前説
瑞希が本日付けで東京女子プロレス所属になったことを発表! アプガプロレスはアイドルっぽい自己PRを導入!
難波小百合リングアナが観戦上の諸注意をアナウンスしたあと、大事なお知らせがあるということで瑞希が登場。マイクを持った瑞希は「お話したいことがあります。2017年から専属参戦させていただきましたが、本日付けで東京女子プロレスの所属になります! 今までとも変わらないですけど、これからは東京女子プロレスの一員として、東京女子プロレスのいいところを発信していけたらと思うので、これからもよろしくお願いします!」と発表。瑞希が引き上げようとすると、花道の奥でリカが待ち構えており、瑞希に抱きついて大喜び。その後、アップアップガールズ(プロレス)が登場。アイドルっぽく自己PRをひと言いってから自己紹介をしたアプガプロレスは、『リングの上にも三年〜All Along The Way〜』を披露。そして未詩が「先週のWRESTLE PRINCESSが冷められぬ? さめやれぬ? 冷めやらぬ中、今日も張り切っていきたいと思います」と“未詩節”を炸裂させてからオープニングコール。
オープニングマッチ 20分一本勝負
これが東京女子プロレス初戦となる角田は、以前の猫耳コスチュームではなくパープルのチェック柄コスチュームにイメージチェンジ。先発で出た角田は腕を取りにきた中島にヘッドシザース。うまく抜けた中島はヘッドロックに捕らえるが、角田はロープに飛ばして逃れるとフロントネックロックで捕まえてぽむにタッチ。中島も鈴芽にタッチすると、ぽむが「走れー!」と要求。素直にロープに飛んだ鈴芽はショルダータックルでぽむをなぎ倒す。ぽむもスネ蹴りを返すと、腕を取りコーナーを駆け上がってのアームドラッグ。続いて角田は鈴芽の髪を捻りあげてからヘアーホイップ。さらにストンピングでコーナーに押し込むと、顔面を踏み付ける。さらにキャメルクラッチに捉えたところにぽむが入ってきて、鈴芽にデコピン。ぽむはでんでん太鼓から正面飛び低空ドロップキック。さらにミサイルキックで吹っ飛ばすが、カウントは2。鈴芽もドロップキックを返すと中島にタッチ。ぽむを踏み台にして控えの角田にドロップキックを見舞った中島は、ぽむにもドロップキック。ぽむもスネ蹴りからラフォーレ原宿で投げ飛ばすと、角田にタッチ。ビッグブーツを叩き込んだ角田だが、中島もブルドッキングヘッドロックでコーナーに顔面を叩き付けると、エプロンからロープ越しに飛び付いて回転エビ固め。さらにバックブリーカーからのネックブリーカーを決めるとノーザンの体勢に。これをDDTで切り返した角田だが、中島は強引にウラカンホイップ。代わった鈴芽がドロップキックから串刺しエルボー、フェースクラッシャーと畳みかける。コーナーに登った鈴芽をエプロンからぽむが足止めすると、角田が下からエルボー。さらにデッドリードライブで投げるとトラースキック。カウント2で返した鈴芽は足元に絡みつく。そこに中島が619を見舞うと、鈴芽がダイビング・ボディアタック。ぽむがカットに入ると、鈴芽は三角跳び式のフェースクラッシャー。リングアベルを狙った鈴芽だが、防御した角田は河津落とし。さらにハワイアンスマッシャーを決めて3カウント。東京女子での初戦を自らの勝利で飾った。
【試合後のコメント】
ーー東京女子プロレスの初戦でしたが。
