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ゴールデン板橋デート

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日時2019年5月5日
会場東京・板橋グリーンホール
観衆202人(満員)
  • オープニング

  • 今年のプリンセスカップは5・25北沢〜7・7両国KFC! アプガプロレスが今日も「アッパーチョップ!」

  • まずは難波小百合リングアナから5・25北沢大会から開幕する「東京プリンセスカップ」に関して、6月の新木場3大会へ経て、7・7両国KFC大会で決勝戦をおこなうことと、出場選手は近日発表されることをアナウンスされた。続いてアップアップガールズ(プロレス)が『アッパーチョップ!』を披露してからオープニングコール。
  • オープニングマッチ 15分一本勝負

    • LOSE

      舞海魅星

    VS

    VS

    6分57秒

    片エビ固め

    ※ヴィーナスDDT
  • ゴーテンサン後楽園でデビューした舞海は、2戦目にして初のシングルマッチ。グラウンドでの首の取り合いからショルダータックルでのぶつかり合いに。打ち勝った舞海だが、ユキもすぐにショルダータックルでなぎ倒す。舞海の串刺し攻撃をかわしたユキはスリーパー。強引に脱出した舞海はスクープスラムで叩き付けると、ショルダータックルから串刺しラリアット。逆エビ固めを決めさせなかったユキは、カウンターエルボーからセントーン。コーナーに登ったユキをフライングメイヤーで投げ落とした舞海はドロップキック。今度こそ逆エビ固めを決めた舞海だが、ロープに逃れたユキはジャンピングショルダーからサイドスープレックス。そしてヴィーナスDDT(リバースDDT)で仕留めた。
  • 第二試合 15分一本勝負

  • VS

    • WIN

      まなせゆうな

    VS

    7分42秒

    片エビ固め

    ※鈴木ダイナミック
  • ヘッドロックの応酬からショルダータックルでのぶつかり合いに。なぎ倒したまなせはサッカーボールキック。さらにヘアーホイップから串刺し攻撃を狙ったが、これを蹴りで迎撃した真弥はショルダータックルから逆エビ固めへ。しかし脚力ではね返したまなせは、サッカーボールキックから馬乗りフォール。真弥もボディスラムを狙うが、持ち上げさせないまなせは串刺しビッグブーツ。かわして丸め込んだ真弥はエルボーで向かっていく。敢えて受け止めたまなせは重たいエルボーを一発お返し。なおもエルボーで向かっていった真弥は、何とかランニングエルボーでなぎ倒すと、スパインバスターから逆片エビ固め。どうにかロープの逃れたまなせはビッグブーツを返すと、鈴木ダイナミックで勝利。試合後、真弥を蹴り飛ばし、髪の毛を掴んで睨み付けたまなせに、場内からはどよめきが起こった。
  • 第三試合 20分一本勝負

  • VS

    VS

    9分32秒

    片エビ固め

    ※ダイビング・フットスタンプ
  • こどもの日らしく新聞紙で作った兜を被って入場してきたはるな&YUMI&うなぎ組。まずは坂崎とうなぎがヘッドロックの応酬。そこから坂崎がヘッドシザースに捕らえると、うなぎはラサスイミングスクールはいっ!。バックを取ったはるなの足を踏んづけた瑞希。そこにらくが出て来ると、YUMIとうなぎが飛び込んでくるが、マジラビが二人も寝かせてらくとの三人でおやすみエクスプレス。うなぎもらくの顔面を踏み付け、YUMIが串刺しエルボー。そしてはるながコードブレイカーを決めると、三人でらくを捕まえ兜を被ってポーズ。らくもはるなに水平チョップを返して坂崎にタッチ。はるなは引っ掻き攻撃、ココナッツクラッシュ、ジャンピング・ネックブリーカー。YUMIもショルダータックルからフロントキック。だが、フルネルソンバスターをブレーンバスターで切り返した坂崎は瑞希にタッチ。そこにうなぎがショルダータックルで突っ込んでいくが、拙者、蒲焼き者で喉。をかわした瑞希は低空ドロップキック。さらにダイビング・クロスボディー。しかしうなぎがボディスラムで叩き付けると、YUMIがフロントキック、はるながネックブリーカー。今度こそうなぎは拙者、蒲焼き者で喉。を投下したが、瑞希もフェースロックで捕獲。うなぎはそのまま抱え上げてマットに叩き付けると、大ふへん固め。らくがカットすると、坂崎がスライディング・ラリアット。そこに瑞希がダイビング・フットスタンプを投下して3カウント。
  • 第四試合 20分一本勝負

