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SUMMER SUN PRINCESS '25

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日時2025年7月21日
会場東京・大田区総合体育館
観衆1384人
  • 前説

  • アプガプロレスのミニLIVEは『瞬間・あいどるメモリアル』『Road to the ネクステージ!』

  • オープニングで白井李世リングアナがビッグマッチ初の前説で観戦注意事項などをアナウンス。そしてアップアップガールズ(プロレス)が『瞬間・あいどるメモリアル』と『Road to the ネクステージ!』を熱唱し、「東京女子プロレス、スタート!」の掛け声とともに大田区大会の幕が上がった。
  • 第1試合 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    10分6秒

    サン・フラワーテンペスト→片エビ固め

  • 4人に対してイメージカラーの紙テープが舞う中、握手をして試合開始。先発は汐珠と小夏。ロックアップから汐珠が腕を取ってグランドへ。クリーンブレーク。両者スイッチしてHIMAWARIのヘッドロックに志乃がハンマーロック。HIMAWARIがドロップダウンで志乃を何度もロープへ走らせて丸め込む。カウント2。さらに髪の毛での攻撃を連発。小夏がトップロープからの前宙で攻撃をよけると場内どよめく。ドロップキックからボディースラムはカウント2。志乃がボディースラムを投げ返して汐珠にスイッチ。エルボーを打ち込んでドロップキック。カウント2。志乃にかわると、ドロップキックからスリーパーホールドへ。小夏がエルボーで脱してドロップキックで反撃。かわったHIMAWARIがショルダータックル。カウント2。お姫様落としは阻止した志乃がドロップキック。ベリー・トゥ・ベリーはHIMAWARIが抵抗してハンマースルー。これを志乃が丸め込んでからベリー・トゥ・ベリーへ。追撃は汐珠がセカンドロープをステップにかわしてドロップキック。さらにセカンドロープのドロップキックはカウント2。汐珠がコアラクラッチを決めると志乃がカットに走る。HIMAWARIはコーナーにぶつけて脱出を試みるが、リング真ん中で決め直す。これをカットした小夏を志乃がネックブリーカーで排除。汐珠が振り子式ドロップキックから再びコアラクラッチへ。HIMAWARIがクラッチをほどいてお姫様落としで脱出。最後はサン・フラワーテンペストで勝利。

    【試合後のコメント】
    HIMAWARI 勝ちましたよ! 前回に引き続き私はオープニングマッチに選んでいただけたことをメチャメチャありがたかったので。前回は結果を残せなかった悔しさがあったので、今回こそは少しでも爪痕残してやろうと気合いが入っていたので勝てたというもあるし。今回、小夏が初めてのビッグマッチ、まだデビューして1ヵ月ちょっとでビッグマッチのオープニングマッチというので、自分が引っ張っていかなきゃなと思って…引っ張れたかわからないけど。どうだった、初めてのビッグマッチ。
    小夏 初めてのビッグマッチで、第1試合って大事だなと思っているので、デビューしたばかりだけど盛り上げるという気持ちはすごく強くあって。隣にHIMAWARIさんがいてくださるというのがすごく心強くて、結構思い切り今日は楽しめたんじゃないかなと思ってます。
    HIMAWARI 相手がアプガ組の志乃さんと汐珠ということでキャリアも近いし、そういう意味では一緒に練習を頑張っているメンバーだったというのもあって、信頼して全力をぶち当てられたというので楽しめた。
    小夏 すごい楽しかったです。
    HIMAWARI 試合をやって楽しかったと思えるのはよかったなと思うので。今度は小夏が勝つ番。
    小夏 そうです。デビューして初めてチームとして勝ったので、次は自分で勝ちたいので今日得た経験値を糧にしてさらに頑張りたいと思います。
    HIMAWARI これからも応援してください!


    汐珠 負けました…。でもなんかビッグマッチの第1試合で志乃さんと組むってなったらメッチャ嬉しくて頑張ろうってより思ったんですけど、汐珠が負けてメチャ悔しくて。第1試合に出れて嬉しいも悔しいも楽しいも、いろんな感情になれるものに出会えて汐珠はよかったなって率直に思ってます!
    志乃 今回オープニングマッチをさせていただけたこと、汐珠と同じようにすごく嬉しく思うんですけど、汐珠とはありえないぐらい長い時間いるので、一緒に闘えて、汐珠が替わる時に「いきます!」っていう目がカッコよくて頼もしかったです。結果は負けたけど、隣で見て汐珠、カッコいいなと思ったし、負けてらんねえよって。仲間だけどね。
    汐珠 汐珠はいつか東日本だけじゃなくて日本全国、志乃さんのバスに乗って、バスツアーをして、プロレス旅したいです、一緒に。
    志乃 よかった、プロレスのことで(苦笑)。
    汐珠 ありがとうございました。
  • 第2試合 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    • WIN

