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東京女子プロレスUNIVERSE会員興行「プレ東京女子プロレス。3」

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日時2019年8月12日
会場埼玉・蕨レッスル武闘館
観衆107人(満員)
  • オープニング

  • 爆シスが腹痛により欠場! ノドカラス&ユキカラス姉妹が代打出場! 坂崎vsヒカリの一本目は虫取りルール! 歌うリカ!

  • 難波小百合リングアナが対戦カードを発表する前に、出場予定だった天満のどか&愛野ユキが暴飲暴食による腹痛のため欠場することを発表。代わりにメキシコから今売り出し中のミル・ノドカラス&ユキカラスが来日し、出場するとのこと。続いてセミファイナルの三本勝負の一本目が虫取りルールだと発表。坂崎とヒカリが虫取り網と虫かごを持って登場すると、セミが5点、クワガタ10点、カブトムシが15点、蝶々が20点だと発表される。虫が触れないというヒカリは「この辺怪しいじゃないですか。だから夜の蝶を連れてきます」とうまいことを言う。そして観客の激励を受ける中、二人が外に出て行くと、辰巳リカが登場。持ち歌の『恋と革命』を相変わらず会場中を縦横無尽に移動したり、エアドラムを披露しつつ、ドラゴンイズム全開で熱唱した。そして「メインでみずぴょんと一緒じゃないんですよ。陰謀を感じます。一緒にしろよ! 戦意がないのですが、がんばりまーす」と言ったあとにオープニングコール。
  • エキシビションマッチ 3分間

    • イズミ(仮)

    VS

    • 舞海魅星

    VS

    エキシビションのため勝敗なし

  • 8・25後楽園大会でデビューする練習生のイズミ(仮)はテーマ曲なしで入場。エキシの相手はデビュー戦でタッグを組む同期の魅星。握手をしてから開始のゴングが鳴ると、まずはロックアップ。リストを取った魅星だが、イズミもハンマーロックで切り返す。ヘッドシザースでグラウンドに持ち込んだ魅星だが、イズミはうまく脱出。バックを取ってマットに叩き付けた魅星はガブってからヘッドロック。さらにショルダータックルで何度もイズミを倒してカバーするが、カウントは2。残り1分となり、エルボーで向かっていったイズミはカウンターエルボー。さらに串刺しエルボーからカバーするが、カウント1も入れさせず魅星はキックアウト。ボディスラムを狙ったイズミだが、逆に魅星が叩き付けたところで終了のゴング。なお、明後日におこなわれる秋葉原でのイベントで、イズミのリングネームとコスチュームが発表される。
  • オープニングマッチ 15分一本勝負

    • LOSE

      YUMI

    VS

    VS

    7分42秒

    ヨーロピアンクラッチ

  • 現プリプリ王者とシングルマッチというチャンスをもらったYUMI。ロックアップからヨーロピアンサイドヘッドロックで絞め上げた中島だが、YUMIは中島を持ち上げてコーナーに乗せて脱出。思わず顔を歪める中島に、高い位置での力比べを要求したYUMI。すると中島は足をすくって倒し、そこから手四つの力比べへ。押し込んでいったYUMIだが、中島は下から捻り上げる。フェースロックからサーフボードストレッチと長身のYUMIをうまく封じ込めると逆さ押さえ込み。さらにYUMIを寝かせてガブっていくとヘッドシザースへ。ロープに逃れたYUMIだが、中島はなおもサイドヘッドロック。そのままニーリフトで顔面をカチ上げた中島は執拗にヘッドロック。ロープに飛ばして脱出したYUMIはショルダータックルでなぎ倒すが、中島は間髪入れずスリーパー。だが、腕を取ったYUMIはパワーでマットにj引き倒す。中島は回転エビ固めを狙うが、首をつかんで引っ張りあげたYUMIはビッグブーツ。ドロップキックをかわした中島は首4の字固め。ロープに逃れたYUMIだが、中島は串刺し攻撃。蹴りで迎撃したYUMIはヘアーホイップからドロップキック。だが、股下をくぐってバックを取った中島はネックブリーカー。ダブルアームに捉えた中島をリバースで投げたYUMIはフルネルソンバスターを狙ったが、中島はヨーロピアンクラッチで切り返して3カウント。
  • 第二試合 20分一本勝負

