイドバスターからセントーン、手首をつかんでの逆水平連打と畳み込む。ジョン・ウーは沙希様がかわしてPK、串刺しブーツ。ランニングミドルキックも。ミドルの連打に耐えた優宇は蹴り足をキャッチすると逆水平、そしてジョン・ウーを決める。ヒカリは沙希様にコブラツイスト。アズサにカットされたが、優宇のアバランシュホールドに抱えたところへドロップキックでアシスト。しかし美軍は優宇をダブルキックで排除。残されたヒカリは首固め2連発、横入り式エビ固め。追撃は沙希様が蹴りでストップしブレーンバスター。しかしヒカリはハイキックをかわすと回転足折り固めへ。だが、これをキックアウトした沙希様は、その勢いでヒカリの状態を足でキャッチ。三角絞めからベルサイユ式フットチョークにつなげて粘るヒカリをタップさせた。
  • アズサ猛反対も…上福、まさかのNEO美軍見習いに!

  • 試合を終えた沙希様はマイク。「今日も勝利の薔薇を咲かせることができたわね。シスター? 心と体の傷は大丈夫かしら? いいこと、一昨日の出来事なんて、この広い宇宙から見たらこんな小さな出来事なの。だから落ち込むことはないの。ほら見てシスター、星が綺麗だわ」と昼の屋内で空を見上げる2人。「私たち2人、NEO美威獅鬼軍として、これからも強く気高く美しく、頑張りましょうね」。そんな2人を見て「めっちゃいいね~!」とリングインしたのは上福ゆきだった。「そういうのめっちゃ好き。なんかぁ、初めて会った時からぁ、すげえかっこいいなって思ってたの。めっちゃイケてるしスタイルいいし、可愛いし、歯並びいいし、髪色いいし、最高じゃん。だからぁ、ゆきはね、美軍? ワンチャン、いったん入りたいんだけど、おね! おねおね、おね!」。「無礼者!沙希様の目の前でそんな喋り方!そもそも、NEO美威獅鬼軍は入りたいからってすぐ入れるもんじゃないの! おねって何ですか!」とアズサは激怒。上福は「でもワンチャン好きっしょ、ゆきのこと。ゆーて好きじゃん」。「好きじゃありません! そこのボンクラ(甲田代表)すぐにこの無礼者を下げなさい!」(アズサ)。しかし沙希様は「シスター、ちょっと落ち着いて。大丈夫よ。ね、面白いじゃない。お名前はなんておっしゃったかしら?」。「え、ゆきの名前? 上福ゆきっていうんだけど、みんなかみーゆって呼ぶから、サキリンもかみーゆって呼んで」と上福。「それは言えないけれどもね、いいわ。わたくしたちも簡単にNEO美威獅鬼軍をやってるわけじゃないの。だからどう? NEO美威獅鬼軍(見習い)として、次のお試愛でテストして差し上げてもよくってよ」という沙希様に、上福は「わかったー。今日から友だちだよ」。怒りが高まるばかりのアズサは「おかしいです! こんな子が入ったら!」。「なんで? 仲良くできるよ? 友だちの握手~!」(上福)。そして「とりあえずサキリンがボスだから。いいよって、いったん。いったんね。ゆきもそこまで図々しくないから。いったん(仮)的な感じで美威獅鬼やるから。今日は記念だから、ゆきがサキリンふうにしゃべるやつやるから。いい?」。ということで上福が沙希様っぽい口調で「そうね、アズクリ。私は今日から美威獅鬼軍(仮)として、サキリンとアズクリの、ま、後輩にあたるのかしら? あたくし今日、東武東上線で優雅に帰るわ。みなさま、また見に来てね。ご、ごめ……めんそーれ?」。「この無礼者!」(アズサ)。

