東京女子ロゴ

TOKYO JOSHI 2020 WINTER~wonderful harmony~

この記事をシェアする

日時2020年1月12日
開場東京・板橋グリーンホール
観衆207人(満員)
  • 前説

  • 4・3アメリカ大会の大会名やチケット発売日を発表! 未詩の居ぬ間に実優がアプガプロレスに加入!?

  • 難波小百合リングアナが諸注意をアナウンスしてから、4月3日アメリカ・フロリダ州タンパ・リッツイーバー大会について、大会名が『TJPW is COMING TO AMERICA with DDT』に決定したと発表。チケットは米国東海岸時間1月13日の14時から販売され、東京女子から14名、DDTから2名、海外選手も数名参戦。メンバーに関しては現在調整中とのこと。続いてアップアップガールズ(プロレス)を呼び込むが、この日は渡辺未詩が成人式出席で欠場のため2名で……と思いきや、未詩ばりのポニーテールにしたピンク担当・山下実優がシレッと登場。「アップアップガールズ(プロレス仮)の実優です!」とバリバリやる気だったが、ノープランで出てきてしまったということで敢えなく退散。結局ヒカリとらくの二人で『アッパーキック』を披露。すると曲の途中で再び実優が乱入! 背後からリカがスマホで動画を撮っている中、実優はノリノリの様子で未詩のマネをしながら会場中を練り歩く。最後はリングに上がり、ヒカリ、らくと一緒に見よう見まねでアッパーキックを踊ってみせたが、二人から蹴られてしまう。さらに動画を撮っていたリカにまで蹴られて踏んだり蹴ったり。らくが「変な人がいた」とトドメを刺してからオープニングコール。
  • オープニングマッチ 15分一本勝負

    • LOSE

      汐凜セナ

    VS

    • WIN

      乃蒼ヒカリ

    VS

    6分27秒

    ブルーレーサー

  • 汐凜にとっては初めてのシングルマッチだが、その相手はプロレスラーになるキッカケとなったヒカリ。腕を取ったヒカリだが、ロープに振った汐凜はアームドラッグからカウンタエルボー。ヒカリはガットショットから、汐凜の両腕をロックした状態で逆片エビ固め。さらに背後からの低空ドロップキック。コーナーで踏み付けていったヒカリは低空ドロップキック。汐凜もドロップキックを返すが、4発目を狙ったところでヒカリがドロップキックで迎撃。さらに串刺しドロップキックからローリングクレイドル。汐凜もエルボーで向かって行くが、ヒカリもエルボーで応戦。劣勢だった汐凜だが、張り手をお見舞い。するとヒカリはエルボーから顔面にストンピング。コーナーに登ったヒカリを強引に投げ落とした汐凜は逆片エビ固め。ロープに逃れたヒカリはボディスラムを狙うが、首固めで切り返した汐凜は低空ドロップキック。だが、ヒカリはカウンターでコブラを決めると、ブルーレーサーにスイッチしてギブアップを奪った。抱き合って汐凜の健闘を称えたヒカリは肩を貸して退場。
  • 第二試合 15分一本勝負

  • VS

    • WIN

      ダレダソレ明美

    VS

    6分18秒

    ラ・マヒストラル

  • 明美はネコ耳をつけて登場。握手をすると見せかけてマイクを要求した明美は「今日の試合は何を隠そう耳をつけている通り、とっても猫が大好きなんですよ!」と言うと、今年こそ猫を飼いたいという。はるなと交流を深めたら明美家の3匹目の猫として迎え入れたいと言ってクリーンに握手を交わした明美はバックを取ると、「うちの子になりな〜」と猫可愛がり。さらに「抱っこさせて〜」と抱きつこうとするが、かわしたはるなは引っ掻き攻撃。さらに串刺しエルボーから馬乗りになるが、タイムを要求した明美は「久しぶりの猫過ぎて激しくしすぎましたね! 猫的にはそれは嫌ですよね」と反省すると、もう一度やり直しと握手を求める。はるなが応じたところにガットショットを見舞った明美は「猫にも躾が執拗」とはるなをコーナーに叩き付けると、ヒザを押し当てる。ロープに飛ばそうとする明美の腕に噛みついたはるなだが、明美は「怖くない、怖くないよ!」と説得。そこからランニング・クロスボディーを見舞うと、ハイパーゴッサムクラッシュを狙う。突き飛ばしたはるなはカウンターエルボー。さらにココナッツクラッシュからランニング・ネックブリーカーを決めたはるなはスリーパー。前方に投げて脱出した明美に対し、前転からのコードブレイカーを狙ったはるなだが、明美をコーナーに叩き付けて脱出。さらにランニング・クロスボディー。はるなもスクールボーイから低空ウラカン・ラナ、前転からのコードブレイカー。しかしここで明美のマスクを脱げてしまう。動揺しながらマスクを石黒レフェリーに渡したはるなだが、チャンスをばかりに猫だましからのラ・マヒストラルを決めて明美が3カウントを奪った。逃げた猫を明美は追いかけていった。
  • 第三試合 15分一本勝負

