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スプリングツアー'19~READY SET, GO!~

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日時2019年5月12日
会場大阪・大阪市港区民センター
観衆246人(満員)
  • 前説

  • 9・1大阪でのプリプリ戦はTOKYOプリンセスカップ優勝者が挑戦!

  • 開場中、欠場前最後の大阪大会となる小橋マリカが写真集サイン会を制服で実施。試合開始前にはリングアナ・難波小百合による前説。場内での諸注意とともに、9・1エディオンアリーナ大阪第2競技場大会についての新たな発表。東京女子プロレス初進出となるこの大会で、今年のTOKYOプリンセスカップ優勝者が、その時点でのシングル(TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス)王者に挑戦することが決定したとのこと。なお、チャンピオンが優勝した場合、挑戦者を指名する権利が与えられる。続いてアップアップガールズ(プロレス)の歌のコーナー。今回は「アッパーキック!」を披露し、恒例のMV視聴調査、「見てない方は今日中に見てください!」とお願いして返事を求めつつ「東京女子プロレス、スタート!」。
  • オープニングマッチ 20分一本勝負

  • 7分29秒

    片エビ固め

    ※サイドスープレックス
  • YUMIの攻撃をかわして挑発していったぽむ。コーナーではスネ蹴り。ユキも続くがYUMIが蹴り足をキャッチしてエルボー、ブーツを叩き込む。タッチして入った真弥にはユキがタックル。コーナーでバックエルボーも。ぽむは真弥にスリーパー、スネ蹴り。YUMIはタックル、ドロップキックを決めるとコーナーのぽむに串刺し式でも一発。しかしフルネルソンバスターはぽむが回避しラフォーレ原宿。途中で崩れたため二度目にトライする執念も見せる。真弥はユキにエルボー連打。ユキはタックルからフルネルソンも真弥がロープへ。ユキはセントーンを決めるとコーナーへ。これは真弥が捕まえてデッドリードライブ。さらにスパインバスターで叩きつけ、そのまま逆エビへ。しかしユキは追撃を許さずダイビングショルダーアタック、そしてサイドスープレックスで真弥から3カウントを奪取。
  • 第二試合 15分一本勝負

    • LOSE

      舞海魅星

    VS

    VS

    7分13秒

    フェースロック

  • ショルダータックルを決めた魅星に蹴りを返した瑞希は、両足で乗っかり「フォール!」。初の大阪大会となる魅星にキャメルクラッチを決めるとほっぺたで「たこ焼き」。コーナーへのドロップキックも決まる。魅星はショルダータックルからコーナーへのラリアットで反撃。続けざまのスリーパーは瑞希が投げで切り返す。起き上がろうとする魅星にドロップキックを2発、コーナーからはダイビング・クロスボディと瑞希のペースが続く。魅星はカウンターのドロップキックを返すが、バックドロップは瑞希が体を浴びせる。フォールを返したところへ瑞希はフェースロック。これは魅星がロープへ。しかしボディスラムは瑞希が丸め込み、魅星の攻撃は単発で終わってしまう。最後はバッククラッカーで倒したところへフェースロック。思い切りのけぞらせて瑞希がタップを奪った。
  • 第三試合 20分一本勝負

  • VS

    VS

    9分56秒

    フロント・ネックロック

  • 先発の未詩がヒカリにショルダータックルからコーナーへのバックエルボー。マリカも続いてましガンチョップ。しかしバカチンガーエルボーはかわされてヒカリがドロップキック。タッチしたらくがおやすみエクスプレス。フォールを返されるとすかさず「おやすみなさい」の形で体固め。ヒカリがマリカをコーナーに釘付けにすると、ドロップキック。スリーパーはマリカがロープへ。らくはボディスラムを連発。3発目を着地したマリカはドロップキックで反撃。未詩にタッチするとバッティング式ダブルハンマーをらくとヒカリ交互に計4安打。さらにエルボーを連打する未詩に、らくはカウンターの水平チョップ。ヒカリはドロップキックを3連発。コーナーへの追撃は未詩がキャッチしてベアハッグから左右に降ってバックブリーカーでヒザに落とす。コーナーへのボディアタック、ショルダータックルから未詩はカナディアンバックブリーカー。これはヒカリが後方に着地して回転エビ固め。ヒカリはドロップキックをもう一発。そこからミサイルキックもヒット。しかし裏投げは未詩が阻止してレーザービームをヒット。マリカはらくにドロップキック、チョップ連打、飛行機投げからのレッグドロップ。らくは河津落とし、ダイビング脳天チョップはかわされたがすぐさまMaxとき。続けて「おやすみなさい」とスリーパーへ。コーナーで脱出したマリカだが、らくは左右チョップ連打から飛び上がって脳天に一撃。ダイビング脳天チョップも決まる。マリカはコーナーへの攻撃をかわすとフロントネックロック。回転してロープに逃れるらく。駆け上がり式ブルドッグもディフェンスしたが、マリカはすかさずネックブリーカーからフロントネックロックへ。スタンドからグラウンドに持ち込んでギブアップ勝利。
  • 第四試合 20分一本勝負

