前説
TJPW年内最終戦! タッグトーナメント追加4チーム発表! アプガプロレスの歌のコーナーは『カワツヨチャレンジャー』
白井李世リングアナの前説では「第6回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」の追加出場チームとして中島翔子&ハイパーミサヲ、HIMAWARI&鈴木志乃、山下実優&鳥喰かや、荒井優希&芦田美歩の4チームが発表された。アプガプロレスのミニLIVEが『カワツヨチャレンジャー』。
第1試合 15分1本勝負
第2試合 15分1本勝負
第3試合 15分1本勝負
シングルマッチ
7分38秒
フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド
上原はベルトを携えて入場。試合開始。ロックアップから両者はグラウンドの攻防へ。上原のヘッドシザースをハルが回転して逃れてヘッドロック。さらに立ち上がってハンマースルー。側転でかわした上原にハルがドロップキック。串刺し攻撃狙いはカウンターで上原がドロップキック。ボディースラムはカウント2。ヘッドシザースで捕えると、ハルの足はロープへ伸びる。ハルのバックエルボーに上原がドロップキック。カウント2。ブレーンバスターを切り返してハルがバックエルボー。さらに串刺しドロップキックも決めていく。フライング・ボディープレスは避けた上原がドロップキック。続くスペース・ローリングエルボーはカウント2。バナナピロー狙いはハルが足折り固めで切り返す。追撃の低空クロスボディーからブレーンバスターの体勢も不発となってドロップキックへ。5分経過、さらにセカンドロープ反転式ドロップキックもカウント2。ならばとストレート・アームバーでギブアップを迫るが、上原が立ち上がる。十六夜に移行すると、慌ててロープエスケープした上原が飛びついてバナナピローで捕獲。ロープエスケープされると上原はスナップ・スープレックス。これにハルがキューティースペシャルでやり返すと見事3カウントが入った。
【試合後のコメント】
ハル はい、タッグ最後の前哨戦、わかなさんに勝ったぞー!イエーイ! やっぱり、わかなさんとのシングルはネクジェネトーナメント以来だから、1年ぶり? あの時もお互い、わかなさんは前回覇者で、私は初めて準決勝に行ってだったり、ある中のシングル。これもその時の私たちにとって大事なポイントだったというか。今回もやっぱ、タッグのベルトがかかった試合の前に、最後に私たちで前哨戦をするっていうまた一つ段階の上がったシングルっていう場面で。すごい緊張とか、すごいいっぱい思うことはあるんですけど。やっぱり今の上原わかなを1対1で感じることができてすごく嬉しかったし。これでイッテンヨン前最後の試合が終わって、先週の前哨戦も今週の今日の前哨戦も勝つことができて、 2週連続で前哨戦を勝つことができているので、今日で私個人としての力も少しアップしたと思うので。この勢いをイッテンヨン、来週に向けて…ぶつけたいと。ぶつけるためにパワーを溜めて溜めて、イッテンヨンで全部ぶつけたいと思います。
上原 はい、2025年ラストマッチ。ハルとシングル、イッテンヨンの前哨戦だったんですけど、今回は負けてしまいました。 普段だったら私、今まで負けてメソメソ泣いてたんですけど、上福さんとベルトを持って防衛して、心も体も強くなったので、今はもう泣きません。ハルとは去年のねくじぇねトーナメントの2回戦で私シングルで敗退してしまって。ただその後の大田区のビッグマッチでは私、ハルから直接取っているので。ビッグマッチ、デカいところでは絶対私が勝っているので。次のイッテンヨン、本当に年の始まりの大事な試合なので、そこでも私がハルから取りたいなと思います。 イッテンヨン後楽園ホール、年に回の本当に最初の大事な試合なので、そこでしっかりベルトを防衛して、上福さんとのOber Eatsがこの大事なベルトを防衛し続けます。イッテンヨン後楽園ホール、ぜひ来てください。応援お願いします。
セミファイナル 20分1本勝負
タッグマッチ