      アンドレザ・ジャイアントパンダ

    • らく

    VS

    VS

    9分41秒

    アンドレザプレス→体固め

  • ぽむは京子ペイントで入場。続いて花道のスクリーンに届かんばかりにジャイアント・パンダが入場。サードロープからやっとリングインすると、らくとパンダが就寝。ゴングが鳴るや京子とぽむがフォールを狙う。これをらくが首固めも、キックアウトされるとおやすみエクスプレス敢行。さらにらくが子守唄を唱えると、「そんなのわかるか!」と一喝するが、戸惑う京子にアイマスクを着用して再び子守唄。京子は徐々に就寝。らくがカバーしかけるとぽむが大声を出して眠りから覚まさせ、京子が起床。怒った京子がらくをぶん投げてコーナーでヒッププレス。かわったぽむも同じく真似すると「京子さん、休憩しましょう」と誘う。コーナーでぽむと京子が談笑。「双子みたい」というぽむに松井レフェリーが注意すると京子は謝りながらコーナーに下がっていく。しれっとぽむがカバーもカウント2。でんでん太鼓もカウント2。かわった京子が「ふざけんな、終わりだ!」と叫んででんでん太鼓も、らくがフェースクラッシャーからぽっぽーチョップ!!で反撃してパンダにスイッチ。京子がエルボーやモンゴリアンチョップを打ち込んでいくが、パンダはびくともしない。ヘッドバット、串刺しスプラッシュ、裏拳とたたみかける。さらに「立ってこい」のジェスチャーからヘッドバット。これをブロックした京子が急所蹴り。ぽむがスネ蹴りで続く。ミサイルキックはパンダが倒れず。ならばとスネ蹴りからロープへ走るもカウンターのラリアットを食らってしまう。追撃は京子がかばって串刺しスプラッシュを浴びるも、2人はダブルのスネ蹴りからぽむがパンダの背中にミサイルキック。ついにダウンしたパンダにぽむ・ど・じゃすてぃす投下。カウント2。収縮したパンダが復活すると、ぽむのPアタックをラリアットのカウンター。カバーをカットした京子にらくがパンダアシストのスーパービュー踊り子で排除。最後はパンダがヘッドバットからのアンドレ・ザ・プレスで3カウント奪取。

    【試合後のコメント】
    らく パンダさんありがとう! 今日はパンダさんと一緒に寝てきたんです。何時間寝ましたか?
    オッサンタイガー アンドレザ、何時間寝たの?(耳打ちされて)10時間以上寝てきたからバッチリだって。そう申しております。
    らく パンダは一日の大半を寝て過ごすから私と一緒ですね。
    オッサン 昨日から東京に入ってまして、らくさんと一緒に遊んでいたんで、コンビネーションはバッチリでしたね。
    らく バッチリ! パンダさん、ありがとう。また一緒に寝ようね!
    オッサン (パンダに耳打ちされて)もう一回タッグを組みたいと。またやりましょう!
    らく ありがとう! よし、もう寝よう! 笹食べて寝よう!


    京子 違うの。ずっと助けにいこうと思ったの。だけどこう(おやすみポーズ)されて、気づいたら負けてた…。
    ぽむ え! 起きたら負けてた!?
    京子 ごめんなさい(苦笑)。
    ぽむ ぽむ頑張ってたの見てないですか!?
    京子 頑張っていたところ見てない。あの子にこれ(おやすみポーズ)されて…。
    ぽむ これされてウトウトしてて…どんな夢見てたんですか?
    京子 夢までは覚えてなかったんだけど(苦笑)。
    ぽむ え~~~!?
    京子 ごめんね。次、勝つ。次は絶対寝かせられない。
    ぽむ ペチャペチャになって、京子さんの見てない間にメチャクチャ頑張ったんですよ! 次は絶対にカッコいいところを京子さんに見せたいと思うので。
    京子 じゃあ私もペチャペチャになって京子さんも頑張ります! 本当にメイクとか試合直前に「いいですか?」ってやらせてくれてこんな風になりました。ありがとうございました。負けちゃってごめんね。
  • 第3試合 20分1本勝負

  • 8人タッグマッチ

    11分27秒

    バナナ・ピロー

  • 先発は鳥喰と上原。鳥喰が側転で腕を取り返し、ヘッドロック。これを上原がテイクダウンしてグランドへ持ち込む。クリーンブレークとなって、真弥と凍雅にスイッチ。何度も打ち合ったショルダータックルは凍雅が制す。カウント2でキックアウトした真弥が「毎日暑いのに、熱い女をつれてきて申し訳ございませんでした」と謝罪すると、まなせが真弥をボディースラムで凍雅の上に人間爆弾。かわった千花のエルボーに凍雅もエルボーを放って芦田へスイッチ。串刺しスピンキックやエプロンで足を使った絞首刑。続くY字ギロチンはカウント2。千花がボディースラムで反撃してまなせにスイッチ。ショルダータックルや串刺しラリアット、ローリングセントーンとたたみかける。サブミッションは凍雅がカットに入ってくると、場外に叩き出す。ショルダータックルでふっ飛ばして鳥喰にスイッチ。二段蹴りやオーバーヘッドキックはカウント2。サマーにかわると、パワースラム、ギロチンドロップ投下も、鳥喰が延髄斬りを放って真弥にタッチ。エルボー、ニースタンプ、後頭部へのエルボー。カウント2。サマーの逆水平チョップを耐えた真弥が河底撈魚。コーナーからのニードロップは自爆となって、上原とまなせにスイッチ。上原が側転エルボーからドロップキック。続くブレーンバスターはまなせが投げ返す。かわった千花がエルボードロップ。カウント2。稲荷鳥居は反転して脱した上原がスナップ・スープレックス。バナナ・ピローはまなせがカットしてラリアット。千花と真弥がダブルのエルボードロップを決めて稲荷鳥居・改へ。これを芦田がキックでカットすると、両軍が入り乱れる。最後はロープに走った千花に飛びついた上原がバナナ・ピローのカウンターを浴びせて勝利。

    【試合後のコメント】
    上原 勝ちましたー! なんとか勝てた。
    凍雅 勝ちました。
    上原 どうだった、キラ?
    キラ 言葉がない。よかった。(上原に)頑張ったね。
    芦田 いい連係だったかも。誰一人の力が欠けても意外と危うかったんじゃないかなと思って。いい連係を見せれたなと思います。
    凍雅 私とキラはパワー系で、わかなさんと美歩さんは柔軟というか、メッチャいい感じで。それぞれが同じだけど別のところもあって、自分に持ってないものをパワー系のキラが補ってくれた気がして。
    上原 最後、まなせさんとメッチャ、バチバチになってたよね?
    凍雅 今日は全然当たってなかったから次回はシングルをしたいなと思ってます。
    上原 私たちが入った時はまなせさんは卒業されていて時期が被ってなかったので、今日は23年・24年デビューということで、東京女子の新しい顔をまなせさんに見せつけられたんじゃないかなって思うので。23年・24年組はほかにもいっぱいいるので、みんなで切磋琢磨して頑張っていきたいと思います!


