前説
4月17日後楽園ホール大会後のサイン会&撮影会が初開催となる浅草橋ヒューリックホールで行われることが決定!
難波リングアナウンサーがリングに登場。観戦にあたっての諸注意をアナウンス。そして4月17日(土)後楽園ホール大会後のサイン&撮影会が、初開催となる浅草橋ヒューリックホールにて行われることが発表された。続いてアップアップガールズ(プロレス)が呼び込まれ『リングの上にも三年〜All Along The Way〜』をパフォーマンスし会場を盛り上げた。らくの音頭による「東京女子プロレス、スタート!」の掛け声で大会がスタートした。
オープニングマッチ 15分一本勝負
ロックアップから腕の取り合い、バックの取り合いで試合は開始。ヒカリがアームドラッグを決めれば、真弥も返す。真弥がタックルで倒すと、ヒカリはガットショットからコーナーにぶつけていく。ヒカリは真弥に「かわいくしてるね」と言ってその髪を掴んでヘアホイップ。すると真弥もお返しのヘアホイップ。ヒカリが再度のヘアホイップから串刺しの低空ドロップキック。さらに顔面を踏み付けていく。背中への低空ドロップキックを決めるがカウント2。真弥がボディスラムを狙うが、かわしたヒカリがストンピング連打。ヒカリが腕と足を固めるジャベから押さえ込むもカウント2。ロープに走ったヒカリに真弥は十字にロープワークしてのランニング・エルボーを決めると形勢逆転。串刺しのエルボーからランニング・エルボーを決める。カウント2。ここで両者足を止めてのエルボーの打ち合い。ヒカリが連打で圧していくと、ドロップキックを決める。しかし向かって来るヒカリに真弥はカウンターでボディスラム、片品渓谷を連発で決め押さえ込むもカウントは2。真弥が逆エビ固めを決めると、ヒカリは懸命にロープに近づくが、真弥はリング中央に引き戻す。何とかヒカリは這ってロープにブレイク。引き起こそうとした真弥にヒカリはランニング・ネックブリーカー。ブリザード・スープレックスの体勢に入るも真弥は河底撈魚。スパインバスターはヒカリが耐えると、ドロップキックを決める。それでも真弥が向かって行くとヒカリがカウンターのトラースキック。そこから裏投げに繋ぐと真弥も返せず3カウント。
第二試合 20分一本勝負
3WAYマッチ
※アティテュード・アジャストメント。もう1人はらく。
汐凛の入場後、らくが入って来ると、汐凛をリング下に隠す。らくもリング下で身をひそめる。山下が入場して来ると誰もリング上にいずに戸惑いの表情。するとらくと汐凛が同時に前方と後方の場外に現れ、エプロンに交互に上がり山下は困惑。山下が汐凛に向かって行くと試合開始のゴング。らくが山下に背後から丸め込みもカウント2。らくが山下におやすみエクスプレスを狙うと、山下は逃げようとするが、無理やり足で引き戻しおやすみエクスプレスを敢行。フォールになると汐凛も入って来て2人でフォールするがカウント2。ここかららくと汐凛が2人がかりで山下を攻め込む。らくがカバーすると汐凛がカット。改めて2人で連係を狙うが、山下は2人を蹴散らす。山下がらくにサッカーボールキックからカバーもカウント2。キチンシンクからもう一発狙うも、らくがかわして河津掛け。そしてSmile trainを狙うも、そのまま山下がバックブリーカーを決める。山下が抱え上げアティテュード・アジャストメントを狙うが、らくはスリーパー。汐凛がカットして山下をカバーもカウント2。汐凛がらくにドロップキックからボディスラム。逆片エビ固めを決めるがらくはロープにブレイク。汐凛が串刺しの攻撃を狙うも、らくが振り返してクロスチョップ。らくのダイビングのブレーンチョップを放つが、汐凛はブロック。すると入って来た山下がブロックを外させ、汐凛にチョップを直撃させる。らくが山下にかがやきを決めてカバーもカウント2。飛び込んだ汐凛がらくを丸め込むもカウント2。汐凛がらくにドロップキック。汐凛が山下をロープに振ろうとするも、堪えた山下は抱え上げてアティテュード・アジャストメント。汐凛も返せず3カウント。
