オープニング
名古屋大会限定クリスマスポートレート販売!
難波小百合リングアナが諸注意や拍手も練習をすると、この日は売店でクリスマス限定ポートレートの販売や、TDCホール大会のサイン入りパンフなど“名古屋大会限定”の商品があることをアナウンス。続いてアップアップガールズ(プロレス)が登場し、『リングの上にも三年~All Along The Way~』を披露してからオープニングコール。
オープニングマッチ 10分一本勝負
腕の取り合いから足をすくったセナがレッグロック。トーホールドに来たところをスイープした鈴芽だが、セナはうまく脱出。ヘッドシザースに捉えた鈴芽だが、首を抜いたセナはサイドヘッドロック。続いてボディシザースに捉える。サーフボードストレッチにスイッチしたセナは、反転しようとする鈴芽をねじ伏せる。しかしどうにか脱出した鈴芽はドロップキック。さらに変形もリバースインディアンデスロックに捉えた鈴芽。ロープに逃れたセナはバックエルボーを返すとドロップキック。さらに逆片エビ固めで追い込むが、鈴芽は何とかロープに逃れる。スリーパーで反撃に出た鈴芽はそこからエルボー。セナもエルボーを返していくが、鈴芽は三角跳び式フェースクラッシャーからダイビング・ボディーアタック。セナも逆さ押さえ込みやクロスアーム式体固めでカウント3寸前まで追い込むが、鈴芽はフェースクラッシャーからリングアベルを決めて勝利。
第二試合 10分一本勝負
はるなのバックを取ったのどかだが、カメになって防御するはるな。はるなのバックエルボーを食らっても倒れないのどかはショルダータックルでなぎ倒すと、尻尾を掴んでのストンピング。さらに首4の字で追い込んでいったのどかは、ロープに逃れたはるなにカーブストンプからのランニング・ボディプレス。はるなも引っ掻き攻撃からランニング・ネックブリーカーを返すとバックエルボー。さらにヒップトスで追い込むとスリーパー。胴絞め式でガッチリ決めたが、のどかはロープに脱出。ならばとのどかをうまく転倒させてから低空ウラカンで丸め込むも、カウントは2。のどかはショルダータックル、ランニング・クロスボディーで反撃するが、はるなは逆さ押さえ込み2連発。どうにかキックアウトしたのどかはココナッツクラッシュを決めたはるなをフォールアウェイスラムで投げ捨てると、キル・スイッチを決めて勝利。
第三試合 10分一本勝負
ハンマーロックに来た魅星をカニ挟みで倒した中島だが、魅星はフロントネックロック。うまく逃れた中島は一旦場外にエスケープ。追いかけていった魅星だが、素早くリングに戻った中島は戻ってきた魅星をヘッドロックに捉える。ロープに振った魅星はショルダータックル。串刺しエルボーからショルダータックルでなぎ倒した魅星はバックを取る。しかし、そのままエプロンに出た中島はロープ越しのスタナー。首筋にエルボーを落としていった中島は串刺しドロップキック。シーソーホイップでボトムロープに喉元を叩き付けていった中島だが、魅星もエルボーで反撃。だが、中島は前方回転ネックブリーカーからバタフライロックへ。振り解いた魅星はリバースプレックスで投げていく。しかしドロップキックを自爆させた中島はネックブリーカー。さらにライダーキックから619を狙ったが、かわした魅星はミラマーレに捉える。悶絶する中島だが、どうにかロープに脱出。バックドロップを狙った魅星だが、ヘッドロックで防御した中島はタランチュラ式無人在来線固め。さらにコーナーに登った中島だが、デッドリードライブで投げていった魅星はラリアット。もう一度バックドロップを狙った魅星だが、背後に逃れた中島は電光石火のウラカン・ラナで丸め込んで3カウント。
第四試合 20分一本勝負