角田 ひとつ自分の目標としては、初戦で勝って存在感を残したいと思っていたので。そこをクリア出来たのはよかったかなと思っているんですけど、何か…正直、不完全燃焼というか。うーん、何だろうなぁ……鈴芽ちゃんはとくに私が東京女子さんに入って一緒に練習させていただいている時間が、一番長いんですよ。まだ(一緒に練習して)数回ですけど。その練習に対する真摯さっていうか、とにかく真面目で。私がここに来て知らなかったことを、鈴芽ちゃんから教わったこともたくさんあって。何か試合をしている中で、彼女のプロレスに対する真面目さとか真摯さとか、ひとつひとつ丁寧なところを試合をしながらとても感じてしまったので。自分がまだまだ粗いところが、自分で気になってしまって。自分のプロレスの粗さがすごい悔しかったなって思っていて。中島さんは対峙出来た時間が短かったので。自分は後輩なのでこんなこと言うのも何ですけど、試合をしているとぐちゃぐちゃモヤモヤしたものばかりが残って、「あー、もう今日は嫌だったな」みたいな試合が正直あるんですよ(苦笑)。もう何か対戦はキツイなって思うこともあって、泣きながら帰ることも今までの経験であるんですけど、何か(中島と)当たってやらせてもらって、不思議な爽快感というか自分の中で初めての感覚ぐらい、中島さんに対しては「ああ、好き」って思ってしまって。また対峙出来たらいいなって思うんですけど……本来だったら「対峙したい」って言うのが正解かもしれないですけど、隣に立ってみたいって思いました。タッグとして中島さんの隣に立たせてほしいなって。** **そう思ったら、横にいれたらもっともっと自分が成長して頑張れるところや、吸収出来るところがあるんじゃないかなってところがすごいあったので。これ、全員言ってもいいんですかね?(苦笑)ぽむちゃんも何か初めてだったので。お互い探り合いでタッグらしいところや連携とかは全然出せなかったので、またお互いのことを知ってまた横に立ちたいなって思いました。
ーー会場や団体の雰囲気は?
角田 正直、こういうご時世でお客様からの声援がまったくない状態なので、自分の試合に対してとか空気感で何が正解かとか、お客さんがどう感じているかっていうのは正直、自分でリングに立っていて感じづらいところではあったんですけど。その(自分の試合の)あと前半を見させていただいていて、リングの中は対峙しているけど、東京女子さんの雰囲気のよさ、仲のよさっていうのをすごい感じるし、お客さんの拍手とか温かい空気を感じたので、私もこれから温かい拍手をもらえるように頑張っていきたいなって、見ていて思いました。
ーー今日からコスチュームを新しくしたが、コンセプトは?
角田 今まで結構ワンショルダーにこだわって、プリーツひらひらでみたいなかわいい感じにしていたんですけど、ここに来て自分の目標として強い自分でありたいっていう気持ちをレザーとかに(表現して)。かわいさ残しつつやれたらいいなと思って(苦笑)、結構イメージチェンジしました。
第二試合 15分一本勝負
8分21秒
キャメルクラッチ式チキンウイング・フェースロック
11・20新宿大会でササダンゴマシンとの対戦が決まっているハイパミは、マイクを要求すると「今日の対戦相手の宮本もか選手、聞くところによると現役女子大生ってことで、4年次でもう週1しか通わなくていいって。それって単位をメチャクチャ取っているってことで優秀の証って聞いたんですけど……素晴らしい! でもなプロレスの世界はそんなに甘くない!」と言い出し、この試合の“必修科目”のハイパーミサヲ概論は1単位しかないが、その単位が取れないと落第と勝手に宣言。腕の取り合いから、もかに握手を求めたハイパミは、もかが応じたところにガットショット。もかも串刺しエルボーを返すが、「待って!」とアピールしたハイパミはまたもマイクを持つと「キミ、この試合の目的を忘れてないか? 