  • 6分41秒

    片エビ固め

    ※フェイマサー
  • 目突きを狙った上福だが、腕をキャッチしたぽむ。左右の目突きをどちらもブロックされてしまった上福はロックアップしながら、ロープに振ってからとあらゆる角度から目突きを狙う。必死にブロックするぽむだが、上福はガラ空きになった腹部にパンチをお見舞いすると、コーナーに追い込んで「タピオカバ〜カ!」と挑発。怒ったぽむは反撃しようとするが、上福は踏み付けてコーナーに押し込むと、ボディスラムで叩き付ける。さらにレッグスプリットからリバースのインディアンデスロック。ロープに逃れたぽむはスネキックから低空ドロップキックを返すとスリーパー。さらに腕を取ってコーナーに飛び乗るとアームドラッグで投げてから前転キック2連発。ラフォーレ原宿を防御した上福はビッグブーツから突進。カウンターのスネキックで迎撃したぽむだが、上福は逆水平チョップから目突き。しかしランニング・ビッグブーツをかわしたぽむは、ラフォーレ原宿で投げてからぽむ・ど・じゃすてぃす。これをかわした上福は逆水平チョップ、串刺しドロップキック、フェイマサーと決めて勝利。
  • 第四試合 20分一本勝負

  • 3WAYマッチ

    8分16秒

    変形卍固め

    ※あと一人は瑞希。
  • 三つ巴の力比べになると、真弥が優勢に。すると中島と瑞希が共闘して反撃。しかし真弥は中島を瑞希に叩き付けると、瑞希にショルダータックル。中島&瑞希もダブルドロップキックで反撃すると、トレイン攻撃へ。だが、中島だけが何度も走らされる展開に。確信犯の“腹黒”瑞希は、さらに中島をカニ挟みで倒して真弥にぶつけると、その上にフットスタンプを投下。怒った中島は瑞希をロープに叩き付けて619を狙ったが、瑞希はドロップキックで迎撃。セカンドコーナーからのダイビング・フットスタンプをかわした中島はネックブリーカーから首4の字。すると真弥はその状態のまま逆エビ固め。中島がロープに逃れると、真弥は二人に対し、串刺し攻撃、ランニングエルボー、エルボードロップ。中島も瑞希を場外に出すと、真弥に変形のフェースクラッシャーを決めると、ダイビング・ライダーキック。だが、瑞希はトップロープを下げて中島を場外に出すと、エプロンに戻った中島にドロップキック。そこかあ真弥にダイビング・クロスボディー。中島が素早く戻って瑞希を何度も丸め込むが、必死にキックアウトした瑞希は中島の逆さ押さえ込みも必死に抵抗。ここで真弥が二人まとめて転がして抑え込むがカウントは2。ならばと真弥は中島に逆エビ固め。そこに瑞希が飛び付いて回転エビ固め。真弥もスパインバスターを狙うが、背後から中島がドロップキック。これで瑞希が場外に出ると、中島は真弥に変形卍固めを決めてギブアップを奪った。
  • セミファイナル 15分一本勝負