クリスマス仕様で入場してきたハイパミは改心したのでプレゼントを受け取ってほしいと、夜なべして作ったプレゼントを差し出すが、アプガプロレスは警戒して受け取らない。するともかが「私は信じてます!」と言ってプレゼントを受け取り、それをらくに渡す。ハイパミと瑞希はそれを見て、「メリークリスマス!」と未詩とヒカリにクラッカーを発射。すかさず奇襲攻撃を仕掛けていき、ハイパミはらくをヒーロー矯正システムを発動。さらに掟破りのおやすみエクスプレスを繰り出すが、怒ったらくはブレーンチョップで反撃すると、元祖おやすみエクスプレス。続いてヒカリがヘアーホイップから串刺しドロップキック。さらに未詩がエルボーの連打からボディスラム。ハイパミのお腹を踏み付けていったらくに続き、ヒカリもコーナー際で踏み付ける。ハイパミもクロスボディーを返すと瑞希にタッチ。ドロップキックからダイビング・クロスボディーを決めた瑞希だが、ヒカリもドロップキックからネックブリーカーを返す。すると未詩はダイビング・クロスボディーを狙った瑞希をキャッチしてバックブリーカー。瑞希も回転十字からフェースロックに捉えるが、パワーで逃れた未詩はショルダータックル。エルボーで向かっていったもかだが、ボディスラムで叩き付けた未詩はジャイアントスイング。ヒカリのドロップキックかららくがダイビング・ブレーンチョップ。さらにらくがMaxときからドロップキックで追い込むが、もかもゼロ戦キックを返すとスイング・ネックブリーカー。未詩がカットに入るが、瑞希がカサドーラからフットスタンプ。ならばとヒカリがトラースキック。ハイパミがハイパミ・リターンズでヒカリを排除すると、もかはらくのチョップをブロックして正拳突き。さらに変形の卍コブラで追い込むが、反転して脱出したらくはクロスアーム式河津落としからドクターイエローを決めて勝利した。
第五試合 10分一本勝負
リカのドロップキックをかわしてドロップキックを叩き込んだマリカは、マシンガンチョップから串刺しドロップキック。さらにリカの顔面を踏み付ける。しかし、その足を掴んで押し倒したリカはランニングヒップを連発。「あー、よっしゃいくぞー!」からエルボードロップを投下したリカは、サーフボードストレッチ。さらにマリカの左足をロープに巻き付けた状態で、足4の字固め。ブレイクを命じられても「離れなくなっちゃった!」とうそぶいたリカだが、マリカもボディスラムを返すとレッグドロップ3連発。しかし左足への低空ドロップキックからドラスクを決めたリカは、一気に足4の字固め。ロープに逃れたマリカだが、リカはなおも鉄柱にマリカの左足を叩き付けると、エプロンをダッシュして左ヒザへの低空ドロップキック。マリカも左ヒザに大きなダメージを負いながらも、飛び付き回転エビ固めからネックブリーカー、そしてフロントネックロックで反撃。だが、そのまま立ち上がったリカはコーナーに叩き付け、マリカをコーナーに乗せてからのデッドリードライブ。続くスリーパーを逃れたマリカはカウンターの逆水平チョップを狙ったが、リカはヒップアタックで迎撃。そこからドラゴンバックブリーカー、ドラゴンスリーパ-と必勝パターンに入ったリカだが、粘るマリカに対してリカはホワイトドラゴンスリーパーにスイッチしたところで、マリカはギブアップ。
第六試合 20分一本勝負
イッテンヨン後楽園でプリンセスタッグ戦を行うユキとチーム東洋大にとっては前哨戦。ユキと真弥の先発で試合開始。ヘッドロックに捉えたユキだが、ロープに振った真弥。ショルダータックルでなぎ倒したユキだが、真弥は強引に自軍のコーナーに押し込んで上福にタッチ。バックエルボーからストンピングを見舞ったユキだが、上福も下から蹴り上げると真弥にタッチ。串刺しバックエルボーからボディスラム、エルボードロップを落とした真弥は、サイドバスターから逆エビ固めを狙ったが、これはユキが防御。ドロップキックをかわし、背中にセントーンを落としたユキは角田にタッチ。トップロープに真弥の顔面を擦りつけていった角田に続き、ユキはキャメルクラッチに捉える。真弥を捕まえた角田は、レフェリーの視覚を付いて髪の毛を掴んでいく。さらにストンピングから手を踏んづけていった角田だが、真弥もランニングエルボーを返すと上福にタッチ。ビッグブーツからドロップキックで角田を吹っ飛ばした上福は強烈な逆水平チョップ。