第三試合 15分一本勝負
ゴングが鳴ると、伊藤が会場に拍手を煽る。組み付いた伊藤が足を刈って足を固めていく。しかしもかも足を取り返す。バックの取り合いから伊藤がヘッドロック。もかがロープに振るも、伊藤がタックル。もかもアームドラッグを返してみせる。伊藤は串刺しのバックエルボーからフェイスクラッシャー。カウント2。伊藤がもかをセカンドロープに固定すると、そのままキャメルクラッチのように締め上げる。そして背面にランニング・エルボーを打ち込む。カウント2。伊藤はリング中央でキャメルクラッチ式のスリーパー。もかは何とかロープに逃げる。伊藤がロープに振ると、もかは振り返してバックエルボーを決める。しかし伊藤はペースを離さず。コーナーにもかをぶつけるが、もかは串刺しのバックエルボー。そしてボディスラムを決める。カウント2。もかはリング中央でボディスラム2連発。3発目は伊藤が堪える。ロープに走ったもかに伊藤は追撃からDDT。逆エビ固めを決める。苦しいもかだがなんとかロープにブレイク。もかはエルボー連打で意地を見せるが後が続かず。伊藤の打撃をブロックしたもかは腹部への正拳突きから背中に一撃。変形のコブラツイストで締め上げる。伊藤は無理やり抱え上げると振り回して払い落とす。もかがエルボー連打。伊藤がDDT狙うともかが丸め込みを連発する。しかしカウント2。向かって来る伊藤にもかはゼロ戦キックからカバーもカウント2。追撃狙うもかに伊藤は腕取り式のDDTから背面への小こけし。雄叫びを上げた伊藤は一気に伊藤デラックスへ。これが決まってはもかもギブアップするしかなかった。
第四試合 20分一本勝負
後楽園でのインターナショナルプリンセス王座戦の前哨戦でもある6人タッグマッチ。上福と角田の先発で試合開始のゴング。いきなり上福がサミングを狙うが、ブロックした角田は髪を引っ張る。上福が振り払ってガットショットを決めると、魅星に代わる。魅星がショルダータックル連発で角田を倒す。カウント2。グラウンドでラリアットからストンピング。しかし角田もカニばさみからビッグブーツを決める。ここで角田から猫へ。猫がかきむしりを連発。ロープに走ってのかきむしりはカウント2。猫からぽむに代わり、相手コーナーをスネ蹴りで蹴散らすと魅星にでんでん太鼓。カウント2。コーナーでスネ蹴りを狙うが、魅星は回避。コーナーにぽむをぶつけるがタッチには行けず。ぽむがスネを踏み付けてから足へのキーロックを決める。しかし魅星はロープにブレイク。魅星がカウンターのドロップキックを決め、鈴芽に代わる。飛び込んだ鈴芽がぽむにドロップキックを連打してカバーもカウント2。飛び付きのフェイスバスターを狙うが、ぽむは回避してロープを使ってのアームドラッグ。さらにショットガンドロップキックを決め、猫に代わる。猫がエルボーで向かって行くと、鈴芽もエルボーで返す。猫が打ち勝ちボディスラムを狙うが、鈴芽はスリーパーで捕獲。猫はコーナーにぶつけて脱出。しかし鈴芽が助走をつけてドロップキックを決める。コーナーに上るが猫が追いかけデッドリードライブ。ランニング・ネックブリーカーを決めるが、鈴芽はカウント2で返す。猫の串刺し攻撃を回避した鈴芽がロープの反動を使ってのフェイスクラッシャー。鈴芽から上福にタッチ。上福が猫にビッグブーツ、カウント2。さらに卍固めで捕獲する。猫はそのままの体勢で歩いて何とかロープにブレイク。