    まなせ 悔しい! 久しぶりに東京女子に帰ってきてさ、私、東京女子を離れて修行に出ようと思った時にもっと強くなって驚異的な存在になって、もっと刺激的な女になって、外に出たのね。昨日ベルトを獲って強くなれたと思ったけど、こうして仲間を助けられなかった私はまだまだ弱いから、またみんなと会うときもっと強くなれるように頑張ってくるから、待ってて!
    真弥 私たちも強くなります!
    まなせ 一緒に強くなろう! じゃあ私が「いくぞ!」「オー!」「ガンバレ、東京女子!」で締めようと思ったけど、ここは東京女子の夏の祭典だから、東京女子の3人でしっかり締めるんだ!
    真弥 東京女子の夏は終わらねえぞ!
    4人 オーッ!
    まなせ なんか言うか?
    鳥喰 今年はもっと熱く頑張るぞ!
    千花 この夏をもっともっと熱くするぞー!
    まなせ 真弥、締めろ!
    真弥 これからもまなせさんに負けないようにやるからね! 覚悟しとけ!
  • 第4試合 20分1本勝負

  • 3WAYタッグマッチ

    VS

    VS

    VS

    12分9秒

    UBV→片エビ固め

  • 有栖、上福、ハルでゴング。有栖とハルが攻防を繰り広げる中、割って入った上福がビッグブーツ。有栖にも串刺しビッグブーツを決める。上福&VENYが手首をつかんでブーツ連発。カバーをカットした有栖とジェイダがハルに串刺しエルボー連発。ジェイダが低空ラリアットからその場飛びムーンサルト。カウント2。かわった有栖がフライング・ボディープレス。カウント2。ドロップキックで反撃したハルはユキにスイッチ。セカンドロープからのスプラッシュはカウント2。愛と炎のフルネルソンは有栖が抵抗してジェイドにスイッチ。スワンダイブ式ミサイルキックなどスピードで撹乱。そこにVENYが2人へのミサイルキックでフレームイン。有栖との連係を阻止したVENYと上福はドロップキックの二重奏。ジェイダをビッグブーツで排除し、ハルのエルボー連打を食らうもVENYはエルボー一発でダウンを奪う。ここでカットインしたジェイダがスパークスタナーをVENYにさく裂させる。3者スイッチして有栖とユキと上福のマッチアップに。3者が入り乱れる中、上福とVENYがマジックキラーを披露も、ビッグブーツが同士討ちに。有栖とジェイダの連係はユキが阻止してハルがユキの背中をステップにクロスボディー。続いてユキが2人まとめてサイドスープレックス。続くヴィーナスDDTは有栖がネックブリーカーで切り返す。水車落としは抵抗されるも投げきってみせた。キャメルクラッチはユキがロープエスケープ。有栖がコーナー最上段に登ると、VENYがカット。さらにスクリューキックからのケブラーダでジェイダの動きを止める。その間に上福が有栖に雪崩式ブレーンバスター。これはユキがカットすると、その背後から上福が丸め込む。カウント2。上福がユキと有栖2人まとめてフェイマサーを狙ったが、割って入ったハルがフィッシャーマンズ・スープレックスで排除。ユキと有栖がエルボー合戦。ユキのヴィーナスDDTが決まるが、有栖がスーパーキックで応戦。最後は有栖の什の掟を着地したユキがブルドッキング・ヘッドロックからUBVに繋いで3カウント。

    【試合後のコメント】
    ユキ ユキハル、3WAYタッグ、勝ったぞー!
    ハル やったー!
    ユキ やったー! ちょっと休憩。ハル、しゃべって。
    ハル 初めての3WAYタッグでわからないことだらけで、何していいかわかんなかったけど。
    ユキ メッチャ、かみーゆに翻弄されてたやん。
    ハル でも、隣にユキさんがいるから絶対にできると信じてやれたので、よかったかなって。
    ユキ やったー! 私は今とっても嬉しかった。3月のビッグマッチもハルと組んでいたんですよ。その時にネガティブなことばっかり言ってたから、それを心配していたんだけど、今、ポジティブなことを言ってくれて、すごい嬉しかったし、どんどん成長していくハルの横に立てて嬉しかった。嬉しいです。それに負けないように私も成長していきたい。ただ今日、VENYUもジェイダ&有栖もバカ強かったので、私たちが今日勝てたのは私たちが引き寄せた幸運だから、これを私たちはポジティブなパワーでもっともっと引き寄せていこう!
    ハル はい!
    ユキ そして勝った後にハルが駆け寄ってくれるような距離感になりたいです!(苦笑) ありがとう!


    上福 お疲れさまー。
    VENY お疲れ様じゃないよ!このギャラ泥棒!
    上福 いや本当に。
    VENY どういうこと? 
    上福 楽して勝とうと思ったの。
    VENY まあ嫌いじゃない。でも私、東女以外ではバチバチだから。
    上福 いや本当だよね。恐ろしいもんね。
    VENY そうなの。恐ろしいの。
    上福 口が痛かったの。あんたのなんか間違ってやっちゃったブーツ。メッチャ痛かった。
    VENY 思うとVENYU毎回負けてない? VENYが横にいて負けるっていうのはちょっと大丈夫? 8年やって、私が10年やって。
    上福 そうじゃん。8月がバースデーじゃん。
    VENY 年に1回ぐらいしか呼ばれないんだからさぁ。ここにベルトあるでしょ、ベルト。
    上福 ベルトでしょ。絶対あなたのために用意するから。表参道いこう。あ、銀座いこうか! ベルトを取りに銀座にいきます。See You!


