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SUMMER SUN PRINCESS '25まで待てない!

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日時2025年7月5日
会場神奈川・横浜ラジアントホール
観衆273人(超満員札止め)
  • 前説

  • 8月から「女子プロレスキャンプ」がスタート!/アプガプロレスは新曲『瞬間・あいどるメモリアル!』を披露!

  • 白井リングアナの前説では中島翔子が呼び込まれ、今年8月から女性を対象とした教室「女子プロレスキャンプ」をTJPW道場で開催することがアナウンスされた。指導は山下実優、中島翔子の2名が中心となる。「8月、夏が本気を出してきますけど、運動をして毎日健康に楽しく過ごせたら一番いいんじゃないかと思います。プロレスは見てても楽しいし、やってみても楽しいのでぜひ来てください。なんと練習場はクーラーをガンガンにつけます!」(中島)アプガプロレスのミニLIVEでは新曲『瞬間・あいどるメモリアル!』が披露された。
  • 第1試合 時間無制限1本勝負

  • 第12回東京プリンセスカップ最終予選

    6分57秒

    バナナ・ピロー

    ※上原の第12回東京プリンセスカップ出場が決定。
  • 両者握手をかわしてスタート。飛行機投げから腕を固める上原。志乃が腕を取り返していく。バックを取った上原に首投げをした志乃がサイド・ヘッドロック。上原もエルボーを側転でかわしてバックエルボーで流れを変える。苦しい志乃だったが、ロープに振られるのを拒否してバックエルボー。ドロップキックはカウント2。ランニング式スイング・ネックブリーカー狙いは上原が察知してドロップキックで迎撃。側転エルボーからのカバーはカウント2。スナップ・スープレックスは志乃が踏ん張ってドロップキック。ランニング式スイング・ネックブリーカーからスリーパーに持ち込んで5分経過。起き上がった上原がスナップ・スープレックス。腕を取らんとするも志乃は拒否してスリーパー。抜け出そうする上原に絡みつく志乃。それでも抜け出す上原が今度はバナナピロー。志乃は我慢できずギブアップ。

    【試合後のコメント】
    上原 東京プリンセスカップ最終予選を突破して、本戦出場を決めました! 志乃さんは今回シングル初だったのでずっと闘いたいなと思っていたんですけど、まさかこのタイミングということで。やっぱり志乃さんは誰よりもガムシャラで一生懸命で、真っすぐコツコツやってきてて、私もそういうところをリスペクトしているので今回、すごい闘えてメチャメチャ嬉しかったです。またすぐ1週間後ぐらいにヒューストンでまた志乃とシングルがあるので、ここで気を引き締めて。今日もガムシャラなスリーパーとか危ない部分があったので、次も気を引き締めて。日本に帰ってきたら本戦があるので、みんなの分まで頑張りたいと思います。

    志乃 今回は試合に負けてしまいました。ここで悲しんで泣いてしまうというのがいつもの私なんですけど、それではいけないと思いました。今年の夏は自分が3年目だったり同期はベルトに挑戦したり、周りのみんなが進んでいるのを見ているから絶対に私はこの夏、本戦に出たかったんですよ。だけど、ここでまたいつもみたいに泣いて凹んでいたら変われないんだとこの夏思いました。まだ自分はできることはいっぱいあると思っています。何もできないからこそ、できることがいっぱいあると思うから、私は本当にここで絶対に変ろうと思ってます。ありがとうございました。
  • 第2試合 時間無制限1本勝負

  • 第12回東京プリンセスカップ最終予選

    5分45秒

    フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド

    ※ハルの第12回東京プリンセスカップ出場が決定。
  • 体躯で勝るアイビーがパワーファイトでハルを攻め立てる。スリーパーはハルが抜け出してドロップキック。串刺し攻撃はアイビーがかわして串刺しラリアットから低空クロスボディーもカウント2。ザ・バイーンズ・オブ・アイビーはハルが丸め込むもカウント2。ハルはすぐさまストレート・アームバー。アイビーが抱えてハルを落とすも延髄斬りはかわされて、ハルが低空クロスボディー。フィッシャーマンズSHはアイビーが耐えてネックブリーカードロップ。カバーはハルが丸め込むもカウント2。向かっていったハルにアイビーが延髄斬り。パンプハンドルスラムはハルがかわしてセカンドロープからの反転ミサイルキック。すぐさまフィッシャーマンズSHに繋いで勝利した。

    【試合後のコメント】
    ハル 東京プリンセスカップ最終予選、アイビーさんとのシングルマッチに勝って、東京プリンセスカップに出場することが決まりました。アイビーさんとは初めてのシングルマッチで、これまであまり闘う機会もなく、いつアイビーさんとシングルマッチできるのかなと思っていたところで、最終予選で当たることができてすごく嬉しかったし、同時にすごい怖かったけど、私はこの夏を素晴らしいものにしたいし、あきらめてくたばる夏にはしたくないので、ここで勝てたことはすごいこの夏を乗り越えられる第一歩になったんじゃないかなって思います。7月下旬からの東京プリンセスカップも絶対に優勝して、その先に向かっていきたいと思います。頑張ります!

