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TOKYO JOSHI 2020 WINTER~wonderful harmony~

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日時2020年2月11日
会場東京・北沢タウンホール
観衆270人(超満員)
  • 前説

  • 4・26板橋で初の女性限定無料興行開催! アプガプロレスのコーナーは『アッパーキック!』

  • 難波小百合リングアナの前説では4・26板橋グリーンホールでの初の女性限定興行の開催が決定。18時開始。全席指定の入場無料でメール予約のみ。その後のアップアップガールズ(プロレス)のコーナーでは『アッパーキック!』が披露され、「東京女子プロレス、スタート!」でオープニングコール。
  • オープニングマッチ 20分一本勝負

  • VS

    VS

    7分36秒

    片エビ固め

    ※ハイパミ・リターンズ
  • のどかはデカい板チョコを手に登場。試合前にマイクを取ったハイパミは「のどかと今日は初タッグなんですね。今日は初タッグしか言うことがないんで…」と言って試合を始めようとするとのどかが止めて「もうすぐイベントごとがあるじゃねえかよ。ハッピーバレンタイン!」とデカいチョコを手にする。するとハイパミは「やめてくれ! その言葉を口にしないでくれ。私には苦いトラウマがあるんだ!」と言うと、15歳のバレンタインの日に朝練に向かうひとけのない校舎の裏で一つ下のかわいい女の子が当時ハイパミが好きだった山本君に告白し、その日から付き合うことになったというかなり苦い思い出を語りだすが、「チョコは食べていいじゃん!」と言うのどかともめ出す。まなせが「友チョコとか逆チョコとかあるし…」とその場を取り繕うも、真弥が「もし当時チョコを渡しても付き合えるとは限らない」とバッサリ斬ってしまったため、ハイパミは卒倒。のどかが襲い掛かって試合スタート。真弥に捕まったハイパミ。セコンドののどかの「ハッピーバレンタイン!」に再び卒倒してしまうと、のどかが板チョコでぶん殴ってカット。のどかがその板チョコをハイパミの口に突っ込むと、ハイパミは復活。真弥にヒーロー矯正システム。のどかも「チョコになっちゃえ!」と謎の串刺し攻撃。真弥はランニングエルボーでピンチを抜け出すと、替わったまなせが一気呵成の攻め。のどかも低空クロスボディーからショルダーアタックで逆転。ハイパミがのどかとの連係を狙うも、まなせが両腕ラリアットで潰す。替わった真弥にハイパミが「この試合を終わらせて私のトラウマを!」とチキンウイング・フェースロック。これをカットに入ったまなせが「ハッピー!」「バレンタイン!」と連係。真弥が「ハッピーバレンタイン!」とドロップキックも、続く「ハッピーバレンタイン!」の逆エビ狙いは丸め込みで切り返されると、ハイパミ渾身の「ハッピーバレンタイン!」と叫んでのハイパミ・リターンズで3カウント。
  • 第二試合 20分一本勝負

  • 8分47秒

    片エビ固め

    ※ヴィーナスDDT
  • 上福は中島ばりの全力疾走のリングインを披露したが試合前に疲労困憊。上福が中島との連係を繰り出すも身長差ありすぎの様相。捕まった猫は中島をカウンターのバックエルボーで倒す。上福にタッチを阻止されたが、ドロップキックをかわして中島に誤爆させてピンチを脱出。ユキが中島にロープを使ってのリバース・スプラッシュ。中島はユキをコーナーに乗せて雪崩式フランケン。替わった上福だったが中島をユキにぶつけてカバーもカウント2。さらに中島との連係を狙った上福だったが、中島は猫に足引きされて失敗。猫との連係からユキがフルネルソン。かわした上福がビッグブーツ。ユキのキャメルクラッチは中島がカット。ユキは中島にサイドスープレックスで蹴散らすと上福にブルドッキング・ヘッドロック。上福が逆水平を決めるもフェイマサーをかわしたユキがヴィーナスDDTを放ちフォールを奪った。
  • 第三試合 15分一本勝負