    有栖 あ~、ソーリー・ジェイダー! 3WAY、嫌だ~! シングルでもタッグでも嫌だよ~! 難しい! ディフィカルト!
    ジェイダ 倒すには至らなかったけど、でも次、絶対倒してみせます!
  • 第5試合 20分1本勝負

  • スペシャルタッグマッチ

    VS

    • クリス・ブルックス

    • WIN

      さくらえみ

    VS

    12分36秒

    クイーンズギャンビット→体固め

  • クリスとさくらの“TeaDK”はキングと英国のキング&クイーンを思わせるスタイルで入場。一方、伊藤の『セツナイロ』に合わせてデスペがダンス。ハイタッチでリングに向かう。紙テープが舞うとデスペが戸惑ってリング下に。先発を伊藤とデスペがじゃんけんで決める中、さくらが襲いかかるもクリスは不在。連係を食らいそうになるも、さくらが背中を引っ掻いて反撃すると、クリスとビッグブーツ。これを失敗に終わらせた伊藤&デスペが連係でこけしちゃん。ダブルの世界一かわいいナックルでは伊藤の「世界で2番目にかわいいのは?」に対して場内は「デスペちゃーん!」。ここでクリスがカットに入って伊藤に2階席からゴムパッチン。デスペが阻止しようとして揉めだすとレフェリーがカウントを数えたため伊藤にヒット。さくらがなぜか鼻から流血。伊藤が泣き出すと、気づかったデスペも泣き出すが、伊藤がストンピングからデスペを場外スルー。その間にさくらが「ウィー・ウィル・ロック・ユー」のビートからさくらえみ70kg。さらにさくら式渦飴を披露して伊藤とデスペをまとめてサブミッション。これをクリスも援護。ブレークとなってクリスがブンブンを使って中指を立てて挑発。怒った伊藤がブンブンを客席に放り上げてしまう。場内はブーイング。5分経過。伊藤がクリスへのエルボーに「伊藤コール」が発生。両者が打撃でやり合って伊藤が飛びついてスタナーから顔面ウォッシュ。かわったデスペがクリスにスピア、ブレーンバスター。カウント2。チョップ合戦からデスペのサミングにクリスがカウンターのラリアット。さくらにかわると、デスペをロメロスペシャル。ダブルアームの体勢も決まらず噛みつき攻撃。ここでロープ際のさくらに伊藤がヘッドバットでアシストし、トレイン攻撃。さらにデスペがバックドロップから伊藤が合体式スイングDDT。デスペが入ってきたクリスにヌメロ・ドス、伊藤が逆片エビ固めで共演。さくらがロープエスケープすると追撃を狙った伊藤に割って入ったクリスが串刺しドロップキック、さくらがケブラドーラ・コンヒーロ、クリスがサッカーボールキックでたたみかける。カットに入ってきたデスペがさくらにビンタも、クリスがデスペをパイルドライバーで排除。復活した伊藤がクリスとさくらにスイングDDT。続くヘッドバットを耐えたさくらがダブルアームのバックブリーカーからショートレンジのラリアット。カウント2。ふらふらとなりながら立ち上がった伊藤が中指を立てると、それにさくらが噛みついてからのクイーンズ・ギャンビットを放って3カウント奪取。

    【試合後のコメント】
    さくら 伊藤とデスペラードは、入場10割って言ったよね? あんたたちが10割出すって言うから、私だって10割出そうと思ったのよ。試合のゴングが鳴ったら…なんなの? 10割出せてないってことじゃないの。こんなのね、この試合に勝者ははじめから生まれないのよ。でもそんななかから勝利をつかんだのは私だけよ。伊藤、デスペ、大したことねえな。そしてクリス、お前も大したことないな、ベイビー。オーホッホッホ!(クリスの頭を叩いて控室へ。クリスは何も話さずにさくらについていった)

    伊藤 ちょっと…負けちゃったじゃーん!
    デスペ すみません、もっとフォローできてれば…。
    伊藤 助けに来てよ! だってあんなのもらったら動けないに決まってるじゃん!
    デスペ たしかに。思った以上にむこうの戦闘力が高かったですね。
    伊藤 そうだよ! でも入場ちょーよかったよ!
    デスペ ホントですか?
    伊藤 見てたもん。ちょー揃ってた。よくやったよ、すごい! ホントにすごいと思います。(ベルトに視線を注ぎ)彼はこのジュニアヘビーウェイトチャンピオンであり、立派なアイドルだと思うので。次はNEO伊藤リスペクト軍団、元々クリス・ブルックスもメンバーなので、みんなでまた試合ができたらいいなって思うし、CDデビューもしましょう。
    デスペ …CD(笑)。
    伊藤 アイドルだから。あなたも立派なアイドルなんだから!
    デスペ アイドルだったんですね、ボクも。
    伊藤 ちょー輝いてたと思う。
    デスペ ありがとうございます。
    伊藤 次もよろしくお願いします。ありがとうございました!
    デスペ よろしくお願いします! 今度は必ずリング上で、伊藤ちゃんの勝利で終われるように全力でいきますので。
    伊藤 ありがとうございます。もう使っていけるものは全部使って私は勝ちたいと思っているので。入場よかったからいいと思います。ありがとうございました。これからも頑張ってね、伊藤も頑張るね!
    デスペ ありがとうございます! 一生懸命頑張ります! 失礼します。
    伊藤 じゃあ私も失礼します。また練習しようね、ダンス。
    デスペ …頑張る!
  • 第6試合 20分1本勝負