  • VS

    • WIN

      万喜なつみ

    VS

    7分23秒

    バックラッシュ

  • スピーディーなロープワークでは、お互いに側転フェイントを披露。そこから万喜の足をすくった鈴芽はドロップキック。万喜も串刺しドロップキックを返すと、ヘアーホイップで投げてからボディシザースへ。その状態から鈴芽のツインテールを掴んだり、両腕をフックして両足で持ち上げたりとアレンジ技で追い込んでいった万喜だが、鈴芽もドロップキックを返すと串刺し攻撃を狙う。蹴りで迎撃した万喜は飛び付いて回転エビ固め。しかし鈴芽もすぐに起き上がって低空ドロップキック。ならばと万喜はボトムロープにもたれ掛かる鈴芽の顔面に低空ドロップキックを突き刺してから逆片エビ固め。リング中央に引きずって追い込んだ万喜だが、鈴芽はどうにかロープに逃れる。「終わり!」と宣言した万喜だが、背後に回った鈴芽はスリーパー。必死に絞め上げるが、万喜の足がロープに届く。間髪入れず丸め込んでいった鈴芽は、串刺しエルボー、フェースクラッシャー、ダイビング・クロスボディー。鈴芽がエルボーで向かっていくと、万喜もエルボーを返してからソバット。一気にバックラッシュを決めたが、丸め込みで切り返した鈴芽は続けてスクールボーイ。カウント3寸前まで追い込んだが、ソバットを返した万喜は紺何処度完璧なバックラッシュを決めて3カウント。
  • 万喜が山下とのシングルマッチを熱望!

  • 勝った万喜は退場しようとするが、一旦止まってマイクを持つと「これは自分の気持ちをみんなに聞いてほしいだけなんだけさ。イッテンヨンで復帰してサリ(Sareee)にボッコボコにされて。だけどすっごく楽しかったんだよね! そんなボコボコにされても、ケチョンケチョンにされても立ち上がっていくような、そんな試合がしたいんだよね! 東京女子で闘いたい選手がいる……山下選手。ずっとずっとやりたかった。自分が思いっきり気持ちも、いまあるすべて全部をぶつけたい相手。いますっごく闘いたい! その気持ちだけ伝えたかった」と、“東京女子のエース”山下との初シングルを熱望した。

    【試合後のコメント】
    ーー試合後、山下選手に対戦要求をしましたが、勝ったら言おうと決めていたんですか。
    万喜 そうですね。ちょっと迷っていたんですけど。とくに決まったものがなかったので、自分の気持ちを(言う)って形になっちゃったんですけど。ずっと思い続けていたことではあって。でも1年間、それは叶わず。たぶん自分の実力不足もあって実現しなかったので。復帰するまでの欠場期間、いろいろなことを考えて、もっともっと上を目指したいし、もっともっと熱い試合やりたいなって思って山下さんって言いました。
    ーー対戦する以上はシングル?
    万喜 シングルがやりたいです! タッグとかは何度かやらせていただいたんですけど、その度に楽しいなって思う気持ちもありつつ……ライバルっていうよりは、ちょっと(山下が)上にまだ見えるような存在な気がするんですよね。そういう相手にバチバチ立ち向かうような試合がしたいです。
    ーー去年の1・5とかにタッグで当たって、その頃から意識している感じはあったと思いますが。
    万喜 はい。メチャメチャしてました! 去年の話になってしまうと、一番はじめに伊藤麻希って言ってから(苦笑)東女に来たんですけど。でも伊藤麻希は別にライバルじゃないので! 本命というか、自分が一番やりたいのはずっと山下さんです。
    ーーそういう魅力を感じるのは、山下選手が東京女子でも一番バチバチ来るタイプだから?
    万喜 はい。気持ち的にもそうだし、スタイル的にもバチバチやり合える気がして、どの選手よりも一番やりたいです。
    ーーどんな闘いをしたい?
    万喜 相手は蹴りとかすごいと思うんですけど、自分はやっぱり蹴りを食らわないというよりはやられてもやられても絶対に立ち上がってやるって思うし、それ以上に自分にはジャーマンがあるので! それを痛めつけた上で出してスリー取れるような試合がしたいです。
    ーータイトルは関係なくやりたかった?
    万喜 はい! 最初は山下さんが(プリプリの)ベルトを持っていたので、ベルトをって思う気持ちもあったけど、もう今はベルト関係ないですね。山下さんに関しては。やりたいです!
    ーーもし山下選手に勝ったら、その先に考えていることはありますか。
    万喜 そうですね。うーん……やっぱりベルト持っている・持っていない関係なく、山下さんは東女の顔な気がするし、エースな感じはするので。そこに勝ったら東女の最高峰のベルトも狙っていきたいし、自分が落としたあのベルトも視野に入れてます。
    ****
  • メインイベント 20分一本勝負

