オープニング
アップアップガールズ(仮)のLIVEからスタート!
東京女子プロレスとアップアップガールズのコラボイベントはアプガ(仮)のライブからスタート。「アッパーカット!」からMC、「上々ド根性」、そして「いよいよ試合が始まります!」とのどかおねえさんを呼び込み。のどかがリングインすると「心を一つにして、この後の大会を楽しむためのものがあります」ということでアプガ(仮)とピンポンパン体操。が、ここでアプガ(偽)が登場する。
「帰れ!」コールの中、強引に自己紹介すると「神聖なリングでピンポンパン体操なんてやらせねえ!」。ハイパミはアイドル腕相撲トーナメント優勝経験のある森咲樹さんに腕相撲対決を要求。そして秒殺されるハイパミ。「プロレスに腕相撲なんて関係ない!」とクレームをつけ「プロレスで勝負だ!」とハイパミ、上福で奇襲した。
オープニングマッチ 15分一本勝負
アップアップガールズ(偽)新宿超決戦
※バックフリップ
ここでのどかvs上福のオープニングマッチ開始。ハイパミが場外でのどかを傷めつけると、上福は「相変わらず足首ないねえ。象さんだ象さん」と精神攻撃。しかしのどかは誤爆を誘うと上福にボディスラム。コーナーに上ったところで大石がカットし、上福がドロップキックで撃ち落とす。そこから足を固めると「みんな大好きエロいやつ」とグラビアポーズ。のどかは「今日は元気が出ない! ピンポンパン体操してない!」と、アプガ(仮)に「私の分も」と体操を求める。アプガ(仮)が踊り始めるとのどかが逆襲。アプガ(偽)をバックフリップで投げまくり、最後は上福をフォール。「なんでこんなことに! 私たちは(仮)ねえさんに覚えてもらいたくて! 認知厨だから!」と裏切るハイパミ。「一人でもこの興行をぶち壊してやるからな、バカ!」と大石は退場。最後はのどかとアプガ(仮)でリング上でピンポンパン体操。
第二試合 20分一本勝負
リング上には森咲樹さんと関根梓さん。「私たちと同じ名前の沙希様とアズサ・クリスティさんがいるらしいですね」と、出場の招待状を出したと関根さん。ちなみにアプガの森咲樹さんもフランス好きで知られる。ここで「薔薇は美しく散る」がヒットし、NEO美意識軍が入場。「サキさんとアズサさんは美人しかいないってことが証明されたわね」と沙希様。4人で記念撮影も。しかしダンスパーティーだと思っていた美軍はプロレスの試合だったことに怒り、「無礼者!」とアズサ。ここでまなせ&ユキが登場。森さん、関根さんに「美しい」と言われなんとなく納得した沙希様は試合へ。ゴングが鳴ると、アズサの華麗な動きに「美しくってよ」と沙希様。まなせはヘア投げから踏みつけ。場外に逃げたアズサは関根さんと肩を組み回転して「分からない!」コールから関根さんがリングインして「無礼者!」。タッチしたユキはエルボー連打を見せるも、沙希様のエプロンPKを食らう。リングに戻ったユキにダブルで社交ダンス式フォール。これはカウント2。沙希様はレフェリーの死角をついて薔薇で一撃。さらに強烈なミドルキック。アズサとはダブルでの顔面攻撃、ロープこすりつけも。ユキはカウンターでボディスラム。まなせが入ってヒップドロップ、滞空時間の長いボディスラム。アズサはXファクターを返す。沙希様とまなせは顔面にブーツの蹴り合い。大技の切り返しからまなせがボディスラム、ユキはショルダータックル。さらにコーナー2段目からダイビングショルダーアタックを決める。しかし沙希様は落ち着いて三角絞めへ。ユキは回転エビ固めを見せたが、沙希様はこれを三角絞めで捕獲。そこからベルサイユ式フットチョークに移行してタップを奪った。
試合後、沙希様は関根さん、森さんをリングに招き入れて握手。「美しい者同士、分かり合えるものがあるわね」と沙希様。次の試合となる7・8両国大会では、マーサが夏休みのためトリオ結成を示唆。しかしアズサは「2人がいいです!」。沙希様は「大丈夫よ、マーサは8歳の幼女なんだから。私たちの母性も育って、より美に近づくわ」。
第三試合 20分一本勝負