  • スペシャルシングルマッチ

    VS

    • LOSE

      ビリー・スタークス

    VS

    15分45秒

    クラッシュ・ラビットヒート→体固め

  • ゴングが鳴ると山下が場内に拍手を要求。ロックアップから山下がコーナーに押すと、ビリーはトップロープに登って押し返す。ビリーが握手を求め、山下が握り返すとビリーが丸め込む。カウント2。さらにビリーが丸め込み連発。カウント2。突進をかわした山下が打撃から場外戦となると、応戦したビリーが客席のイスへスルー。これを山下はイスの上で踏みとどまると、捕まえたビリーがエプロンに叩きつける。さらにビリーは場外でブレーンバスター。リングに戻ってビリーがセントーン。カウント2。5分経過。サッカーボールキックからニーリフト。カウント2。両者は手首をつかみ合って打撃戦。山下がキチンシンクからラリアット。カウント2。続くリターン・クラッシュは不発も、山下はハイキック。エプロンの攻防となって、山下のエプロンからの断崖式アティテュード・アジャストメントがさく裂する。さらにリングサイドから助走をとってのPKを決める。不敵な笑みを浮かべながらリングに戻る山下。ビリーは場外カウントギリギリでリングに戻る。リング内でのアティテュード・アジャストメントはカウント2。続いて変型コブラクラッチでギブアップを迫る。脱出を試みるビリーを投げ捨ててグランドへ持ち込む。10分経過。ロープエスケープしたビリーはハーフネルソンスープレックスで投げ捨てる。場外エスケープした山下にトペで追撃。リングに戻してビリーがスワントーンボム。カウント2。ツームストンパイルドライバーもカウント2.9。ビリーは山下の粘りに頭を抱えてしまう。肩車の体勢から着地した山下がスリーパーホールドで締め上げていく。脱出を試みるビリーのエルボーに山下はハイキック、後頭部へのハイキックで応戦。両者は打撃の応酬から山下がランニングのSkull Kickをさく裂させる。しかし、ビリーがアラバマスラムをコーナーに叩きつける。15分経過。ビリーがフィニッシュ宣言も、丸め込み合戦からバックを取った山下が投げっぱなしジャーマンをコーナーへ突き刺す。最後はクラッシュ・ラビットヒートを放って勝利。

    【試合後のコメント】
    山下 今日は3ヵ月ぶりに東京女子のリングに戻ってきてアメリカにいるときから、今回3ヵ月だったんですけど、ビリーとツアー回ってるんじゃないかというくらい本当にずっとビリーと一緒にいて、闘ったり組んだりしてるときもどっちの時間もすごい子だなって、ビリーがいま21か20くらいなんですけど。14歳のときから来てるんですよ。そのときからすごくて、いまAEWでもすごい活躍してるレスラーなんで、私も刺激をもらいながら日々闘ってましたけど、今回シングルマッチできて、めちゃくちゃ楽しかったですけど、やっぱりヤバイヤツだなと思いました。予想してないところから予想してないことをやられるんで、めっちゃ狂ってるなと思ったけど、狂おしいというか狂ってるところを感じるとめちゃくちゃ試合してて楽しいんで。本当に今日はなんとか勝てました。本当にビリーは最高っすね。楽しいです。また来てほしいですね。東京女子にもシングルマッチでも。次組んでもいいかなと。またやろうよって感じですね。

    ビリー まず帰ってこれてひじょうに嬉しい。山下とはアメリカで何百回と対戦をしていて、対戦相手としては本当に最高の対戦相手の1人だと思ってるし、アメリカでも東京女子の大会に出させてもらってすごく嬉しかったんだけども、日本の東京女子のビッグマッチに帰ってくる気分はなにものにも代えられない。山下さんは何度も試合してるけど、彼女がどれだけ怖い対戦相手かというのはわかっているつもりだったけれども、今日はもう一段別のレベルの怖さを出してきたし、正直ここまでやってくるとは思わなかった。編んでた髪の毛がほどけるくらい引きずりまわされたし、本当に今日は思い切りやられたなと思います。
  • 第7試合 30分1本勝負

  • インターナショナル・プリンセス選手権試合

    12分55秒

    鴻臚館→片エビ固め

    ※鈴芽が6度目の防衛に失敗、もかが第14代王者となる。
  • 2人の握手からゴング。ロックアップは鈴芽が押し返す。腕を取る攻防からもかが抜けてブレーク。もかのドロップダウンに鈴芽がヘッドロック。両者は交差するロープワークから鈴芽がスクールボーイ。カウント2。もかがリープフロッグからアームドラッグ連発。ハンマースルーからのバックエルボーはカウント2。反撃した鈴芽がドロップキックから変型サーフボードストレッチ。そのままカバーもカウント2。もかのコーナーへの突進をエプロンに降り立った鈴芽がヘッドシザースで絡みつく。フェースクラッシャーもカウント2。ロープに走った鈴芽にもかがカウンターのボディースラム。カウント2。5分経過。もかが手刀などの打撃から四方投げ、瓦割りとたたみかける。カウント2。グランドで回転して絡みついた鈴芽がヘッドシザースで締め上げていく。もかがロープエスケープすると、場外に追いやってプランチャで追撃。続くミカヅキ流星群をもかが正拳突きで迎撃。打撃を打ち込んでティルトスラムから羅生門狙い。鈴芽が反転してカバーするも、もかが決め直す。不完全となってしまい、鈴芽が再びフォールして脱していく。追撃の鴻朧館は決まらないとみるや、ネックブリーカーで攻めていく。カウント2。再び鴻朧館狙いは鈴芽が丸め込む。さらにコーナーの反動を使ったフェースクラッシャーを決める。10分経過。両者がエルボーのラリー。正拳突きを受け止めた鈴芽がドロップキック。続いてコーナーに登るが、近づいたもかを蹴り飛ばすとトップロープを走ってからフェースクラッシャーで飛びついていく。さらにリング・ア・ベルは低空で決めていく。追撃のスプリング・リング・ア・ベルはよけたもかがゼロ戦キックを浴びせ、鴻臚館と繋いで3カウント奪取。もかはこれがシングル王座初戴冠!