必修科目のハイパーミサヲ概論の1単位を取ることだよ! このままでは先生、単位をあげられません!」と言い出す。なので、口述問題を出すのでそれに答えられたら1単位=勝利をあげるという。「大学生活で一番楽しいことは?」という問題に対し、もかは「とくに……強いて言えば友達と話していることが」と答える。そんな自分の青春時代とは正反対な“アオハル”な回答を聞いたハイパミは思わず卒倒。思わず心配して覗き込むもかを丸め込んだハイパミは、「そんな簡単に単位はあげねえ!」と恨み節を叫びながらもかをコーナーに叩き付ける。さらにコブラクラッチで追い込んでいったハイパミは、ハイパーゴッサムクラッシュ。もかもどうにかカウンターエルボーを返すが、ハイパミは猫だましからのクロスボディー。コーナーに登ったハイパミに下からエルボーを見舞っていったもかは、コーナーから降りてロープに飛んだハイパミをボディスラムで叩き付けると、正拳突きから変形卍コブラ。耐えたハイパミはチキンウイング・フェースロックで応戦。うつ伏せになって耐えるもかだが、ハイパミはそのままキャメルクラッチ式で絞めあげてギブアップを奪った。
第三試合 20分一本勝負
3WAYマッチ
※ツイスト・オブ・フェイト。もう一人は伊藤麻希。
手四つの力比べにいこうとするが、伊藤はコーナー上に寝転がって「どっちか勝ったほうとやる。伊藤とやりたかったら、その青いのを潰してからこい! まぁ出来るかどうか分からないけどね〜」とリカを挑発。売り言葉に買い言葉で「瞬殺してやる!」とヒップアタックを放ったリカだが、かわした真弥が丸め込む。慌ててカットに入った伊藤は「そんなんだからベルト獲られるんだよ!」と痛いところを突くが、そんな伊藤に襲いかかった真弥。しかし伊藤は串刺しエルボーからフェースクラッシャー。しかし倒れ込み式ヘッドバットを放った際、リカが真弥をどかして伊藤を自爆させる。すかさずリカは真弥にランニングヒップ、「あー、よっしゃいくぞー!」からのエルボードロップを狙ったが、リングサイドにいた伊藤が足を掴んで阻止。リカを場外に引きずり出すと、リングに戻って真弥に倒れ込み式ヘッドバット。さらにロープに貼り付けて痛めつける。背後からリカが襲いかかり、真弥にヒップアタック。そこからリカと伊藤が真弥を次々にカバーするが、お互いにカット。「邪魔するな!」とエルボーの打ち合いになるリカと伊藤。そこに真弥も加わっていくと、リカと伊藤は共闘しようとする。しかし真弥がショルダータックルで二人まとめてなぎ倒し、そこから伊藤に串刺しドロップキック。伊藤はリカと真弥をまとめてDDTで叩き付けると、二人に逆片エビ固めを決める。リカと真弥は必死に這ってロープに脱出。リカのヒップアタックをヘッドバットで迎撃した伊藤は、アッパー気味のノータッチヘッドバット。だが、リカもカウンターでドラゴンバックブリーカーを決めるとスリーパーへ。すると真弥がリカを丸め込む。キックアウトしたリカが突進すると、真弥はトップロープを下げて場外に転落させる。伊藤と真弥がエルボーの打ち合いに。そこから真弥はランニングエルボー。リカが戻ってくるが、蹴りで迎撃した真弥は伊藤にエルボーを狙うが、伊藤はヘッドバットから高角度DDTを狙う。しかし背後から真弥を掴んで阻止したリカは、そこから真弥にツイスト・オブ・フェイトを決めて3カウント。
第四試合 20分一本勝負
