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東京プリンセスカップ

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日時2025年7月27日
会場東京・新宿FACE
観衆281人
  • 前説

  • アプガプロレスのミニLIVEは『瞬間・あいどるメモリアル』

  • 第1試合 20分1本勝負

  • 8人タッグマッチ

    10分8秒

    パンプハンドルスラム→片エビ固め

  • 第2試合 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    8分19秒

    アティテュード・アジャストメント→片エビ固め

  • 第3試合 20分1本勝負

  • 8人タッグマッチ

    12分41秒

    ツイスト・オブ・フェイト→片エビ固め

  • 第4試合 時間無制限1本勝負

  • トーナメント1回戦

    9分24秒

    ジャックナイフ式エビ固め

  • 第12回東京プリンセスカップ開幕を飾る鈴芽vs上原の1回戦。丸め込みで先手を取ろうとする鈴芽に上原は側転で技をかわしてバックエルボー。側転エルボーは鈴芽が回避し串刺しドロップキック。そこからレッグロックで足にダメージを与えていく鈴芽。足攻めに苦悶の上原だったが、カウンターのバックエルボーでなんとかやり返すとドロップキック。側転エルボーからのカバーはカウント2。鈴芽もハチノスエイトノットで絡みつくが、上原がロープに足を伸ばす。エルボーの打ちあいから鈴芽が反転式のフェースクラッシャー。駆け上がり式は上原は阻止して飛びつきのバナナピロー。エぐぐ決まったかに思えたが、鈴芽が器用に足でネックロックを極めて解除。上原を場外に出した鈴芽がプランチャ。コーナーに登った鈴芽がミカヅキ流星群もカウント2。リング・ア・ベルは上原がスクールボーイで切り返すもカウント2。これを丸め込みで切り返す鈴芽だがカウント2。駆け上がり式フェースクラッシャーを阻止した上原がスナップ・スープレックスもカウント2。再び押さえ込むもカウント2。ならばとジャックナイフ式エビ固めで勝利。先輩を撃破した上原は8・2浜松で上福vs荒井の勝者と対戦する。

    【試合後のコメント】
    上原 ホントになんとか1回戦突破できました。やっぱり、もうなんか…前IP王者の鈴芽さんはホントに強くて。私これまでもシングル何回もさせていただいてて、ついこないだのダラス大会でも直接取られてしまっていたので、もう今日は気持ちで…とにかくがむしゃらに勝ちにいくしかないなって思いで臨みました。でもやっぱりすごい思いが空回りしちゃって、すっごい悔し思いもあるんですけど。なにより途中で私の一番のバナナ・ピローを返されてしまった時は、もうホントにどうしようかって思ったんですけど。今日とにかく、技術とかの差はめちゃめちゃあるけど、とにかく強い鈴芽さんだからこそ気持ちで。とにかく気持ちだけは負けないって思って、最後本気で、ジャックナイフでなんとか勝つことができたので。すごい嬉しい気持ちもあるし、なんだろう…。ここがやっと1回戦突破できたので、ちょっといま勝てて嬉しいのももちろんあるんですけど、すごい気が動転してる部分もあるので。1回落ち着いて、2回戦もしっかりと準備をして、また臨みたいと思います。2回戦目は荒井さんと上福さん、どちらが上がってくるか分からないですけど。ここまで予選通過して1回戦もなんとか勝てたので。もうここは気持ちで2回戦も臨みたいなって思います。
    ――最後のジャックナイフはとっさに出た?
    上原 今日は気持ちで闘ってた部分が大きくて。気付いた時にはもう丸め込みしてたって感じです。
    ――荒井と上福、どちらと闘いたい?
    上原 荒井さんは去年、私負けてるんですよ。このプリンセスカップで負けてるので、すごい荒井さんともめちゃめちゃ闘いたいですし。でも上福さんはやっぱりタッグ組んでるってこともあって、すごい闘いたい相手でもあるんですけど。そうだな…やっぱり上福さんとはこないだ闘ったばっかっていうのもあるし、去年のリベンジを今年はしたいっていうのもあって、荒井さんともすごく闘いたいです。

    鈴芽 信じてくれる思いに応えられる自分になると決めたばかりだったので、不甲斐ないです。でも、また信じてくれるって信じてます。そしてなにより、私は東京女子プロレスの夏が大好きだから。このトーナメントが終わってしまって、夏の最前線にいられないことがすごく悔しいなっていう風に思っています。でもやっぱり大好きだからこそ、トーナメントだけじゃないって毎年思うし。ここからも夏、ガンガン熱く闘っていきたいと思っているので、みんなも一緒に夏を楽しんでくれると嬉しいなと思います。
    ――大田区から負けが続き、ある意味で節目でもあるのかなと。
    鈴芽 そうですね。ベルトを落としたタイミングのトーナメントってことで、絶対勝ちたかったし。勝ち抜いた先に闘いたいって思う相手もいたので…でもやっぱりそれに向けてより一層頑張りたいって気持ちが増しているので。そうですね、節目です。
  • セミファイナル 時間無制限1本勝負