だが、足を踏んづけた角田はリストクラッチ式DDTを返してユキにタッチ。セントーンからフルネルソンに捉えたユキはダイビングショルダー。上福も卍固めを返すが、角田がカット。真弥も入ってきて角田を抱え上げると、そこに上福がビッグブーツ。その勢いで真弥が角田にスパインバスター。上福はユキにブレーンバスターからフェイマサーを狙ったが、かわしたユキはヴィーナスDDT。カウント2で真弥がカットすると、真弥はユキにエルボー。さらにスパインバスターを狙ったが、ユキはサイドスープレックスで切り返す。ユキは上福にUBV(無限の愛と炎)を狙うが、踏ん張った上福は逆水平チョップ。かわしたユキはショルダータックル。しかし上福もその場跳びのフェイマサーを決めると、続けて正調フェイマサーを決めてユキから3カウント。タッグ王者から直接ピンフォールを奪った上福は、IPベルトを肩にかけると「もう1本!」とアピールした。
セミファイナル 10分一本勝負
グラウンドでぽむを関節技で追い込んでいった坂崎だが、ロープに逃れたぽむは場外にエスケープ。そして「捕まえてみろ!」と挑発。すると怒った坂崎が追いかけていくが、第4試合でハイパミたちが持ってきたベルなどのクリスマスグッズをリング下から持ち出したぽむは床にそれをバラ巻く。それに滑って転んだ坂崎に攻撃していったぽむだが、怒った坂崎は場外でボディスラム。さらにぽむを鉄柱やエプロンに場外カウント19まで叩き付けてから、リングに戻す。すると掟破りのスネ蹴りからレッグロック。ぽむをコーナーに貼り付けてにしてのスタナーで追い込んだ坂崎は、何度もカニ挟みでぽむを倒していくが、ぽむもコーナー駆け上がり式アームドラッグで応戦。しかし坂崎はブレーンバスタースラムで叩き付けると、魔法少女スプラッシュを狙ってロープへ。ぽむはドロップキックで阻止するとヒザ固め。これで坂崎の動きを止めるとミサイルキック。残り時間が少なくなり、坂崎はスライディング・ラリアットからマジカルメリーゴーランドで叩き付けるが、カウントは2。残り30秒となり、マジカル魔法少女スプラッシュを投下して粘るぽむを撃破した。
メインイベント 10分一本勝負
イッテンヨン後楽園での一騎打ちが決まっている両者だが、観客抽選の結果、この名古屋大会でまずシングルマッチを行うことに。山下は「圧勝するようなら後楽園はない」と言っていたが、開始早々鋭いローキックを飛ばしていく。だが、蹴り脚をキャッチした伊藤はレッグスプリットからレッグロックへ。腕を取った山下はフライングメイヤーからサッカーボールキック。だが2回目のフライングメイヤーを防御した伊藤は倒れ込み式ヘッドバット。かわした山下だが、伊藤は執念で倒れ込み式ヘッドバットを決めるとロープに貼り付けてのキャメルクラッチから腰へのランニングエルボー。だが、山下はミドルキックからサッカーボールキックを返すと、ガットバスター2連発。一旦場外にエスケープした伊藤だが、追いかけていった山下はすぐに伊藤をリングに戻してニーオンザベリー式ネックランチ。さらに腹部にヒザを落とした山下はニーオンザベリー式チンロックで追い込む。ロープにのがれた伊藤だが、山下はニーリフト。だが、伊藤もリストクラッチ式DDTを返すと、串刺しエルボーからフェースクラッシャー。山下の腰にショルダーをぶつけていった伊藤はコーナーへ。立ち上がった山下を蹴りで迎撃しようとした伊藤だが、蹴り脚をキャッチした山下。しかしエルボーで倒した伊藤はフライング・ビッグヘッドを山下の腰に投下。腰に大きなダメージを負った山下だがリターンクラッシュ。さらに水面蹴りからスクリューキック、クロスフェースと追い込んでいくと、アティテュード・アジャストメントの体勢に。だが、腰へのエルボーで防御した伊藤。だが、山下はキチンシンクからもう一度アティテュード・アジャストメントを狙う。伊藤は背後に回ってスリーパーで防御。ならばと山下はハイキックからクラッシュラビットヒート、だが、蹴り脚をキャッチした勢いで後転した伊藤はそのまま逆片エビ固め。さらに残り10秒でエグイ角度の逆エビ固めにスイッチしたが、ここで時間切れのゴング。
