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YES! WONDERLAND 2019~チャンスはそこにある~

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日時2019年5月3日
会場東京・後楽園ホール
観衆1110人(超満員)
  • オープニング

  • トキヲイキル、アプガプロレス ミニライブ

  • 試合開始前、リングアナ・難波小百合による前説からスタート。諸注意、告知に続いて伊藤麻希が所属するユニット・トキヲイキルが、伊藤の入場曲でもある『セツナイロ』ミニライブ。さらにアップアップガールズ(プロレス)が『アッパーキック!』を披露し、「東京女子プロレス、スタート!」。
  • オープニングマッチ 20分一本勝負

  • VS

    • WIN

      まなせゆうな

    • 白川未奈

    • うなぎひまわり

    VS

    9分30秒

    片エビ固め

    ※鈴木ダイナミック
  • 先発は白川と真弥。うなぎはぽむのヘッドシザースを倒立で脱出しポーズ。さらにロープに固定し、まなせと「格差社会」。そこへ後ろから白川がドロップキック。うなぎははるなをあやしつつボディにキック。踏みつけも。レッッグドロップはカウント2。ロープに振ってのボディスラムで白川にタッチ。白川は「チャンス~!」からはるなにロメロスペシャル。ドロップキックはカウント2。エルボーの打ち合いからはるながランニングネックブリーカードロップ。真弥は白川にバックエルボー。白川はフライングクロスチョップを返す。まなせにタッチしてサッカーボールキック。ボディスラムはカウント2で返す真弥。しかしエルボーの打ち合いはまなせ優勢。ロープに走っての一撃を返すと、真弥はぽむにタッチ。ぽむはラフォーレ原宿を決めるとコーナーのまなせにスネ蹴りを連発。ロープに振ってのスネ蹴りも。はるながコードブレーカー、真弥がタックルでアシストし、ぽむがぽむ・ど・じゃすてぃす。ぽむの追撃はうなぎがカット、まなせと胸で挟み込むと「令和最初のパイ祭り」としてダブルでオパイェ。最後はまなせが鈴木ダイナミックでぽむから3カウント。
  • 第二試合 30分一本勝負

  • 舞海魅星デビュー戦

    • YUMI

    • LOSE

      舞海魅星

    VS

    VS

    9分58秒

    片エビ固め

    ※キルスイッチ
  • デビュー戦の魅星が入場すると大量の紙テープ。リアルジャパンプロレス・佐山聡氏(初代タイガーマスク)が激励賞を贈呈。ユキと魅星の先発で試合スタート。のどかはYUMIに身長差を見せ付けられるもヘッドロックで絞り上げていく。YUMIは足を踏みつけて脱出するが、のどかがショルダータックル。YUMIはブーツを返し魅星にタッチ。爆シスがダブルでショルダータックル。のどかは魅星にストンピング、変形首4の字。ユキはコーナーでバックエルボー2連発。未来はフォアアームを返すが、ユキはボディスラム。ロープリバウンドを使ってボディスラムで投げた魅星はYUMIにタッチ。YUMIはドロップキック2連発からコーナーに走り込んでバックエルボー。フルネルソンバスターはユキがディエンスしセントーン。ブルドッギングヘッドロックも決まる。コーナーからはダイビングショルダータックル。YUMIはリバーススープレックスを返し魅星にタッチ。のどかとタックル合戦を展開し、テイクダウンすると串刺しラリアットも。バックドロップはのどかがディフェンスしWARスペシャルへ。魅星はふりほどくが連携でのクロスボディを食らってしまう。しかしカウントは2。さらにのどかはエルボー連打。ここで魅星がドロップキック、バックドロップ。これはユキがカット。さらにユキはYUMIにサイドスープレックス。のどかはカウンターでフォールアウェイスラム。逆転のラリアットを狙った魅星だが、のどかはそれを切り返してキルスイッチで3カウント。