  • VS

    VS

    11分9秒

    片エビ固め

    ※ミサイルヒップ
  • リカとまなせの先発で試合開始。ヘッドロックに捉えたまなせをロープに振ったリカは、ヒザへの低空ドロップキック。すかさず爆シスが入ってきて三人で「あー、よっしゃいくぞー!」から三人同時に投下攻撃。だが、まなせもユキを捕まえると山下にタッチ。サッカーボールキックを叩き込んだ山下はロープへ。カウンターのジャンピングショルダーを決めたユキはのどかにタッチ。ショルダータックル、カーブストンプ、ジャンピング・ボディプレスと一気呵成に攻め込んだのどかだが、串刺し攻撃をかわした山下はのどかをコーナーに乗せて、両足をトップロープに乗せて動けないようにする。らくとまなせも入ってきてトレイン攻撃を決めると、山下はのどかにバックブリーカー。そしてらく、山下、まなせの三人でおやすみエクスプレス。キックアウトしたのどかにご立腹な様子で詰め寄るらく。思わず申し訳なさそうにのどかが後退すると、らくはまなせにタッチ。ショートレンジラリアットをブチ込んだまなせだが、のどかも串刺し攻撃をジャンプしてかわすとショルダータックルでなぎ倒す。ユキもまなせに追走式エルボーからダイビングショルダー。しかしセントーンをかわしたまなせはハイキック。返す刀でショルダータックルでブチ当たったユキはサイドスープレックスを狙ったが、踏ん張ったまなせはハイキックからショルダータックル。リカと山下が飛び込んだえきてリカがヒップアタックを連打。さらにグラウンド・ドラゴンスクリューからコーナーに飛び乗ってのミサイルヒップ。山下も三角蹴りを返すとらくにタッチ。Maxときから河津落としを決めたらくはスリーパー。どうにか脱出したリカは逆にスリーパーを決めると、そこからドラゴンスリーパーにスイッチ。まなせがカットしたが、リカはツイスト・オブ・フェイトを狙う。防御したらくは山下のアシストを受けて回転エビ固め。反転したリカだが、まなせのアシストを受けてらくはもう一度押さえ込むがカウントは2。らくはトップロープを下げてリカをエプロンに出すと、ブレーンチョップからスタンガン。さらにダイビング・ブレーンチョップを投下したが、リカはヒップアタックで迎撃するとツイスト・オブ・フェイト。ダメ押しのミサイルヒップを発射して3カウント。

    マイクを持ったリカが「今日はありがとうございました。今日はお休みの選手もいて。でも今日こうして板橋で同じ時間を共有出来たことはよかったと思います! メチャクチャ楽しかったのでよかったです! また1週間後にはまたこの板橋で興行がありますので、よろしくお願いします。それまで風邪が流行っているので、手洗い・うがい・アッパーキックをしましょう!」と言うと、爆シスとの二人と免疫力がつくという「せーの、ばくれーつ!」で締めくくった。

    【試合後のコメント】
    リカ 今日は……。
    のどか 17人!
    ユキ 17人だったの?
    のどか (今日出場した)選手17人です!
    ユキ でも17人もいるんだ。
    のどか アハハハハハ。
    リカ イギリスで闘っていたり、ウイルスと闘ってたり、成人式で……闘ってたり、大人の階段のぼってたり(笑)。
    のどか ちゃんと登れてるか?
    ユキ あの二人は登るのか?
    リカ 少ない選手だったわけですけども、大・大・大成功で終わったんじゃないでしょうか!
    爆シス イエーイ!
    リカ いい爆れつも炸裂出来たと思うし。
    のどか 決まったね!
    リカ ね、どうですか?
    のどか 振ってきた!(笑)はい、今日はいい1月12日になったんじゃないかなと。これだけ欠場じゃないけど、いないっていう状況ははじめてだと思うので。
    リカ どうなることかと思ったけど。
    のどか あ、そうだよ! 忘れてはいけない。山下実優がアプガ(プロレス)に……。
    リカ 伝説のアイドルに……。
    ユキ 伝説のアイドル(笑)。
    のどか 伝説のアイドル生まれちゃったよ。アプガの(事務所の)社長さんが「いいね」って言っちゃってたからね。デビューしちゃうかな? どうしよう。
    ユキ えー。でもあの人も「うおーい」って声がらくの歌声を邪魔してた!
    のどか アハハハハハ。
    ユキ よくない。
    のどか ちょっと推しにとってはよくないな。
    リカ 今日だけかな。
    ユキ うん、もう見たくないね。
    リカ (このコメントの)終わりが見えないんですけど……。
    のどか 乃蒼ヒカリがいないときは私が青の代わりとして。
    ユキ あ、OK。
    のどか やめろよ、これで終わらせるの!
    リカ そんな感じで。せーの……。
    三人 ばくれーつ!
    ****

この記事をシェアする