  • トーナメント1回戦

    12分49秒

    ティアドロップ→片エビ固め

  • 黄色のカラーコーンにヒツジのアイマスクともはや何をしでかすかわからないらくが入場。さっそくカラーコーンを置いてアイマスクを装着して睡眠に入ってしまう。未詩が文りんレフェリーを促して開始のゴング。未詩がジャイアントスイングで回そうとするとらくが三角コーンで攻撃せんとするが、文りんレフェリーが阻止。しかしらくが未詩をエプロンに出すと子守り唄で眠らせてしまう。場外マットで寝てしまう未詩をよそにらくはチョコを餌付けとばかりに置いていき、起きた未詩がそれに釣られて拾っていくと、その先でらくがカラーコーンを被せて先にリングイン。未詩は場外カウント17で生還。アイマスクで眠らせてのおやすみエクスプレスも返されてしまう。コーナーに登ったらくを未詩が捕まえてランサルセ。さらにショルダーアタックはカウント2。怒りのサイドヘッドロックから未詩がボディースラム。バックブリーカーを粘ったらくがフェースバスターからぽっぽーチョップ連打、さらにドロップキックを猛攻。スーパービュー踊り子は未詩が踏ん張って背中にバッティングハンマー。振り子式バックブリーカーからカナディアン・バックブリーカーからそのままコーナーに登る。らくが逃れてエプロンへ。そこでエルボーの打ちあい。らくはぽっぽーチョップを打ち込み、さらにコーナー2段目からダブルのぽっぽーチョップ。セカンドロープに引っ掛けるとエプロンでのフェースバスター。リングに戻してカバーもカウント2。そこからフロント・ネックロック。未詩が抱えるとらくがぽっぽーチョップ連打で未詩の動きを止めさせてフロント・ネックロックへ。もがく未詩を押さえ込むもカウント2。未詩は走り込んだらくにカウンターでパワースラム。未詩がバッティングハンマー。らくがチョップで迎撃してスーパービュー踊り子からかがやき。ドクターイエロー狙いは未詩が寸前で回避。らくがカラーコーンを持ち出し、それを被せてフロント・ネックロックも未詩がそのままジャイアントスイングでぶん回し、レーザービームからティアドロップで勝負あり。

    【試合後のコメント】
    未詩 トーナメント初戦、突破しましたー! 夏が始まりました。初戦だから負けるわけにはいかないし、勝ち進んでいく気持ちでもう今年始まった途端に私は負けてしまって。それ以来、またこうやって頂点を目指す…この夏でもっと巻き返していこうっていう風に寒い時期から計画を立てていたんですけど、だがしかし、初戦らくちゃんということで。ここから先どうなるか分からないんですけど、ここが一番怖かったです。未来の自分もそう言うと思います。でもここを突破できたから、いける気がします。この夏、勝って勝って勝ち進んで、またベルトに届くように頑張りたいと思います。

    らく 今日は未詩ちゃんの好きなチョコレートをいっぱい持ってきたんですよ。これで導いて、これ(カラーコーン)を被せることに成功したんですけど…20でしたよね? 場外カウント20越えた気がしたけどなあ。なんか…頑張ったけど。でも試合後にこれ食べたら、すっごいおいしかったんですよ。リングの上で食べたんですけど…(お菓子を食べて)おいしー。ホントに強くて、お菓子食べて寝ます。なので未詩ちゃんは絶対に優勝してください!(その後、記者たちに余ったお菓子を配布)
  • メインイベント 時間無制限1本勝負

  • トーナメント1回戦

    13分45秒

    キューティースペシャル

  • 瑞希のキックをキャッチしたユキがリバースショルダーからセントーン。さらにサーフボードストレッチと攻勢。背中にセントーンを投下するもカウント2。サイドスープレックスの体勢は瑞希が着地し、ヘッドシザースホイップでエプロンに出してリング内からランニング・クロスボディー。場外に出たユキにコーナーからプランチャ。リングに戻ったユキにフットスタンプ。カウント2で返されるとフェースロックもロープに逃げられる。瑞希のダイビング・クロスボディーはカウント2。キューティースペシャルの体勢はユキが踏ん張ってショルダースルー。ショルダーアタックからダイビング・ショルダーはカウント2。リバース・スプラッシュ式セントーン狙いは瑞希がカットもユキがショルダーアタック。ストマックブロックからフルネルソン。瑞希も十字架固めから駆け上がり式フットスタンプ。コーナー2段目から背中にフットスタンプを打ち込んだ瑞希がフェースロック。コーナーに登らんとする瑞希をエプロンに落としたユキがぶっこ抜きサイド・スープレックスを狙うも瑞希が阻止して背中にフットスタンプ。ユキもエプロンから瑞希の背中をロープに打ち付けてダメージを与えるとぶっこ抜きサイドスープレックス。ユキは瑞希の腕を取るとエルボーの打ちあい。一度崩れる瑞希を起こしたユキがショルダーアタック。これはカウント2。フットスタンプ狙いの瑞希をかわしたユキがブルドッキング・ヘッドロック。ヴィーナスDDTは瑞希がかわしてカサドーラ・フットスタンプ。ユキもカサドーラを防いで変形のヴィーナスDDTのように叩きつける。カウント2で返されるとUBV狙い。瑞希が踏ん張ってエルボー連打。投げ捨てキューティースペシャルからキューティースペシャルで勝負あり。
  • エンディング