TDCホール大会でインターナショナルプリンセス新王者となった上福と、プリンセスタッグ新王者組となった爆シスが6人タッグで対戦。魅星とヒカリの先発で試合開始。お互いにヘッドロックの応酬からヒカリのドロップキックをかわした魅星。続いてのどかと上福がリングイン。腕の取り合いからのどかの足をすくって倒した上福はおディブローから目突き。怒ったのどかはショルダータックルを見舞って魅星にタッチ。魅星もショルダータックルでなぎ倒すとロープに飛ぶが、ヒカリが足をすくって倒す。そこにマリカが串刺しドロップキック。上福が長い足で踏み付けてコーナーに魅星を押し付けると、マリカとヒカリも両サイドから踏み付ける。ヒカリは魅星の両手を踏み付けると、低空ドロップキックから串刺しドロップキック。魅星もかうんたーエルボーからボディスラムを返すと、ようやくユキにタッチ。ショルダータックルからボディスラムで叩き付けたユキはセントーンを投下。コーナーに登ったユキだが、ヒカリはデッドリードライブで投げ捨てる。しかしユキはカウンターのショルダータックルからリバーススプラッシュを投下すると、フルネルソンへ。どうにか脱出したヒカリはネックブリーカーを返して上福にタッチ。ビッグブーツを叩き込んだ上福はヤッホー83cmからフェイマサーを狙ったが、ユキが防御するとエプロンからのどかがユキを引っ張って上福のビッグブーツを避ける。さらに爆シスで連係攻撃を決めるが、ヴィーナスDDTを狙ったユキをブレーンバスターで投げた上福はマリカにタッチ。のどかが飛んできたマリカをキャッチするが、丸め込んだマリカ。キックアウトしたのどかはランニング・クロスボディーからWARスペシャル。どうにか脱出したマリカはフロントネックロック。しかしのどかはその体勢からフォールアウェイスラムで投げ捨てる。ヒカリがカットに入ると、ユキが入ってくるが、上福が逆水平チョップ。さらに上福とヒカリがダブルのドロップキックでユキを排除。魅星が入ってきてラリアットで上福を排除すると、マリカがのどかを転がしてレッグドロップ。しかしのどかも串刺しエルボーを返すとショルダータックルでなぎ倒す。そこから一気にキル・スイッチを決めて3カウント。
セミファイナル 15分一本勝負
東京女子のリングには約1年ぶりに帰ってきた沙希様。エレガントにセナの突進をかわしてみせた沙希様だが、セナはショルダータックルでぶつかっていく。しかし倒れない沙希様は引き倒してから踏み付ける。セナも何とかドロップキックを出すが、沙希様は強烈なビッグブーツから、コーナーに追い込んで踏み付ける。ロープに貼り付けた沙希様はエプロンに出てセナを蹴っていくと、抗議するセコンドの鈴芽に対して「何か虫が入り込んでいるわよ」とレフェリーに下げるように指示。その間に薔薇でセナを殴打した沙希様はPKのフェイントからサッカーボールキック。セナもエルボーで反撃するが、沙希様は串刺しビッグブーツからサッカーボールキック。何度カバーされても必死に肩を上げるセナ。余裕の表情で足蹴にしていく沙希様だが、セナもランニングバックエルボーからボディスラムで叩き付ける。そこから強引に逆片エビ固めに捉えたセナだが、沙希様は髪の毛を掴みながらロープに脱出。怒りのミドルキックをブチ込んだ沙希様は串刺しビッグブーツ。かわしたセナは串刺しドロップキックからスペースシップ。さらに低空ドロップキックで追い込むが、カウントは2。もう一度逆片エビ固めを狙おうとしたセナだが、沙希様は下から三角絞め。ロープが近かったためすぐに逃れたセナだが、エルボーの打ち合いでは沙希様が優勢。ガムシャラにエルボーを連打していくセナだが、沙希様はビッグブーツからランニングミドル。さらにPKからカバーするが、自ら引き起こすと三角絞めへ。これでセナはギブアップ。
沙希様が11・20新宿FACE大会にパートナーXの投入を予告! タッグマッチでのお試愛を勝手に決定!
