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フォールツアー'19~BEST REGARDS!~

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日時2019年11月23日
開場東京・新木場1stRING
観衆240人
  • 前説

  • アプガプロレスは今日も「負けたくない」

  • 難波小百合リングアナが観戦上の諸注意をしてからアップアップガールズ(プロレス)を呼び込む。『負けたくない』を披露してからオープニングコール。
  • オープニングマッチ 20分一本勝負

  • VS

    VS

    11分2秒

    片エビ固め

    ※サイドスープレックス
  • ユキがまなせをアームドラッグで投げていくが、まなせもショルダータックルでなぎ倒す。続いて上福が瑞希に目突きをやろうとすると、控えの真弥が「ダメダメ」と制止する。それでも上福は瑞希の目突きをお見舞いしてから真弥にタッチ。「ダメだって言ってるでしょ!」と言いながら瑞希に攻撃していくと、さらに上福がエプロンから瑞希を攻撃。まなせも加わってトレイン攻撃を食らわせると、まなせと上福が二人がかりで踏み付ける。それを見た真弥は二人の髪の毛を引っ張ってどかすと、瑞希に謝ってから突進。当然蹴りで迎撃されてしまい、すかさず魅星がショルダータックルからドロップキック。ユキが串刺しエルボーから逆片エビ固めで追い込むと、瑞希がフェースクラッシャーからフットスタンプ。さらにロープに叩き付けてから低空ドロップキックを背後から発射。真弥もカウンターエルボーを返すとボディスアム。タッチを受けた上福が逆水平チョップ、ビッグビーツから「真弥の分!」とドロップキック。ブレーンバスターを狙った上福を首固めで丸め込んだ瑞希はドロップキックからカサドーラで丸め込むとフットスタンプ。まなせと魅星がショルダータックルでぶつかり合うと、打ち勝ったまなせがサッカーボールキック。さらにショートレンジラリアットでなぎ倒したまなせだが、魅星もショルダータックルでなぎ倒してユキにタッチ。セントーンをかわしたまなせはビッグブーツをブチ込んで真弥にタッチ。エルボードロップを落とした真弥はスパインバスターを狙ったが、背後に回ったユキは愛と炎のフルネルソンに捉える。上福がカットしたが、魅星がラリアットで上福を吹っ飛ばす。その魅星にまなせがラリアット。さらにまなせは瑞希とユキをぶつけるが、ユキが両足を抱えたところに瑞希がダイビング・フットスタンプ。ユキはショルダーブロックで真弥を吹っ飛ばすと、ブルドッキングヘッドロック。そしてリフトして溜めをつくってからのサイドスープレックスで投げて3カウント。
  • 第二試合 20分一本勝負

  • 1vs2ハンディキャップマッチ

    6分48秒

    エビ固め

    ※アティテュード・アジャストメント
  • 山下がリングインして決めポーズをしたところに奇襲攻撃を仕掛けるかのように詰め寄ったぽむとはるなだが、寸前でストップ。握手をしたあとも再び詰め寄ったぽむとはるなだが、またも寸前でストップ。心理的に山下を揺さぶっていくが、山下は先発のはるなを相手コーナーに投げつけると、ぽむに「来い」と挑発。ぽむが向かっていくが、山下がニーリフトをブチ込むとぽむはタッチをしようとする。しかし、はるなもタッチを拒否。山下は走り込んだところを足をすくって倒したぽむ。すかさずはるながエプロンから引っ掻き攻撃。さらにぽむが山下に馬乗りになり、尻にでんでん太鼓。怒った山下ははるなをフロントネックで捕まえるが、股下をくぐって脱出したはるなはタッチ。ぽむがラフォーレ原宿で投げると、はるなが山下をグルグルを回してぽむにタッチ。山下が目を回したところを再びぽむがラフォーレ原宿で投げると、はるなは炎のコマ。山下の腕を取ったぽむはアームドラッグで投げていくが、山下も蹴りで反撃。かなり目が回っている様子の山下に、はるなが馬乗りになって引っ掻いてからスリーパー。だが、脱出した山下はサッカーボールキックからコブラクラッチに捉えると、そのまま投げて袈裟固め。ぽむがカットに入ろうとしたが、山下に睨まれて思わず怯む。それでも意を決してカットしたぽむは、スネ蹴りをお見舞い。だが、山下もキチンシンクを返す。そこを丸め込んでいったはるなは、ぽむのスネ蹴り → 逆さ押さえ込み。さらにぽむのぽむ・ど・じゃすてぃすをかわした山下をはるなが丸め込み。それでもキックアウトした山下は、コードブレイカーを狙ったはるなを肩口に担ぎ上げる。ぽむはスネ蹴りを見舞っていくが、我慢した山下は蹴りでぽむを倒すと、その上にはるなをアティテュード・アジャストメントで叩き付けて3カウント。
  • 第三試合 15分一本勝負

