東京女子ロゴ

TJPW LIVE in Philly

この記事をシェアする

日時2024年4月5日(現地時間)
開場アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィア・ペンズランディングケーターズ
観衆750人(超満員札止め)
  • 前説

  • 未詩とらくでアプガミニLIVE!『アッパーキック!』熱唱!

  • TJPW単独としては約1年ぶり2度目となるアメリカ大会。前説には日本と同じくアップアップガールズ(プロレス)が登場。メンバーは未詩とらくのみだったが『アッパーキック!』を熱唱し、場内を盛り上げて「東京女子プロレス、スタート!」とオープニングコール。
  • 第一試合 20分一本勝負

  • VS

    VS

    11分1秒

    トゥインクル・トゥインクル

  • まずは一番乗りでプリンセスタッグ王者になったばかりのでじもんが登場。対角には前王者のユキ。先発は鈴芽と愛野、場内からは「でいじーもんきー」コール。スピーディーな攻防からユキがドロップキックを弾き飛ばしてショルダータックル、お互いに交代。組み合ってザラがヘッドロック、逃れた有栖に対してカウンターでポップアップ式パンチ。追撃はエプロンから鈴芽が阻止、ユキが入ってきて連係を狙うも逆にでじもんがコンビネーションを見せていく。ザラは有栖をボディースラムで叩きつけて愛野に交代。チンロックからショルダータックル、セントーンと攻め込んでいき、ザラが串刺し攻撃からの低空ドロップキックで続く。しばらく劣勢だった有栖だが、カウンターのドロップキックを放って鈴芽にチェンジ。ザラにバックエルボーも、追撃はさせずにショルダータックル。代わったユキがリバース・スプラッシュ式セントーン、カウント2。ショルダースルーは鈴芽が丸め込み、コーナーを駆け上がってのフェースクラッシャー。さらに有栖がポップアップして鈴芽が再びフェースクラッシャー、続けざまにユキを攻め込んだ有栖が鶴ヶ城からキャメルクラッチ。これは決まる前にユキがエスケープ。コーナーに上がると有栖がロープを駆け上がってドロップキック、ユキを場外に落とすとエプロンから飛び掛かっていく。場外でエルボーを打ち合い、先にリングに戻ったユキがロープ越しにサイド・スープレックス。ダブルダウンから両者交代。鈴芽がドロップキック、ザラは延髄斬りからカバー。スペースローリングエルボーは鈴芽が回避してスリーパー、強引に逃れたザラにフェースクラッシャー。トップコーナーからミカヅキ流星群もザラがキャッチしてフォールアウェイスラム。続けてスパインバスター、カバーは有栖がカット。でじもんの連係から鈴芽がミカヅキ流星群、さらに2人で丸め込んでいく。ユキと鈴芽が手をつないだままエルボーを打ち合い、有栖が飛び込んできてネックブリーカー。でじもんが同時にロープに走るもユキが有栖にヴィーナスDDT、ザラが鈴芽にジャンピングニー。反撃をバク転で回避してRKO、鈴芽は丸め込みを連発してカウントを迫り、ローリングクレイドルのように回転して3カウントを奪った。

    【試合後コメント】
    鈴芽 ハロー・フィラデルフィア!
    有栖 あ、英語? ハロー!
    鈴芽 そしてちゃんと勝ちました。
    有栖 勝った!
    鈴芽 このベルトをやっとの思いで獲ってから一歩目がアメリカということで。私たちにとっては本当にベルトを獲る一歩もこのスタートの一歩もメチャメチャ大きいものになってて、なんのめぐり合わせかユキさんと闘うことになって、絶対に負けられないと思って。
    有栖 ありがとう。
    鈴芽 ザラもメチャメチャ、パワフルで。まだまだチャンピオンとしては未熟だと自分たちが一番わかっているし、ボロボロだったと思うんですけど、これからも世界中の皆さんが応援してくれると嬉しいなと思います。
    有栖 みんなに一発目でこれ(ベルト)見せられてよかったなと思う。
    鈴芽 そう! 日本の方にも海外の方にも見せられて幸せです。
    有栖 幸せです。
    鈴芽 楽しかったね。
    有栖 楽しかったー!
    鈴芽 ユキさんの熱さもザラの熱さもフィラデルフィアが寒いこと忘れました。
    有栖 寒くない!
    鈴芽 ね! ちょうどいいね。
    有栖 熱かったです!
    鈴芽 熱かったです!