    アイビー TJPWデビューを果たしたこの会場でプリンセスカップ出場を決められると思っていたので、結果はとても残念に思ってます。凍雅さんに勝った勢いでいけると思ったんだけど、先のことに目が行きすぎて今日の試合に集中できてなかったのかも。ハルさんがまさか私のことをフィッシャーマンで投げられるとは思ってなかったので、彼女の関節技に対策を集中してたのも敗因ね。でもハルさんをみくびってた訳じゃないんです、ごめんなさい! トーナメント、頑張ってください!
  • 第3試合 20分1本勝負

  • 6人タッグマッチ

    9分29秒

    ロックボトム→片エビ固め

  • 第4試合 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    8分38秒

    マフラーホールド

    ※長谷川が第1751代アイアンマンヘビーメタル級王者となる。
  • 大会前に髙木三四郎を襲撃し、第1750代アイアンマンヘビーメタル級王者となったリアラがベルトを手に登場。長谷川も鳥喰も「いつ獲ったの?」の反応。HIMAWARIがロングヘアを鞭にして攻撃。リアラが出てくると長谷川にパラダイスロックからHIMAWARIとサンドイッチの低空ドロップキック。エプロンでシャンパンを飲ませようとするも長谷川が抵抗して逆にリアラに飲ませるとリングに戻して腹部にニードロップ。鳥喰が出てきて長谷川とサンドイッチ・ドロップキック。鳥喰がワキ固め。バック宙ドロップキックから串刺し攻撃を狙う鳥喰にリアラがカウンターのドロップキック。替わったHIMAWARIがショルダーアタックで続く。お姫様落としは鳥喰が踏ん張って縦アームホイップ。長谷川が出てきてダイビング・クロスボディーへ。HIMAWARIもカウンターのお姫様落としを決めて5分経過。リアラが出てきて低空ドロップキック。フットスタンプからカバーもカウント2。長谷川も低空クロスボディーでやり返してマフラーホールド。リアラは延髄斬りで解除してコーナー登り、追ってきた長谷川にタランチュラ。ダイビング・フットスタンプは長谷川がかわしてクロスチョップからマフラーホールド。これはHIMAWARIがカット。連係は鳥喰が分断に入る。リアラが長谷川にエルボーを叩き込んでフェースバスター。走り込んだリアラを長谷川がかわしてドロップキック。長谷川はマフラーホールドで捕獲し、リアラはたまらずギブアップ。これでアイアンマン王座が長谷川に移動。夢のシングル王座を手にした長谷川は王者として卒業試合に立つことになる。

    【試合後のコメント】
    2人 イェーイ!
    長谷川 アイアンマンのベルト、獲りました!
    鳥喰 やったー!
    長谷川 ということは次、私引退の試合なんですけど獲られなければ、入場でシングルのベルトを持って入場できます! ありがとう!
    鳥喰 勝ててよかった!
    長谷川 でもこれはシングルのベルトだけどタッグで協力してもらって獲ったものだから2人のベルトというイメージもあって。だから一緒に巻いている気分でいます。
    鳥喰 泣いちゃう。
    長谷川 これを背負って私は引退して。
    鳥喰 もうちょい頑張りません?
    長谷川(苦笑)家に引きこもる。1751代目なんですけど、ここで終わらようと思ってます。
    鳥喰 寂しい。
    長谷川 最後のタッグだった。
    鳥喰 最後のタッグだったから本当に勝ちたくて。
    長谷川 でも形に残ったね! 形が残りましたのでこれを守り切りたいと思います。
    鳥喰 守ってください。ベルト1個だから頑張って守ってください。

    ――引退の3日前に念願のシングルのベルトを獲れましたが。
    長谷川 私、リアラさんが獲ったこと知らなくて。入場で見せつけてきて「え!?」みたいな。ビックリしたけど勝てたからよかった。初のシングルベルト、ずっと欲しいと思っていたので。これで願いは叶いました。最後まで守り切りたいと思います。

