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行こう!行くべ!行けば!行く時!迷うなら成城に行くだけさ!

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  • オープニングマッチ

  • 20分一本勝負

    • LOSE

      ヒナノ

    • ミウ

    VS

    • WIN

      坂崎ユカ

    • ラク

    VS

    10分2秒

    片エビ固め ※スライディング・ラリアット



  • オープニングマッチは坂崎ユカ&ラクvsミウ&ヒナノのタッグマッチ。試合はラクとミウの先発でスタート。坂崎はヒナノにドロップキックからボディ踏みつけ。さらに足を取って絞り上げていく。続けてスリーパーも。ラクとダブルでエルボーを見せると、カットしてきたミウもまとめて「おやすみエクスプレス」と踏みつけから「おやすみなさい」でフォールへ。ラクは河津落としも決める。ミウはボディスラムを連発、坂崎にも決める。ラクには逆エビ固めも。坂崎のカットにもたえたミウは、ロープに走った坂崎にタックルも決める。ラクはセカンドロープからチョップ。坂崎にタッチするとブレーンバスター。3発目はブロックしたミウはまたもタックルで坂崎を倒す。しかしヒナノのロープを使った攻撃は坂崎がディフェンス。グラウンドに持ち込んで変型のSTF。スライディング・ラリアットをかわしたヒナノはエルボー。坂崎は反撃を寸断してグラウンドでネックシザース。そこから魔法少女スプラッシュを狙ったが、ロープに昇ったところでカットに入ったミウがカナディアン・バックブリーカー。これはラクがカット。リングに残ったヒナノにコンプリート。ショットを決めた坂崎は、ロープ1往復からのスライディング・ラリアットで3カウント奪取。
  • 第二試合

  • 15分一本勝負

    • LOSE

      ヒカリ

    VS

    VS

    7分13秒

    ドラゴンスリーパー

  • 第2試合は辰巳リカがシングルマッチでヒカリと対戦。アプガ(プロレス)として初めて、先輩レスラーとのシングルマッチとなる。序盤は辰巳がレスリングの攻防で主導権を握っていく。タックルは4発目でヒカリが倒すが「全然効いてない」という辰巳はお返しに強烈なタックル。ヒップアタックからよっしゃいくぞエルボーもヒット。リバース・インディアンデスロックも長時間決まったがヒカリがロープへ。「来てみろ」というヒカリが反撃すると辰巳はストンピング。叫びながら向かっていくヒカリに辰巳はフロントキック2発。ヒカリはドロップキックを3連発で決める。コブラツイストには「痛くない!」と辰巳。しかし必死の形相でロープに。カウンターでヒップアタックを決めた辰巳だがドラゴン式ツイストオブフェイトはヒカリがディフェンス、得意の回転足折り固めへ。しかし辰巳は切り返してエビ固め。そしてドラゴン・バックブリーカーからスリーパー、そしてドラゴンスリーパーへと移行してフィニッシュ。ヒカリの気合いを受け止めた上で辰巳が貫禄を見せた。

    【試合後のコメント】
    辰巳 今日はイッテンヨンにデビューしたばかり、生まれたばかりのヒカリとだったんですけど、先輩風を吹かせて、余裕をもって闘えたのでよかったですね。気持ちでぶつかってくるタイプのいいレスラーになるんじゃないかと思いました。アプガちゃんが4人いる中で、一人だけ先に(先輩と)シングルをやったというのは期待されてるんだなって思うので、これからもっと個性を出して、ヒカリらしく光り輝いてほしいなと思いました。
    ——かなり厳しく攻めていきましたが。
    辰巳 油断せず、手は抜かず、ドラゴンらしく闘って。それに気持ちでぶつかってきたので「いいぞ!」と思いました。

    ヒカリ 今まで試合を重ねてきて、ずっとアプガ(プロレス)としての括りで、もやもやするものがあって。私がなりたかったのは東京女子の一員として認められるようなプロレスラーなので。アプガ(プロレス)という括りでの試合は納得いくものではなかったです。今回、リカさんとのシングルを組んでいただいて、チャンスだなって思いました。一番プロレスへの気持ちが大きい分、先に東京女子の一員として認められるようなプロレスラーになりたいなと思って。今日はとにかく全力でぶつかって、まずリカさんから認めてもらえるようにと思いました。先輩の壁は厚くてかなわない部分ばっかりだったんですけど、少しでも優勢な場面を作れたのは大きいのかなって思いました。
    ——実際に体感した先輩の強さはいかがですか。
    ヒカリ 何をやっても通用しなくて、本当に強いなと思いました。今までメンバーの中では逃げられたものも逃げられなくて。もっと試合数、経験を積んでいきたいなと思いました。