    ユキ センキュー・アメリカ、フィラデルフィア、フィリー! センキュー!
    ザラ  フィラデルフィア、ありがとう! ここにいることができて、このすごい選手とタッグが組めて嬉しいわ。内容には満足してる。勝てなかったけど次があるわ。また組めれば嬉しい。
    ユキ イエス! タッグ・アゲイン! アイ・メイク・アメリカ・ホット! センキュー!
  • 第二試合 15分一本勝負

    • WIN

      ビリー・スタークス

    VS

    VS

    5分57秒

    片エビ固め

    ※スワントーンボム
  • ビリーは共闘しているアテナをセコンドに入場。やっぱりマイクを持つミサヲ。ビリーに特別なプレゼントがあると言い、リング中央でだるまを手渡す。これを受け取ったビリーだったが、ミサヲが蹴りつけて試合開始。だるまで殴り掛かり、ロープに振ってバックエルボー。さらにクロスボディーも決めるがカウント2。さっそくのフィニッシュ狙いはビリーが切り返す。ミサヲが丸め込みからエルボースマッシュ、ヒーロー矯正システムへ。串刺し攻撃はビリーが迎撃してハイキック、フェースバスターからジャーマン。ミサヲの手を持ったまま顔面を蹴りまくるが、その足をミサヲがつかんでロープにもたれるビリーに体重を浴びせていく。さらにロープ越しにエプロンからハイパミ・リターンズ、カウント2。ここでビリーが入場の際に持っていたウサギの被り物を勝手に被るも、アテナが阻止。すぐにビリーがブレーンバスター式で牛殺し、トップコーナーからスワントーンボム。肩車するとミサヲが丸め込み、ハイパーゴッサムクラッシュからハイパミ・リターンズ。リングサイドからアテナがビリーの足をロープに引っかけてカウントを阻止。怒りのミサヲが場外に下りてアテナにスプレー噴射。その隙にビリーがトペ・スイシーダ。再びのスワントーンボムで3カウントが入った。

    【試合後コメント】 
    ビリー とんでもないスーパーヒーローね! どっちかっていうと悪役じゃないの? プレゼントを渡すふりしてお腹を蹴ってきたわ! しっかりやり返してやったわ!
    アテナ ビリー! どこ? 目が、目がーー!
    ビリー こんなことするヒーローがどこにいるのよ! ミニオンの大ボスになんてことを!
    アテナ そうよ、私は大ボスよ! ちゃんと倒したのよね?
    ビリー ええ、スワントーン2発でおしまいよ! 必要だったら3発打ってたわ! TJPW、これで終わりじゃないわよ。あんなスーパーヒーローじゃ私は止められないわ
    アテナ 誰も彼女のことを止められやしないのよ! 彼女が一番のミニオンよ!

    ミサヲ あ~ビッグキッズたち、すいませ~ん。負けました。アイム・ルーザー。でも、私これからもまたアメリカに来て、アメリカの愛と平和を守るので、また待っててくださーい! センキュー!
  • 第三試合 20分一本勝負

