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第4回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント

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日時2024年1月27日
開場東京・両国KFCホール
観衆307人(満員)
  • ★大会ハイライト★

  • 27日、東京・両国KFCホールにて「第4回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」準決勝2試合がおこなわれた。

    まずは鈴芽&遠藤有栖vs宮本もか&長野じゅりあ。でいじーもんきーと真拳空勝は過去3回対戦してでじもんが2勝1敗で勝ち越している。中盤は鈴芽がもかを相手に躍動。もかも駆け上がりフェースクラッシャーを阻止してボディースラムで叩きつける。替わった長野が前蹴りからミドルキック。鈴芽もフェースクラッシャーでやり返し、コーナーに登る。長野がこれを蹴って落とすと、もかとケサ斬りチョップを交互に打ち込むが、鈴芽も見切って2人まとめてフェースクラッシャー。有栖が出てくるとコーナースプラッシュも、もかが正拳突きで迎撃。ボディースラムから瓦割りもカウント2。ならばと羅生門を狙うが、も有栖が丸め込みで回避。磐梯山をヒットさせるもカウント2。キャメルクラッチで勝負に出る有栖。もかもかわしてゼロ戦キックを放ってダブルダウン。もかが長野に試合を託すと、長野がコーナーから飛び蹴り。しかしケサ斬りチョップはブロックされるやキャメルクラッチでピンチに。これはもかがカット。長野が腕固めで切り返し、もかも鈴芽をコブラツイストで捕獲したが、有栖がロープに逃げる。ここで勝負に出た長野。バズソーキックからのカバーはカウント2。しかしハイキックは鈴芽が有栖を横入り式エビ固めで丸め込む形で回避させ連係で追い込む。真拳空勝もダブルの蹴りで鈴芽を排除し、長野が有栖にブラジリアンキック。しかし旋風脚はかわされてしまうと、有栖が新技の変形ヘラクレスカッターを投入。キャメルクラッチがエグい角度で決まってギブアップ勝ち。

    続いて荒井優希&上原わかなvs辰巳リカ&渡辺未詩。荒井は過去2回のタッグトーナメントですべて白昼夢に勝ち上がりを阻まれており、ここでリベンジしたいところ。序盤から白昼夢ペースで試合が進む。意地を見せたい荒井と上原。荒井がリカにビッグブーツからサソリ固め。しかしロープに逃げられる。しかしコーナーに登ったところを足元へのドロップキックで止められ、雪崩式のツイスト・オブ・フェイト。正調を狙うも荒井がフルネルソンバスターに切り返して上原と交替。リカが上原にヒップアタック。未詩がショルダーアタックを放つとベアハッグは上原が逃れて側転エルボー。これは未詩がかわす。未詩のダブルスレッジハンマーは上原がかわしてスリーパー。しかし未詩はこれをおんぶで抱えてロープに逃げる。荒井がすかさずエプロンからビッグブーツ。上原が高速ブレーンバスターから再度スリーパーへ。ロープに手を伸ばす未詩。その腕を取って絞めていくが、未詩が足を伸ばしてエスケープ。再度の変形スリーパーはリカがカット。そのリカを荒井が排除して連係を狙うが、未詩が止めて2人まとめてボディースラム。未詩のカナディアン・バックブリーカーは上原がかわしてロープに飛ばすと側転エルボー。ジャックナイフ式エビ固めはカウント2。上原が向かうも未詩がキャッチして振り子式バックブリーカー。ジャイアントスイングにリカがドロップキックをあわせて、未詩がカバーも荒井がカット。その荒井に白昼夢エタニティ狙い。上原が阻止して荒井がビッグブーツ連打。しかしフルネルソンバスターとブレーンバスターの競演は切り返されて失敗。未詩が強烈なエルボーからダブルスレッジハンマー。ティアドロップで熱戦に終止符を打った。