まずは伊藤リスペクト軍団が「セツナイロ」ライブで登場。リングインすると「伊藤麻希です。元LinQです」。さらに伊藤が対戦相手の才木&優宇を呼び込む。先発は瑞希と才木。強烈なショルダータックル、エルボーを見舞う才木に、瑞希は丸め込み。優宇は伊藤をグラウンドで制すとショルダータックル。「効いてねえぞおら!」と何度も立ち上がる伊藤。コーナーでの「世界一可愛いのは?」は不発。逆水平を食らう。才木は伊藤にPKからキャメルクラッチ。「みんな写真撮って」と優宇。伊藤は優宇の逆水平連打を食らい劣勢。しかしオクラホマ・スタンピードは着地してドロップキックを返す。瑞希はドロップキック連打からダイビング・クロスボディ。優宇は旋回式サイドバスター。才木がタッチして蹴りのコンビネーション。リープフロッグからドロップキックも。バックドロップは耐えて瑞希がフェイスクラッシャーからクロスフェイス。しかしダブルのブレーンバスターは才木がまとめて投げ返し、ラリアットも。優宇はボディスラムからセントーンを伊藤に決めるとジョン・ウー。ライトニング・マックイーンからのカバーはカウント2。瑞樹が割って入りカサドーラからフットスタンプ。連携で瑞樹が背後からのドロップキック。瑞希のダイビング・フットスタンプと伊藤の倒れこみ頭突きのダブル攻撃も。才木をダブルのブレーンバスターで投げると、伊藤が優宇に頭突き。優宇は逆水平を返し打ち合いに。叫びながら逆水平を頭突きで迎撃した伊藤はロケット頭突きもヒット。しかし再度ロープに走ったところを投げられ、場外では才木が瑞希をタワーブリッジで捕獲。そして最後は優宇の片羽絞めで決着。
アプガLIVE2
丸坊主オネエ・大石がアプガプロレスの覚悟を問う!
ここでアプガ(仮)が2度目のライブで登場。「ネヴァーマインド!」から「私達」と最新アルバム「5thアルバム(仮)」からの曲を披露。「これから(プロレス)の試合もあります。私達は歌でみんなに勇気や元気、感謝を届けられたら」と新井愛瞳さん。曲が終わったところでアプガ(偽)大石が登場。「アイドルがリング上で歌うのは認めましょう。しかしアプガ(プロレス)はレスラー。レスラーがリング上で歌ったり踊ったりするのはな(場内ブーイング)相当な覚悟がいるんだ」。「みんな二足のわらじで頑張ってるんだ!」という関根さんに「ゆっくり見させてもらうぜ。バーカバーカ!」(大石)。思わずアプガメンバーも「バーカ!」。
第四試合 15分一本勝負
挑み続けるぜ、FIGHTING GIRLS!~4対4チャレンジマッチ①
試合前の握手は辰巳が拒否。ゴングが鳴ると腕の取り合い。ロープブレイクもラクがガットショットからおやすみエクスプレス発車。カバーを返した辰巳はストンピング。そこから腕を固めていく。コーナーへの顔面打ち付けから倒れたラクに串刺しヒップアタック。よっしゃいくぞエルボーはラクが回避、2発目も逃げるラク。ならばと辰巳はコーナーでエルボー連打。ラクの反撃には「なにそれ」といったポーズ。あえて連打を受けるも「効かないよそんなの」。それでもあきらめずに連打していくラク。コーナーへの突進はキックに阻まれるが何度もトライし、カウンターでバックエルボーを決める。リング中央では河津落とし。さらにスリーパーで追い込んでいくラク。長時間絞め上げるとコーナーからダイビング脳天チョップ。しかし追撃は辰巳がスリーパーでカット。ドラゴンスクリューから足4の字へ。ラクコールが発生するも、ここでギブアップ。
第五試合 15分一本勝負
挑み続けるぜ、FIGHTING GIRLS!~4対4チャレンジマッチ②
※マジカル魔法少女スプラッシュ
握手から試合スタート。ロックアップからスピーディな動きを見せていく初シングルのヒナノ。嘘泣きからの攻撃も決める。坂崎の嘘泣きには容赦なく攻撃。「泣いてんでしょうが!」と怒りの坂崎はレッグロック。またも泣き出したヒナノだが口をふさぐ坂崎。ぶら下がり式首4の字も。ヒナノは切り返しからエルボー。エプロンでは顔面に蹴りを決めると、ダイビングエルボーアタック。しかしコーナーへの突進はブロックされ、ボディースラムで投げられる。坂崎はコンプリートショットからスライディング・ラリアット。2で返したヒナノだが、最後は2発目のスライディング・ラリアットからマジカル魔法少女スプラッシュで3カウント。勝った坂崎はヒナノを背負って退場。
セミファイナル 15分一本勝負
挑み続けるぜ、FIGHTING GIRLS!~4対4チャレンジマッチ③
5分40秒
ノーザンライト・スープレックス・ホールド