  • VS

    VS

    8分53秒

    片エビ固め

    ※フェイマサー
  • 先発はVIVAとらく。ロックアップをすかしたらくが足を掬うもVIVAがカウンターでショルダータックル、らくは枕で殴り掛かって反撃。トリッシュを呼び込み、上福をダウンさせてから2人におやすみエクスプレス発車。ゆっくりとカウントを数えるレフェリー、ここはカウント2。VIVAはエプロンからヒザ蹴り、ロープに走ってニールキック、枕を客席に投げ飛ばしてから上福にタッチする。らくがエルボー連打、上福はフェイントからサミング。VIVAがロープを使ってらくを攻め込んでシザースキック、追撃はらくが許さずフェースクラッシャーからトリッシュに交代。ラリアットからクロスボディー、さらにフルネルソンで抱えて尻から落としていく。グラウンドでVIVAを攻め込み、エルボーのラリーへ。VIVAがヘッドシザースホイップ、延髄斬りから上福にチェンジ。上福の串刺しビッグブーツからVIVAがキャノンボール、カウント2。ブレーンバスターはトリッシュが抵抗して逆に投げ、すぐにセントーン。サブミッションで捕獲も上福が髪を引っ張って抵抗し、そのまま卍固めに移行。距離を取って逆フェイマサー、すぐに起き上がったトリッシュがビッグブーツでダブルダウン。代わったらくがチョップからドロップキック、スマイルトレインは上福がさせずにビッグブーツ。すぐにらくがかがやきを決め、飛びついてフロントネックロック。VIVAがカットに入ると、トリッシュが飛び込んでパンチ連打。場外にまで雪崩れ込む。リングに残ったらくがコーナーからダイブも上福が迎撃、直後のフェイマサーで決着。

    【試合後コメント】
    VIVA 今日もよかったわね、おめでとう! 勝てたし、次はタイトルね! 獲れると信じてるわ!
    上福 頑張る! アジアで一番セクシーなレスラーとベストフレンドになれて嬉しい!
    VIVA 2人揃ってABGよ!

    らく アイム・タイヤード!
    アドラ 今日はがっかりさせちゃったかもね。ごめんなさい。次は絶対二人で勝ちましょう。
    らく センキュー。プリーズ・おやすみエクスプレス、ハッピー。
    アドラ オヤスミエクスプレス、グッドナイト。
    らく トゥモロー・イズ・ファン!
    アドラ いい週末、素晴らしい興行だったわね。一緒に試合できて嬉しかったわ
    らく アイム・ハッピー・トゥー。ネクストタイム、トリッシュ、タッグ。
    アドラ イエース! グッドチーム!
  • 第四試合 20分一本勝負

  • VS

    VS

    10分31秒

    キューティースペシャル

  • インペイラー欠場によってぽむのパートナーがアジャに変更となった一戦。声援を受けてぽむが先発となり、対角にはビクセン。ロープワークから謝罪ムーブをかましたぽむにヘッドロックから腕を取るビクセン、ぽむは腕を取り返してスネ蹴り。距離を取ってお互いにポーズ、アジャvs瑞希に。ロックアップではまったく歯が立たない瑞希、ならばと腕に噛みついていく。アジャはショルダータックルで簡単になぎ倒してヒップドロップ、回避した瑞希がドロップキック。それでもアジャがダブルチョップから見得を切り、場内から大歓声。連係はビクセンが阻止も、アジャがぽむを持ち上げて瑞希に投げつけていく。代わったビクセンがぽむにエルボー連打、さらにスライディングキック。2人がかりでコーナー下のぽむを蹴りつけ、瑞希が追撃を狙う。ここはしのいでぽむがスネ蹴りも、瑞希はぽむのシューズを取って客席に投げ捨てる。ビクセンは走りこんでエルボー、バックドロップはぽむが絶叫で逃れる。ラフォーレ原宿を決めてアジャにチェンジ。ビクセンにラリアット、バックドロップは瑞希がカットしてトレイン攻撃を狙うがアジャがラリアットで一掃。あらためてビクセンにバックドロップ、カウント2。フィニッシュ狙いのアジャだが、裏拳をビクセンが回避して延髄斬り。瑞希が串刺しドロップキックで続いてトップコーナーからクロスボディー。ここはアジャが迎撃する。瑞希は追撃をしのいでカサドーラ・フットスタンプ。アジャがラリアットからぽむに交代。瑞希にドロップキック、さらにコーナーを駆け上がって投げを放ち、ミサイルキックで吹っ飛ばす。カバーをブリッジで抜けた瑞希が背中にダブルニー投下。アジャがラリアットでアシストしてぽむが丸め込むもカウント2。フェースクラッシャーからぽむ・ど・じゃすてぃすを放つが瑞希が回避、腕を巻き込んでネックブリーカー。ロープをすり抜けるドロップキックからダイビング・フットスタンプ、回避したぽむをロープ間に固定してあらためてフットスタンプで踏みつぶす。カウントはアジャがカット。ビクセンのスタナーから瑞希のダイビング・フットスタンプでアジャを排除。ぽむが自らの靴を振り回すも瑞希が回避、逆に靴で殴りつけてからのキューティースペシャルで3カウントを奪った。