    これで2・10後楽園ホールの決勝戦が白昼夢vsでじもんに決定。でじもんがリングに上がると鈴芽が「私たち、ここまできました。負けません」とマイク。未詩は「今のでじもんの勢いなら、ここまでくると思ってたし、また会うと思っていた。最高の決勝戦にしましょう」と返答し、両チーム握手から記念撮影。でじもんが先に降りて白昼夢が締め。リカ「とりあえず準決勝、生まれたてのひよこタッグだと思ったけど、なかなかやったなあ」未詩「そうですね。気持ちが強くてなかなか油断ができない闘いでしたけど、自分たち決勝進めます! やったー!」リカ「無事に勝てたので、でじもんと闘って優勝。前代未聞のことしようぜ」未詩「え!」リカ「タッグベルトを狙っているんだから」未詩「私はそのつもりでいるので大丈夫です」リカ「3月の両国は」未詩「私の試合を2試合見るつもりで」リカ「タイトルマッチ2試合。あれなら私も2試合するし」未詩「一緒に頑張りましょう」リカ「同じだけ背負うから。2試合でも3試合でもやってやるよ! どんなカードでもやってやるから!」最後は「がんばっていきまっしょい!」で締め。

    【試合後のコメント】
    鈴芽 やったー!
    有栖 やったよー! じゅりあさんともかさん、何回もやってるけど去年のトーナメント1回戦? 初戦で負けちゃって…でも今年は前のでじもんじゃないところを見せつけられたんじゃないかなって思います。
    鈴芽 私たちホントにめちゃめちゃ何回も何回も悔しい思いばっかりしてきたけど、それが私たちの強さになってるっていま絶対自信になってるから。この勢いで白昼夢にもぶつかっていきます。もう負けません!
    ――終盤には新たな技を見せたが?
    有栖 はい…はい! ね。持ち上げちゃった。新しく出した技だったね。
    鈴芽 でじもんも遠藤有栖も前のままじゃないから。
    有栖 それを見せつけてやりましたよ。

    もか 準決勝負けてしまいました。じゅりあさんと一緒に出れるタッグトーナメントはこれで最後なので、優勝してベルトを取りたかったんですけど…すごく悔しいです。あと残り、じゅりあさんの卒業まで何回組めるかわからないけど…全部勝ちたいです。組める試合は。
    長野 私も卒業が4月で最後のトーナメントになるので、もかさんと勝ち進みたかったし、その自信もあったんですけど。でじもんが強くて、負けてしまって申し訳ない気持ちです。今後、もかさんとこうやって組めるかわからないし、一緒に闘えてすごく心強かったです。今回勝ち進んで優勝してベルトに挑戦したかったっていうのがあるんですけど、それが叶わなくなってしまって。卒業まであと2ヵ月弱、残された時間はちょっとなんですけど、やっぱりプロレスをやってきて何か勲章というか証が欲しいので。私は荒井さんが持ってるベルトに挑戦したいです。
    ――王者・荒井のことをどう見てる?
    長野 アイドルとは私は思ってなくて。ホントにめちゃくちゃ強い先輩だなって思ってて。あんまりしっかり闘ったこともなくて、いっぱい動画を見て荒井選手を研究して。プロレスラーとしてベルトを持ってる荒井選手にしっかりと真っ向勝負で挑んでいきたいなと。すごい高い壁ではあると思うんですけど、越えたいなって思ってます。
    ――王者のまま卒業したい?
    長野 したいです!