    • 天満のどか

    • LOSE

      小橋マリカ

    VS

    • WIN

      万喜なつみ

    • 乃蒼ヒカリ

    VS

    8分44秒

    バックラッシュ

  • 優宇を加えた三人で「未来少女」と呼ばれたのどかとマリカの同期タッグ。まずはのどかと万喜が腕の取り合いを展開。万喜の真似をして前転から切り返してみせたのどかだが、万喜は側転から再び切り返す。続いてマリカがヒカリのドロップキックをかわして、逆にドロップキック。マシンガンチョップからのどかと一緒にバカチンガーエルボーを投下。愛してま〜すチョップをブロックしたヒカリは万喜とトレイン攻撃。さらに肩を組んでのダブル串刺しドロップキック。マリカもショルダーネックブリーカーからのドロップキックを返してのどかにタッチ。ショルダータックルからジャンピング・ボディプレスを投下したのどかは、突進してきたヒカリの足元にマッケンローを叩き込むとランニング・クロスボディー。ヒカリもカウンターでコブラツイストを決めると、串刺しドロップキック。万喜がダイビング・クロスボディーから逆打ちを狙うが、のどかが踏ん張ると丸め込みにスイッチ。キックアウトしたのどかはフォールアウェイスラムで投げてタッチ。ドロップキックからレッグドロップを落としたマリカは駆け上がり式ブルドッキング。ヒカリがカットすると、のどかがヒカリを場外へ。マリカはコーナー二段目からダイビング・レッグドロップ。万喜がかわすとヒカリが戻ってきて、パンデブーはサンドイッチ・ドロップキック。続くダブルのアルゼンチン・コースターはのどかがカット。マリカはフロントネックロックに捉えるが、そのまま立ち上がった万喜はコーナーに叩き付けて脱出。そこにヒカリが串刺しドロップキック。パンデブーは今度こそダブルのアルゼンチン・コースターを決めると、万喜がバックラッシュでマリカから勝利。
  • 第五試合 15分一本勝負

    • LOSE

      白川未奈

    VS

    VS

    8分3秒

    伊藤スペシャル

  • 新テーマ曲を自ら歌いながら入場した伊藤。握手をもY止めた白川に対し、素直に応じた伊藤。ショルダータックルでなぎ倒した伊藤は、早くも世界一可愛いナックルを狙うが、股下をくぐって阻止した白川は逆にコーナーに登ると、掟破りの「世界一セクシーなのは〜?」「未奈ちゃーん!」「ありがとー!」ナックル。さらにフェースロックで小顔矯正するが、伊藤もカニ挟みで倒すと掟破りの「チャンス〜」からロメロスペシャルにトライ。だが、吊り上げられず後頭部を強打。怒った伊藤はその怒りを白川にぶつけると、今度こそ世界一可愛いナックル。白川もフライング・クロスチョップを返すと、串刺しバックエルボーからの低空ドロップキック。そして「チャンス〜」からのロメロスペシャル。フォアアームをヘッドバットで迎撃した伊藤は、倒れ込み式ヘッドバットを連発。逆エビ固めで追い込んだ伊藤は、伊藤スペシャルを狙うが、丸め込みで切り返した白川は逆逆エビ固めへ。ロープに逃れた伊藤はヘッドバットから一本足頭突き。これをブロックした白川は裏拳からインプラントDDTを狙う。しかし突き飛ばしてボディへのヘッドバットをお見舞いした伊藤は、エグイ角度の伊藤スペシャルでタップを奪った。

    勝った伊藤はコーナーに登って絶叫。白川はそんな伊藤に中指を突き立てるが、伊藤はその指を掴んで捻り上げると、逆に中指を突き立てた。
  • セミファイナル 20分一本勝負