※真弥がアイアンマンヘビーメタル級王座防衛に失敗、リカが第1791代王者となる。
真弥はアイアンマンベルトを場内にアピール。リカと凍雅は腕を組んで登場。4人の握手からゴング。先発は凍雅と真弥。腕を取り合う攻防を見せた両者はグラウンド攻防を経てブレーク。背後からリカが首絞め。凍雅をコーナーに引っ張って強引にタッチ。カットに入った関口とまとめてストンピング。よっしゃいくぞエルボーはカウントが入らず。真弥と関口が代わる代わるボディースラムを連発。ついに何もせずタッチを繰り返すが、真弥がボディースラムから「戸惑わせてしまい申し訳ございません」と謝罪するも、リカがヒップアタックを決めて凍雅へスイッチ。エルボー連打からショルダータックル、ローリングサンダーとたたみかける。リカにかわるとコーナーに張り付けて足にドロップキック。5分経過。かわった凍雅に真弥がランニング・エルボー。関口にスイッチしてリカをリング下に落とすと串刺しエルボーからフェースクラッシャー。顔面へのドロップキックはカウント2。ワキ固めは凍雅がロープエスケープ。両者のエルボーのラリーから凍雅がランニング・エルボー。スイッチしたリカの串刺し攻撃をかわした関口が真弥とかわってダブルでエルボー。逆エビ固めはリカがロープエスケープし、突進をかわして至近距離のヒップアタック。追撃のミサイルヒップはカウント2。ツイスト・オブ・フェイトは不発となって、カットに入った関口とともに真弥がぐるぐる回って「わからない」攻撃。これに戸惑いをみせるも、リカが2人まとめて首絞め。カバーはカウント2となると、4人がリングに入り乱れる。関口の619と真弥がランニングニーの合体攻撃。10分経過。真弥がリカに「アイアンマンを防衛して年を越します!」と宣言してコーナーからニードロップ投下も、自爆となってリカのホワイトドラゴンスリーパーにギブアップ。リカがアイアンマン王者となった。さらにリカは勝ち名乗りを受けた凍雅も蹴り飛ばして引き上げていく。
メインイベント 時間無制限勝負
来年も嬉しいこと楽しいこといっぱいあるといいね! PRINCESS RUMBLE 2025
※瑞希が優勝。< >内は入場順。
【試合経過】
①○原宿ぽむ<6>(6分34秒 横入り式エビ固め)HIMAWARI●<1>
②○X=くいしんぼう仮面<7>(9分31秒 体固め)鳥喰かや●<2>
※みんなで押さえ込む。
③○ハイパーミサヲ<8>(11分31秒 ラ・マヒストラル)くいしんぼう仮面●
④○キラ・サマー<10>(14分16秒 オーバー・ザ・トップロープ)中島翔子●<5>/ハイパーミサヲ●
⑤○らく<11>(16分39秒 体固め)ラム会長●<4>
※押さえ込む。
⑥○XX=水波綾<9>(18分10秒 オーバー・ザ・トップロープ)山下実優●<12>
⑦▲水波綾(20分42秒 両者オーバー・ザ・トップロープ)上福ゆき●<13>
➇○マックス・ジ・インペイラー<17>(26分42秒 体固め)キラ・サマー●<10>
※ラリアット
⑨○マックス・ジ・インペイラー(27分1秒 オーバー・ザ・トップロープ)原宿ぽむ●
⑩○マックス・ジ・インペイラー(29分9秒 オーバー・ザ・トップロープ)鈴木志乃●
⑪○渡辺未詩<14>(30分1秒 オーバー・ザ・トップロープ)荒井優希●<15>
⑫○渡辺未詩(31分9秒 オーバー・ザ・トップロープ)マックス・ジ・インペイラー●<17>
⑬○瑞希(32分19秒 体固め)渡辺未詩●
※渦飴→みんなで押さえ込む。
⑭○瑞希(32分54秒 オーバー・ザ・トップロープ)遠藤有栖●<16>
⑮○瑞希/○芦田美歩(33分41秒 エビ固め)らく●
※丸め込む。