  • VS

    • まなせゆうな

    • LOSE

      うなぎひまわり

    VS

    10分42秒

    片エビ固め

    ※フェイマサー
  • 試合前、握手を求めるまなせの手の平の前にチョキを出して勝ちほこる上福。しかし先発は白川に譲る。白川はまなせにキムラからハンマーロック、そこから十字架固めへ移行。まなせは切り返して抑え込む。まなせ&うなぎは白川をロープに固定。両サイドから胸で挟む「格差社会」を敢行するも、白川が相手だと格差がないため技の威力が無効に。勝ち誇る上福。白川はうなぎにカニ挟みから「チャンス~!」とロメロ。そこに走り込んだ上福がブーツ。上福はコーナーのうなぎに串刺しドロップキック、サミングからボディブローも。うなぎは白川にボディスラムを決めるが、白川はタッチさせず逆・逆エビ。ロープに逃れたうなぎはまなせにタッチ。サッカーボールキック、ヘアホイップ、コーナーでの踏みつけで白川を攻め込む。しかし白川はコルバタからフライングクロスチョップ。上福はまなせにエルボーの打ち合いを挑み、逆水平からブーツも決める。まなせのカカト落としをかわした上福はヘッドロックに抱えるとサミングを連発する「鬼サミング」。まなせがショルダータックルを返すと、うなぎはボディスラム、レッグドロップ。エルボーの連打も見せたうなぎだが、ここで上福が串刺しドロップキック。フェイマサーはうなぎがディフェンスし、足を掴んでエルボー。しかし大ふへん固めは白川がカット。上福&白川はまなせにダブルの攻撃を仕掛けようとするもまなせがパワーで阻止し、二人まとめてラリアット。うなぎもラリアットで続くと、まなせは上福にブーツ。うなぎのスパインバスターは上福が着地して逆水平。棒立ちになったうなぎに白川がフライングクロスチョップ。最後は上福がフェイマサーを決めてピン。
  • セミファイナル 15分一本勝負

    • 天満のどか

    VS

    VS

    9分46秒

    無効試合

  • 操は走り込んでのストンピング、エプロンでのヒザ連打。得意の腕攻めも見せる。のどかはボディスラムからショルダータックル、倒れた操にボディプレス。コーナーからダイブしてのブルドッギング・ヘッドロックも決める。しかしキルスイッチは操が阻止。もみ合うなかで木曽レフェリーが巻き込まれ失神。レフェリー不在の中、操は薔薇の儀仗でのどかの首を絞める。のどかはバックフリップを返すがレフェリーはカウントできない。闘いは場外にもつれて操がのどかを客席へスロー。鉄柱攻撃、さらにイスも振り下ろす。見かねたユキが割って入るが、操はユキにもイス攻撃。さらにユキを痛めつける操にのどかが激怒。場外でのボディスラムで叩きつける。リング内では薔薇の儀仗を奪ったのどかが操を絞め上げていく。止めようとするレフェリーを振りほどくのどか。そこから儀仗の奪い合いへ。お互いレフェリーを突き飛ばすなど収拾がつかず、ノーコンテスト裁定に

    。怒りが収まらないのどかだが、ユキに制されて退場。騒然とする観客に操は「笑いをありがとう。これがあなたたちの総意だろう?」。
  • メインイベント 20分一本勝負