    【試合後のコメント】
    魅星 皆さんありがとうございました。試合は負けてしまったので、いろいろ反省点が見つかったので、そこを直して絶対ベルトを巻けるように頑張っていきます。今日の試合は悔しくないです! なので次、闘う時は絶対勝ちます。
    ――佐山先生が見ている中での試合だったが。
    魅星 とでも素晴らしい方で自分の目標でもあるので、佐山さんに見ていただけたのはとでも嬉しいですけど今日のような試合はまだまだ全然ダメなので、次、自分が試合を見ていただく機会があれば、最後は笑顔で勝っているところを見ていただければいいなと思います。
    ――東京女子の中でどういうレスラーになりたい?
    魅星 自分は結構、ほかの人よりもパワーには自信があるので、そこを活かして強さの象徴となれればいいかなと。
    ――悔しくないということだが、その涙は?
    魅星 悔しくないです、はい。自分の闘いを見ていただければ、この涙をわかっていただけるんじゃないかと思います。
    ――得意技はラリアット?
    魅星 そうですね。力を見せてやろうと。
    ――名前は?
    魅星 まだないです。
  • 第三試合 30分一本勝負

    • WIN

      サンダー・ロサ

    VS

    VS

    6分44秒

    エビ固め

    ※レイネラ・スプラッシュ
  • 試合前からとにかくセクシーさで張り合う両者。リストロックもセクシーに。上福はレッグロックからグラビアポーズ。セコンドにはまなせと白川。ロサは自分の股間に上福の顔面を叩きつけるとコーナーでヒップアタック。さらに「セクシーチョップ」と逆水平。上福はおおきく振りかぶってサミング。髪を掴まれると上福は激怒。これにロサは「ダマレブス!」。上福は逆水平からドロップキック。コーナーに登ったロサにもドロップキックをヒットさせる。ブーツはロサがかわしてラリアット。ロープにもたれた上福にはドロップキック。バックブリーカーを丸め込みで切り返した上福はフェイマサー。しかしロサがロープを掴む。ブレーンバスターはロサが阻止し、レイネラ・スプラッシュを決めフォール勝ち。勝ったロサは石黒レフェリーを捕まえて勝利のダンス。
  • 第四試合 30分一本勝負

  • VS

    • WIN

      才木玲佳

    • 小橋マリカ

    VS

    10分2秒

    片エビ固め

    ※ジャックハマー
  • マリカと里歩の先発。里歩がドロップキックで先制してらくにタッチ。倒れているマリカにさっそく2人でおやすみエクスプレス。マリカはコーナーへドロップキック、マシンガンチョップ。才木とダブルでバカチンガーエルボー。才木はサッカーボールキック。マリカはレッグドロップ2連発。ハーフボストンクラブから愛してますチョップ。フォールはらくが首固めで切り返氏エルボーも。里歩は619、ダイビング・クロスボディ。十字架固めはカウント2。マリカはドロップキックを返して才木にタッチ。里歩を強烈なタックルで吹っ飛ばすがロープに振ろうとするところをらくがカット。さらに脳天チョップも。それでも才木はリープフロッグからのドロップキック、里歩はカサドーラからのフットスタンプ。らくが入って脳天チョップ、水平チョップ、スリーパー。才木は担ぎ上げるが、それでもらくが絞め続ける。才木は投げで脱出するとサッカーボールキック。再度のタワーブリッジへ。カットに入った里歩にPKを決めるとらくにはバックドロップ。しかしらくは里歩のアシストからMaxとき。ダイビング脳天チョップも決まる。マリカには里歩がジャンピングニー。トップロープに上がったらくを捕まえて才木がタワーブリッジ。カウンターでラリアットも。さらに狙いを定めてシャイニングウィザード。これを2で返したらくだが、最後はジャックハマーでピン。
  • 第五試合 30分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ

    VS

    • WIN

      アジャ・コング

    VS

    10分47秒

    体固め

    ※垂直落下式ブレーンバスター
  • 伊藤は新入場曲を歌いながらリングへ。試合前の握手はアジャが拒否。「伊藤の目を見ろ!」と言われると髪を掴むアジャ。ここでゴング。コーナーに頭を打ち付けられると自ら打ち付け、アジャにも返して世界一可愛いナックル。まったく相手にしないアジャ。逆水平を叩き込むと「ナメんじゃねえ」。ダウンした伊藤に乗って全体重を浴びせていく。エルボーを返す伊藤だがアジャの一発でダウン。ボディスラムからエルボードロップは伊藤がカウント1で返す。アジャはチンロック、羽根折り固め、ボディシザースと攻め込む。倒れた伊藤の股間にも蹴り。サッカーボールキックも。コーナーへの攻撃はかわしてエルボー。ここで世界一可愛いナックル。しかし最後の一発はアジャが許さず。ボディへのパントキックから場外に叩き出すと客席へ投げ捨てる。さらにイスで一発。リングでは一斗缶を持ち出すと脳天に一撃。オタッケビを上げて立ち上がった伊藤だがもう一発。3発目でダウンした伊藤にアジャが頭突き。これを耐えて伊藤も頭突き。フライング・ビッグヘッドも。しかしアジャはカウント1で返す。叫びながらのスリーパーで追い込む伊藤だが、アジャは持ち上げて倒れこみ、伊藤をマットに叩き付ける。髪を掴んでのラリアットはカウント2。伊藤は中指を突き立て叫ぶがアジャは非情の張り手。そこから垂直落下式ブレーンバスターを完ぺきに決めてフォール勝ち。試合後はアジャが伊藤にまたがり中指。
  • 完敗の伊藤、小顔整形での80万円の借金を告白

  • 完敗の伊藤は号泣しながらもマイク。「伊藤はそれでもね! この負けはただの伏線なんで! 絶対回収するんで! 伊藤は令和を代表するレスラーになるから! 絶対負けないから!」。立ち上がると観客に「もうちょっとほしい?」。あらためて「人生ってハードだなって思った。なんでかっていうと、伊藤ね、小顔整形したの、80万かけて。でもみんな分かってくれなくて。アジャ・コングより顔が大きいって…。伊藤、借金まみれだけど幸せになる。伊藤は令和を引っ張るレスラーになる! お前らも連休明け、電車に飛び込むなよ! 死にたくなったら80万の借金がある伊藤を見に来い!」そして「世界一可愛いのは?」、「伊藤ちゃん!」からのウルトラソウル締めで退場。

    【試合後のコメント】
    伊藤 里村明衣子と同じぐらい悔しかった。でも今日まで伊藤、ずっとワクワクしてて。令和になったということで平成を引っ張ってきたレスラーはもうそろそろ引退するだろうから、これからは伊藤たちが引っ張るっていう意味で令和を引っ張るレスラーになるって令和が終わるまでずっと言い続けます。負けたけどね。でも絶対伏線は回収するんで。
    ――試合後には整形して80万円の借金を告白したが、それだけの覚悟があったと。
    伊藤 世界一かわいい身として、今のかわいさに納得してなくて。もっとかわいくなりたいと思っているから。これ見ている整形の病院があれば、モニターでもなんでもするから伊藤に声を掛けてもらえれば実験台になるから。次、鼻入れたいんだよ。低いから。鼻を入れて目を二重にして肌をきれいにしたい。そのへんでいいのありましたらぜひお声がけください。
    ――今回はどの部分の整形?
    伊藤 今回はフェイスラインをきれいにして。エラの筋肉がすごく発達してたから、その筋肉を弱める手術とここ(フェイスライン** **)の脂肪をメチャメチャ取りました。たぶん70万ぐらいかかっているんですよね。エラで10万ぐらい。もっとかわいくなるから。頑張るから。
    ――事務所は知っている?
    伊藤 あ、言ってない。言ってなかった。今日の試合で事務所の人は全員知ると思う。ごめん。でもやっちゃったものは仕方ない。ドンマイ。顔デカいアイドルでもう売らないから。まだデカいけど。ヤバくない? 80万かけて顔デカいのヤバくない? 朝のほうが小さかったんだぜ? 伊藤一回死んでやり直したんだけど、頑張る。生きる。だからみんな頑張ろうね。