  • 白川未奈スペイン遠征壮行試合

    • LOSE

      白川未奈

    VS

    VS

    10分33秒

    体固め

    ※アティテュード・アジャストメント
  • 白川が山下の足を取って「チャンス~」とロメロスペシャルを仕掛けるも山下が抜け出す。山下も足を取ったが取ったまで。サイドヘッドロックに場内は「え~」の声。グラウンドの攻防から白川がレッグロック。そこから「チャンス~」とロメロスペシャルへ。しかし串刺し攻撃はかわされて山下のキックに苦しむ。バックブリーカーはカウント2。キャメルクラッチもロープに逃げた白川。なんとかクロスチョップを決めると串刺しのヒップドロップからコーナーに登る。山下が捕まえるもアティテュード・アジャストメントはかわしてカウンターの空中胴絞め落とし。エルボーの打ち合いからバックブロー、さらに飛びつき腕十字へ。しかしニアロープ。直後の後ろ廻し蹴りはなんとか返した白川だったが、ダメ押しのアティテュード・アジャストメントは返せなかった。

    【大会後のコメント】
    白川 生きてま~す。最後、スピンキックを受けてから気付いたら負けてたって感じで。でもやっぱり、私は山下選手のスピンキックが大好きで、「山下=蹴り」みたいな。「その選手=何」って持ってる選手は強いなって思ってて。正直そのスピンキックを入れて壮行してもらったのは、負けてすごい悔しけどちょっと嬉しかったなって。喝入れてもらってスペインに行けるなって思いです。だって5年前、山下選手に初めて会った時、私、おっPサンバだったんですよ! 「アマゾネス白川です、パフパフ!」って東京女子のリングに歌いにきてたんですよ! その私が山下選手、エースとシングルしてやってるんですよ! そんな素晴らしい人生あります? それで最後負けたけど、それで世界に行くってこの人生を最高すぎて。本当に東京女子にありがとうって気持ちです。この気持ちをもって、(ラップ調で → )私はGo to スペイン、今日負けたけど、私の心はNo Pain。
    ****
  • 第四試合 20分一本勝負

  • 14分1秒

    片エビ固め

    ※ドクターイエロー
  • 無言で自ら先発を買って出たらく。未詩と対峙するもショルダーアタックで倒されたが相手コーナーに引き込まれることは拒否してぽむとタッチ。ぽむは鈴芽にボディースラムからでんでんだいこ。伊藤が出てくるとらくとぽむを従えての世界一かわいいナックル。これはカウント2。らくが出てきておやすみエクスプレスもカウント2で返した鈴芽がドロップキック。リカが未詩にボディースラムで投げられらくの上に。さらに鈴芽も未詩にボディースラムで投げられらくを潰していく。こうして捕まったらくだが、鈴芽にバックエルボーを見舞ってぽむとタッチ。ぽむは鈴芽にラフォーレ原宿。鈴芽も丸め込みでやり返してドロップキック。替わったリカにスネ蹴りからドロップキックを放つぽむ。伊藤もエルボーで続くとリカとラリー。伊藤の頭突きにリカはヒップアタック。リカがドラゴンスクリューで回してカバーもカウント2。伊藤も頭突きからDDTを放ちらくとタッチ。らくのバックエルボーから伊藤が倒れ込み式ヘッドバット。合体ロシアンスイープかららくがカバーもカウント2。リカにロシアンスイープからブレーンチョップを放つらく。ダイビング・ブレーンチョップはカウント2。しかしスリーパーはドラゴンバックブリーカーで切り返されてしまう。リカがスリーパーからドラゴンスリーパーへ。らくがこれを押さえ込みで返すもカウント2。未詩がシーソーホイップからリカのヒップアタックのアシストからカバーもカウント2。らくもドロップキックで返すとMAXとき狙い。未詩がこれをキャッチしてコーナーに叩きつけショルダーアタック。カナディアン狙いはらくが踏ん張る。ここかららくは丸め込み連発。Xファクターからカバーはリカがカット伊藤がリカに高角度DDT。未詩はらくにダブルハンマーからジャイアントスイング10回転。カナディアン・バックブリーカー・ドロップからティアドロップ狙い。らくはスリーパーで切り返すとスリングブレイド(かがやき)。さらに飛びつきスイングネックブリーカー(ドクターイエロー)で3カウント。らくはようやく自力初勝利で涙。
  • らく、自力初勝利に場内歓喜! 涙のらくは憧れの伊藤とプリンセスタッグ挑戦へ!