  • 大阪スペシャル6人タッグマッチ

    時間切れ引き分け

  • 試合前、握手に対して中指を突き立てた伊藤がコーナーに戻ろうとしたところで青コーナーチームが襲撃。一気に場外乱戦へ。坂崎は山下を捕まえてキャメルクラッチ、そのままアゴを攻めていく。混戦の中、中島がトペを見舞うが誤爆に。そこへトップコーナーから万喜がプランチャでダイブ。リカはエプロンからミサイルヒップ。さらに坂崎が魔法少女プランチャを決める。リング内では伊藤が捕まる展開。万喜が掟破りの世界一可愛いナックルを見せるが、これに激怒した伊藤は無言で睨みつけ、万喜を後ずさりさせるとコーナーに追い詰めて元祖・世界一可愛いナックル。タッチした山下は万喜にバックキック。水面蹴りは万喜が側転でかわしてドロップキックを返す。リカには山下がサッカーボールキック。中島はローリングネックブリーカー。自軍コーナーから頭を出した伊藤にリカを叩きつける連携も。しかし中島がタッチしたのは山下。そこからなかなか伊藤の出番がない展開。ためにためて出てきた伊藤はリカに中指を立てながらのスリーパー。倒れこみ頭突きはかわされる。リカはヒップアタックを返してタッチ。万喜がドロップキックを連発し、最後は伊藤をロープにもたれさせて顔面に一撃。万喜は伊藤の一本足頭突きもブロックしてバックキック。バックを取られた伊藤はカサドーラから倒れこみ頭突きをヒット。中島が入ってライダーキック。万喜はクリストを決めると中島の尻尾に食いついていく。中島がロープに逃げようとすると回転エビ固めへ。中島はネックロックで絞り上げると、そのままフェースバスター。ロープを使ったダブルアームDDTも決まる。ここで中島はダイビング・セントーンを放つが自爆。逆に万喜が大ビング・クロスボディ。坂崎はダイビングでテーズプレス。中島はタランチュラ式ゆりかもめ。コーナーへのブルドッグからダイビング・ライダーキックを狙った中島だが坂崎がかわし、ジャンピング・ハイキック、オモプラッタ。そこから回転して抑え込みに。エルボーの打ち合いから中島がフランケンシュタイナー。619をかわした坂崎が619、これもかわされて中島がロープ下段を使っての619をヒットさせる。リカは山下の蹴りを掴むとドラゴンスクリュー。ヒザ、ラリアットを叩き込んだ山下だがAAはリカが着地してスリーパー、さらにドラゴンスリーパー。胴絞め式で決まったが中島がカット。ドラゴン式ツイスト・オブ・フェイトは山下が阻止、そのままバックをとってジャーマン。ハイキックもクリーンヒットするが、フォールに行こうとしたところでタイムアップ。引き分けという結果に。
  • プリンセスカップへ早くも火花!

  • 試合後の選手たちはそれぞれマイクを握り、プリンセスカップに優勝するのは自分だと主張。伊藤もマイクを握り「世界一可愛いのは?」が、「うるせー!」とリカに蹴られ、万喜、坂崎にもボコられる。「それ以上やったら80万かけて整形した顔がもとの大きさに戻っちゃう!」と中島。「中島お前絶対ぶっ飛ばす! バーカ!」と伊藤。しかし中島は中島でトーナメントに優勝し、挑戦者を指名したいという。全員譲らず収拾がつかない中、最後は中島が「全員で闘うんでしょ。それで一番強かった人が私と闘うの!」。そして「チャンピオン特権です。みんなで仲良く締めます」と場を仕切り「9月1日、エディオンアリーナ。大阪で今まで経験したことのない大きい会場、今から興奮しすぎてます。全員、一番になりたいんです。これからも全力で闘っていきますので、応援よろしくお願いします!」と全員で大会を締めた。

    【試合後のコメント】
    中島 お、この流れで私だけコメントですか。楽しかったです(笑)。やばい、勝ちたかった~でも! やっぱり刺激のあるメンバーですね、うかうかしてられないです。GWを乗り越えて一瞬だけ一安心してたんですけどね。一安心なんてしちゃダメですね。毎日が闘いです。夏のトーナメントが始まるということで、せっかく戴冠したこのベルトは絶対に渡さないつもりでいきたいので。優勝したら私が(挑戦者を)指名していいということなのでね。新しい道を切り拓くためにも優勝して、新しい東京女子の形を作りたいと思います。
    ――今日はそれぞれから優勝宣言が出ました。トーナメントにかける気合いを感じた部分は?
    中島 強豪揃いというか、みんな身体能力が高かったり、なんかよく分かんないパワー持ってる人もいるじゃないですか、伊藤とか(笑)。ほんと気が抜けない。楽しい(笑)。
    ――チャンピオンとして優勝して指名したい相手がいる?
    中島 います。でも内緒です。その先でやりたいこともあるので。
    ――今回はチャンピオンとして大阪初上陸になりました。
    中島 大阪といえば「ゴジラの逆襲」。私が大好きなアンギラスが初登場した映画なので、今日は大阪城を壊すつもりできました。勝てなかったですけど。
    ――「ゴジラの逆襲」も引き分けでした。
    中島 ほんとですね(笑)。

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