    【試合後コメント】
    瑞希 ウィー・アー・ウィン!
    ビクセン 私たちの勝利よ! グッドチームね。アジャ様は強すぎたからもう勘弁よ。でもアジャ様とぽむを倒したわ! 一緒にね!
    瑞希 トゥギャザー!
    ビクセン ビクセンとうさぎちゃんで一緒にね!

    ぽむ(大の字で靴を手に)くちゅ…。
    アジャ 靴どうした、最後も。途中で投げられて
    ぽむ ○!※□◇#△!
    アジャ よくわかんなかったけど、大人気だったもんな。すごいよ、「ぽむ」コールだよ。すごかったのにさ。あんた、でも人気は瑞希より全然上だったよ。最高じゃん。
    ぽむ え? 本当ですか?
    アジャ マックス(・ジ・インペイラー)に自慢できるよ。
    ぽむ 今日はアジャさんが来てくれて、ぽむ心強かったんですけど、ぽむ、勝てるところを見せられなかったから、次は見せます。
    アジャ 次はマックスと3人で組もうぜ。そうしたら負けねえべ。
    ぽむ え? 負けない!
    アジャ まあ道具になるけどね。ほら、ぽむ投げ選手権。俺も登場したんで、ぽむを道具としてみんな使うよ。そりゃしょうがねえよ。マックスと2人でぽむを道具として使って、それで勝とう。
    ぽむ それで勝てるなら仕方ないかも…。
    アジャ アジャ・ぽむ・マックスでね。
    ぽむ 怖いですね。でもぽむちゃん、並べるのそれ。
    アジャ そうだよ、ぽむが中心だよ。
    ぽむ ぽむが中心だって! ぽむが世界の中心だ~!(転がって退場)
    アジャ ……だそうです。お疲れでした! アメリカでやるのも楽しいね。ぽむ! いってこい!(と靴を投げる)
  • セミファイナル 15分一本勝負

    • LOSE

      リオ

    VS

    VS

    13分24秒

    片エビ固め

    ※ダイビング・セントーン
  • ロックアップから開始、リオがパワーを見せて中島をマットに叩きつける。場内からは「ビッグカイジュー」のチャント、腕を取り返した中島にリオはヘッドロック。切り返し合ってリオがロープに飛ばしてショルダータックル、中島は倒れない。そしてラリアットを回避してドロップキック、リオは中島をキャッチして振り回してからリングに落とす。フルネルソンで捕獲、中島が脱するもリオがバックブリーカー。低空ドロップキックからブレーンバスター、そして場内を煽っていく。串刺し攻撃はリオが迎撃も、コーナーに上がったリオに対して中島が下からエルボー連打、そして雪崩式フランケンシュタイナー。ダブルアームはリオが抵抗も、エプロンから足をすくった中島がセントーン・アトミコ。619は放つ前にリオが場外に逃げるも、中島は場外のリオに対して619、すぐにトペ・スイシーダ。リオをリングに戻すが、この一瞬の隙を突いてリオが同様にトペ・スイシーダ。続けて中島が同じ形でトペ・コンヒーロ。場外でエルボーを打ち合い、同時にリングに戻ってなおもエルボー合戦。中島がドロップキック、リオはヘッドバット。続けてフィッシャーマン、すぐに起き上がった中島がノーザンライトで意地を見せる。リング中央で正面衝突、中島が串刺し攻撃を放ってコーナーに上がるがリオがカット。コーナー上の攻防からリオが雪崩式ブレーンバスター、パッケージドライバーは中島がリバースも、さらに入れ替えたリオが再びパッケージドライバーの体勢。これを中島が切り返してロープに走るトリオがトラースキック、変型ヘラクレスカッターもカウント2。2発目は中島が抵抗、コーナーから背中にライダーキックを放ってトップロープ越えの619。最後はダブルアーム式DDTからのダイビング・セントーンで3カウント。