  • VS

    • WIN

    VS

    6分21秒

    リベラ・メ

  • 鈴芽からロックアップしても突き飛ばす操。髪の毛を掴んで引き倒した操は踏み付けていく。さらにチョーク攻撃を見舞っていくが、鈴芽もアームドラッグからドロップキックを返す。しかし操はエプロンからロープ越しのアームブリーカーで鈴芽の左腕を痛めつけると、徹底した左腕殺し。それでもエルボーで何とか向かっていった鈴芽は、背後に回ってスリーパー。振り解いた操だが、鈴芽はドロップキックからコーナーへ。だが、下からエルボーをブチ込んだ操はデッドリードライブからチキンウイングフェースロック。どうにか脱出した鈴芽は串刺しエルボーからフェースクラッシャー。さらにダイビング・クロスボディーを決めるが、操は張り手。それでも何とか丸め込んでいく鈴芽だが、操はキングスレイヤーからリベラ・メでギブアップを奪った。
  • 第四試合 20分一本勝負

    • WIN

      乃蒼ヒカリ

    • 白川未奈

    VS

    VS

    11分47秒

    片エビ固め

    ※裏投げ
  • 伊藤と白川のチャンピオン対決で始まると、まずは白川がヘッドロック。さらにショルダータックルでなぎ倒すが、伊藤は「痛くねえ」とうそぶく。伊藤のショルダータックルで倒れない白川に対し、伊藤は絶叫でダウンさせるとらくにタッチ。二人で白川を踏み付けてから伊藤が倒れ込み式ヘッドバット。さらにらくが倒れ込み式ヘッドバットからのおやすみエクスプレス。だが、白川もらくの足をすくって倒すと「チャンス〜」からのロメロスペシャル。ヒカリがらくをコーナーに叩き付けてから踏み付けるとドロップキック。さらに白川と二人で「チャンス〜」と叫んでから、サンドイッチ低空ドロップキック。白川がブロンコバスターを決めるが、らくもボディスラムを返すと伊藤にタッチ。人間魚雷から世界一可愛いナックルを見舞った伊藤は、倒れ込み式ヘッドバットからヘッドバット。しかしキャッチした白川はドロップキック。かわした伊藤は白川の腰に倒れ込み式ヘッドバットを投下すると、ヘッドバットからDDTを狙う。だが、白川はうまく逃れてフライング・クロスチョップ。ヒカリがドロップキックの連打からローリングクレイドル。さらに背後から飛び付いて後方回転エビ固めを狙ったが、伊藤はさらに反転して逆エビ固めに捉える。ロープにエスケープしようとしたヒカリだが、伊藤がリング中央まで引き戻すと、さすがに白川がカット。丸め込んでいったヒカリは、続けてコブラからのファイナルカット。ここで伊藤がタッチすると、らくがブレーンチョップを連打。ヒカリもコブラを狙ったが、らくは首固めで丸め込む。キックアウトしたヒカリだが、らくはフェースクラッシャー。白川がカットすると、伊藤も入ってきて飛び付きDDT。ここでらくがMaxときからダイビング・ブレーンチョップ。カウント2で返したヒカリはコブラツイストに捕らえるが、らくはスリーパーで切り返す。胴絞め式から転がってリング中央に戻すが、そこからうまく脱出したヒカリは強引に裏投げで投げて3カウント。
  • ヒカリがIP王座への挑戦表明! 王者・伊藤は“晴れ舞台”イッテンヨン後楽園での防衛戦を指定!