    【試合後のコメント】
    もか 鈴芽さんに、勝ちました。初めてのベルトを巻くことができました…(涙)。なかなか取れなくて、いつか取りたいって思ってたけど、取ることができて…あと2日後、7月23日にデビュー5周年を迎えられるので、ベルトとともに駆け抜けることができて嬉しいです。鴻臚館って技は初めて未詩さんの持つインターナショナルのベルトに挑戦する時に、この技で勝ってベルトを取りたいって思って作ったものだったので。鴻臚館と一緒にもっと成長して、インターナショナルのベルトを持って、国内外問わず色んな人と闘っていきたいです。ありがとうございました。
    ――過去の挑戦と今回の差は?
    ――どんな王者になっていきたい?
    もか これからはコスチュームも和ですし、技の名前も和風ですし、色んな海外の選手と闘って日本のプロレスを見てもらいたい。日本を代表するプロレスラーになりたいです。
    ――防衛戦をやりたい相手はいる?
    もか いまのところは考えてないんですけど…急に知らない海外の選手とのシングルを組まれることもあるんですけど、それはそれで自分の成長につながるたって思うので。

    鈴芽 …ベルトなくなっちゃいました。今日の私は間違いなく今までで一番強い鈴芽だったと思います。その上でもかに勝てなかった。でも、私なりに突っ走ってこれたんじゃないかなって思います。防衛戦もアメリカ遠征も、私にできるトップスピードで駆け抜けてこれたんじゃないかなって感覚があります。それがここで止まっちゃうのはすごく悲しいけど、悔しいけど…! でもインターナショナル・プリンセスのベルトと一緒に闘って、私の世界はすごくすごく広がりました。ベルトのおかげでこうやって突っ走ってこれたから、いったん迷子になっちゃうかもしれないんですけど…でもここまで闘ってこれたのも、ベルトに手が届いたのも、ずっと信じてくれる、背中を押してくれるみんながいたからなので。きっとこれからも大丈夫。今日信じてくれたみんなの気持ちにまた応えられるような私になれたらと思います。防衛ロードを一緒に闘ってくれて、ホントにありがとうございました!
    ――トーナメントがすぐに始まるが切り替えられる?
    鈴芽 夏はまだまだ終わってくれないので、熱い夏に乗り遅れるわけにはいかないなっていう風に思ってます。たぶんいったんめちゃめちゃ落ち込むけど…でも絶対立ち直ります!
  • セミファイナル 30分1本勝負

  • プリンセスタッグ選手権試合

    25分32秒

    ダイビング・セントーン→片エビ固め

    ※第18代王者組が3度目の防衛に成功。
  • 白昼夢は刺股持参で、ミサヲはハイパミ号、中島は新コスチュームで登場。ベルト返還後、手を出しておきながら、王者組が握手をすかしてみせる。ミサヲがマイク。「勝手に復活して、敗れるきっかけを自分で作りましたね。もっと楽しくて強い享楽共鳴になりたい。こんなものいらないんです」とスプレーを手放すフリをしておきながら、2人にスプレー攻撃。場外に戦場を移すとゴングが鳴る。場外乱闘で白昼夢が反撃。未詩が中島を刺股で持ち上げて投げ捨てる。王者組をまとめて刺股で捕獲するが、刺股の柄が松井レフェリーに誤爆。レフェリー不在の中、リング内では未詩が刺股ごとジャイアントスイング、リカがミサヲに刺股ごとエアプレーンスピンで共演。ここで松井レフェリーが戻って刺股を没収すると、場内はブーイング。白昼夢が場外戦を誘うが、反撃した享楽共鳴が2人乗りでハイパミ号アタック。案の定、真弥をひいてしまう。再びハイパミ号でアタックすると、白昼夢は刺股で迎え撃つ。結果は両軍相討ちに。5分経過。リングに戻って享楽共鳴が連係狙い、素早いロープワークで撹乱して中島がリカをコルバタ。享楽共鳴が未詩に照準も、未詩がミサヲをボディースラムで排除。中島と未詩がグランドの攻防から手4つへ。押した未詩がフォールするが、カウント1。そのまま中島がモンキーフリップ、未詩も同じ技で返していく。中島が串刺しエルボーからスワンダイブのハリケーンラナ。羽折り固めは未詩が持ち上げて投げ捨てる。白昼夢が連係のバックエルボー。さらにダブルでよっしゃいくぞエルボーもカウント2。リカがロープにくくりつけた足にドロップキック。10分経過。足4の字は蹴って阻止した中島が619へ。足をキャッチしたリカが足4の字を決める。ロープブレークとなってリカがバックドロップ。着地した中島がドロップキックを放って両者スイッチ。ミサヲがランニング・エルボーから後頭部へのニースタンプ。カウント2。続くクロスボディーを未詩にキャッチされてバックブリーカーを浴びるも、ジャイアントスイングを阻止したミサヲがアームブリーカーから腕へのレッグドロップ。チキンウイングは未詩が力で脱し、バッティングハンマーからリカにスイッチ。ヒップアタックにミサヲはハイパーゴッサムクラッシュで応戦。スワンダイブを狙うと、リカは首締めで迎撃。エプロンからのミサイルヒップを放っていく。10分経過。リングに戻ると、ミサヲがチキンウイング・フェースクロック。立ち上がったリカに中島はトップロープの619で援護してミサヲがチキンウイングをリング中央で決め直す。中島が未詩をカットする間にミサヲはハイパミ・リターンズを放つが、カットに入った未詩がジャイアントスイング。10回転目にリカがヒップアタックを浴びせていく合体技を披露。続いてリカがツイスト・オブ・フェイトからミサイルヒップ。よけたミサヲがハイパミ・リターンズ。コーナー最上段の中島にリカがドラゴンスクリュー。未詩が串刺しボディースプラッシュからショルダータックル。ティアドロップ狙いは中島がロープエスケープ。ならばとダブルスレッジハンマーはカウント2。エプロン際の攻防となって、中島がトップロープ超えの回転エビ固め。ミサヲもニーリフトでアシスト。続く無人在来線固めはリカがカット。20分経過。ミサヲが未詩へのランニング・ニー、中島が場外のリカへのトペが交差する。さらに中島が捕獲した未詩にミサヲがランニング・ニーの連係。しかし、追撃の連係を阻止した白昼夢はリカがドラゴンスリーパーで中島をコーナーで宙吊りに、未詩がカナディアンで担ぎながらコーナーに登る。このピンチを享楽共鳴は中島が雪崩式フランケン、ミサヲは雪崩式ハイパーゴッサムクラッシュで脱する。両軍ダウン。享楽共鳴が打撃戦で打ち勝つも、未詩が2人まとめてのボディースラム。白昼夢エタニティと繋いだが、カウント2。トドメのティアドロップ狙いを中島がフランケン。カウント2。619からノーザンライトSH。これをリカがカットするとドラゴンバックブリーカー、未詩がパワースラムで共演。残り時間5分となったところで享楽共鳴は中島が未詩にダブルアームDDT、ミサヲがヴァニタスをリカに決める。最後は中島がダイビング・セントーンを投下して勝利。