    ****
  • 第三試合

  • 20分一本勝負

    14分27秒

    ノーザンライト・スープレックス・ホールド

  • 第3試合は中島翔子&ハイパーミサヲvs伊藤麻希&上福ユキのタッグマッチ。上福は入場中からスマホで自撮り。試合前、いつものようにマイクを握ったハイパミは、中島とともに東京女子プロレスの風紀委員になることを表明。「若者の礼儀離れ」を深刻な社会問題とし、プロレス界では原因を「無礼者のお前たち、特に伊藤、お前が諸悪の根源なんだよ!」。ハイパミによれば「自分自分って自己愛が強すぎ。自己愛は周りへの敬意があってこそだろうが! 周りへのリスペクトがない者がリスペクトされると思ってるのか! 何が伊藤リスペクト軍団だ」。正式メンバーが瑞希ひとりだけの上「みずぴょんは生粋の小悪魔だぞ」とハイパミ。あまりにきつい指摘に、ハイパミ自身もいたたまれなくなる中、「真のリスペクト」を授けるべく、ハイパミ曰く「礼儀マスターの大怪獣」である中島が先発。しかし伊藤は「先輩も後輩も関係あるかボケ!」と両手の中指を突き立てる。「伊藤ちゃん負けないで〜」と、なんとなく他人事な上福は、試合中に電話着信、しかも出てしまう。話が済んだところで再度「がんばって」。愛野ユキから携帯はマナーモードにとアナウンス。コーナーで攻撃しようとした伊藤に「すっごい盛れてるよ」と写真を撮りまくる上福。その隙に中島が反撃しハイパミにタッチ。ヒーロー矯正システムへ。これも撮影しまくる上福。木曽レフェリー、中島に顔も撮影、そしてインスタにアップ(?)。ローンバトルの伊藤はボディスラムを返すと上福の頭を叩いてタッチ。上福のサミングは中島にディフェンスされる。ハイパミは上福の顔面をターンバックルに叩き付けていく。中島は首4の字からマットに顔面を打ち付ける。伊藤はカットに入るかと思いきや上福を掴んで「根性見せろ!」と叱咤。しかし伊藤も中島に攻撃されてしまう。ハイパミは上福に腕攻め。「負けんな、己に負けんな!」と伊藤。なんとかタッチすると伊藤がエルボー。コーナーでのナックルはディフェンスされるが、ハイパミクラッシュは伊藤の頭でヒザにダメージ。伊藤はコーナーでの「アイドル界一可愛いのは?」「伊藤ちゃん」ナックルから逆エビ。ハイパミのクロスボディはカウント2。中島は連続で丸め込みからタランチュラ。しかし619はキャッチする伊藤。ハイパミと2人まとめての逆エビに捕える。中島はコーナーへのブルドッグを決めるが、トップコーナーに昇ったところで上福がカット、伊藤が頭突きを決めると倒れこみ式でも一撃。上福が中島を抑えて「一番高いとこ昇って」と指示して伊藤がミサイルキック。伊藤は雄叫びから頭突きを頭、ボディに決めるがDDTは中島が回避、ライダーキックから619。ハイパミがアイアムアヒーローでアシストし、最後は中島が伊藤にノーザンライト・スープレックスを決めてフィニッシュ。

    休憩明け、アップアップガールズ(プロレス)がリングに上がり「アッパーキック!」ミニライブ。今日の自己紹介MCのお題は「どんな場所で試合をしたいか」。ラクは「遊園地」。ヒカリは「北海道の雪まつり」。ヒナノは「香港で試合をしてジャッキー・チェンに見てもらいたいです」。ミウは「商店街」。
  • セミファイナル