    • WIN

      ミル・ノドカラス

    • ユキカラス

    VS

    • ミウ・ウォリアー

    • LOSE

      ラク・ウォリアー

    VS

    6分15秒

    ラ・マヒストラル

  • 爆シスの代わりに出場するルチャチームの要望より、タッチをしないでも選手交代が認められるルチャルールでおこなわれることがアナウンス。まずはそのノドカラス&ユキカラス姉妹が、いかにも日本に観光に来た外国人的な格好で登場。そして『アイアンマン』に乗って、ダッシュリングインしてきたアップアップ・ウォリアーズはそのままノドカラス姉妹に襲いかかる。ラリアットを同時に放っていくが、ノドカラスは倒れない。ノドカラスはラクをサーフボードストレッチに捉えると、そこから東京観光名所を模写。ユキカラスにエルボーを叩き込んだラクだが、ユキカラスはフライング・クロスチョップ。ラクはダブルラリアットでノドカラス姉妹を吹っ飛ばすと、ユキカラスをチンロックに捉える。ウォリアーズの合体攻撃をかわしてユキカラスはロープに飛び乗ってダイブ。あっさりパンチで迎撃したウォリアーズはダブルハンマー。ノドカラスのフライング・クロスチョップをかわしたラクは肩口に担いでコーナーに叩き付けると、ダイビング・ブレーンチョップ。ノドカラスはカニ挟みから619を狙うが、ロープに引っ掛かり失敗。すかさずミウがラリアットからロープを揺さぶると、ラクがラリアット。なかなか倒れないノドカラスに対し、ロープを揺らしてから渾身のラリアットでなぎ倒したラク。だが、ノドカラスはフライング・クロスチョップ。そこにユキカラスが入ってきてダブルのフライング・クロスチョップ。ノドカラスはもっさりとしたラ・マヒストラルながら、力づくで抑え込んで3カウントを奪うと「メヒコ!」コールを煽って帰っていった。
  • じゃんけん大会

  • 全出場選手16名の寄せ書きサインをプレゼント!

  • プレゼント抽選じゃんけん大会ということで、本日出場した16選手の寄せ書きサインが入ったアルバムを3名にプレゼントするということで、難波リングアナとじゃんけんをして勝った人のみが残る形に。続いて欠場中の猫はるなとじゃんけん。最後は練習生のシオリ(仮)とじゃんけんした。
  • セミファイナル 時間無制限三本勝負

    • WIN

      乃蒼ヒカリ

    VS

    • LOSE

      坂崎ユカ

    VS

    10ポイント-37ポイント

    ①虫取り対決
     ○坂崎ユカ(10-7)乃蒼ヒカリ●
    ②お絵描き対決
     ●坂崎ユカ(観客判定)乃蒼ヒカリ○
    ③人間スイカ割マッチ
     △坂崎ユカ(時間切れ)乃蒼ヒカリ△
  • 三本勝負の一本目が虫取り対決ということでオープニングで虫を捕りに行った両者。早速木曽レフェリーが虫かごの中を確認すると、ヒカリはセミの抜け殻が4体とダンゴムシ1体を入っていたことを確認。協議した結果、ヒカリは7ポイント。坂崎はセミが2匹、草が一本を確認。セミは5点なので10ポイントで坂崎が先取。
    2本目は夏休みお絵描き対決。まずは普通に試合をするということで、坂崎がトーホールドからカバーして1カウント。ブレーンバスターからのカバーで2カウント。ヒカリもドロップキックを返して2カウント。ここで坂崎はヒカリの虫かごの中から取りだしたセミの抜け殻をヒカリに押し付ける。お互いにカバーして2カウントずつ取ると、坂崎はラ・マヒストラルで1カウント。抜け殻を手にジリジリ近づいていった坂崎は、終了のゴング後にヒカリの顔面に抜け殻を叩き付けた。この結果、ヒカリは40秒、坂崎は70秒のお絵描きタイムを獲得。お題は「高木三四郎」。両者の描いた絵を公開したあと、より多くの拍手を集めたヒカリが30ポイント獲得。
    これで1-1となり3本目は人間スイカ割マッチ。難波リングアナの頭の上にのった紙風船を割ったほうが勝ちとなるルール。しかしリング上には難波リングアナのほかに練習生シオリと甲田代表もいるという。なお、3本目を取ると1万ポイント獲得出来る。まずはヒカリが目隠しをしてから10回転。観客に誘導されて甲田代表の頭を見事に殴打したヒカリ。続いて坂崎が目隠しをして10回転。坂崎も観客の声に導かれて甲田代表の脳天を殴打。続いてヒカリの番だが、またしても甲田代表を殴打。甲田代表自ら一番右を選んで坂崎の番に。シオリにバットを近づけると、ヒカリが横から「違うと思う」。すると坂崎はニオイを嗅いで判断することに。結局、甲田代表の頭を殴打してしまったところで時間切れドローのゴング。1本目と2本目の合計ポイントの結果、ヒカリが勝利したため坂崎は難波リングアナの紙風船を叩いて八つ当たりした。
  • メインイベント 20分一本勝負