    【試合後のコメント】
    沙希様 疲れちゃったわ。お試愛だけの疲れじゃなくって、試愛後にもっと疲れちゃった感じだわ。
    アズサ 沙希様……わたくしちょっと、こちらの上福さん?
    沙希様 名前は考えるわね。
    上福 ニックネームくれるって。イエーイ!
    アズサ そういう問題じゃないんです、この無礼者。
    沙希様 いいこと、私たちいつもフルコースばかり食べてるじゃない。だからたまには牛丼屋にも行きたいのよ。
    アズサ (椅子の上で体育座りの上福に)きちんと座りなさい!
    上福 え~。
    沙希様 これも私たちにない文化、知識かもしれないわ。
    アズサ 私はもう牛丼は結構です。
    沙希様 食べてみないと分からないでしょ。だから次のお試愛で、あなた(仮)じゃないわよ、(見習い)よ。
    上福 そうだー忘れてた。図々しかったー。
    アズサ まず敬語をどうにかなさい! 沙希様にこんな者を近づかせるわけにはいかないのです。
    沙希様 大丈夫よ。クサヤみたいなものかもしれないわ。
    上福 意外といけるタイプかも。
    沙希様 何かご質問はおあり?
    ――美軍に入りたい理由は?
    上福 もともと、サキリンは友だちいないなってずっと思ってたんです。友だちがいないから、無理やり(ユキオ・)サンローラン先生に注射オーダーして。なんとなくアズクリが可愛いから注射して友だちになったから。ゆきは薬がなくてもサキリンと仲良くなれるなって思ったから、ちょっと近づこうって思ったの。強いしかっこいいし、可愛いし。
    沙希様 言葉遣いは考えものだけど、だいたい合ってるわね。
    アズサ 合ってるんですか?
    ――沙希様が認めた理由は?
    沙希様 見た目は正直、悪くないと思うんだけれど、品があるのかないのか分からなくって。わたくしたちにない発想をしてくるのが新鮮で。新しい刺激があったのよ。じゃじゃ馬ほどならした時にかわいいっていうじゃない。
    アズサ わたくしは受け入れられません。
    沙希様 今、お屋敷のお部屋があいてないから。シスターと同室でお願いね。
    上福 仲良くやろー。
    アズサ もう無理ですわたくし……。
    沙希様 じゃあ、最後にあなたからご挨拶して。
    上福 みなさま、今日はご来場、じゃなくてカメラ撮って、音声録ってホントにおつかれさんっした。そうね。ワタクシ的には、このお二方と一緒に試合をして、みんなを倒して、一皮、三皮、八皮くらいむけたいななんて思ったりしたりもしなかったりだわくて? 
    沙希様 外国語なの?
    上福 OK,I'm leaving.
    ****
  • 休憩明け

  • アプガ(プロレス)の歌のコーナー

  • 休憩明けはアップアップガールズ(プロレス)の「アッパーキック!」ミニライブから。自己紹介ではこどもの日にちなみ、子供の頃に好きだった遊びをテーマにトーク。
  • セミファイナル 15分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ

    • WIN

      シュー・ヤン

    VS

    • LOSE

      黒音まほ

    VS

    9分32秒

    片エビ固め

    ※パニックスイッチ
  • 5・3後楽園でタッグを組んだものの仲間割れした日米怪奇派対決は、いきなり腕に噛みつき合う。止めに入った岡田レフェリーにも両者が噛みついて失神。シュー・ヤンはまほの顔面をマットに叩きつけるとコーナーに固定してキック連打。スライディングキックはかわされたが、上体を起こした真帆にネックブリーカーを見舞う。さらにボディシザースに捉えると血染めの手袋をつけて腕も固めていくシュー・ヤン。まほはスライディング・ジャーマンで反撃するが、シュー・ヤンはすぐに場外へ追いかけると本部席で難波小百合のイスを奪い、そこに座らせたまほにエプロンからトぺ・コンヒーロ。リング内ではコーナーに固定したイスに、足でつかんだ真帆の顔面を叩きつける。さらにリング中央にイスを立てたシュー・ヤンだったが、大ダメージのはずのまほは笑い声を上げて反撃。シュー・ヤンをイスの上に投げ捨てる。噛みつきからネックブリーカー、コーナーからはスーサイド・ボディプレス。ここでフィニッシャーのウロボロスを狙ったまほだったが、シュー・ヤンは手を口に突っ込むマンディブル・クロー。まほはトゥインキー(腕)をシュー・ヤンの口にねじ込む。これで両者とも大の字にダウン。だがカウント6でムクリと上体を起こす。シュー・ヤンはまほをロープに宙づりにしてのペディグリー。そこから担ぎ上げ、回転して落とす「パニックスイッチ」でフォール勝ち。試合後、互いを認め合ったかシュー・ヤンは自分と同じ手袋をまほに。口で受け取ったまほは指輪を贈り、二人で引き上げていった。
  • メインイベント 20分一本勝負