    リカ やったねー。
    未詩 勝ちました。決勝戦。
    リカ 私はね、実は明日1・28は10周年の記念日なんですよ、デビューして。
    未詩 おめでとうございます!
    リカ なので今日はタッグトーナメント、余計に負けるわけにはいかなくて自分をすごい追い込んでたんだけど、無事に未詩がちゃんと決めてくれたのですごい安心してます。白昼夢で勝ったので、いい11年目が切れそうです。
    未詩 よかったー。10周年、めでたい!
    リカ 負けたらどうなってたかわからないので、よかった…。
    未詩 このまま決勝戦進んででじもんと闘って。
    リカ 2回目の優勝!
    未詩 2年ぶり2度目の優勝。
    リカ V2らしいよ。っていうんですよね? V2目指します!
    ――でじもんの勢いはあらためてどう感じている?
    リカ しかもそうだ。イッテンヨンで奇しくもベルトを争った相手というね。2組とも間近で悔しい思いをしてると思うので気持ちは分かるんですけど…すいませんがここは私たちがつかみます。
    未詩 すいませんが、去年の年末からでじもんの勢いがより加速してるなっていうのは感じてたんですけど。
    リカ 感じますけどね。
    未詩 5年目の白昼夢も全然勢いづいているので。
    リカ ボボボボンとね。
    未詩 ボボボボン!
    リカ タッグが長く続くためには、見たことないこと、あと勝ち続けるしかないと思うんですよね。だから勝ち続けます。
    未詩 はい、勝ち続けます!

    荒井 準決勝、負けてしまいました…。最後、わかなちゃんがすごい頑張ってくれてたのに荒井が助けにいけなくて。私のことではあるんですけど、3年連続で白昼夢にタッグトーナメント負けちゃってるので、今年こそッて思ったんですけど最後やっぱり白昼夢2人の強さに届かなかったなっていうので、すごい悔しいです。
    上原 私も今回が初めてのタッグトーナメントで。荒井さんと組めたのがすごい嬉しかったので絶対優勝してやろうって気持ちで今日も是力は出したんですけど、やっぱり白昼夢は強くて、決勝に進めなかったので。いまはすごい悔しくて…でもいつかは荒井さんと組ませていただける機会があったらもっと頼れるこう入って思ってもらえるように成長した姿でいつかまた組ませていただけたら嬉しいなって思います。
    ――長野が挑戦したいと言っていたが?
    荒井 私がシングルのベルトで挑戦したいって言われるのが初めてなので戸惑いとかあるけど、じゅりあちゃんが卒業までにやり残したことがないように…そうしてほしいなとは私もすごく思うので。少し先輩なので、先輩としてしっかりと受けて立って私が防衛できたらなと思うので。私もぜひやりたいです。(じゅりあの選手としての印象は?)私がデビューした後にデビューされて。私と違って元々格闘技のベースがある選手だったのですごい羨ましいなって思う部分が多かったり。でも練習とかさせてもらうと、割とほわほわしてるかんじがあって、私も好きな選手だったので。シングルもやったことがないので、最後までにできる機会があるのはすごくうれしいです。

    ★全試合の詳細はWRESTLE UNIVERSEをご覧ください!
    https://www.wrestle-universe.com/ja/lives/bE15piueuvQJCet44Am9Cx
  • 前説

  • 2・10後楽園にザラ・ザッカー参戦!

  • 第一試合 15分一本勝負

  • 6分42秒

    逆エビ固め

  • 第二試合 20分一本勝負

  • 11分3秒

    片エビ固め

    ※ヴィーナスDDT
  • 第三試合 15分一本勝負

  • スペシャル節分マッチ

    11分7秒

    体固め

    ※アイアムアヒーロー。皆様の邪気を払うという意味を込めて、選手がリング下に転落すると、リング内にいる選手はスペシャル鬼セットの着用が認められ、心を鬼にしての2カウントフォールで勝利となる特別ルール。
  • 第四試合 20分一本勝負

  • 12分35秒

    片エビ固め

    ※アティテュード・アジャストメント
  • セミファイナル 時間無制限一本勝負

  • トーナメント準決勝

    VS

    VS

    15分43秒

    キャメルクラッチ

  • メインイベント 時間無制限一本勝負

  • トーナメント準決勝

    16分27秒

    体固め

    ※ティアドロップ
  • タッグトーナメント決勝戦は白昼夢vsでじもん!

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