上福がブレーンバスターを狙うが猫は抜け出しランニング・ネックブリーカー。カウント2。ぽむと角田が飛び込み、上福にぽむがスネ蹴り、角田がビッグブーツを決めるが、猫のカバーはカウント2。ぽむに鈴芽と魅星が合体のフェイスバスター。角田が魅星と鈴芽にダブルのフェイスクラッシャーで蹴散らす。猫が上福に丸め込みを連発。上福は何とか返す。倒立式のウラカンラナもカウント2。向かって来る猫をキックで迎撃した上福は強烈な串刺しドロップキック。そしてすぐさまフェイマサーに繋ぎ、猫から3カウントを奪取した。試合後角田が上福に詰め寄るが、上福は突き放すと一瞥して退場した。
セミファイナル 15分一本勝負
遠藤がプリプリ王者リカの胸を借りるチャレンジマッチ。リカが「有栖は新人だから胸を貸そう。打ってこい!」と言ってエルボーを受け止める。リカもエルボーを打ち返すと遠藤は膝を付く。両者交互にエルボーを打ち合う。リカがヘッドロックで締め上げると、遠藤は抜け出す。向かって来るリカに遠藤はバックエルボー。しかしすぐにリカも同じ技を返す。そして遠藤にヒップバットを連打から「よっしゃいくぞー!」と叫びエルボードロップを狙うが遠藤は回避。するとリカが「なに避けてんだよー!」と言って遠藤の背中を何度も踏み付けていく。背中へのエルボードロップはカウント2。リカが胴締めで遠藤のスタミナを奪いにかかる。そこからカバーもカウント2。リカが3つのコーナーに遠藤の頭をぶつけていくが、4つ目は遠藤がぶつけ返す。突っ込む遠藤をリカが迎撃してドロップキック。カウント2。リカのヒップアタックをかわした遠藤がドロップキックを決める。遠藤は串刺しのバックエルボーからカバーもカウント2。リカが向かって来る遠藤を迎撃し、ロープに足を掛けて固定するとそこにドロップキックを決める。カウント2。そしてインディアンデスロックへ。さらに鎌固めへ移行するも遠藤はなんとかロープに逃げる。リカがヒップアタックを狙うが、回避した遠藤はバックエルボー。そして得意のキャメルクラッチの体勢に入るも、リカはそのまま抱え上げてコーナーにぶつける。串刺しのヒップアタックからドラゴン・バックブリーカーを決めるがカウント2。追撃しようとするリカをかわした遠藤は後頭部にニードロップを落とす。そしてキャメルクラッチを決める。リカは何とかロープに足を伸ばしブレイク。遠藤がコーナーに上がるが、リカが追いかける。遠藤がエルボーを打ち込み距離が開いたリカがコーナーに向かって来ると、遠藤は飛び越えて着地しドロップキック。さらにコーナーからミサイルキックを決める。カウント2。追撃しようとする遠藤をリカが丸め込み。遠藤のエルボーをリカはヒップではじき飛ばすと、ロープに振ってのヒップアタック。続けざまにツイスト・オブ・フェイトを決めると、遠藤も返せず3カウント。
メインイベント 20分一本勝負
両チームが入場するとミサヲがマイクを要求。ミサヲが「今日は何と爆れつシスターズと我々享楽共鳴という2月の後楽園で……まぁ中島さんはいなかったんですけど、何かわからないですけど我々の絆がとっても深まったんです。なぜなら(のどかを指さし)ヒーローオタク(ユキを指さし)ヒーローオタク(自信を指し)ヒーロー(中島を指さし)ヒーローオタク!(会場拍手)我々4人の絆はとっても強固なのだ! 今日はその絆を君たちにぶちかましてやる! かかれー!」と叫び奇襲を仕掛けるが、青コーナーサイドが迎撃し開始のゴング。ここで赤コーナーの4人がミサヲの「完全勝利、必勝合体!」という掛け声で合体。ミサヲを3人が抱え上げ相手チームに向かって行くが、回避されミサヲが何度もコーナーに激突。3発目は迎撃され、ミサヲがマットに叩き付けられ大ダメージ。