  • VS

    VS

    14分47秒

    キューティースペシャル

  • TOKYOプリンセスタッグ選手権(5・19北沢)の前哨戦となるこの試合。先発は辰巳と瑞希。嬉しさのあまりニヤニヤしながら組み付こうとする辰巳。気持ち悪すぎたため瑞希はすぐタッチ。辰巳もショックでタッチ。山下と坂崎のグラウンド戦から坂崎がドロップキックを決め伊藤にタッチ。伊藤は山下を突き飛ばしマリカを指名。ヘッドロックの伊藤にマリカは串刺しドロップキックからコーナーでマシンガンチョップ。雄たけびを上げて態勢を入れ替えた伊藤はコーナーに上ると「世界一可愛いのは?」「伊藤ちゃん!」のコール&レスポンスからナックルへ。そこへ割って入ったのが辰巳。「待て待て! 世界一可愛いのはみずぴょんでしょうが!」。呆気にとられる伊藤。頭を抱える瑞希。伊藤にはマリカがフォアアーム、山下がヒザ、倒れたところで辰巳がヒップアタック。さらに辰巳のヒップアタック連打から山下がサッカーボールキック、チンロックと伊藤を攻め込む。なんとかドロップキックを返した伊藤は坂崎にタッチ。山下に坂崎がスライディングラリアット。スワンダイブのドロップキックからブレーンバスターと続けるが山下は風車式バックブリーカー。辰巳はドラゴンスクリュー、足を取ってからのヒップアタック。坂崎はコンプリート・ショットを繰り出してタッチ。伊藤と瑞希が連携から辰巳の背中に瑞希がドロップキック。ダウンした辰巳に伊藤が倒れこみながらの頭突き。さらに瑞希がダイビング・クロスボディと立て続けの攻撃を見せる。辰巳も反撃したいが、どうしても瑞希を殴れない。一方の瑞希は容赦なく連打。辰巳は自らの顔を叩き、気合いを入れ直してヒップアタックを決める。替わって入ったマリカは瑞希にランニング・ネックブリーカーからレッグドロップ。カウント2で返されるともう一発。さらにハーフボストンへ。伊藤がカットに入ってマリカに逆エビ。山下が蹴りでカットするが、そこへ坂崎がコーナートップからヒップドロップ。辰巳は坂崎にドラゴンバックブリーカー。勝負所と見たマリカはフロントネックロックで瑞希を固めるが、回転してロープブレイクに。ここでマリカがリストクラッチ式のチョークスラムカットに入った伊藤も排除して追撃へ。だがすかさず戻った伊藤がカウンターでボディへの頭突き。リスペクト軍はダブルでDDT。山下と辰巳は坂崎が魔法少女プランチャで足止め。孤立したマリカに瑞希がキューティースペシャルを決め、タッグ王者からフォール勝ちをスコア。
  • エンディング

  • 伊藤、マリカに「お前つまんねえな。つまんねえヤツに巻かれてるベルトの気持ち考えたことあるか?」

  • 試合後、まずマイクを握ったのは伊藤。「チャンピオンさんよぉ、お前チャンピオンになったからって天狗になってんじゃねえのか? 一言で言い表すと、お前つまんねえな。つまんねえヤツに巻かれてるベルトの気持ち考えたことあるか? ベルトの気持ちになったことあんのかって聞いてんだよおい」。これにマリカは「誰がなんと言おうと、チャンピオンはこの私だから」。しかし伊藤は「ならもっと楽しませてほしかったけどな!」と返し、「もっと強くなって、お互い会おうじゃねえかよ。伊藤はつまらないゲームなんかやらないからな」。マリカがリングを降りると、坂崎をリングに呼び込む伊藤。「リスペクトしてないけどいいか?」と坂崎。伊藤は「今日はいいよ、許してやる」。さらに「5月18日、19日か。どっちでもいいよ。口では多くを語らないけど、想像以上の楽しい試合を見せてやるから、期待しといてください」。そして最後は「世界一可愛いのは?」「伊藤ちゃん!」「そして~、瑞希! そして~、坂崎ユカ!」で締め。