  • 20分一本勝負

    • 黒音まほ

    • LOSE

      小橋マリカ

    VS

    VS

    10分50秒

    片エビ固め ※アティテュード・アジャストメント

  • セミファイナルでは山下実優と瑞希の「同じ年タッグ」が黒音まほ&小橋マリカと対戦。3月10日におこなわれるTOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権、山下vsまほの前哨戦でもある。が、小橋も気になるまほ。小橋がリング外に逃げたため先発。ゴングが鳴るとコーナーの山下に向かっていく。タッチしてリングインした山下には腕を取っての噛み付き。コーナーでは首に噛み付く。小橋は山下にマシンガンチョップ。だが山下は腕攻めで主導権を奪い返し、瑞希もキャメルクラッチ。山下はサッカーボールキック。素早いタッチから今度は瑞希が弓矢固め。ドロップキックを返した小橋はまほにタッチ。瑞希にロープを使ったネックブリーカーを見せる。瑞希はダイビングフットスタンプ。山下は水面蹴りから背中に手刀。まほはコーナーから自殺ダイブ。しかし山下が剣山で迎撃。両軍タッチして小橋がドロップキック。瑞希はロープに固定して背中への一撃。ジャストフェースロックをまほがカット。山下のミドル連打に耐えた小橋は逆水平。しかし山下もヒザからラリアット。バックスピンキックも決まる。カットに入ったまほが山下に噛み付き。山下は二段式の前蹴りを決めるが、「ゾンビ、ホントにし……」と言いながら放った串刺しのヒザはかわされる。そこに瑞樹がダイビング・クロスボディ。ここから小橋と山下がエルボーの打ち合い。気合いを見せた小橋はエルボーと逆水平の連打も。山下はヒザ蹴りから強引なショルダータックルでなぎ倒す。トドメを狙ったアティテュード・アジャストメントは小橋が回転エビ固めで返す。ハイキックもキャッチした小橋だが、山下はジャンピングでもう一発。そして再度、アティテュード・アジャストメントを決めてフォール勝ち。
  • メインイベント

  • TOKYOプリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負

    • 優宇

    • LOSE

      のどかおねえさん

    VS

    • 沙希様

    • WIN

      アズサ・クリスティ

    VS

    13分52秒

    体固め ※クリスティ・アガペー。第2代王者組が初防衛に成功。

  • メインイベントはTOKYOプリンセスタッグ選手権試合で、王者組のNEO美威獅鬼軍(沙希様&アズサ・クリスティ)に優宇&のどかおねえさんの同期タッグ・ブレイブメイツが挑む。タイトルマッチだが、のどかはいつもどおりマイク。3月3日ということで「雛飾りの段に昇ってよく怒られてた」とひな祭りの思い出を披露しつつ「♪今日はかなしい美威獅鬼軍」と「うれしいひなまつり」の替え歌を披露。そしてピンポンパン体操へ。試合前の握手は沙希様が蹴りあげて拒否。

    沙希様はゴングが鳴るとのどかに張り手。蹴りも見せるがのどかもタックルでダウンさせる。ダブルの攻撃を阻止すると、ブレイブメイツがダブルでタックル。沙希様はロープに走った優宇に足払い。その勢いでのどかへのドロップキックになってしまう。アズサはのどかの顔面をロープにこすりつけ、ダブルで足蹴に。沙希様は薔薇での一撃も。さらに結び目固めからキック一閃。のどかは蹴り足をキャッチしてエルボー。しかしタッチはさせてもらえない。アズサは腕攻めから十字架固め。そのまま腕を極めにいく。のどかはボディースラムを返すと優宇にタッチ。サイドウォークスラムからセントーン。エルボーの打ち合いでもアズサを吹っ飛ばし、パワースラムも。カットに入った沙希様とにらみ合う優宇に反撃したアズサは沙希様にタッチ。沙希様は串刺しブーツ。優宇は逆水平、沙希様はミドルの打ち合い。場内に鈍い音が響き渡る。打ち勝った優宇だが、ここで沙希様がチョップを掴んで飛びつき腕十字。持ち上げようとした優宇だが沙希様は三角絞めへ。これを持ち上げて優宇がコーナーに叩き付け、コーナーのアズサもろとも往復しながらエルボー。ぶっこ抜きでアバランシュホールドも。優宇は蹴りを食らいながらもジョン・ウー。両陣営タッチしてアズサがXファクター。さらに変形フットチョーク。優宇は沙希様に払い腰。アズサを持ち上げるとのどかがドロップキックをヒットし、そのまま優宇がマットにアバランシュホールドで叩き付ける。トップコーナーからのスプラッシュも見せるのどか。沙希様にもバックフリップ。アズサには対角線を全力疾走してタックル。カウンターのバックフリップはアズサがコードブレーカーで切り返す。それでも再度バックフリップを仕掛けたのどかだが、アズサはトラースキックの連打でのどかを追い込み、最後はクリスティ・アガペーを決めてタイトル防衛。