エンディング
「イッテンヨンはお前を絶対に超えてやる! 首を鍛えて待っとけ!」(伊藤)「引き分けなんて私にとって負けも一緒!」(山下)
しばらく両者とも倒れたままだったが、倒れたままマイクを持った伊藤が「オーイ! オイ! オイ! オイ! 引き分けってどういうことだよオイ! ふざけんじゃねぇよ! どういうつもりだ、この野郎! オイ! お前、ふざけんなよ! お前のその余裕ぶっこいた表情もな! お前どうせ伊藤のことをバカにしているんだろ! オイ! どう思ってんだよ、この野郎!」と一気にまくしたてると、マイクを取った山下。しかし山下が言い返す前にマイクを奪い返した伊藤は「オイ、山下! 名古屋で勝つつもりだった。イッテンヨンも勝つつもりだった。でも引き分けだった。……過ぎたことは仕方ねぇよ。伊藤はそんなこと気にしねぇよ。いい経験にしかならなかったよ。イッテンヨンはお前の……お前を伊藤は絶対に超えてやる! 首を鍛えて待っとけ! 曲!」と、成増大会の時と同様に自分の入場曲をかけるように指示すると、山下に中指を突き立ててから退場。残された山下は「引き分け……どういうことだよって。こっちのセリフだよ! 引き分けなんて私にとって負けも一緒! ……悔しい。イッテンヨン後楽園ホール、絶対、絶対完全勝利、ぶっ倒す。伊藤麻希をぶっ倒す! 本人に言いたかったんだけど、またしゃべるだけしゃべって、曲……じゃねぇし。勝手に帰りやがって、腹立つ! けど、まあまあ」と憮然としながらも徐々に冷静さを取り戻すと、「いろいろ気をつけて、また必ず名古屋にも会いに来ますので、皆さんも体調に気をつけて、また名古屋で会いましょう!」と、来年また名古屋に来ることを約束して名古屋大会を締めくくった。
【試合後のコメント】
伊藤 あー、もう最悪! もー! アイツ、ムカつくんだよ、マジで! もーう! クソ! 伊藤が最後に逆エビしてたから、アレは絶対にただの意地だよ。タップしなかったのは絶対に意地だよ! アレ絶対に痛かったから! 最悪! アイツ、マジで! 諦め悪っ! マジでムカつく! まぁ、いいや! 後楽園で……ギブアップ負けさせます。伊藤が勝ちます、絶対に。
ーー今日やったことで勝利の手応えを掴んだ?
伊藤 掴んだし、山下、実際ね伊藤の成長ぶりに驚いたと思うよ。たぶん。たぶんだけど! だって伊藤もね今まで出なかったもの、感情とか目に見えないものなんだけど、今まで出なかったものが今日出たから。何か皮肉なことに山下が相手じゃないと出ないんだけど、それは。でもよかった、お互い。たぶん相性がいいんだと思う。でも勝つのは伊藤だから。しかもね、意外と伊藤、汗かいてないんだよね! イケるね後楽園! 絶対伊藤が勝つよ!
山下 引き分け……私が一番嫌いな引き分け。ハァ……もう負けも一緒だし、何なら認めたくないけど最後ちょっと伊藤が押してた。押してましたよね?
ーーそうですね。伊藤選手本人も「最後の逆エビは決まっていた」と言ってました。
山下 ハァ……正直、本人の前では言いませんけど、結構最後キツかったですよ。動けなかったし。けど、タップだけは絶対にしません。でもちょっと引き分けはね悔しいですね。10分もあれば……伊藤なんて関係なく引き分けが一番嫌いなんで。絶対に決めにいくつもりでいつも闘っているから。ちょっと負けより悔しいですよ、引き分けなんて。
ーー戦前「これで圧勝するようなら後楽園はない」と言ってましたが、これで文句なしにイッテンヨン後楽園では伊藤選手との一騎打ちですね。
山下 そうですね。まぁ……このイッテンヨンっていうか、私に対して闘うっていう気持ちの強さを知ったし。それ以上に私も伊藤と闘うってことに楽しみと気持ちも強いですし。まぁ1月4日はどっちかが倒れたら負けか、伊藤が今日みたいな逆エビでタップアウトを狙っているんなら、私がタップアウトしたら負けですし。でも私も絶対にタップアウトしないし。……どちらが勝つかは分からないですね、あまり言いたくないけど。まぁ……私が勝ちますよ。