    リアラ まずは東京女子プロレス参戦ありがとうございました。
    HIMAWARI 久しぶりでしたね。去年の3月ぶりでした。
    リアラ そうですよ。1年以上ぶりで、またHIMA姉と。
    HIMAWARI 組めて楽しかったですね。
    リアラ タッグ再来、ありがとうございました。そしてよっぴ、リアラは正直にさみしいよ! でも引退のセミ? ラストの一個前にリアラを選んでくれてありがとうございます! 東京女子の皆さんもありがとうございます。さみしいですけどよっぴの魂はリアラが受け継いでいこうと思います。
    HIMAWARI さっきベルトを獲られたばかりなのに?
    リアラ 本当だよ! 私、さっき王者で初めてのベルトだったんですよ。だからベルトの付け方もわからなくて! だから入場もてこずって。一瞬の王者だったんですけど、ありがとうございました。HIMA姉さんとのタッグも楽しかったです。ありがとうございました。
  • セミファイナル 20分1本勝負

  • 6人タッグマッチ

    9分34秒

    ヴィーナスDDT→片エビ固め

  • メインイベント 20分1本勝負

  • 白昼夢はさすまた片手に登場。試合前にミサヲがマイクを手にすると「神聖な前哨戦なのになんか凶器を入場から持ち込んでませんでした? そんな卑怯なことしないですよね」と白昼夢のさすまたにクレーム。未詩が「しない」と誓ったことでいったんは収束したかに思えたが、試合中にリカが中島に首絞め。さらにミサヲがリカ、止めに入ったもか、未詩、荒井にスプレー攻撃と雲行きが怪しくなり、さらに中島がトペ・スイシーダで飛ぼうとしたところでリカがさすまたを持ち出す。リカがさすまたで中島を捕獲しようとするも中島が抵抗。リカがその反動で手を離すと中島が押され、さらにその背後にいた木曽レフェリーが巻き込まれてダウン。ノーレフェリー状態となり、リング内ではリカがさすまたを肩に担いでグルグル回り、敵味方関係なくなぎ倒す。中島もさすまたを持ち込むとリング内でチャンバラ。これを中島が制すも未詩がさすまたを奪い、中島をコーナーで捕獲。これにリカがさすまたで加勢し、コーナーからさすまたでのデッドリードライブで投げていく。その後、もかが捕まる展開。もかも正拳突きからボディースラムで投げると荒井が出てきてドロップキック。ミサヲは荒井のビッグブーツを止めてスプレー攻撃。鈴芽が出てくると串刺しドロップキック。ここから荒井がタッチワークに翻弄されるも中島の619をかわしてボディースラムで叩きつけ、替わった未詩がショルダーアタック。カナディアン・バックブリーカーは中島が抜け出してドロップキック。これを未詩がバッティングハンマーで迎撃し、走り込む未詩に中島がライダーキック。ロープに向かって走る中島。追ってきた未詩をエプロンから足を払い、さらにリング内へシルバーブレットを投下。鈴芽vsもかの局面では鈴芽がセカンドロープを踏み切ってのフェースクラッシャー。コーナーに登る鈴芽をもかが捕まえて正拳突きからボディースラム。羅生門狙いは鈴芽が丸め込みでかわして低空リング・ア・ベル。もかがカウンターのティルトスラム。戦況は瑞希vs荒井に。荒井がビッグブーツ連打。ドロップキックは瑞希がかわしてフットスタンプからすり抜け式ドロップキック。ダイビング・クロスボディーはカウント2。瑞希は荒井の足封じとばかりに右足をセカンドロープに引っ掛けてフットスタンプ。荒井もフルネルソンで抵抗も瑞希がカサドーラで切り返す。向かった瑞希に荒井がカウンターのビッグブーツ。リカは出てきてドラゴンバックブリーカー。ドラゴンスリーパーは享楽共鳴がカットも蹴散らされてしまう。リカは未詩の肩口から高角度のダイビング・ヒップドロップ。ミサイルヒップは瑞希がかわして投げ捨てキューティースペシャル。このカバーは荒井がカット。その荒井を鈴芽が排除。もかも場外に落とすと、出てきた未詩を見てコーナーに登るが落とされてしまう。その未詩に中島がウラカンホイップ狙い。踏ん張る未詩の背中にミサヲがニーアタック。その勢いで中島が未詩を投げ飛ばす。ミサヲが中島にブサイクへのヒザ蹴り、同時に中島がトペ・スイシーダを発射。リング内では瑞希がリカにダイビング・フットスタンプを狙うも荒井がカットに入って雪崩式フルネルソンバスター。ここで替わった荒井がFinally狙い。ブロックされるやショート新人賞。正調のFinallyは瑞希がかわして駆け上がり式フットスタンプ。瑞希がタッチを求めるも荒井が足を掴んで阻止。15分経過。キューティースペシャル狙いがもかがカット。もかが瑞希に鴻臚館狙いも、これを瑞希がかわす。その一瞬の隙を荒井が見逃さずFinally。これで3カウントが入った。
  • エンディング