1番目にHIMAWARI、2番目に鳥喰が入場してゴング。HIMAWARIの髪の毛攻撃に鳥喰がキャッチして反撃。両者はスピーディな動きで場内を沸かせ、再びHIMAWARIが髪の毛で攻撃する中、3番目に瑞希が登場してHIMAWARIに握手を求める。しかし、トーキックですぐに裏切って鳥喰にも同じように狙いを定める。これを読んでいた鳥喰はHIMAWARIと協力して瑞希にロックオン。だが、誤爆となってしまい瑞希が2人まとめてクロスボディーからクロスフェースを決めていく。4番目にラム会長が入場するも、らくを探してリングサイドを徘徊。リングインすると、瑞希がらくのフリして2人で踊りだす。HIMAWARI&鳥喰から攻撃を浴びるも、会長は髪の毛攻撃をエアー手裏剣で迎撃してみせる。5番目に中島が登場するや、HIMAWARIと瑞希にライダーキックを決めていく。鳥喰にはハリケーンラナ。会長とのマッチアップとなって首4の字で捕獲すると、数珠繋ぎとなってHIMAWARIが逆片エビ固めで全員をひっくり返す。ここで6番目に登場したぽむが、その隙にフォールしてHIMAWARIが脱落。4人まとめてでんでん太鼓からのぽむ・ど・じゃすてぃすは自爆。瑞希らがストンピングでぽむを攻め込んでいくと7番目にXのくいしんぼう仮面が登場。レフェリーまで投げ捨ててみんなで欽ちゃんジャンプの伝統芸を披露し、鳥喰をみんなでフォールして脱落させた。8番目にミサヲが登場。コーナートップからリングインするもロープを揺らされて落下。瑞希がくいしんぼうのせいにしてミサヲとバービック披露から、みんなでバービック。くいしんぼうがぽむとのトレイン攻撃を狙うが、回避したミサヲがスプレー攻撃を浴びせて目眩まし、くいしん坊を丸め込んで脱落させた。9番目に水波が登場。「アニキ」コールの中、リングサイドを練り歩く。やっとリングインした水波を中島&ミサヲが落とそうとする。だが、反撃を食らってエプロン際での攻防に。10番目にキラが登場するやショルダータックルを浴びせ、中島&ミサヲが落下して脱落となった。水波とキラが攻防を繰り広げる中、11番目にらくが登場。会長がハグして喜びを露にするも、らくのぽっぽーチョップ!!が誤爆してしまい会長が脱落。12番目に山下が登場。瑞希にバックブリーカー、水波にラリアットを放っていく。リターンクラッシュはコーナーで水波が捕獲すると、瑞希がドロップキックでアシストして山下を失格にさせた。13番目に上福が登場。水波に逆水平チョップを打ち込んでいくと、リングインしたぽむ、らくらをコーナーに投げつけた水波は順番にマシンガン逆水平を決めていく。最後の上福はエプロンに逃避してサミングで水波をエプロンに引っ張り出すが、瑞希らに蹴り落とされてしまい上福と水波は脱落。14番目に未詩が登場。らくがミカンをみんなにプレゼントし、子守歌で寝かしつける。カウント2。起きてしまった未詩にはミカンを口に押し込んで再び寝かしつける。ここで15番目に登場した荒井もミカンをプレゼントされて就寝。5人が横たわる中、こっそりとフォールするが、カウント2となって袋叩きにあってしまう。逆ギレ状態で反撃するも、荒井が布団を場外に投げ捨ててしまうと16番目に有栖が入場。荒井の追走式ビッグブーツからのフルネルソンは有栖が抵抗してネックブリーカードロップ。アルゼンチンで担ぎ上げて失格を狙ったところで17番目にインペイラーが登場。ラリアットを未詩、瑞希に決めていく。続けてキラにも決めて3カウント奪取。さらにぽむ投げを場外に放ってぽむが失格に。18番目に志乃が登場してインペイラーとの1対1の状況に。エルボーを放ってバックに回るが簡単に投げ飛ばされてしまう。なんとかスリーパーで飛びつくと19番目に芦田が登場。リングサイドで芦田の応援が続く中、志乃が脱落。荒井がインペイラーにビッグブーツ。未詩にも決めていくが突進をかわされて失格に。ここでやっと芦田がリングイン。インペイラーにボンボンを奪われて投げ捨てられるも、闘牛士のようにボンボンを使ってインペイラーをエプロンにおびき寄せると、その背後を未詩が襲ってインペイラーを脱落させた。リング内では未詩が芦田に開花式ジャイアントスイング。カナディアンの体勢の未詩に瑞希がドロップキック。ティアドロップ狙いは切り返した瑞希が渦飴。そのまま有栖と芦田も加わってフォールして未詩は失格に。有栖がネックブリーカードロップ&ドロップキック。磐梯山を狙うがコーナーで捕まってしまい、瑞希に落下させられて失格となった。瑞希と芦田の逆さ押さえ込みで同時フォールを狙ったらくだったが、カウント2。ならばと2人まとめてのスーパービュー踊り子は抵抗され、そのまま抑え込まれてフォール負け。らくが脱落となった。芦田と瑞希が最後の2人となって芦田のビッグブーツからのフォールをブリッジで抜けた瑞希がドロップキック。足折り固めもブリッジで抜け出すと、キューティースペシャルをさく裂させて優勝を勝ち取った。