  • 勝ったヒカリはマイクを持つと「おい伊藤麻希! そのベルトに挑戦させろ!」とインターナショナル・プリンセス王座への挑戦表明。伊藤は「甘ったれてるんじゃねぇぞ、おめぇ。先月オマエと伊藤がシングルマッチして、オマエが負けてるだろうが! しかもオマエの手で自ら負けただろうが! ギブアップしてるのはテメーだろうが! 何がベルト欲しいだ、甘ったれてるんじゃねぇぞ」と正論をぶつける。しかしヒカリは「ワタシはなつぽいが後楽園でベルトを獲ったとき、すぐにでも挑戦しようと思った! でも正直、その時は自分に自信がなくて挑戦出来なかった。でも今は違う! なつぽいが復帰する前にワタシがそのベルトを巻いて、なつぽいが復帰したときなつぽいとタイトルマッチがしたい! だからそのベルトをワタシにください!」と欠場中のパートナーである万喜なつみへの思いをぶつける。すると伊藤は「ああ、いいよ。やってやるけど……まあ、伊藤がこのベルトを巻いて初めての挑戦者がテメーなんだよ。だからよ、晴れ舞台でいこうぜ。1月4日かな。1月4日、後楽園で待ってるよ!」と、1週間前にナイトシェイド相手に初防衛はしたのだが、日本人相手の防衛戦ははじめてだからということか、イッテンヨン後楽園を指名。ヒカリから握手を求めるが、伊藤は中指を立てて引き上げていく。ヒカリは「ワタシはこのベルトに挑戦するのは初めてなんですけど、このベルトには思い入れというか、悔しい思いとかたくさん抱えてきたベルトだからこそ、この晴れ舞台を提供してくれた伊藤さんを1月4日、絶対にぶっ潰したいと思います!」。


    【試合後のコメント】
    伊藤 ナイトシェイドのことを忘れていたよ、ワタシは! 先週、防衛したばかりでした! 初めての挑戦者は乃蒼ヒカリではなく、ナイトシェイドでした! 本当にスミマセンでした。でもね、合っていると言えば合っている。なぜならばナイトシェイドからこのベルトを防衛して、初めての挑戦者が乃蒼ヒカリだから。だからワタシはその初めての挑戦者に相応しく、イッテンヨンっていう晴れ舞台でやってやとうかなって。……あー、もうホント死にたくなってきた。何か最近そういうのが多いんだよね。ケアレスミス。……頑張っていこう! うん。
    ーー挑戦者に名乗りをあげたヒカリ選手には、伊藤選手がおっしゃる通り勝っていますが、挑戦者としての資格は?
    伊藤 別に誰でもいいんですよ。来る者拒まずなんで。理由も別に何でもいいんです。ただ……あー、万喜なつみがすべてになっているところは好きじゃない! 乃蒼ヒカリ単体で来てほしいかな。万喜なつみがどうとかじゃなくてね。でもたぶん伊藤と闘っていたら、そのうち分かると思う。たぶん単体で来ると思うけどね。
    ーー伊藤選手としては今度のイッテンヨンはチャンピオンとして迎えるが。
    伊藤 本当だよ! また初めてじゃないか! 初めてのチャンピオンとしてのイッテンヨン後楽園だよ! 初めてばっかりじゃん。伊藤、一生忘れないよ、この思い出たち。最近ハマってるの、初めてネタ。
    ーー忘れてましたよね?
    伊藤 うん、ナイトシェイドのこと忘れていたけど(苦笑)。
    ーー次は後楽園で初めて防衛すると。
    伊藤 そう! で、乃蒼ヒカリから防衛したら、乃蒼ヒカリから防衛した初めてのベルトだから。だから初めての挑戦者を伊藤は受けて立とうと思う。
    ーーそれは毎試合そうなのでは?
    伊藤 毎試合そうよ! 毎試合新しい気持ちで挑むのが伊藤麻希だから! レスラーとしてね、やっぱり己の満足せず常に新しい気持ちでいかないと。