  • 試合後、伊藤がマイクを取る。伊藤「おめでとう! ちょっと待て。オマエ伊藤みたいになりたいなら初勝利で満足しないぞ。その先、伊藤が言いたいことなんかわかるか?」らく「(涙)ずっと勝てなくて悔しかった。その中でもメンバーがベルトを獲って私は私、未詩ちゃんは未詩ちゃんって思っていたけど本当はすごく悔しかった。でも今日は勝った。だからそのベルトに挑戦させてください」引き揚げようとした白昼夢がリングに戻る。リカ「このベルトは未詩のでもあるし、私のでもあるの。白昼夢のベルトだからいいよ、受けてあげても。その気持ち飲もうと思う。でも、これタッグのベルトだからさ。2対1になっちゃうよ。どうすんの?」場内「伊藤」コール。伊藤「私がやってやるよ。ついでにテメエのその汚いケツと伊藤のかわいい頭、どっちが強いかケリつけてやるよ! まあ伊藤が勝つと思うけどね。楽しみにしといて」リカ「ウルセーな。こっちだってやってやるよ! 私のお尻はダイヤモンドなんだぞ!」伊藤「やってやるよ!」リカ「いくらでも受けてやるよ!」未詩「はい! 何言ってるかわかんないです。今日、2年間初勝利してこなかったらくちゃんに負けたのは心の底から悔しいです。でもずっと一緒にプロレスとどう向き合っていいかわからない時期から頑張ってきたから。らくちゃんが上を目指して闘えるのは嬉しいです。でも1勝したからってすぐベルトは獲れるもんじゃない。だから、これからは絶対に負けないから。ベルト持って待ってます」退場する白昼夢に伊藤はらくの手を取って中指を立てるポーズを作った。伊藤「2週間前にシングルした時にバカにしてゴメン。そこまで純粋に伊藤になりたいって思ってくれてるとは知らなくて、伊藤も責任を感じたというか、教えれることは教えるし、壁は一緒に登っていこう。伊藤はスーパースターだから大丈夫。オマエも何か言っておくか」らく「(涙)ここまでこれたのはずっと応援してくださった皆さんが、こんな私に付いてきてくれたから今日勝つことができました。本当にありがとうございます。みんながいなかったらここに立っていなかったので、皆さんは私の宝物です。はい、終わり」伊藤「今日は喜んでいいけど明日から特訓だからね」最後は「世界一かわいいのはー?」(伊藤)「伊藤ちゃ~ん!」(観客)「二番目にかわいいのはー?」(伊藤)「らく~!」(観客)と、コーナーで待機していたぽむを置き去りにしたコール&レスポンスで中締め。

    【試合後のコメント】
    らく ……。
    伊藤 いや、初めて勝ったんだよ? なんか言いなよ!」
    らく みなさん、ありがとうございます。今はずっと応援してくれてたみなさんに一番ありがとうって伝えたい気持ちが一番大きいです。
    伊藤 そうか~。勉強になるなと思いました。ファンのおかげって言ってるけど、結局はずっと負けてる自分に打ち勝ったのは自分自身だから。らく自身が自分を変えたから、らくが一番すごいと思うけどp。そこを健気にお客さんのおかげって言ってるあたり、すげえ純粋なんだなって。その気持ち忘れちゃダメだよ。伊藤も3年前はそんな感じだったんだけど……伊藤もその純粋なところを勉強しつつ、教えれるところはまた教えていくから。今たぶんね、未詩ちゃんが言ってた通りベルトは難しいと思うよ。伊藤も思うもん。ベルト獲っても、その先も死ぬほど難しいし、今以上の壁が待ってるし。だけど、何も間違ってないと思う。だから自信持って。
    ――伊藤選手から見た変化は?
    伊藤 まずね、いつだったかな。私が去年の夏にトーナメント1回戦目で当たった時、シングルやったんだけど、その時はまだ目が生きてなかったというか。その3ヵ月後ぐらいから急に目がイキイキし始めて。そのぐらいじゃないかな。わかんないけど。
    ――2人でのタッグに自信は?
    伊藤 伊藤はここ最近ずっと一人で闘ってたから、タッグっていうのが感覚的に鈍ってるというか。そういうところがあるから伊藤もまたイチから勉強して、初心に帰ろうかなって思います、タッグのやり方をね。でも伊藤麻希だよ? 何でもできるから。イチから勉強するとはいえ、イチを100に、いや100以上にできるから。楽しみにしといてください。底上げするんで。
    ――らく選手は?
    らく ずっと伊藤さんとタッグを組みたいって、ちょっと個人的にお願いしてたんですけど。
    伊藤 やんわり断ってたよね。
    らく 私は一人でやりたいのでっていうのをやんわりと。何回も、着替えている時とかも言ってたけど断られて。でもあきらめないで伊藤さんに言い続けたら、伊藤さんはタッグを組んでくださるとことで。やっぱり伊藤さんのプロレスを見れば見るほど、私もこういうプロレスをしたいなっていうものがたくさん出てくるので。隣で伊藤さんのことをしっかり見て、自分も強くなって、頑張ってベルトを獲りたいと思います。
    伊藤 「獲りたい」じゃなくて「獲る」な。
    らく はい!
    ****