  • VS

    • 沙希様

    • WIN

    VS

    12分13秒

    リベラ・メ

  • リカが「ハイパミ出てこい!」と操を指名。操がこれに応じて、まずはヘッドロック。ロープに振ったリカはドロップキック。操もカニ挟みからストンプを投下。ここでぽむがタッチを要求。リカがタッチすると美軍からは沙希様が出て来る。ビビったぽむはリカにタッチしようとするが、リカは「しっかりしろ!」とエルボーで気合い注入。しかし沙希様はビッグブーツで吹っ飛ばすと、腕を取って捻りあげる。ぽむもカウンターエルボーを返すが、場外から操が足をすくって倒し、場外に出して杖攻撃。リングに戻されたぽむに、なおも杖でチョーク攻撃を見舞った操は、ロープ越しのアームブリーカー。すると沙希様が一輪の薔薇で殴打してからサッカーボールキック。ぽむもビッグブーツをかわしてラフォーレ原宿を狙うが、沙希様はガラ空きのボディを蹴り飛ばして阻止。操はなおもぽむの左腕を攻めていくが、ぽむはカウンターのスネキックからラフォーレ原宿を決めてリカにタッチ。沙希様の蹴りをかわして丸め込んだリカは、ランニングヒップから足4の字固め。苦悶の表情を浮かべながらもロープに逃れた沙希様だが、串刺しビッグブーツを返すとミドルキック。「来い!」と胸を突き出して受け止めたリカは蹴りをキャッチしてドラゴンスクリュー。スリーパーで捕まえた沙希様は、操とトレイン攻撃。さらに操がジャンピングニーを連打。リカもエルボーで向かっていき、操の足にしがみつく。振り払った操だが、リカはドラゴンバックブリーカーを決めてぽむにタッチ。スネキックを連打するぽむだが、ぽむ・ど・じゃすてぃすをかわした操はリベラ・メ。リカがカットしてヒップアタックからのツイスト・オブ・フェイト。ぽむもぽむ・ど・じゃすてぃすを投下したが、沙希様が入ってきて蹴り。リカにもハイキックから変形極楽固めを極めると、その間に操がぽみを再びリベラ・メに捉えてタップを奪った。
  • 甲田代表が5・12大阪でのタッグタイトルマッチを提案するも、沙希様はパリで法事あるのでプリンセスカップ期間中でのタイトル戦を要求!

  • マイクを持った操は「風が優しいところに雑草が蔓延る! もう弱い奴は相手にしたくないんですよ。眼中にないんですよ! 沙希様、ワタシたちが目指すものを新世界に必要なもの。そうですよね?」と叫ぶと、沙希様は本部席の甲田代表に向かって「ワタクシがこの間のお後楽園で言ったわよね。ワタクシはアクセサリーとして、あのおベルトとあの純白の子をワタシのコレクションにするって! それなのに今日、これはどういうこと?」と言い放つ。甲田代表は今日の板橋大会でタッグタイトルマッチだと思わなかったので、5・12大阪大会でのタイトルマッチを提案。しかし沙希様はその日パリで法事があるので無理だという。さらにプリンセスカップに出場しないので、その期間中にタイトルマッチを組めと要求。即答せずにごねる甲田代表に向かって「おだまり!」と一喝した沙希様はこれからプライベートジェットで北海道に行って、おジンギスカンを食べると言って去っていった。
  • メインイベント 20分一本勝負

  • VS

    VS

    11分8秒

    片エビ固め

    ※レイネラ・スプラッシュ
  • 明日の札幌大会でおこなわれる二大タイトルマッチのダブル前哨戦。山下はSHINEのベルトを腰に、中島はプリプリのベルトたすき掛けにして入場。中島とロサ、山下とケイが睨み合う中、戸惑う上福だが、ケイとロサが奇襲攻撃を仕掛けると上福も未詩を攻撃。ロサがトリッキーな動きで中島を翻弄し、レッグクラッチホールド。中島もエビ固めで切り返すが、ドロップキックをかわしたロサは首4の字固め。未詩が入ってきて首4の字に捉えると、そこから数珠つなぎに。最後にケイが全員まとめて逆エビ固め。中島の尻尾を掴んだロサは謝れと要求。「ごめんなさい」と謝る中島だが、ロサは股間に顔面を押し付ける。中島もドロップキックを返して未詩にタッチ。バッティングハンマーを連打した未詩だが、背後からケイが蹴っていく。ケイは山下に見せつけるように重たいチョップを叩き込むと、未詩の顔面を踏み付ける。上福も逆水平チョップからフェイマサーを狙うが、かわした未詩はショルダータックルでなぎ倒して山下にタッチ。二段蹴りからソバット、ラリアットで上福を追い込んでいった山下だが、上福も串刺しドロップキックを返してロサにタッチ。ハイキックをブチ込んだロサだが、山下もジャーマンで投げ捨ててハイキックをお返し。エルボーの打ち合いで打ち勝ったロサは前蹴りで吹っ飛ばす。続いて中島とロサが丸め込みの応酬。そこから中島がウラカンホイップからの619を決めるが、ロサもDDTの体勢からそのままシットダウン。サンダードライバーを辛くも逃れた中島は、ダイビング・ライダーキック。未詩がコーナースプラッシュからショルダータックルでなぎ倒す。さらにカナディアン・バックブリーカーで抱え上げた未詩だが、ケイが入ってきてフロントキックで吹っ飛ばす。中島も飛び込んでくるが、ロサがデスバレーボム。そのロサに未詩がレーザービームからベアハッグ・バックブリーカー。だが、カナディアンを脱出したロサはレイネラ・スプラッシュを決めて3カウント。
  • 「ワタシたち札幌、絶対に防衛しよう! 二人でメガダブルチャンプズでしょ!」(中島)