  • 大田区前哨戦で荒井が瑞希から初勝利!「本当に自分でもビックリなんですけど、夢じゃない」

  • 試合後、荒井がマイクを取る。荒井「チャレンジャーチームが勝ちましたー! 勝ったー! やりました! すごいですよね? みなさん、見ましたか! 私は瑞希さんに挑戦するんですけど、もちろん今まで一度も勝てたことがなかったけど今日初めてここで瑞希さんに勝つことができました! ずっとタイトルマッチってベルト持っている人に勝ったことがないと挑戦できないのかなって思っちゃうところがあって、自分ももっと頑張らなきゃという気持ちに押されてしまったことはあるんですけど、今日改めて瑞希さんに自分が勝ったことで大田区でも自分がベルトを持つ景色がもっと鮮明になったので、この勢いで荒井優希、ベルトを獲りたいと思います! 頑張ります! え~白昼夢さん」リカ「白昼夢もいけそうです!」未詩「いけそうです!」リカ「新宿FACEもあるので、みんなそれも来るようにね! 全部来てください、夏休みのスタンプラリーだと思って」未詩「ラジオ体操みたいな」リカ「そうそう。来てください。お願いします!」もか「私もこのままいけそうです。私は日本での前哨戦は今日これで終わり。でもアメリカはあるので、このままアメリカも大田区まで突っ走っていきたいと思います」荒井「というわけで本日の東京女子プロレスを楽しんでいただけましたか? ありがとうございます! 大田区も来てくれますか? 今日はYouTubeで配信があるということなんですけど、YouTubeの皆さんも大田区来てくれますか? 来てくれますよね! ありがとうございます! というわけで東京女子プロレスもみんな揃って最高の状態で大田区にいきたいと思いますので応援よろしくお願いします! ありがとうございました!」

    【試合後のコメント】
    荒井 今日は前哨戦だらけの前哨戦、チャレンジャーチームが勝ちました!
    リカ すごいよ。まさかのみずぴょんから勝つなんて。
    荒井 本当に自分でもビックリなんですけど、夢じゃないということで、しっかり自信に変えて大田区まで突っ走っていきたいなと思いますし。今日も課題はあったと思うので、新宿でもアメリカでも瑞希さんと闘うので、もっともっと自信を確実のものに変えていけるように頑張ります!
    もか チャレンジャーチームで勝つことができて、力がみなぎりました。私は日本での前哨戦がこれで終わりなんですけど、アメリカでも前哨戦で鈴芽さんと闘いますし、大田区までに自分が100%の状態に持っていけるように、突っ走っていきたいと思います。
    リカ やっぱり夏は白昼夢なんですよ。
    未詩 はい、夏ですから。白昼夢です。
    リカ 毎年毎年のサマプリは我々、何かしらのタイトルマッチをしてきましたよ。
    未詩 確かに。夏の女たち。
    リカ 夏女なので、このままタッグでも数年ぶりのチャンピオンになって、さすまた広めて。
    未詩 そうですね。さすまたを世界に。
    リカ 届けたい! この素晴らしさを。
    未詩 そうですね。
    リカ あとまだ修行も残っているんです。
    未詩 え!?
    リカ 修行にいってきます!
    未詩 もう忘れたかと思った!
    リカ 修行にいきますよ! 修行にいってそのまま大田区にいくんで、みんな期待しててください!


    ミサヲ 大田区前の前哨戦だったんですけど、負けてしまったんですけど、あっちの手の内を出し尽くさせた気がするので次はというか、もう絶対に負けないという自信が逆に出てきました。
    中島 新宿FACEでは絶対に享楽共鳴が白昼夢から前哨戦を取ります。日本国内ラストの前哨戦、私たちにも奥の手があるんでね。見とけよって感じです。
    ミサヲ 待っとけよって感じですね。
    中島 待っとけよ!
    鈴芽 今日もかとぶつかれたのはもちろん、チャンピオンチームとしてこの中で闘えたのが自分の中で絶対価値のある瞬間だったので。負けたけどこの試合をメチャメチャ糧にして、アメリカも乗り越えて、大田区でこのベルトを絶対守ろうと思います。
    瑞希 大田区で私たち守る側じゃないですか。同じ思いを持ってリングに立ったんですけど…だからこそ勝ちたかったし、取られちゃいけなかったし。プリプリのチャンピオンとして勝って締めたかったけど、それができなかったというのが、このメンバーで勝てなかったというのがすごい悔しいし。でも、大丈夫です。またこの4人で組めるようにスイッチずっと入っているので、ここから取り返していきたいと思います。
    中島 俺たちは強いんで大丈夫だ!
    ミサヲ 大丈夫だ!

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