マイクを持った沙希様は「皆様、ご機嫌よう。そしてお久しぶりね。皆様が刺激を求めてお腹を空かせているんじゃないかと思って、ワタクシまたいらっしゃったのよ。ワタクシが来たからには、ワタクシの美しさで皆様のお腹が満たされるんじゃなくって。そうだわ、あなた(セナ)、スペースレンジャーとかおっしゃってたけど、あなたよく見たらお顔は少し整ってらっしゃるようだから、ワタクシのMyロケットで宇宙旅行に連れていってあげてもよろしくってよ。でもダメ、まだ! あなたがもっと大人になるのを待っているわ」と言って高笑いすると、「私、このリングに久しぶりに立って少しだけ気分がいいの。ボンクラ(甲田代表)! ワタクシを次の新宿おFACEに出しなさい。ワタクシがカードを決めるわ。そうね、タッグマッチがいいんじゃなくって。沙希様&パートナーの……あ、ダメ! 言っちゃうところだったわ。そうね、パートナーのXとのタッグでお試愛を組みなさい!」と、11・20新宿大会でパートナーXの投入を予告した。
メインイベント 20分一本勝負
オープニングで東京女子所属になったことを報告した瑞希。TDCホールでの激闘を経てタッグを組む坂崎もそんな瑞希に抱きついて嬉しそうに入場。瑞希とはるなの先発で試合開始。スピーディーな攻防から背後から蹴っていこうとした瑞希だが、気付いていたはるなはキャッチ。しかし「ごめんごめん!」と謝る瑞希を信じて離してしまうはるなに対し、背後からやっぱり蹴っていった瑞希。すると赤コーナー陣営は次々とはるなの尻尾に攻撃を集中させる。そこかららくとマジラビでおやエクを狙うが、山下と未詩が入ってきて阻止しようとする。だが、あっさり返り討ちに遭い、三人まとめておやすみエクスプレスされてしまう。青コーナー陣営もらくを捕まえて未詩と山下がトレイン攻撃。さらにはるながボディシザースドロップ。さらに未詩がボディスラムからバックブリーカー。山下は背後からベースボール・スライドを叩き込むと、座り込むらくを蹴ってからスリーパー。らくのブレーンチョップをキャッチした山下は前蹴り。しかし背後からブレーンチョップを投下したらくは、ドロップキックを返して瑞希にタッチ。ドロップキックからダイビング・クロスボディー、背中へのフットスタンプと畳みかけた瑞希は、山下をロープに叩き付けると、背後から低空ドロップキック。同時に坂崎もエプロンから低空ドロップキック。山下のキチンシンクを返すとラリアットでなぎ倒す。未詩はダイビング・クロスボディーに来た瑞希をキャッチすると、そこからバックブリーカーで叩き付ける。さらにカナディアン・バックブリーカーで持ち上げるが、背後に逃れた瑞希はミサイルキック。立ち上がった未詩に坂崎が続けてミサイルキック。そこからマジラビで連携攻撃を決めると、坂崎が変形の鎌固め。ロープに逃れた未詩はジャイアントスイングを狙うが、瑞希がカット。すると未詩はマジラビの二人を同じコーナーに投げつけてコーナースプラッシュ。かわしたマジラビは逆にダブルのフェースクラッシャー。山下がカットに入るが、瑞希が山下の背中にフットスタンプ。そして同じコーナーに登ったマジラビは山下と未詩に向かって、ダイビング・クロスボディーを同時投下。ここで未詩はマジラビの二人をまとめて強引にマットに叩き付けてからはるなにタッチ。坂崎にカウンターエルボーから引っ掻き攻撃を狙ったはるなだが、防御した坂崎はカニ挟みからリバースデスロック。どうにかロープに逃れたはるなだが、坂崎はコーナーへ。しかし未詩がコーナースプラッシュを見舞うと、そのままカナディアン・バックブリーカー。しかし回転エビ固めで切り返した坂崎。そこに山下が走り込んで蹴り飛ばすと、はるなが丸め込む。らくがカットに入るが、山下がらくをサイドキックで吹っ飛ばす。さらに瑞希にはハイキック。瑞希もカサドーラからフットスタンプを返すと、はるなが坂崎にランニング・ネックブリーカー。しかし前転からのコードブレイカーをかわした坂崎は、ローリングエルボーからマジカルメリーゴーランドで叩き付けて3カウント。
エンディング
改めて瑞希の東京女子所属を喜ぶ坂崎!