    【試合後のコメント】
    ミサヲ 勝ちました~!
    中島 勝ちました!
    ミサヲ 防衛だ!
    中島 防衛しました!白昼夢から。引き分けるかと思った、でも引き分けだけは絶対にイヤだったので、引き分けたらもう闘いは一生終わらないし、一生勝てないと思って、引き分けるかもって思った瞬間に底力が勝ち負けを分けた気がしてます。
    ミサヲ どうしても白昼夢からはこのタイミングで勝ちたくて、このタイミングで白昼夢に勝つことによって享楽が本当の意味で未来に走り出して、もっともっと加速していくなってそういう実感が湧いてきたね。
    中島 一番怖いところに勝った気がします。次は世界各地回るかな。なので猛者たち待ってます。面白いことができるように、今日以上面白いことができるってタッグチームはぜひ日本に遊びに来てください。東京に遊びに来てください。


    リカ は~~悔しい。
    未詩 悔しい。
    リカ 悔しいよ~!
    未詩 悔しい。
    リカ 1年ぶりに復活してスーパー白昼夢で。
    未詩 うん。
    リカ 挑みに来たのに、それ以上だったのか享楽共鳴は!
    未詩 悔しい!
    リカ 我々のおかしさは負けてなかったと思うんだよな。でも共鳴もすごかった。
    未詩 そうですね。
    リカ 刺股はなんなの?
    未詩 え?
    リカ 刺股!
    未詩 刺股はなんなの?
    リカ 刺股はなんなの?
    未詩 ウソ!?
    リカ そろそろさ。
    未詩 なに?
    リカ モデルとか来てもいいんじゃないの?
    未詩 そういうこと?
    リカ けっこう世間にさ、アピールしたと思うんですよ。
    未詩 そうですね、公式に全然声がかかんない。
    リカ こんなにプリティな2人がさすまた持ってるんだから、モデルするからオファーくださいよ! 貢献したでしょ!
    未詩 ちょっと想定外! そっか、刺股これから、刺股のスーパーモデルを目指して。
    リカ もちろんまたベルトも狙う!
    未詩 頑張ります!
  • メインイベント 30分1本勝負

  • プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合

    21分35秒

    キューティースペシャル

    ※第15代王者が3度目の防衛に成功。
  • 瑞希の握手を荒井が握り返してゴング。両者はにらみ合ったのち、ロックアップから荒井がロープに押し込んで離れ際にエルボー。両者はエルボーのラリーから荒井がハンマースルーを切り返してビッグブーツ。足を蹴り飛ばしてレッグロック。さらにインディアン・デスロックを決めると、下から瑞希がエルボーで脱出。荒井が至近距離のビッグブーツ連発も、瑞希がドロップキックで反撃。ロープをすり抜けるドロップキックで追撃。さらにエプロンからのフットスタンプを放っていく。リングに戻ると、瑞希がトップロープから横回転のクロスボディー。カウント2。クロスフェースは荒井がロープエスケープ。5分経過。コーナーに押し込んで踏みつける。ロープに走った瑞希がカウンターのドロップキック。テイクダウンして後頭部へのドロップキック。続いてコーナーに登るが、荒井がビッグブーツで落として、エスケープの瑞希へビッグブーツ。瑞希をリングに戻すと、荒井がミサイルキック。カウント2。串刺しビッグブーツ連発。抵抗されるも強引にサソリ固めにもっていくが、瑞希が素早くロープエスケープ。フルネルソンとキューティー・スペシャルはお互いに不発となって瑞希がカサドーラのフットスタンプ。カウント2。再び荒井がフルネルソンの体勢。激しく抵抗した瑞希がクロスボディーを放つと、荒井はビッグブーツで撃ち落とす。追撃のフルネルソンバスターはカウント2。10分経過。荒井がコーナーから助走してビッグブーツ。カウント2。さらにブリッジで抜けた瑞希にビッグブーツ。なんとか瑞希はコルバタでコーナーに追いやると、セカンドロープにはりつけてフットスタンプを投下。場外エスケープした荒井に瑞希はコーナー最上段からプランチャで追い打ち。場外から戻った荒井にフットスタンプ。さらに回転十字架固めからクロスフェースに移行。荒井がロープににじり寄ると、腕を取って絞り上げる。ならばと荒井は反転して脱してカバーするも、カウント2。瑞希がニヤリと笑ってランアップ・フットスタンプ。コーナー最上段に登ると、荒井がビッグブーツで動きを止める。15分経過。カカト落としで落下させ、トップロープ越しに瑞希を引っ張り上げて雪崩式フルネルソンバスター。カウント2。さらに体重を落としたサソリ固めを決める。瑞希の手がロープに伸びると、その手をつかんでサソリ固め。反対の手を使ってロープエスケープした瑞希に荒井はカカト落とし。Finallyは決まらず、ショートレンジの新人賞を放っていく。Finallyはガードした瑞希がランアップ・フットスタンプ。顔面ごとプレスするかのような渦飴はカウント2.5。20分経過。先に起き上がった瑞希に荒井がエルボー。瑞希もエルボー連発で返していくが、荒井のカウンターでのビッグブーツを食らってしまう。だが、ロープに走った荒井に瑞希がキューティースペシャルで投げっぱなすと、最後はミサイルフットスタンプからキューティースペシャルと繋いで勝利。
  • エンディング