中島が入場するとヒカリが奇襲。しかしドロップキックは空振りに。場外で仕切り直すと中島がストンピング。グラウンドでは首4の字からリバースして顔面をマットに打ち付ける。さらにライダーキックを見舞った中島はタランチュラ式で無人在来線固め。コーナーに上ったところでヒカリがエルボー。ドロップキックからコブラツイスト、グラウンドコブラへ。さらにスリーパーから回転足折り固めも。中島はグラウンドで羽根折り固め。これはヒカリがロープへ。619はカットしてヒカリがドロップキック。再度コブラツイストへ。これを切り返した中島が619。そしてノーザンライト・スープレックス・ホールドを完璧に決めて勝負あり。
メインイベント 15分一本勝負
挑み続けるぜ、FIGHTING GIRLS!~4対4チャレンジマッチ④
※アティテュード・アジャストメント
ミウのエルボー連打に、山下はミドルキック。それでもミウはコーナーでエルボーを連打。体勢を返されてもしつこく攻めていく。山下はサッカーボールキックからストンピング、さらにミドルでダウンさせる。グラウンドではチンロック、変形キャメルクラッチで攻め込む山下。ミウはなんとかロープへ。ミウのボディスラムも切り返す山下。ボディブローからヒザへ。しかしミウもカウンターでボディスラム。2発目でカバーもカウント2。そこからミウはショルダーアタック。エルボー5連打も決まるが山下はヒザからラリアット。さらにコブラクラッチからそのまま投げ、グラウンドへ。ロープに逃げたミウだが、なかなか立ち上がれず。しかし雄叫びとともにエルボー。山下も容赦なく返す。蹴りはミウがブロックしダブルチョップからロープに走ってエルボー。そしてカナディアンバックブリーカーへ。アティテュード・アジャストメントはミウが着地。ここで山下がバズソーキック。なんとか返したミウに串刺しニーから再度、アティテュード・アジャストメントを決めて山下が勝利。
エンディング
「アイドルもプロレスも本気でやっています! 全力って言葉に嘘はないです!」(ミウ)
試合後にはアプガ(プロレス)、アプガ(仮)のメンバーもリングへ。「みなさん(プロレス)の決意は伝わりましたか?」と新井さん。大石を呼び出すと「熱い気持ち、伝わりましたよね」という関根さんに「見えませーん」と大石。ここで山下が「見ててわかんないんですか! 熱い気持ち、めっちゃ伝わってきましたよ」。大石は「アプガ(プロレス)なんてづでもいいんだよ。俺は(仮)のライブが観れて満足なんだよ」。山下の一撃から新井も「キモい!」と張り手。最後は空手黒帯の佐保明梨さんが空手の型から手刀でとどめを刺し、大石は退場。そしてアプガ(プロレス)がリングに残り「アッパーキック!」曲の途中からステージに移動し、アプガ(仮)、出場選手、リングアナの難波小百合も加わってタイトル通り全員一緒に「アッパーキック!」。マイクを託されたミウが最後の挨拶「私たちアップアップガールズ(プロレス)は、アイドルとプロレスの活動を練習生から始めて、もうすぐ1年が経ちます。だんだん本格的に両立することが増えてきて、少し……どちらもやっていることが、二兎を追う者は一兎をも得ずみたいに思われるかもしれません! でも私たちはアイドルもプロレスも本気でやっています! 全力っていう言葉に嘘はないです! これからも挑み続けるので、応援よろしくお願いします!」。続けて新井さんが「またアプガと東京女子プロレスさん、コラボイベントやりたいです! その時までどちらも応援よろしくお願いします!」とイベントを締めた。
【試合後のコメント】
新井 私たちは今までDDTプロレスさんといろいろコラボさせていただいてて、東京女子プロレスさんとは初めてだったんですけど。女同士の熱い、ねっとりした闘いを半年ぶりに見ることができて、そして(プロレス)の4人の試合も半年ぶりに見て。(デビュー戦以後は)実は一度も見てなくて、久しぶりに見て、4人がそれぞれ技を持ったり、成長を感じることができました。アイドルとプロレスをやってることって本当に大変だっていうのはわかってるけど、プロレスの知識は私たちにはないので、どれくらい大変なのかは分からない身ではありますけど、私たちも8年間、全力でアイドルというものをやってきたので。彼女たちもどちらもおろそかにせず、アイドル界もプロレス界もナンバーワン目指して頑張ってもらいたいなって、あらためて感じました。またこのイベント、vol.2が開かれることを祈って。本当に今日はありがとうございました。
——(プロレス)のメンバーで印象に残った部分、成長を感じた部分はありましたか?