    ヒカリ やっぱり今日までいろんなベルトが動いてきて、いつどこでベルトが動くとか分からないんだなって思って。その中でも今回狙うベルトは、自分は今回初めて狙うシングルのベルトだったりするんですけど。もちろんタッグには何度も挑戦して、手が届かない部分はあったんですけど、今回のシングルのベルトは自分でまだ手にしたことも挑戦したこともない中で、すごい悔しい思いをたくさん見てきたというか……パートナーであるなつぽいがベルトを失った時が本当に悔しくて。あの日、勝ってたらワタシ挑戦しようと思っていたんですよ。でもやっぱりいつベルトが離れて行くか分からないし、だからこそ今ケガして一生懸命頑張っているなつぽいを見て、ワタシもぱんでぶーの乃蒼ヒカリじゃなくて、乃蒼ヒカリがぱんでぶーを引っ張っていくぐらいの感じでシングルのベルトに挑戦したいなと思って。やっぱりなつぽいがチャンピオンの時に挑戦したかったっていう気持ちがいまだにあるからこそ、この欠場している期間でワタシはここまで大きくなったぞっていう証にベルトが欲しくて。そのワタシが持っているベルトを、なつぽいが復帰した時に欲しいなって思ってくれたらいいなと思って、今回挑戦させていただきました。
    ーー例えばチームで二つベルトを持つとかも考えますか?
    ヒカリ そうですね。やっぱり……このシングルのベルトを持つのもぱんでぶーを大きくしたいっていうひとつの思いがあって。ずっとずっとなつぽいに縋っていた部分があるので、そういう部分では復帰した時に自分が(IPの)ベルトを持って、タッグのベルトにも挑戦出来たらなと思っています。
  • セミファイナル 20分一本勝負

  • VS

    • 沙希様

    VS

    10分23秒

    無効試合

  • ゴングと同時に低空ドロップキックを放ったリカだが、かわした沙希様はヘッドロック。ヘッドロックを切り返したリカだが、脱出した沙希様はニードロップ。かわしたリカは低空ドロップキックから「あー、よっしゃいくぞー!」。だが、エルボードロップをかわした沙希様はミドルキック。かわしたリカはヒザへの低空ドロップキックからレッグロック。このヒザ攻撃で沙希様は左ヒザを傷め、動きが鈍る。すかさず襲いかかるリカだが、沙希様はカッターでなぎ倒すとサッカーボールキック。続く薔薇攻撃をガットショットで防いだリカは、薔薇を奪い取って逆に沙希様を殴打。怒った沙希様は蹴りからジャンピングミドル。さらに串刺しフロントキックからブレーンバスター。アカデミー賞をキャッチしたリカはドラゴンスクリューで投げるが、沙希様は下から三角絞めで捕獲。どうにかロープに逃れたリカは、沙希様のビッグブーツをかわしてエプロンに出ると、ロープ越しのドラゴンスクリューから鉄柱に沙希様の左足を巻き付けての低空ドロップキック。ここでセコンドの操がリカに手を出すが、リカもエルボーで応戦。沙希様はエプロンからPKを放つが、かわして操に誤爆させたリカは逆にエプロンからミサイルヒップを発射。沙希様をリングに戻したリカは足4の字固め。長い腕を活かしてロープに逃れた沙希様だが、リカはコーナーへ。ここでまたも操がエプロンに上がって足止め。すかさず沙希様がデッドリードライブで投げるが、リカはヒップアタックを返す。だが、沙希様がかわして木曽レフェリーに誤爆。レフェリー不在の無法地帯になると、美軍はリカに連携攻撃。それでも操がレフェリーを戻そうとしている隙に、リカが沙希様にドラゴンスリーパー。操が戻ってきてカットするが、操のジャンピングニーをリカがかわして沙希様に誤爆させる。操は動揺しながらリカに殴りかかるが、リカも馬乗りになって殴り返す。木曽レフェリーが戻ってきて操を出そうとするが、感情的になったリカはなおも操に殴りかかっていき、止めようとする木曽レフェリーも突き飛ばす。ここで無効試合を告げるゴングが鳴らされ、セコンド陣が両者を分ける。

    すると沙希様が「おやめなさい! 操さん、あなたワタクシの顔に何をしてくれているわけ? いい加減にしなさい! あなたたちバカ二人にワタクシ構っていられないわ。もう知らないわ。勝手になさい」と吐き捨てて退場。操が「沙希様、誤解なんです! 確かにワタシは冷静さを欠いていたかもしれない。だけど沙希様に誓った言葉本物。もういい。1vs1でオマエの首を獲って沙希様に……」と言い出すと、リカは遮るように「うるさい! 言い訳がましいのはどっちだよ! すぐにでもやろうよ、1vs1で! 待って! ワタシ、いいこと思いついたから次の横浜大会で決着つけようよ。もう決定で!」と、11・30横浜大会での一騎打ちを決定する。操は「望むところだよ。どこでやってもオマエが負けるのは確実。オマエに時間を費やすのはこれが最後だから」と言って、握手を求めたリカの手を払いのけた。リカは「次こそラストチャンスだと思うので、絶対にハイパミを取り戻すので観に来てください」と言い放った。
  • お試愛を汚された沙希様は憤慨! 操がリカに一騎打ちを要求すると、「いいこと思いついた」というリカは11・30横浜大会を指定!