マイクを持った坂崎「よし! マジラビエクスプレスやったな!」瑞希「超特急でしたね!」坂崎「超特急やったな! よいしょー! TDC終わってから、もうこんな経ったっけ? もう1週間経ったったけ?」瑞希「早いね」坂崎「早かった! 瑞希、何かアレやろ?」と言うと、東京女子所属となった瑞希に嬉しそうに抱きつく。坂崎「いやぁ嬉しいね!」瑞希「よかったぁ。みんなが温かくて安心しました。ありがとうございます。」坂崎「むしろこっちとしてはまだ入ってなかったっけっていう。お客さんもそう思っているよ! これで瑞希の後ろの名前もフリーじゃなくて、東京女子ってなるからな。ハッピーですね! いい感じです。いろいろあったけど、またマジラビで組めてよかったな。横にらくもいてな」瑞希「相変わらずマイクが下手ね(笑)」坂崎「いやいやいや! ごめんね〜! 私がマイクを持っていると、いつまでも終わらないんで二人で締めちゃってください」と言うと、最後は坂崎の「カレーうどん食べて!」から、瑞希とらくの「ハッピハッピー! エクスプレース!」で締めくくった。
【試合後のコメント】
坂崎 何から始めよう!(拍手)わー! マジラビエクスプレスでした!
瑞希 超特急でした。特急でしたね。
坂崎 な! もう(TDCホール大会から)1週間経ったんじゃって!
瑞希 早ーい! あっという間。
坂崎 あっという間やったね。何か日常に戻ったんだけど。
瑞希 そうよ。
坂崎 そんな感じもしたりしなかったり。
瑞希 またやりたいね。
坂崎 な! のどかな感じでよかったな。らくは高いところが苦手なのかな?
らく うーん。ロープが……。
坂崎 緩かったのかな?
らく 細くて。道場のはもうちょっと太いから。
坂崎 そうだよね!
瑞希 確かに。
坂崎 (足がプルプルして)小鹿ちゃんになってたね。すごいかわいかった! プルプルしてるのかわいかったよね。
瑞希 (手を添えて)落ちないように(笑)。
坂崎 以上です。
ーー瑞希選手は東京女子所属になって初戦だったわけですが。
坂崎 あ、そうでした!
瑞希 そうです。無事に……無事に? いや、所属になりまして。
坂崎&らく (拍手)
瑞希 やったー! 何かすごいのど姉とか泣いて喜んでくれたりして、温かいところやなぁって思ったし。私はもう東京女子の一員なので、その名に恥じないようにいっぱい大暴れしたいと思います!
ーーこのタイミングでの入団っていうのは、何か理由があるのですか?
瑞希 TDCをやったりとかで、やっぱり……本当に選手のみんなが……所属じゃないっていう引け目? 負い目? みたいなものを勝手に感じていて。やっぱり勝ち取ったものだけど、メインに立つのも……うーんとか思っていたんですけど、本当にそんなことを吹き飛ばしてくれるくらいみんながすごく温かくて。TDCが終わってもみんながすごく温かい言葉をかけてくれたりとかもあって。自分もこの輪の中の一員になりたいなって思ったので、このタイミングで発表させていただきました。
ーー所属になったことで、改めて今後の目標は?
瑞希 実はですね……一番は東京女子のベルトを獲るってことが目標だし、ユカさんを超えるのも目標だし、マジラビとしてももっともっと上に行きたいし、個人としてももっともっと上に行きたいし。外に自分が出ることがあれば、東京女子の名を広められるように頑張りたいなって思います。