  • キャプテンフォール2カウントマッチ

    • 瑞希

    • うなぎひまわり

    • WIN

      桐生真弥(C)

    VS

    VS

    13分50秒

    オクラホマロール

    ○山下実優(6分20秒 コブラクラッチ)うなぎひまわり●
    ●山下実優(8分09秒 カサドーラ)瑞希○
    ○辰巳リカ(10分51秒 後方回転エビ固め)瑞希●
    ●原宿ぽむ(13分50秒 オクラホマロール)桐生真弥○
    ※キャプテンのぽむが敗れたため真弥組の勝利。
  • キャプテンフォール2カウントマッチだとアナウンス。誰がキャプテンかは対戦相手にも観客にも非公開の状態で試合が始まり、誰かがフォールされた時点で明らかにされるとのこと。山下とうなぎがキャプテンの書かれた封筒を提出。リカが握手を求めると逃げる瑞希。瑞希が先発で出て来ると、山下を下げて先発で出てきたリカ。いきなりスクールボーイで何度も丸め込むことで、リカの突進をかわす瑞希。真弥がぽむをショルダータックルで倒すが、ぽむは太鼓の乱れ打ち。リカは「(瑞希に)いいところ見せる!」と真弥にエルボーを連打。「お前キングだろ?(たぶんキャプテンのこと)」と天然を炸裂させながらエルボードロップを投下してリカ。山下は木曽レフェリーの注意を恐ろしくクオリティの低い武田鉄矢のモノマネをしながら受け流すと、真弥にチンロック。真弥もボディスラムを返すてうなぎにタッチ。山下に上から山脈をお見舞いすると、瑞希と真弥を呼び込んで「ワッショイ! ワッショイ!」とお祭り騒ぎ。さらに拙者、蒲焼き者で喉。を投下したうなぎだが、山下はサッカーボールキックからコブラクラッチで捉え投げていくと、そのまま袈裟固め。これでうなぎがギブアップ。しかし、うなぎはキャプテンではないため試合続行。山下の蹴りをかわした瑞希は「バーカ」。だが、瑞希の蹴り脚をキャッチした山下に瑞希は「ごめん! ごめん!」。山下あはお構いしないにケブラドーラ・コンヒーロ。エプロンから「山下やめて!」と訴えたリカは身を挺して山下の攻撃を止めると張り手をお見舞い。すかさず瑞希はカサドーラで丸め込んで2カウントゲット。しかし山下もキャプテンではなく試合続行。リカが出て来るが、瑞希はドロップキックからダイビング・クロスボディー。反撃しようとするリカだが、どうしても瑞希を殴れない。「来いよー!」と言われ意を決したリカがエルボーを連打。瑞希がスリーパーに捉えるとリカは苦悶の表情で「幸せ……」。ぽむがカットすると、リカは嬉しそうに瑞希にスリーパー。さらに思いきり抱きついてから後方回転エビ固めで2カウント。しかし瑞希もキャプテンではないことが判明。瑞希は「リカさんなんて嫌いだ!」と叫んで真弥にタッチ。宝塚口調で「そうだよ、私がキャプテンだよ!」と発表した真弥にぽむがスネキックからぽむ・ど・じゃすてぃす。真弥もスパインバスターを返すと逆エビ固め。傷心のリカだが、フェースクラッシャーでカット。さらにぽむが羽交い締めにしたところにリカがミサイルヒップ。これを真弥がかわしてぽむに誤爆させると、リカを場外に追いやった真弥はぽむをオクラホマロールで丸め込んで2カウントをゲット。ぽむがキャプテンだったため真弥組の勝利となった。
  • 「今回は2カウントで勝ったんですけど、今度はちゃんと3カウントで勝てるように」(真弥)

  • 「ヘヘヘヘ、こちらの作戦勝ちだったな」と悪代官顔で言った瑞希は、初勝利した真弥にマイクを渡す。「マヒロ」コールの中、マイクを持った真弥は「勝ちました! 本当に皆さんも何が起こっているか分からないかもしれないけど、自分も何が起こっているかまったく分かりません。勝ったみたいです。でも今回は2カウントで勝ったんですけど、今度はちゃんと3カウントで勝てるように頑張っていきたい思います。今後も東京女子プロレス、個人としての団体としてももっと進化していきますので、皆さん見逃さないように見ていってください! 今日はFCイベントありがとうございました!」とマイクアピールで締めた。その間、瑞希はリカの手を握り、仲直りしたようだ。

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