    【試合後コメント】
    中島 (リオは)EVEのスーパーエースです。今日はアメリカで試合でしたけど、リオとはけっこう友達って感じで今日のカード決まってからメチャクチャ楽しみにしてました。楽しかったです。ソー・エキサイティング。シー・イズ・ベリーベリー・ストロング! だけど、バット、Big Kaiju、モア・ストロングだったってことですよ、今日は! ありがとうございました。明日のGCWも頑張るし、日本でもさらにさらに頑張っていきたいと思います!
    リオ 中島翔子、あなたは本当にBig Kaijuね。リスペクトしてるわ。その小さい体にはパワーが詰まってて、今日は私の限界のその更に先まで連れていかれた。でもこれで終わりじゃない、私たちは必ずまた闘うわ。
  • メインイベント 30分一本勝負

  • 19分4秒

    片エビ固め

    ※Skull Kick
  • まずは伊藤が歌いながら入場、場内のボルテージを上げる。次に山下が、最後に白昼夢が2人で登場。先発は激闘を繰り広げたばかりの未詩と山下。細やかな攻防から離れて睨み合い、場内から大歓声。ロープに押し込んだ山下がクリーンに離れると加速、ロープワークから未詩がアームドラッグ、山下の蹴りを回避して距離を取る。お互いに交代。素早い攻防から伊藤がポーズ、リカが無視してヘッドロック。同様の展開から次はリカが同じポーズも、怒りの伊藤が殴りつけてボディースラム。こけしちゃんはリカが回避も、山下が腕を引っ張ってアシスト。リカをセットし直して、伊藤にこけしちゃんを決めさせる。そして英語版の世界一かわいいナックル、最後の一撃はリカが回避してコーナー上で首を絞めていく。これで伊藤が場外に落ちる。リカは場外で山下の首も絞めてやりたい放題。客席に雪崩れ込んでの場外戦を展開、伊藤は未詩を客席に座らせて逆水平チョップ。リカはファンが持っていたグッズで山下の首をなおも絞めていく。白昼夢が2人を場外で連れ回し、リカがコスチュームに隠していたお金でビールを2本購入。それを持ったままリング横に戻り、ワンミリに缶での攻撃を狙う。しかしワンミリが反撃、缶を奪い取って乾杯。白昼夢が2人を捕獲し、ぶつけて2人の口からビールが大量に飛び散る。リングに戻って白昼夢が伊藤によっしゃいくぞエルボー、続けて未詩がバックブリーカー。リカは伊藤とエルボーを打ち合い、低空ドロップキックからドラゴンスクリュー。足4の字固めは伊藤がエスケープ。白昼夢の合体技は伊藤が回避し、伊藤はリカをステップに未詩にスイングDDT、山下にタッチ。未詩にミドルキック連打、ヒザ蹴りからラリアット。未詩は山下を抱えたままコーナーに突進、ショルダータックルでなぎ倒してジャイアントスイングを狙う。山下が抵抗も、未詩がアバランシュホールドで叩きつけてあらためてジャイアントスイング。ここにリカがドロップキックを放っていく。リカはさらにヒップアタック、セカンドコーナーからミサイルヒップもカウント2。ツイスト・オブ・フェイトは山下がさせず、背中への蹴りからリターンクラッシュ。アティテュード・アジャストメントはリカがスリーパーで切り返すも、山下は伊藤のアシストから辰巳を場外に落とす。未詩も同様に落とし、エプロンから場外に伊藤がスイングDDTを未詩に、山下がジャンピング・ニーをリカに放っていく。リングに戻ってリカにコブラクラッチ、これはリカがロープへ。腕をつかんだままハイキックを放ち、渾身のアティテュード・アジャストメントもカウント2で未詩がカット。伊藤が入ってきてサンドイッチ攻撃も誤爆、白昼夢がやり返すもワンミリも倒れずに打撃を返して4者ダウン。場内からは「TJPW」チャント。起き上がった山下とリカがエルボーを打ち合い、山下の蹴りをキャッチしたリカがドラゴンスクリュー。未詩が入ってきて合体技、白昼夢エタニティは伊藤がなんとかカットして決めさせない。ワンミリが対角線で同時に串刺し攻撃を決め、山下が抱えるリカに伊藤が飛びつき式DDT、山下がそのまま投げっぱなしジャーマン。そして最後はSkull Kick一閃、これで3カウントが入った。
  • 明日のTJPWvsGCW対抗戦へ山下と伊藤が揉めだすも最後は全員で記念撮影!