  • すると沙希様が「おやめなさい! 操さん、あなたワタクシの顔に何してくれたわけ? ホントいい加減にしなさい! あなたひとつのものを見過ぎて、周りが見えなくなっているんじゃなくって? ワタクシが一番嫌いなこと、あなたお分かりよね? ワタクシのお試愛を汚されること。あなたたちバカ二人にワタクシ構っていられないわ。操さん、少し頭を冷やして反省なさい。もう知らないわ。勝手になさい!」と吐き捨てて退場。操が狼狽しながら「沙希様! 沙希様、誤解なんです! 確かにワタシは冷静さを欠いていたかもしれない。だけど沙希様に誓った覚悟は本物。言葉で言っても伝わらないかもしれないからもういい。1vs1でオマエの首を獲って沙希様に示して、美しさは強さ・強さは美しさということを沙希様にもう一度改めて近いを……」と言っていると、リカが割って入り「うるさい! うるさい! ウダウダウダウダ! 言い訳がましいのはどっちだよ! もううるさいよ! 今1vs1で勝負しろって言ったよね? すぐにでもやろうよ、1vs1で! ……あ、でも待って! ワタシ、いいこと思いついたから次の横浜大会で決着つけようよ! 時間をちょうだい。もう決定で!」と、この場での決着ではなく1週間後の横浜大会での決着戦を希望。それを聞いた操は「望むところだよ。どこでやってもオマエが負けるのは確実。オマエに費やす時間、これが最後だから」と言って、握手を求めたリカの手を払いのけた。リカは「スミマセン! でも絶対次こそラストチャンスだと思うので、ハイパーミサヲ取り戻す。絶対にハイパミを取り戻すので観に来てください」。


    【試合後のコメント】
    沙希様 ワタクシ、もうムシャクシャしているわけ、お分かり? ワタクシはね、お試愛ってものを大事にしているわけ! お試愛ってお・試す・愛でお試愛なの! そのお試愛を汚されることが一番ムシャクシャするわ。もういいわ、操さんは相手の白こけしに夢中みたいだから。ホント、こんな失礼なことなくってよ! 二人で好きにしたらいいわ。以上よ!


    操 沙希様のお試愛のお邪魔になるつもりは毛頭なかったんですけど、結果としてああなってしまったことは非常に反省しています。ただ沙希様に誓った強さへの覚悟というのは本物です。その覚悟を改めてあの愚か者を1vs1で倒すことによって、沙希様に示したいと思います。あの愚か者にも何か考えがあるようでしたが、そんなものは関係ないです。いつ来てもワタクシが勝ち、あの者に割く時間は次が最後となります。以上です。


    リカ 今日の結果には納得いってないです全然。ワタシは沙希様を倒して勝利しか目指していなかったので。操が乱入してきて、こんなことになってすぐにでも1vs1でやりたかったんですけど、ワタシはいいことを思いついてしまったのでちょっと時間が欲しいなって思って、次の大会で勝負することにしました。だから次回がめちゃくちゃ楽しみです!
    ーー操選手をハイパーミサヲに戻す秘策を思いついたということですか?
    リカ そうです! こうなることはと言いますか、運命というか決まっていたのかなと思うので、操と1vs1でやること、それ+ワタシが思い描く試合をすればきっと帰ってくるなと思っています。
  • メインイベント 20分一本勝負