関根 みんな負けそうになりながら、苦しみながらも何度も立ち上がる姿が……アップアップガールズ(仮)も高い壁があっても逆境があっても、何が何でも上ってやるぜっていう意思を持ってやってきたので。それが今、アプガ(プロレス)に受け継がれてるなって思ったら嬉しかったし。なんかお母さんみたいな気持ちになって何回も泣きそうになりました。
古川小夏 ずっとウルウルしてました。
関根 それくらい、予想してた以上に熱い気持ちをリングで伝えてたので。凄い誇らしい妹です。
森 改めて今日の試合を見て、あらためて一緒に闘う仲間だなって。これからも(プロレス)の子たちといろんな夢を見たいなって思いました。
ラク 今回は3回目のシングルだったんですけど。(2回目の)山下さんとの試合でプロレスに対する思いが変わって、今日もリカさんとのシングルでプロレスに対する気持ちが積み上がったというか。人生の中で大きい一日にすることができたなって思うのと。リング上がった瞬間に、ずっと(仮)ねえさんが好きだったのを思い出して、自分がリングで闘ってる姿を大好きな(仮)ねえさんに生で、こんな近くで見てもらえるのが凄い嬉しくて。またリングに上がった瞬間に泣きそうになったんですけど。今日は絶対に負けたくなかったし弱いところを見せたくなかったので。強い気持ちで臨みました。自分の中では楽しくて、いい試合ができたかなと思います。
ヒカリ 私はアプガ(プロレス)に入って、アイドルもあるんですけどプロレスがやっぱり大好きで。これからもプロレスを軸に成長するのかなと思ってて。そのことに関しては一切手を抜いたことはなかったつもりで。そういう中で、前回の(組み合わせ)抽選会で中島さんから「怖くない」「遊びに行く気持ち」という言葉があってすごく悔しかったし。今まで自分が真剣に取り組んでたことは自分で納得してただけなのかなって。抽選会の日から、今まで以上に考えるようになって。やっぱり先輩の技は一つ一つ重くて痛くて、受けるのが怖いっていう気持ちがあったんですけど、(中島の)言葉を聞いてから、やられたら絶対に前の技でやり返してやろうって気持ちが大きくて。今日は中島さんのことを怖いとは思わなかったです。まだまだ先輩方に気持ちが伝わってないのかなってあらためて思ったので、もっともっと真剣に取り組んで。今回は負けてしまったんですけど、先輩だからっていう理由で負けを認めたくなくて。(デビューから)まだ半年って思う人も、もう半年って思う人もいるかもしれないですけど、私はそれを理由に負けたくなくて。あと半年で1年だし、その1年後には東京女子のトップに立ちたいと思ってるし、中島さんを超えたいと思ってます。
ヒナノ 今回、初めてのシングルマッチで。メンバーで唯一、初めてで。自分だけメンバーの中でのカードを組まれてきて、なんで自分はみんなみたいにシングルマッチとか、先輩の中に入れてもらえないんだろうってすごく思っていて。みんなよりプロレスのセンスもないと思われてるんだろうなとか。弱気になっていたことがあったんですけど。だからこそ、今回のシングルマッチに感謝して、今日で絶対、このグループの中でも東京女子の中でも必要な存在になりたいなって。絶対、今日で変わってやるっていう思いで試合に挑みました。坂崎さんはやっぱり強くて、負けてしまったんですけど、いつか絶対に超えたい壁なので。まだまだ成長したいと思います。