エンディング
「明日が楽しみになるプロレスを続けていくので、これからもずっと来て下さい」(瑞希)
試合後に瑞希がマイク。瑞希「生き残ったぞー! 今日が…ちょっと座らせてね。年内最後の試合だったんですけど、日常は別にして私も選手のみんなもきっと、リングの上ではひとつも手を抜かず走り抜けたと思います。(場内拍手)きっと嬉しいこととか悔しい思いとかたくさんしてきたと思う。でもこうやって応援してくれてるみなさんと一緒に歩んでいけることがすごくすごく幸せなので、2025年が終わるんですけど、あっという間に2026年が来るんでそのときもついてきて下さい。今日はね、年内最後の試合なので、みんな出てきて~」選手がリング内に集合。瑞希「たくさんたくさん、これからはみんなとお会いしてくださってるみなさんと明日が楽しみになるプロレスを続けていくので、これからもずっと来て下さい。最後はやっぱりみーちゃん! 締めてください~」山下「締めということで一本締めでいきましょう! みなさん、立って下さい!」瑞希「今日は年内最後やけど、イッテンヨンも応援来てな~頼んだで」山下「みなさん準備はいいか? 2025年もたくさんありがとうございました! お手を拝借!」最後は山下の音頭の一本締めで大会の幕が下りる中、アイアンマン王者のリカは脱兎のごとく退場していった。
【試合後のコメント】
瑞希 今年も2025年ありがとうございました。すっごいたくさんの選手と戦えて勝ち残れたのがすごい嬉しいですけど。今日だけじゃなくて、2025年たくさんみんなと思い出を作ってこれて、本当に幸せでした。また来年もみなさんとみんなと一緒にたくさんの思い出を作っていきたいし、私たちは明日が楽しみになるプロレスを届けていきたいので、これからも絶対についてきてくださいね。頼みますよ。また来年、2025年ありがとうございました。
――瑞希さん個人ではどういう年だった?
瑞希 イッテンヨンからすごく心がギュッとなるような試合が続いて、ベルト2回目だったんですけど、1回目とはまた違う重みというか責任感とかそういうのもついてきてて、苦しいなって思う瞬間がなかったって言ったら全然嘘になっちゃうから、素直に苦しい時もあったって言うけど。それよりも手に入れた? 身になったものがたくさんで、すごい全てが宝物だったなって感じるから。でもこれは本当に一人じゃ何もできなかったし、本当に応援してくださってる皆さんと選手のみんなと一緒にやってこれたから、私も頑張れたので。ベルト落としちゃったんですけど、またまたいつでも狙いにいけるなって思います。はい、ありがとうございました。
アイアンマンヘビーメタル級選手権試合~ババ抜き
※リカが防衛に失敗、関口が第1792代王者となる。
アイアンマン王者のリカを追って関口と真弥が控室に雪崩れ込むと、そこにはバナナを食べているHIMAWARIが。真弥はHIMAWARIを控室の外に追いやり、バナナの皮も控室の外に投げ捨てる。関口と真弥に追い詰められたリカは「ババ抜きで勝負だ!」と提案。2人も「やってやるよ!」と応じて急遽ババ抜きがおこなわれることに。そこでイチ抜けした関口がアイアンマン王者として認定されたのだった。
アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
※関口が防衛に失敗、真弥が第1739代王者となる。
アイアンマン王者となった関口が控室から出た瞬間、バナナの皮に足を取られてスッ転んでしまい頭部を強打。それを見た真弥がすかさず関口を押さえ込んでアイアンマン王座を獲り返した。真弥がアイアンマン王者として本日のガンバレ☆プロレス後楽園ホール大会のリングに上がると思われます。