    未詩 今日らくちゃんに負けてしまって、シンプルに悔しいっていう。一番負けたくないと思ってたので、今まで勝利もなく。というのは思ってもないくらいに思ってたので悔しいなと思うんですけど。最初からプロレスとどう向き合っていいのかわかんない頃から2人でずっと一緒に頑張ってきたんですけど。そんな中で私はプロレスのことを好きになっていくうちに、らくちゃんはプロレスとどう向き合ったらいいのかわからないんだろうなっていうのを一番近くで見てきたので、そんな中で最近はプロレスに対して熱が強いなって感じてたので、初勝利を狙っているっていうのは感じてたんですけど、まさか自分が負けてしまったのは悔しいですけど、こうやってメンバーとベルトを懸けて闘えるのはすごい嬉しいことだし、らくちゃんもこうやって初勝利から一緒に上を目指していけたらなって思うので。これからベルトを防衛して、頑張っていきたいなって思います。
    リカ そうですね。らくの勝利は身内もファンの人も含め、みんな待っていたと思うんですよ。でもそれが今かと思って。でもベルトに挑戦してきてくれたことはすごい嬉しいし、全然受けて立つよって感じなんですけど。タッグのベルトが輝く時って、防衛戦を何度も何度も重ねて、いろんな人を倒して、そしたらもっとキラキラとベルトが輝くと思うので、たくさん防衛戦重ねたいし。向こうは言ってみれば即席タッグじゃないですか。タッグっていうのは信頼とか信用とかあってこそ成り立つものだと思うから、向こうは皆無だと思うし、むしろマイナスなんじゃないかなって思ってるので、絶対にベルトは譲りません。

    ****
  • セミファイナル 20分一本勝負

    • WIN

      万喜なつみ

    • 乃蒼ヒカリ

    VS

    VS

    12分50秒

    バックラッシュ

  • ぱんでぶーが奇襲して試合スタート。瑞希が万喜にやり返すと魅星がパワーで攻め立てる。万喜もヘアーホイップでやり返すとヒカリが串刺しドロップキックで続く。万喜もリバース・インディアンデスロックから鎌固め。こうしてぱんでぶーのタッチワークでローンバトルを強いられた魅星はヒカリをボディースラムで叩きつけて逆転。瑞希がスワンダイブのボディーアタック。ヒカリもコブラツイストで切り返して万喜とタッチ。万喜がドロップキック連打。フットスタンプで返した瑞希はコーナーに登るもダイビング・クロスボディーはかわされてしまう。万喜と瑞希でエビ固めの応酬から瑞希がフットスタンプ。瑞希がドロップキックを放てば、万喜もカウンターのドロップキック。万喜と瑞希のクロスボディーが相打ちになって瑞希のタッチが先に成立。魅星が一気呵成の攻め。バックを取るも万喜にかわされてしまうと瑞希と同士討ち。ヒカリのミサイルキックから万喜がジャックナイフも瑞希が踏みつけてカット。瑞希がヒカリを押さえつけ、魅星がこの2人をまとめて担いで万喜にボディープレスもカウント2。ぱんでぶーが瑞希に連係攻撃。さらに魅星にサンドイッチドロップキックから万喜がバックラッシュで3カウント。
  • メインイベント 30分一本勝負

  • プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合

    • LOSE

      ラナ・オースチン

    VS

    • WIN

      坂崎ユカ

    VS

    10分48秒

    片エビ固め

    ※マジカル魔法少女スプラッシュ。第7代王者が2度目の防衛に成功。
  • 小指で指切りげんまんして試合スタート。坂崎がロープワークからドロップキックでラナを場外に落とすとセカンドロープに足をかけるが、ラナが素早く戻っていく。ラナはスナップメイヤーから低空ドロップキック。コーナーナックルは坂崎がかわしてショルダーネックブリーカー。ぶら下がり首4の字はからスリーパーでラナを苦しめる坂崎。レッグロックはラナがロープエスケープ。坂崎はここから足攻め。ラナはなんとかクロスボディーで返すも後が続かない。ジャックナイフはカウント2。横入り式エビ固め、バックスライドと放ち、ロシアンスイープはカウント2止まり。坂崎はラナをコーナー逆さ吊りにするも、ラナが突っ込んできた坂崎にキック。しかしスイングDDTは着地され、逆にコーナーへと投げられてしまう。坂崎のスライディング・ラリアットはカウント2。スリーアミーゴはラナが踏ん張ってブレーンバスターで切り返し、スピア。カバーは坂崎がエプロンに逃げる。ラナがハングマンDDTを狙うが坂崎が阻止してエルボー。マジカルメリーゴーランドはラナが着地して頭突き。坂崎が腰攻めからコンプリートショット。マジカル魔法少女スプラッシュで完勝。
  • 坂崎が4・3アメリカ興行でのプリプリ防衛戦を宣言!

  • 試合後、坂崎がマイク。「ラナとのイギリスから日本までの連戦。私が勝って終わりましたー! いったんは私の勝利ってことで終わったんですけど、ラナと4回闘ってきて、お互いのことも知り尽くして、とてもいいパートナーになってきたので。これからもまた交流ができたらいいなと思います。私の関門だった防衛がこれで2回目。ようやくこのベルトも私のことを好きになってきてくれたのかなと思っているので、次、このベルトとの愛を深めるために防衛戦をしたいのですが、いつがいいかなと考えたら、東京女子アメリカ興行。これは東京女子にとってすごく大きいことで、そこでシングルの最高峰のベルトを懸けて試合ができたらいいなと思っているので。誰がきてもいいので、宇宙人でも火星人でも地底人でも日本人でもアメリカ人でもイギリス人でもいいのでやりましょう」最後は「カレー食べてー」(坂崎)「ハピハピー!」(観客)で締め。

    【試合後のコメント】
    坂崎 2回目ー! 帰ってきましたー! パフパフー!ということで勝ちました。ベルトは私のこと嫌いだと思ってたんですけど、やっぱり思い続ければ、こちら側も愛してくれるんだなっていう。ベルトの愛情が伝わってきました。そういうことです。どういうことですか?
    ――ラナ選手とタイトルを懸けて闘ってみて。
    坂崎 ラナ自身とも試合回数を重ねていくうちに手の内がわかってきて。あ、これするんだろうなとか、これ当たったらやばいなとか、わかるようになってきて。そこの分析が私の方がちょっと有利だったのかなと。私の方がより深くラナに対して警戒心を持ってたのかなって部分で、ギリギリだったんですけど勝てました。
    ――試合後にはアメリカでの防衛戦という発言もありました。
    坂崎 そうですね。今回、ラナと闘ってみて、やっぱり知らない人ともいいですし、人間として違う人…人間として違う人ってどういうことでしょうね?
    ――人間として違う人……。
    坂崎 そういうことです。宇宙人とか、そういうことですよ。わかりませんが。と、闘ってみるのもすごくいいなと思ったので、宇宙人と闘いたいです。
    ――東京女子を広めるという意味で初のアメリカでシングル最高峰を懸けたい。
    坂崎 そうですね。東京女子ってこういう団体で、今、東京女子でシングルを持ってるのは私だよってアメリカ全土の人に知ってもらいたいですね。宇宙人を含めて。
    ――外国人選手との試合の面白さや難しさは?
    坂崎 元々の重心がどこにあるかっていうのも日本人と根本的に違ったりしてますし、同じように見えて違う部分っていうのがすごく刺激的でとても好きです。


    ――初めての日本でのタイトル戦でした。
    ラナ こういう機会を与えてもらってすごく幸せですけど、今日は負けたってことはガッカリしてます。チャンスをもらったことは光栄に思ってます。
    ――坂崎選手と日本で闘ってみてイギリスの時と何が違った?
    ラナ 違ったのはプレッシャーの部分とかもあって、今回はメインでタイトルマッチっていう部分で。坂崎の方がすごく自信を持って試合をしてた気がします。
    ――今回の参戦は今日で一区切りだが、今後の参戦については?
    ラナ もちろん今回で終わりですけど、チャンスがあれば日本に来たいし。私は子供が3人いて、今回「ママ行かないで」みたいな悲しい顔をしていたけど、次は子供たちも一緒に来れたらすごい素敵な時間を過ごせると思う。子供たちはすごくポケモンが好きだから、ポケモンショップに連れていけば大丈夫です。
    ****

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