ミウ 私は全力という言葉が凄く大好きで。アイドルになる前から好きで。今回、試合前に「甘えてる」とか「全力じゃない」と言われたことが悔しくて。アプガ(プロレス)と出会って1年、必死に活動してきて、この1年間は何だったんだってあらためて考えさせられて。いまだに「アプガ(プロレス)って何?」っていう声もSNSでは多くて。「アイドルって何でもありだよね」という形で見られがちなんですけど、でもそう見られたくなくて。アイドルもプロレスもどっちも頑張ってるんだって、どっちも全力なんだって認めてもらえるように、これからもやっていきたいなて思いました。今日は(仮)ねえさんも解説の鍛冶島さんも来てくれて、ありがたい環境でシングルを組んでいただいて、私は山下さんと対戦することになって。私は(トーナメントの)Take a Chance枠でチャンスをつかむことができなかったんですが、今回、カードを引いて、神様が私にチャンスをくれたんだなと思って必死に頑張ってきました。でもやっぱりみんな「アプガ(プロレス)じゃ無理だろ」って思ってたと思うし、後は内容でどれくらいできるかを見るっていう声もあって。気持ちでは負けるなって言われて、自分でも気持ち、全力っていう気持ちでは勝ちにいこうと思って闘ったんですが。これで、見てくれてる人が、AbemaTVでの中継もあって少しでも「アプガ(プロレス)は全力なんだな」って思ってくれたら嬉しいし。山下さんは「チャンスではない」って会見で言ってたんですけど、私はここでチャンスを終わらせるんじゃなく、次に闘う時はベルトをかけた闘いができるように、これからもっともっといろんなことに全力で挑んでいきたいと思います。
中島 今回ヒカリと対戦して。会見では厳しいこと言ったんですけど、初心を思い出すというか、技術はないし強くもないけど無鉄砲さと勢いがあるというか。自分は上手になっていく中で冷静にもなってたなと思って。そういうところは自分も熱量を持ってガムシャラにいきたいなと思いました。でもまだ抜かれる気はないので。先輩面してようと思います。
辰巳 普段ふわふわ、おっとりしてるラクと対峙して、全然ダメなんだろうなと思ってました。でも今日の試合は気持ちも前のめりというか、技にも影響があるくらい気持ちでぶつかってきたなって。全試合見てたんですけど、やっと今日の試合で「アプガ(プロレス)」になったんじゃないかなって思いました。でもこれで満足してたら大きくならないし、それまでだと思うので。これからも仲間として一緒に盛り上げていきたいなと思います。
坂崎 ヒナノに関しては、もっとやれるんですけどね。でもまあ、はい。楽しむためには日常的にやっていることが重要で。それ相応の代償を払わないと楽しさは得られないものなので。楽しくプロレスができるくらいに。まあほっとけないので、妹分なので。引き連れて、楽しめるようにしてあげようかなと思います。
山下 会見でリカに「甘い」と言われて、私も厳しいこと言いましたけど、それに対してミウはツイッターで言葉で訴えかけてましたね。正直、言ってるだけだと思ってましたけど、試合でも「負けたくない、勝ちにいく」っていう気持ちと、どっかで「自分たちはこんなに頑張ってるのに。伝わってほしい」っていう気持ちを凄く感じたので。闘ってて私も楽しかったですし、ひとまず今日は、ミウはいい姿を見せられたと思います。ただ私もそうですけど、プロレスにゴールはないので。アイドルもそうだと思います。これからももっともっと経験してもらって、私たちも大きい存在でいられるように、お互い頑張っていきたいなと。それで東京女子が盛り上がればいいし。今日みたいなイベントで、またアプガファミリーと盛り上がっていけたらいいなと思います。
——こらから(プロレス)がトップ戦線、タイトルに絡むために必要なものは?
山下 私も分かんないですね。その時の試合の感じ、相手の勢いを受け止めて。ベルトへの気持ちはみんな強いと思うので。いま私がベルト持ってるのも、単純に強いからではないので。これから一つ一つ頑張っていってほしいなって。私から言えるのはそれだけですね
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