    アジャ ケンカ売ってきた根性だけは認めてやるけど、それ以外はね。どうにもこうにもでしょ。最後のあれぐらいできるんだったら、もうちょっと試合中になんとかしろって思うけど。まだまだ。こっちの甘さが出たかな。あんだけしゃべくりまくれるだけの余力が残っちゃったわけでしょ。もうちょっとコテンパンにしてもよかったんだけど、そこまでのものでもねえかなって。どんなもんかわかんないからさ。ちょいちょい絡んでくるけどヤツの試合も見たことがないし。中途半端な感じで面白おかしくやっている人なのかなとしか思ってなかったからさ。そこの部分に関しては彼女なりに本気でやっているとわかったからね。片手間で中途半端にやっているわけでもなく、がっつりプロレスをやっているんだと思ったし。この世の中なんて千差万別いろいろいるんだからいいとは思いますよ。アプローチの仕方はいいとは思うけど、あの状況下でリングで私に向かってきても到底勝てるわけない。だからもし次、やることないと思うけど、万が一やることがあれば、次は勝つ気のあるところを見せてください。ケンカ売ってきてどこまで本気かと思ったけど、彼女なりの本気だったんだろうけど、おもしろおかしくやると思ったら、あんまりにも茶化しすぎて舐めんなよという気持ちで。令和の時代になっても大人になりきれないですね、私。だからああいうことされればイラっとくる。イラつかせることに関しては天才的だなと思うけど、ただイラつかせたら終わりだよね。だってイラつかせたところで、あの時点で終わっているからさ。そこからどうしていくかを今後見せてくださいよと。まあ、小顔整形したところで私の顔の小ささには敵わないよね。これ何にもしてない。自前ですからね。顔の大きさで言えば私のほうがアイドル級ですからね。テレビ業界で生きている長さで言っても、アイドルとしてはこっちのほうが素質は上だしね。すべての意味においてね。だからヤツに負ける要素は一つもないよ。やっぱりアイドル業界からプロレス業界に最初は中途半端というか嫌々だった部分もあるかもしれないけど、プロレスラーになってこの業界で生きていくんだ、食っていくんだ、やっていくんだというハングリーさをちょっとだけ、1ミリもないかなあ…それぐらいは感じたから。普通の人って技術があっても結果が伴わないことがあって、ここ(ハート)はすげえあると思うけど、技術が伴ってないから、そこをどうにかしないと正直ぶっ壊されるぞと。次もあの伊藤だったらぶっ壊すよ。まだ今日はやさしかった。平成30年駆け抜けて令和の時代になっても、まだ続けていこうと思っているので、そこにはいろんな人たちが現れてくると思うので、自分の中の一つのいい経験にはなったと思うけど、あとはもういいかな(苦笑)。
  • 第六試合 30分一本勝負

  • VS

    • 沙希様

    • WIN

    VS

    11分47秒

    片エビ固め

    ※ヴァニタス
  • 試合前、リカがマイクを取り「後楽園ホールにお集まりの大きいちびっこたち、こんにちわ~! ホワイトドラゴン・辰巳リカと」、「アップアップガールズ(プロレス)、渡辺未詩のおでましだ~!」。リカはハイパーミサヲのポスターを取り出すと「早く目を覚まして! お前はハイパーミサヲだろうが!」とアピール。そこに美軍が襲いかかってゴング。操はパミのポスターを破り捨てる。ショルダータックルを決めた未詩はリカとダブルでバッティング式ダブルハンマーからよっしゃいくぞエルボーも2人で。しかし追撃は沙希様がカット。沙希様は結び目固めを決め、その上に座り込むとキックも一閃。レフェリーのブラインドをついての薔薇攻撃はリカが阻止するも、さらに隙をついて沙希様が薔薇で一撃。操はアームロックで攻め込んでいく。沙希様はサッカーボールキック。未詩はショルダータックルを返すがタッチはできず。それでも沙希様に反撃してようやくタッチ。リカは沙希様にヒップアタック。ミサイルヒップもヒット。沙希様は下から腕十字。さらに三角絞めもリカが押さえ込み、低空ドロップキック、ドラゴンスクリュー。ヒップアタックも当てるが沙希様はミドルを返す。操は未詩に張り手。ここで未詩がエルボー連打からショルダータックル。カナディアンバックブリーカーも決まる。操はレインメーカー式ニーリフト。未詩はレーザービーム。リカが入ってヒザにドロップキック。ドラスクからヒップアタック。ドラゴンバックブリーカーからスリーパー、ドラゴンスリーパー。胴絞め式で完ぺきに決まるが沙希様がカット。未詩は沙希様にしがみつき、そこへリカがドラスク。ドラゴン式ツイスト・オブ・フェイトからミサイルヒップは操がかわし、チキンウィングフェースロック。ここで沙希様が入ってブーツ。未詩も排除するとエプロンPK。リングでは操がニーアッパーからディエス・イレ。これを2で返すリカ。操は雄叫びをあげるとヴァニタス(リバース・タイガードライバー)を決め、これで3カウント。