  • VS

    VS

    12分6秒

    マルメコミアンズ

  • メキシコ遠征帰りの中島が坂崎と久しぶりにみらクりあんずを結成。のどかが未詩の真似をしてアイドルポーズで入場してきたのに対し、合体テーマ曲で入場したみらクりあんず。まずは中島が未詩を相手にアクロバティックな動きを披露。坂崎がのどかを何度も転がすと、「それは嫌だ」と嫌がる。坂崎を強引にショルダースルーで投げたのどかは無謀にも619にトライするが、ロープにぶつかって吹っ飛ぶ。すかさずみらクりあんずはのどかと未詩を場外に出し、中島のトペから坂崎がプランチャ。のどかをリングに戻した坂崎は口を塞ぎながら腹を叩く拷問から、腹へのレッグドロップを投下。中島が首4の字固めでのどかを追い込むと、坂崎がぶら下がり式首4の字。その横で中島が未詩にぶら下がり式無人在来線固め。のどかも何とかショルダーブロックで坂崎を吹っ飛ばして未詩にタッチ。コーナースプラッシュ、ショルダータックル、ジャイアントスイングで追い込んだ未詩だが、坂崎は足を絡めて倒すとSTF。どうにかロープに逃れた未詩に対し、坂崎はスリーアミーゴを狙ったが、3発目をベアハッグで切り返した未詩。だが、レーザービームを狙った未詩に対し、背後から中島がタッチしてみらクりあんずはダブルのドロップキック。それでも中島にレーザービームを叩き込んだ未詩は、みらクりあんずの二人をまとめてボディスラムで叩き付ける。のどかはランニング・クロスボディーを放つと、ウラカンを狙った中島の回転を止め、シュミット式バックブリーカーからフォールアウェイスラム。だが、ダイビング・ボディプレスを剣山で迎撃した中島はメキシカンストレッチ。しかし未詩が入ってきてその中島をカナディアン・バックブリーカーで担ぎ上げる。坂崎が入ってきてスライディング・ラリアットで未詩を排除すると、のどかにダブルの619を発射。それでものどかは中島をブロックバスターで投げるとWARスペシャル。そこからキル・スイッチを狙ったのどかだが、中島が回避すると坂崎が飛び込んできて回転エビ固め。そこに中島がジャックナイフ式エビ固めで合体するマルメコミアンズで3カウント。

    凱旋試合を勝利で飾った中島に、坂崎が「おかえり」と声をかけると、中島は「すごかったトイレとかトイレとかトイレとか!」とメキシコのトイレの話をしはじめ、坂崎から「第一声がそれ?」と言われてしまう。改めて中島は「向こうで学んだことをこっちの東京女子で存分に活かしたいし、自分の武器にもしたいし、まあみんなが知りたいっていうなら教えてやらんでもないけどな!」と自信に溢れる様子。久しぶりに結成したみらクりあんずだが、合体曲を「泣きそうになった」「エモい」と言い合うと、最後は「みらクり〜あんずだー!」で締めくくった。

    【試合後のコメント】
    中島 ただいまです!
    坂崎 おかえり〜!
    中島 いやあ久しぶりのジャパン、もっと久しぶりのみらクり、すごい楽しかったですぅ。
    坂崎 楽しかったぜぇ。何か前よりも息合っていた気がするなぁ。死線を乗り越えたからか、二人が。
    中島 うん。死線を乗り越えて、さらに体の動く感じとかがお互い分かっている感じがしました。
    坂崎 バッチリ!
    中島 バッチリです。まあ次、いつ組めるか分からんけど。
    坂崎 そうそう。ちょっと人数多いしな。
    ーー中島選手は今日の試合で、メキシコで学んだことを少しは出せましたか。
    中島 そうです! ブカネロさんに学んだことと、向こうの選手からいろいろ盗んだものを今日はちょびっとだけ出したような感じですね。まだまだ学んできたことはたくさんあるので、これからドンドン使っていって自分のものにしていきたいと思います。
    ーー遠征から帰ってきて今後やりたいことは?
    中島 やりたいことは、とにかく鍛えたいし。いま、ベルトはないし(坂崎のほうを見る)。
    坂崎 スミマセン。
    中島 ウフフ……でも手ぶらな自分だからこそ別の形で、団体というかこのマットでアプローチ出来ると思っているので。この自分な形を大事にしてもっともっと上の段階に行きたいと思っています。
    ーーという中島選手のパートナーを務めてみて、メキシコ遠征に行ったものを感じたりしましたか。
    坂崎 そうですね! “ルチャみ”が凄かったので。いいなって(笑)。
    ーー坂崎選手はアメリカが多いですけど、今後は?
    坂崎 そうですね、ワタシの問題ではなくなぜか飛行機問題で行けてなくて(苦笑)。なので、ちょっといつになるか分からないですけど、また必ず行くと思いますので。

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