  • 試合後、山下がマイクを取る。山下「(英語で)私たちが121000000だ! みんな楽しんでくれた?(大歓声&TJPチャント)ありがとう、私たちも楽しかったよ」伊藤「明日はTJPWvsGCW…私はGCWメンバー」ここで伊藤がGCWチャントを煽ると、山下がマイクを奪い取ってTJPチャントを煽る。そのやり年がしばし続き、2人は衝突。揉み合いになり両者へのコール。その後、2人はゆっくりと握手してハグ。そして伊藤は中指を、山下は拳を突きつける。伊藤「今日出たメンバー、来てください。写真を撮りましょうか、みなさん。(集合写真を撮り終えると)今日は来てくれてありがとう!」

    【試合後コメント】
    伊藤 勝ちましたね。
    山下 アメリカの戦績、一回も勝ってないからね、私たち。
    伊藤 そうだっけ?
    山下 そうだよ。
    伊藤 よかった、今日勝って。楽しかった。
    山下 楽しかった。今日は東京女子のショーだったけど、メッチャお客さん来てくれて。メチャクチャ、私たちは楽しかったです。白昼夢に勝ったんだよ。
    伊藤 これは私たちいかないといけないかもしれない。
    山下 何が?
    伊藤 タッグベルトが絶対似合うと思うよ、私たちは。
    山下 あ~。
    伊藤 白昼夢倒したんだよ。
    山下 そうだね。これはもうタイミング見ていくしかない。
    伊藤 タイミング見ていくしかない。
    山下 でじもんが最近獲って勢いあるかもしれないけど。
    伊藤 私たちが強いのをまた再確認できたね!
    山下 たまに会うぐらいがちょうどいいね、私たち。
    伊藤 なんで? そんなこと言わんでよ。
    山下 たまに会うぐらいがちょうどいいと私は思っているよ。いけるね。確信したよね。私たちはいつでもいけるんだけど、タイミングって大事じゃん。一番みんなが盛り上がれるかなというタイミングでいかないと、と思っているから。
    伊藤 (会話を打ち切るように)はい!
    山下 何? 怒ったの?
    伊藤 ……離れたほうがいいとかさあ言わんどってくれる? 離れたほうがうまくいくとか言わんでいいやん、別に!
    山下 わかった! 離れたらマイナスに思っているってこと? 私は離れてても愛は薄くならないから離れているほうがちょうどいい。
    伊藤 違う! 山下の今の言い方は…。
    山下 (同時にしゃべりだす)離れてても私たちは愛している、好きですから!
    伊藤 山下の今の言い方はずっと組みよったら負けるみたいな言い方やったよ。弱いみたいな。たまに組まんとお互いの愛情が確認できんみたいな…。
    山下(遮って)いや、私たちの…。
    伊藤(遮って)甘ったれとる! 甘ったれとる! やけんお前のこと嫌いなんよ!
    山下 はぁー?
    伊藤 嫌い! 嫌い! 明日、マジで。
    山下 こっちもやるわ。TJPなんで。なにが「I'm GCW Team!」だよ! オマエ、TJPだろうが!
    伊藤 I'm also a GCW Member! F●●k you!
    山下 はぁー?

    リカ ノー!
    未詩 ノー!
    リカ ノー! ごめん、ソーリー! 121000000、ノー! バッド!×3
    未詩 バッド!×3
    リカ バッド・モンスター! ノー・モンスター! ファ●●●●!
    未詩 あ、ダメ! ダメ! ダメ! それはダメ!
    リカ ファ●●●●!
    未詩 リカさん、それは言わないで! なんでもないです!
    リカ ビッグドリーム・ファ●●●●!
    未詩 あああ! ……ソーリー。

この記事をシェアする