    【試合後のコメント】
    リカ こんなはずじゃなくて、ハイパーミサヲをヒーローに戻すために闘ったんですけど…。冷たいというか過去は振り返らないで進んでいるなと感じてしまいました。でもまだ私は諦めません! まだ心のどこかにハイパーミサヲが眠っていると思うので、絶対私が救い出したいです! 救い出します!
    未詩 たくさん沙希様と当たる部分があって、そのたびに沙希様さん自身でも周りの皆さんも美しいって言っていらっしゃるんですけど、人を馬鹿にすることは美しくないって言ってて、それを雑草と言われたけど、それを逆手に根性を見せてやっていこうと思って、それを証明したくて闘ってきて。操さんも弱い部分をなくしたくて美軍にいかれたんですけど、そういうのも昔のハイパーミサヲさんのほうが美しかったんじゃないかなって思って挑んでいったので。今回の試合で心から証明できましたとは言えないけど、まだこれでも何度負けても立ち上がるという部分をたくさん努力して今後は証明したいと思います。
  • セミファイナル 30分一本勝負

  • TOKYOプリンセスタッグ選手権試合

    • 万喜なつみ

    • LOSE

      乃蒼ヒカリ

    VS

    VS

    13分11秒

    片エビ固め

    ※マジカル魔法少女スプラッシュ。第4代王者組が6度目の防衛に成功。
  • ゴング前に襲いかかったマジラビだがぱんでぶーが迎撃。ドロップキック連発。マジラビも連携攻撃を返していく。場外に落とすと同時にコーナーからダイブ。リングではヒカリのエルボーから万喜がダイビング・クロスボディを瑞希に2連発。さらにエルボー連打、ヘアホイップ、サードロープへのドロップキック。リング中央でキャメルクラッチも。そこにヒカリが走り込んでドロップキック。カサドーラもディフェンスする万喜。瑞希はカウンターでクロスボディを決めタッチ。坂崎がダイビングテーズプレス、フランケンシュタイナー、スライディングラリアット。万喜はトラースキック。坂崎はブレーンバスター。タッチしたヒカリがドロップキックを瑞希に連発。ミサイルキックもヒット。瑞希もカウンターでドロップキックを返すとバッククラッカー。背後からのドロップキック。ダイビングフットスタンプと連続攻撃。2で返したヒカリはダイビングクロスボディをかわしてグラウンドコブラ。万喜は坂崎を排除すると、ヒカリはローリングクレイドルへ。しかし裏投げを瑞希がディフェンス。坂崎が瑞希を担いでヒカリの上に投げ捨てる合体攻撃。二人同時のカニ挟み、串刺しドロップキックからダブルのダイビングクロスボディも決まる。カウント2で返したぱんでぶーはヒカリが坂崎にドロップキック。万喜とサンドイッチ式でもヒット。二人でリフトし、投げ捨てる合体技も。ここでヒカリが裏投げもカバーは瑞希がカット。ヒカリはコーナーへ。だが坂崎が阻止して雪崩式でコンプリートショット。ここでダブルダウンとなる。立ち上がった坂崎はエルボー。ヒカリも返す。坂崎はローリングエルボーもヒカリは回転足折り固め。回転エビ固めの打ち合いの中で万喜のドロップキックも。瑞希がヒカリにキューティースペシャル。坂崎は万喜にマジカルメリーゴーラウンド。最後は坂崎がマジカル魔法少女スプラッシュを決めて3カウント。防衛に成功。
  • 美軍がタッグ王座に挑戦表明! 沙希様は瑞希にも興味を示す!