  • 「荒井の凄さを感じました。近い将来がとっても楽しみになりました」(瑞希)

  • 試合後、ベルトを受け取った瑞希が荒井に手を差し出して、抱き起こすと両者はハグ。有栖の肩を借りて荒井は退場する。瑞希がマイク。「今日はここまで足を運んでくれたみなさん、来れなくて配信で見てくれてるみなさん、私達と一緒に今日という日を過ごしてくれてありがとうございます! 荒井ちゃんはスーパーマンみたいだけど、スーパーマンみたいに強がって見せてるところもあると思います。今日闘って、改めて荒井優希の凄さを感じました。とってもとっても近い未来が楽しみになりました。私は今日、第1試合からみんなが繋いでくれたバトンを受け取って最後まで走りきることができて、みんなと一緒に今いれるのが凄い幸せです。私達、東京女子プロレス全員で、明日が楽しみになるプロレスをこれからも全力で届けていくので受け取って下さい! 今日はありがとうございました!」

    【試合後のコメント】
    瑞希 荒井優希から防衛することができましたー。荒井ちゃんが試合の中でどんどんどんどん成長していって、強くなっているのを感じて…やっぱり荒井優希すごいなって思ったし。でも終わった後に悔しくて、何の涙か分からないけど、悔しいのか分かんないけど、その姿を見て荒井優希はスーパーマンだけど…みんなのスーパーマンであろうとしてるのかなとか思って。これから荒井ちゃんのことを支えて、一緒にプロレスをしていけたらいいなって思いました。
    ――荒井選手のすごみはどこから感じた?
    瑞希 目が死なないんですよ。絶対動けないのに、目だけは負けたくないって目をしてて。力が入ってないエルボーもすごくすごく重く感じました。
    ――超人のスーパーマンに勝った瑞希は例えるなら何?
    瑞希 プリンセス・オブ・プリンセスですね。
    ――プリンセスのままプリンセスカップに挑みます。
    瑞希 私はトーナメント抽選会の時に(愛野)ユキちゃんがここで私に勝って優勝して、もっと大きい舞台でチャンピオンの瑞希と闘いたいって言ってくれたりとか。翔子さんがお互いベルトを持って闘いたいって言ってくれたから、私は絶対今日防衛したいってあらためて思ったし。そうやって言ってるけど、瑞希はトーナメント優勝してどっちもを指名して、どっちもと防衛戦で勝たなきゃいけないんですけど…したいなって思ってるから。もうこの夏はプリンセス・オブ・プリンセスがトッププリンセスになります。姫ですね。
    ――前の王者の際も含めて一番キャリア差のある挑戦者でした。
    瑞希 挑戦する資格もあったと思うし、挑戦権も取ってるし。それだけじゃなく挑戦する権利がすごいあるなってぐらい、荒井ちゃんは猛スピードで成長しているのを感じたから。闘ってて全部受け止めようって思ってたし、全部受け止めたつもりでいるけど、荒井ちゃんも全部を受け止めてくれたかなって思うから。キャリア差はあるけど、関係ないなって思いました。もうこのベルトに挑戦するって時点でキャリア差とか関係ないと思ってるから。このベルトに手を伸ばした時点で対等だと思ってました。

    荒井 いやぁ…取れなかったです。えー、なんか分かってたけど、やっぱりまだまだ瑞希さんのいる場所は高くて。でもいままではやっぱり挑戦したい、勝ちたい、ベルト取りたいって気持ちだけでここまできたんですけど、やっぱり届かないって今回初挑戦で身に染みて感じて。こう勢いとか運とか、そんなもんだけじゃ届かないっていうのを実感しましたし、瑞希さんの積み重ねてきたものをすごい感じました。でもこれが人生で1回きりのチャンスじゃないので、もちろんいつかはベルトを巻けるような存在になりたいし。その時、自分も堂々と…自分を一番認められる状態でまた挑戦したいと思いました。瑞希さんがチャンピオンの時に挑戦できて嬉しかったです!
    ――すぐトーナメントが始まるが切り替えられる?
    荒井 そうですねー。…はい、切り替えます。私は8月2日から初戦が始まるので。まぁ8月なので、月が違うのでどうにか頑張ります(苦笑)。8月の力全部使います。
    ――瑞希よりあのベルトとの距離感を感じた試合だった?
    荒井 両方ですね。瑞希さんには前哨戦で一度届いたけど、それはタッグでの力であったりとか。運とかそういうのもあったりして、やっぱり瑞希さんも普段とは違う、シングルの怖い瑞希さんが出てきて。やっぱりすごく遠く感じました。
    ――最後握手を求められた際は…?
    荒井 動けなかったです(苦笑)。動けるでしょってかんじで見てきたけど、動けない! 立てない!って言ったら迎えに来てくれたので、チャンピオンは優しかったです。

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