未詩が胴締めでミサヲを捕獲。青コーナーサイドの3人は「がんばれ! がんばれ!」と応援しつつもサードロープを遠くに引っ張る。それでもミサヲはロープにブレイク。ミサヲがハイパーゴッサムクラッシュを決め、中島に代わる。ここから赤コーナーサイドが代わる代わる連係攻撃を交え未詩を捕まえる展開となる。追い込まれる未詩だったが、リカにダブルのハンマーを決め逆転。瑞希に繋ぐ。瑞希が飛び込みドロップキック。さらに相手コーナーにボディアタックで蹴散らすと、コーナーからダイビング・ボディアタック。カウント2。カサドーラで飛び付くが、ユキは耐える。向かって来る瑞希を捕らえたユキがファイヤーマンキャリーからのフェイスバスター。ユキから中島にタッチ。中島が瑞希を攻め込むが、瑞希は坂崎にブラインドタッチし、中島にマジラビが連係攻撃を見舞う。ミサヲが飛び込むとマジラビが迎撃し、コーナーからのダブルのダイブを放つも享楽共鳴は回避。コーナーからミサヲが2人まとめてアイアムアヒーローで飛び込む。ここで享楽共鳴の連係攻撃。最後はミサヲがアイアムアヒーローを瑞希に決める。リング内では中島と坂崎の攻防。中島に坂崎がカウンターのノーザンライトボムを決める。中島と坂崎が足を止めてエルボーの打ち合い。中島が飛び付いてウラカンラナ。中島が619を狙うも坂崎がエルボーで迎撃。追撃しようとする坂崎に中島はネックブリーカー。カウント2。中島がカウンターのノーザンライト・スープレックス、しかし坂崎もすぐに立ち上がりマジカルメリーゴーランドを決める。両者ダウン。のどかとマリカにダブルタッチ。のどかがタックルからボディスラム。しかしマリカもドロップキックを連発してのどかを追い込む。ギロチンドロップからカバーはカウント2。マリカがのどかを抱え上げようとするも、のどかは抜け出しコーナーにぶつける。ここでユキが飛び込み、爆シスが連係からダブルのセントーンを決める。カウント2。マリカに爆れつブルドッグを狙うが、坂崎と瑞希が阻止。爆シスにマジラビが連係を決め、ユカッチボムを炸裂させる。ミサヲが飛び込むと中島も入り、坂崎に享楽共鳴が連係攻撃。未詩が飛び込み、中島とミサヲを2人まとめて串刺しのボディアタックを決め勝負を託す。マリカがのどかに丸め込みからギロチンドロップ、カウント2。追撃狙うマリカにのどかはフォールアウェイスラム。そしてキルスイッチを決めるとマリカも返せず3カウント。
エンディング
ヒーロー&ヒーローオタクカルテット、爆れつ享楽共鳴が快勝! 4人での「爆!れつ!」締め!
勝利したのどかがマイクを持つと「爆れつ享楽共鳴勝ちましたー!(会場拍手)みなさん4月をどのようにお過ごしでしょうか?(会場笑)まだ始まったばっかりで失礼しました! そうだ私勝ったんでした! 今日明日と東京女子は新年度からいきなり2連発ということなんですけど、明日もまた……(会場を見回して)そうだね……明日も来られるお嬢さん方は明日もよろしくお願いします! 皆さん(男性)はUNIVERSEの方で、ちょっと歯ぎしりしながら待っていただいて!(会場笑)よろしくお願いします! もう後楽園ホールまで気付けばあっという間なので、皆さんもこの勢いで是非付いて来ていただけますでしょうかー!(会場拍手)今日はワシが勝ったから爆れつ、していいですか?」と中島&ミサヲ聞くと2人は「えーっ!」と嫌そうな表情。ユキは「嫌そうだな……享楽共鳴っぽいやつとかも混ぜたりしたら?」とのどかに無茶振り。するとミサヲは「享楽共鳴ってそういうのありましたっけ……?」と戸惑う。のどかは「じゃ、こうしよう! 準備していただきまして、後楽園ホールまでいくぞー! せーの、爆! れつ!」で大会を締めくくった。