  • あらためてベルトを巻いたマジラビは涙。「今日で6回目の防衛なんですけど、防衛を重ねるたびにベルトが重くなってきて、なぜか私たち、泣いてます。すいません勝ったのに」と坂崎。「でもパンクブーブーに勝てたのが本当に嬉しいので。今日まだご飯食べてないので、メイン終わったらハンバーグを…」、と、ここで美軍が登場。沙希様が「ハンバーグですって? ほんっとくだらないわ。防衛されたようで、おめでとう」。マジラビは素直に「ありがとうございます」。続けて沙希様が「いいこと、そこのオカメインコの隣の純白のあなた。オカメインコの陰に隠れて力をセーブしてるんじゃなくって? 私の隣に来たら、もっともっと輝けるのをご存知? あなたくらい華麗な方だったら私のコレクションの一部にしてさしあげてもよくってよ? ねえ操さん」。「さようでございます。沙希様のもとにくれば、ジメジメした日々が薔薇色の日々に変わり、髪の毛も綺麗に伸び、調子の悪かったヒザもようございます」(操)。「すばらしいわ操さん。私、あなたを黒く、美しく染めてみたくなったの。いいこと、その純白なあなたとオカメインコの絆であるそのベルト、私が奪って身も心も私のものにしてさしあげてもよくってよ。覚悟しておきなさい」(沙希様)。美軍が退場すると「君(瑞希)がほしいってこと? ダメ! あげない! マジラビは坂崎ユカと瑞希でマジラビだから。二人いなきゃダメ。挑戦するってことだよね? ベルトも瑞希も両方守って。絶対負けないから。気分を害したけど、私たちはハンバーグを食べに行く。みんなもハンバーグ食べようね」ということで「ハンバーグ食べて、ハッピーハッピー!」。

    【試合後のコメント】
    ――何度もあわやの場面もあったが無事防衛できた。
    坂崎 パンクブーブーは思っていた通り変な絆も深まっているみたいで刺激的でした。
    瑞希 ベルトを守ることでマイナスなことを考えるようになってしまって。絶対落としたらいいと思っている人も増えてきたと思うし、そういう中で応援していただいている人もいるけど、応援してない人もいることばかりを考えてしまって。試合をしてみて応援してくれる人もいたし、コーナーを見たら、ユカさんが「大丈夫だよ」という顔してくれていたので。強かったし、タッグチームの力もすごかったんですけど、なんとか守れてホッとしました。
    ――美威獅鬼軍が試合後に現れて、おそらくタイトルへの挑戦表明だと思うが。
    坂崎 瑞希もベルトもあげるわけないんで。何も失いたくないんで。大丈夫です。
    瑞希 私はユカさんといたいと思います。


    ――あわやという場面が何度もあったがベルトを獲ることはできなかった。
    万喜 試合が終わってすぐマジでマジラビをぶっ潰してやるっていう気持ちもあるんですけど、ほんの少しだけリスペクトも見えました。だけど、ウチら全然出せてないんですよ、本当の力を。出せなかったのも実力だけど、でも出した時にはマジラビが持っているベルトを絶対に奪い取ってやろうと思います。
    ヒカリ(涙)正直、勝つつもりでここまでやってきたので悔しいし、自分の不甲斐なさとか力不足なところが悔しいなって。ずっとマジラビが楽しそうに防衛していくところが見てて悔しくて。憧れていた部分もあるんですけど、憧れというか、嫉妬というか素敵なパートナーに恵まれていることが羨ましいなって思っている中で、なつぽいと出会って絶対に勝てるって思ったし。でも今の一人の実力ではマジラビに向かっていけなかったから、なつぽいには感謝しているし、これからも一緒に強くなっていって。今はユカさんのことを憧れって言っていたんですけど、次マジラビのベルトに挑戦する時は嫌いになってもいいのかなって思ったし。ぱんでぶーはマジラビのベルトにしか興味ないので、もっともっと強くなって。それまでほかの挑戦者が来たとしてもどんどん防衛していって、ベルトの価値をあげてもらって、私たちが絶対に奪いたいと思います。


    操 本日の試合で何かが死に、また何かが生まれ、確実に沙希様との新世界に近づいたことを確信いたしました。新世界にいくためには必要なものがありますね。
    沙希様 そうね。私はきれいで美しいものが大好きなの。あの純白の乙女、あの子は美しいわ。私のコレクションの一部にしてもよろしくってよ。そして今日の試合は何も覚えてないわ、操さん。私、あのオカメインコの声を聴くとキンキンキンキン頭痛がしちゃうの。だから、あの純白の乙女を救い出して、私たちの色に染めてしまおうかなと思っておりますわ。
    ――それはタッグ王座に挑戦するということ?
    沙希様 挑戦ですって? 私の前でそういうことを言うんじゃなくってよ。私たちはあくまで挑戦を受ける側なの。それでベルトとあの純白の乙女がついてくるだけよ。失礼しちゃうわ。
    ――オカメインコはいらない?
    沙希様 あんな色のついたのはいらないわ。海外でもどこでもいって欲しいわ。もういいわ! フンッ! 帰るわよ!
  • メインイベント 30分一本勝負

  • TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合

    17分57秒

    ロコモーション式ノーザンライト・スープレックス・ホールド

    ※山下が11度目の防衛に失敗、中島が第6代王者となる。
  • 握手で試合スタート。中島は低い体勢からタックル。テイクダウンに成功するが山下が腕十字を狙う。グラウンドの展開から山下が風車式バックブリーカー。中島はネックロック。山下を場外に落とした中島だがトペ狙いは山下が外して蹴りで迎撃。リングに戻ると山下がサッカーボールキック。投げからもう一発入れるとストンピング、エルボーと打撃で主導権。キッチンシンクからスライディングキックも。タフスローリングフックは中島がロープへ。山下はさらに蹴り続けると、またもサッカーボールキックを連打。エルボーを返した中島だが山下はヒザ、ミドル。中島はカウンターのライダーキックで山下を場外に落とすとトペに成功。しかし鉄柱攻撃は山下。中島はフランケンシュタイナーで山下を鉄柱にぶつけていく。リングに戻った中島はダブルアームDDT。ネックロックからマットに叩き付けると、さらにグラウンドで首を固めていく。山下は抱え上げてヒザに落とし、そのままバックドロップ。背後からのブーツも。中島のライダーキックから619は2段式。2で返した山下にリバースチキンウィング。山下は担ぎ上げて回転、投げ捨てると蹴りを放つ。エルボーの打ち合いで食らいついた中島に、山下はハイキック。倒れた中島だがトップロープの山下に雪崩式フランケン。前のめりに倒れる山下。しかしダイビングセントーンは山下が剣山。蹴りで吹っ飛ばすと串刺しニー。AAは中島が着地してリバースチキンウィングから無人在来線固め。足までガッチリ抱え込む。中島のフランケンを持ち上げた山下はそのままAA。これはカウント2。バックスピンキックをかわして中島がノーザンライト。投げられながら切り返した山下がスリーパー。さらに投げっぱなしジャーマン、ハイキック。ぶっこぬきジャーマンはカウント2。バズソーキックからのクラッシュ・ラビットヒートは中島がかわしてジャックナイフ固め。山下はバックスピンキックを当ててもう一度走りこむが、中島が必死でしがみつくとDDT。そこからノーザンライト・スープレックスを決め、そのまま回転してもう一度ノーザンライト。これでついにフィニッシュ。中島が初戴冠。
  • エンディング

  • 新王者に早速サンダー・ロサが挑戦表明! 5・6札幌でタイトルマッチ!

  • ベルトを手にした中島は「やっと山下に勝てた。お前が全力で殺しに来てくれたことが誇りだと思ってるありがとう」と握手。「山下実優は最高のエースです。でも今このベルトは私のものになりました。実は全然、ベルトが懐いてる感じはしないんですけど、これからいっぱい防衛して、私の真のベルトにしてみせます」。ここでサンダー・ロサがリングイン。「小さい怪獣さん、おめでとう。ところで私、月曜まで日本にいるのよね。私が札幌で挑戦したら面白くない? 世界最高峰のレスラー相手にチャンピオンシップ、やらせてあげてもよくてよ。小さい怪獣だかモンスターだか知らないけど」と挑戦要求。ロサの「リトル・カイジュー」という発言は理解した中島は「ビッグ・カイジューだ!」と言い返し「いいよ、やってやるよ! 札幌で初防衛戦をするらしいです。真のチャンピオンになるために、これから勝ち進みたいと思います。私が一番上で、東京女子をもっと大きくしていきたいんです。今日、こんなにお客さんが来てくれたのはみんなの力。これからも私たちにはあなたの力が必要です。これからも応援してください! ありがとうございました!」と大会を締めた。