    試合後、マイクを握った沙希様はブレイブメイツに対し「少しでも期待した私がバカだったわ。この団体にはしょうもない方しかいらっしゃらないわね」。そこにリングインしたのが、同期の優宇、のどかのセコンドについていた小橋。「今日闘って、本当にしょうもないと思ったんですか?そうやって人を見下して笑うことしかできないあなたたちのほうがよっぽどしょうもないと思いますよ!」。そして「自分自身の力でタッグのベルトに挑戦したいです」。沙希様は小橋が今日の試合に敗れたこと、同期2人が負けてタッグパートナーがいないことを指摘する。しかし、ここで山下がリングイン。「マリカ、一緒にやる?」と共闘を宣言。「何が何でもあの人たちに勝ちたいです」という小橋とのタッグで挑戦を表明した。「そこの子ブタさん2匹にはがっかりさせられたのよ。あなたたちはがっかりさせないでね」という沙希様を睨み付けた優宇だが、小橋に託すようにリングをあとにする。山下&小橋も引き上げると、NEO美威獅鬼軍が締めのマイク。沙希様「なあに、この団体は次から次へと、珍獣どころか小さな子までいらっしゃるなんてねぇ。私たち、今日はこのあと『おひなフェスティバル』があるのよ、楽しみね。シスター、私たちの次の試合はいつだったかしら?」アズサ「3月10日、横浜大会でございます。それともう一つ、3月14日、新宿おFACEでおこなわれます赤井沙希様の興行に参戦することが決定しております」沙希様「なんて楽しそうな興行なのかしらねぇ。みなさな、そちらのほうもぜひいらして。それでは次は横浜でお待ちしておりますわ。ごめんあそばせ」

    【試合後のコメント】
    沙希様 (アズサにコスチュームの乱れを直してもらいながら)さすがだわ、こういうところも撮っておいてね。私たち、美意識が高くってよ。いいこと、人のお試合が終わったあとに場を荒らすような、こっちの言葉で何でしたっけ、チンピラ? あんなチンピラみたいなマネされれるなんて言語道断だわ。あのおチビちゃんがおっしゃってたこと、意味が分からないわ。気持ちがあれば誰でも上がれるわけじゃないのよ。結果を残してから言いなさい。
    アズサ おそらく、沙希様の強さと美しさに嫉妬している方がたいへん多いもので。あの方もその一人ではないかと。
    沙希様 そうね、あのおチビちゃんは暗くなる前に帰って宿題でもやってなさいって感じだわ。それからあのおしゃくれペリカンもね、なんだかカッコつけて入っちゃって。見てて笑っちゃったわ。いいこと、私たちは忙しいのよ。これからおひなフェスに行かなきゃいけないんだから。こいしちゃいられないわね。
    アズサ はい、ヘリを呼んであります。
    沙希様 さすがだわ。ごめんあそばせ。


    ****

    のどか ブレイブメイツとしての初めての挑戦が終わりました。次はもうないんですよ。今回は私たちがやりたいといって作ったチャンスだから。次がんばりたいとか、そういうことはいいたくないっです。でもプロレスを始めて、こんなに勝ちたいって思ったことはなかったんで。……悔しいです。
    優宇 のどかは東京女子に入る前からの大切な仲間だから。私はのどかと、あいつらからベルトを獲りたかった。理由は数えきれないくらいあるけど。ここにピンクのベルトを巻いて立ってる予定だったのに。悔しい。でも負けたのは事実だから。
    のどか そう、ブレイブメイツが負けたという結果しか残らないんですよ。応援してくれてる人は「頑張ったね」って言ってくれるかもしれないですけど、結果としては負けたということだけです。
    優宇 次、マリカと山下さんがベルトを獲ってくれると思うんで。いつかあのベルトは私たちが巻こう。それから沙希様は私がぶっ倒します。許せない。ベルトどうこうじゃない。必ず私がぶっ倒します。
    のどか 私もぶっ倒したい。
    優宇 あいつらへの恨みはまだ晴らせてないです。
    のどか よし、やろう! 今日からまた豚肉食べようか。
    優宇 そうだね。タンパク質摂って頑張ります。以上!

    ****

    小橋 2人が頑張ってるのをセコンドで見てて、胸が熱くなって、惜しいところで負けちゃって。そこで大事な同期が「しょうもない」って言われて。気持ちが先走って、タッグパートナーもいないでリングに上がっちゃったんですけど。メチャクチャ悔しいです。とにかく悔しいです、今。何倍、何十倍にして返してやりたいって思ってます。山下さんがタッグを組んでくれると言ってくれて、凄く心強いし、絶対にあの二人に勝ちたいと思います。
    山下 前回の新木場でのマリカと沙希様のシングルを映像で見て、マリカの気持ちがあんなにダイレクトに出せてたのは初めて見たので。素直に凄いと思ったし、強くなったなと思って。今日もタッグで闘って、気持ちが強くなったのが分かったし、メインの後、マリカがリングに入って、一人だけどあそこまで熱くなってるのを見て「ほっとけないな」って。私も気づいたらリングに立ってたし、一緒に組んで美威獅鬼軍を倒したいと思ってワクワクしました。

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