    【試合後のコメント】
    瑞希 向こうはシングルのチャンピオンがいたり、押された部分もあったし、マリカちゃんに負けてる部分もあって、今日の試合は本当に伊藤さんのおかげだと思います。次の試合は自分も強い気持ちで闘いたいなと思いました。
    伊藤 ダメだよ、あの程度でビビってたらここまでだよ? 行けてここまでなんだよ。ここで終わらせちゃダメだろ。何のためにやってんだよ。3日の後楽園であれだけ一生懸命、上に登ろうって、お互い約束したんだから! 小橋マリカに負けてたって聞いて、伊藤すげえショックだよ! せっかく、これからベルト獲れるんじゃないかと思ったのに! あれは米粒くらいに思っとかないとダメだって! 食え、米粒は。食え!
    瑞希 正直、米粒だと思ってますよ。
    伊藤 いいじゃないか。じゃあこれから……これから何だ。言ってみろよ!
    瑞希 あのタッグのベルト、一緒に獲りましょう。
    伊藤 分かった! 米粒なんかには負けねえぞ! おい、才木玲佳はなんだ。プロテインの粒か。どっちも一口でいけるな。
    瑞希 いけますね。
    伊藤 どっちも食ってやるからな! ……(坂崎に)ごめん、何か。
    坂崎 あ、あぁ。ゴメンね~。なんか、何でいるんだろうな~と思って。
    伊藤 いやでも、よかったよ。
    坂崎 よかったよ、伊藤リスペクト軍団。リスペクトはしてねえけどな。
    伊藤 余計な一言だな。
    坂崎 頑張れ。
    伊藤 大丈夫。言われなくてもベルト獲るから。お前らまた挑戦しにこいよ。受けて立つから。
    坂崎 そうだな。瞬殺だ。
    瑞希 絶対負けない気がする。
    坂崎 帰っていいか?
    瑞希 声変だから。
    坂崎 お前も変だからな!
    伊藤 何か質問あれば受け付けるけど。
    ――前哨戦で結果が出たことについては?
    伊藤 当たり前だよ。自分たちで挑戦しといて、負けたらそこで終わりだろうよ。そりゃ絶対、何としてでも勝たなきゃいけないだろ! ベルト挑戦の日に絶対勝たなきゃいけないんだけど、今日も勝たないとそこに行けないから! 今日勝つことしか考えてなかったよ。いっつも勝つことしか考えてないけど、今日も勝つことしか考えてなかったよ。3日に挑戦表明してよかったよ。タイミングが凄くよかった。運が回ってきてる。伊藤は水回りをちゃんと掃除してるからね。水回りをちゃんと掃除しとかないと運が悪くなるんだよ。お前らも勝ちたいならちゃんとしたほうがいいぞ。
    ――それは風水?
    伊藤 風水だよ! 伊藤は風水を信じるタイプだからな! そういうものに全力で騙される! 騙されてから気づけばいい!
    瑞希 それキッチン使ってないんじゃないですか?
    伊藤 使ってないよ!

    マリカ 伊藤リスペクト軍団と何回か闘ったことはあったっぽいんですけど、あんまり印象に残ってなくて。でも今日、闘ってみて、私の技はことごとく伊藤さんがカットにくるし、2人の連携も息が合ってたし、タッグとして凄く手強いなって思いました。でも才木さんと明日からジムに行って、また鍛えて、筋繊維だけじゃなく絆ももっともっと深めて、こっちも連携いろいろ考えて、タイトルマッチに臨みたいと思います。
    山下 マリカの前哨戦で、カバーしてあげられるところはしてあげたかったんですけど、しきれなかった部分があって。今回の負けがマリカにとって無駄にならないように、もっともっと強くなってもらいたいなと思いました。
    辰巳 マリカがいつも頑張ってるのを見てるので。私も感化されて、ここ最近、私も頑張ろうって思ってたので。でも次のタイトルマッチ、相手にみずぴょんがいるので複雑です。どちらも応援します。

    ――あらためて、タイトルマッチに向けてどんな強化を?
    マリカ まず足腰は強化したいし、伊藤リスペクト軍団に負けないチームワーク、絆、より深めていきたいと思います。
    ****

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