  • 試合後、2人は握手してから抱擁をかわす。退場するユキに拍手が送られ、リング上では瑞希がマイクを取る。瑞希「今日も来てくれたみなさん、ありがとうございます! 私、ユキちゃんと闘うことをすごくすごく楽しみにしてて。でも、すごいキラキラした目で、燃え滾るような目で瑞希のこと見てくるから、なんだかホントに…負けられないなって思って。今日は私が勝ったけど、トーナメントはホントに悔しい思いをしてる子たちもいるし。でも、みんな絶対立ち上がってくるから、みなさんは負けた人、勝った人、みんなの背中を押し続けてくれたら嬉しいです。こうやって毎週毎週会いに来てくれたり、来れる時に来てくれたり、配信で見てくれてるみなさんのおかげで大きいところでも試合ができると思ってます。でももっともっと大きいところでみなさんと一緒に時間を過ごしたいと思っているので、これからも支えてください! トーナメントある人ない人あるけど、全力で明日が楽しみになるプロレスを届けていくので、これからもよろしくお願いします。今日はありがとうございました!」

    【試合後のコメント】
    ユキ 負けましたー! 大きな声で言ってごまかしています。いやぁ…負けました。私の夏は終わりました…とは言いません! そんなことを言っても、なんにも自分のためにはならないので。夏が終わったとは思いません。だって世の中はめちゃくちゃに暑いし、8月、9月、10月くらいまで暑いので、まだまだ夏は続きます。だから私の夏も続きます。まぁこのトーナメントのプリンセスはぴょんに譲りたいと思いますので、ただの姫になっていただいて。絶対に優勝してもらいたいと思います。そして防衛を重ねるみずぴょんに私は絶対に挑戦します。私は今日完敗したとか思ってないので、もっともっと強くなって、また挑みたいと思います。でも今日、ぴょんと闘えホントに楽しかった。応援してくれたみんな、ホントにありがとうございます。あの私、キングダムが好きなんですけど、キングダムの主人公の信が言ってたのが何だったかは忘れたんですけど…命の火は消えても、闘った相手の思いの火は受け取って闘っていくみたいなことを言ってたんですよ。私、それめっちゃ好きで。だからここは引用させていただこうと思います。私のトーナメントの命の火は消えてしまったけど、私の思いの火はぴょんに受け取ってもらって頂点までいってほしいと思います。ただの姫になってください! 頑張れ!

    瑞希 トーナメント1回戦、突破できましたー! 私はずっとずっとユキちゃんと闘いたいと思っていて、ホントにタイトルマッチとか大事な時とかにずっとそばにいてくれて。私はすごい不安になりがちなんですけど、それをすごく温かく、熱く、いままで声をかけて支えてくれてるホントに友達で。闘えたのがすごくすごく嬉しかったです。だけど、すごいいつもキラキラした目で私と闘いたい、越えたい、勝ちたいって言ってくれるから。もう逆に負けられないなって思って。すごい意地でした。でも今日は私が勝ったけど、このまま引き下がるような子じゃないってことは分かってるから。私は…なんだっけ? 火だっけ? キングダムかなんかの火を受け継いで、さらに強くなってこのトーナメントを優勝したいと思います。それでもうプリンセスがプリンセス…プリンセス・オブ・プリンセスがプリンセスカップ優勝して、ただの姫に…なんかランク下がったように感じるのはあれだけど…。トップ・オブ・プリンセスになれるように頑張っていくので。これからも見ててください!
    ――「優勝したらただの姫になる」は流行語になりそう。
    瑞希 流行語になりますかね? なろうとしてますか? ホントに私はプリンセスにいまなってるので。やっぱりただの姫にもなった方がいいと思うんですよ。でもただの姫ってどう思います?
    ――“ただの”がない方が……。
    瑞希 なんか、ただの姫って言ったらユキちゃんに「神戸の関西の女が出てるよ」って言われちゃったので、やっぱりここはみずぴょんらしく、トップ・プリンセスになれるように頑張ります。
    ――次は中島vsリカの勝者です。
    瑞希 基本的に目の前にことしか見てないので、今日ユキちゃんと闘うってことだけを見てたし。でもいまそう言われて、ハッとまた気付かされて。どっちがきてもホントに苦しいなって絶対思うんですよ。ずっと私が憧れてた2人だし、どっちがきても心がギュッとなるんだろうなって思ってるけど、みんなの声援だったり足を運んでくれる方だったり、配信で見てくれてるみなさんがいるから、みんな頑張れてると思うので。私もその温かさを背負って、誰がきても優勝したいと思います。
  • トーナメント1回戦

    不戦勝

    ※もかの欠場による。
  • トーナメント表(7月27日終了時点)

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