    【試合後のコメント】
    中島 (涙)今日勝つことができましたが、私の中ではやっと山下に勝てたという気持ちです。ベルトがこんなに重いとは思ってなかったし、タイトルマッチっていろんな重さがあるなと改めて実感して、11回防衛している山下に対しても今まで以上の気持ちが生まれたし、今度は山下が築いてきたものを超えなきゃいけないと思うんです。アイツは最強のエースだったから、今度は私が、エースって感じじゃないんですけど、私なりのチャンピオンになっていこうと思ってます。
    ――試合の前のVTRで「天才の前では努力は無意味だと結論が出てる」と言ってましたが。
    中島 人より練習している気持ちはあったし、天性のものは山下には敵わないかなと思っているんですけど、無駄だからこそ、やるだけやらないとダメだと思っているから、その卑屈さが私の原動力なんですよ、きっと。
    ――月曜日はサンダー・ロサ選手とのタイトルマッチです。
    中島 全然言ってることがわかんなかったんですけど、マンデー、チャンピオンシップって言ってて、けなされたのはわかったんですけど、私が日本の大怪獣だということを半分骸骨にわからせてやろうと思ってます。
    ――今日の勝因は?
    中島 結局、今日もかなり食らってしまって。前回思ったのが「これは死ぬ気でいくしかない」という開き直りにつながって。今日はこのあとどうなってもいいぐらいは思ってます。
    ――序盤は動きが硬いように見えたが、タイトルマッチならではの難しさはあった?
    中島 やっぱり得意分野とか選手の色があると思うんですけど、山下のようなタイプが苦手だと思うんです。ポケモンで言ったら炎タイプで草だったり、ということですよ(苦笑)。今日勝てましたが、自分がちょっとだけ強かったのかな。これからもたぶん山下みたいなスーパーポジティブタイプは自分の中で一生苦手だと思うんですが、それは自分なりの勝ち方をしていければいいのかなと思います。
    ――デビューしてシングル王座は初めてだが、どういうチャンピオンになりたい?
    中島 どっしり構えるのは無理だと思う。私が入りたての東京女子はみんなが主役になれると思ってたんですよ。今はデビュー1年経たない子がいたり、5年やっている子がいたり、実力差が出てきている。下の子たちはアンダーカードが当たり前だと思っているんですね。私たちの時はメインじゃないのが悔しかったから、そのフラットさが戻ってくればいいのかなと思います。そのためには後輩たちにもっと頑張ってもらわないといけないというのはあるんですけど、たぶん私のほうが山下より怖くないので(苦笑)、もうちょっと頑張ればいけるかなという感じで。もう気持ち頑張ってもらえれば景色が変わると思うんですよ。そんな感じでこれを目指して頑張って欲しいです。
    ――どんどん狙ってきて欲しい?
    中島 でも中途半端な感じで狙いにきて欲しくはないです。ちょっと頑張れば勝てると思えば、ちょっと頑張れるじゃないですか。そんな感じで来てほしいです。


    山下 私は全力を出し切りました。その結果、中島に負けました。それは自分がまだまだだったという部分で悔しいなというのがるんですけど、(涙)もちろん全力でぶっ飛ばしにいきましたけど、中島に負けて、中島が目の前でベルトを巻いている姿を見て、本当におかしいんですけど、おめでとうという気持ちもあって。でも負けたことも悔しくて。今回の中島を超えて11度目の防衛ができていたら自分の中でもっと大きくなっていたと思いますけど、そんなにうまくはいかないので。でも私の片手にはSHINEのベルトがあるので、このベルトのチャンピオンとして責任はしっかり背負って5月6日、アリシン・ケイとの試合は全力で闘いにいきたいなと思ってます。今日もたくさんの人が見にきてくれて、どんどん人が増えてうれしいです。これからももっともっと頑張って、東京女子プロレスを盛り上げていきます。今日は負けたので自分で反省会をやります。
    ――前哨戦と比べて変化はあった?
    山下 やられてた分の意地もあったし、短いスパンで考えてきてたので、中島の覚悟、強さだと思ったし。ある程度想定した上で自分も挑発していたので、そこに大きく答えてくれて、お互いにぶつかりあえたので、楽しかったです。

    ――新王者・中島の印象は?
    ロサ 見ててハートの強い選手だなと。
    ――「リトル・カイジュー」とバカにしていましたが。
    ロサ そうは言ったけども彼女はモンスターのような強いハードを持っていることはわかっている。だけど、私はAAA、ルチャアンダーグラウンド、SHIMMERといったたくさんの国、いいプロモーションで試合をしてきた。経験値が彼女とは断然違う。確実に私のほうが上です。

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