  • 試合後、中島とロサ、山下とケイが再び睨み合い。余裕の表情で引き上げるロサとケイ。中島も尻尾を振って挑発すると、「舐めるなー! クッソ……ワタシは大怪獣です! そしてアイツはSHINEのメガチャンプです! ワタシたち札幌、絶対に防衛しよう! 二人でメガダブルチャンプズでしょ! このまま札幌で防衛して東京に二本のベルトを持ち帰って、メガダブルチャンプ二人でこれからの東京女子を引っ張っていきます! 絶対勝つぞ、エイエイオー!」と叫んで、板橋大会を締めた。

    【試合後のコメント】
    中島 楽しい選手ですね、ロサは。最後に受けた技、名前は分かんないですけど、あれが効きましたね。力もあるしスピードもあるし、一枚ずつは私が劣ってるのかな。いやどうだろ、小回りがきくからスピードは私のほうがギリ勝ってるかもしれない。いや(ロサは)ナメてますね。私は大怪獣ですよ。ロサはアメリカ人? メキシコ系ですかね。向こうの人はゴジラは知ってるけどガメラは知らないんですよ、きっと。日本にはガメラっていう凄い怪獣がいることをあいつは知らないんですよ。札幌では私はガメラです。彼女の知らないものを私は持ってます。絶対に防衛します!
    ——チャンピオンとして上がるリングはどうでしたか。
    中島 なんか変な気持ちですね。今日、山下が隣にいたから、かなり頼ってる部分はあったと思いますよ、自分が引っ張るというよりかは。これから、自分しだいだなって感じですね。
    ——北海道でガメラというと「ガメラ2」ですが。
    中島 そう、大橋(明)さんが中に入ってましたね(笑)。尊敬するスーツアクターの大橋さんが入ってたんですよ。勝たなきゃ(笑)。


    ロサ 明日に向けて、もう準備はできてる。チャンピオンのリトル・カイジュウはスピードもハートもある選手だけど、まったく問題ないかな。
    ——サイズの違いは感じましたか?
    ロサ 自分のパワーが出しやすい相手。明日はやりやすい試合になると思う。


    山下 アリシン・ケイは見てわかるようにデカいです、本当に。私もちっちゃくはないですけど、背も高いですし脚の長さも違うので。打撃戦になるとポジションが取りにくい部分があります。けど強い相手とやれるのは楽しいし、日本に追いかけてくるくらいですから強い気持ちでくるでしょうし、それは今日の試合でもあらためて分かりました。明日、しっかり防衛して、このSHINEのベルトは私が盛り上げていきたいと思います。

    ——相手が対策を練ってきている感じは?
    山下 それはあんまりなかったんですけど、アリシンも打撃を使うのと、あとはパワーですね。パワーが凄いので、自分もニューヨークでの試合を思い出しつつ、しっかり勝ちたいなと。
    ——チャンピオンになった中島選手とのタッグはどんな感触でしたか。
    山下 自分が今まで持ってたベルトを中島が巻いてるっていうのは自分の中で新鮮で。あらためて「負けたんだな」っていうのも感じました。でも頼もしい部分もあったので。組むのは凄く楽しいですね。
    ——初の東京女子での試合はいかがでしたか。
    ケイ 6年ぶりの日本で、とても嬉しいです。明日、山下とシングルができるのが楽しみ。たぶん今日の6人タッグとは違うものになるはず。
    ——山下選手の蹴りやサブミッションへの対策は?
    ケイ 以前からレスリングや柔術、MMAのトレーニングはしてるので、前回みたいな結果にはならないと思ってます。

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