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第4回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント

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日時2024年1月20日
開場東京・品川プリンスホテル内クラブeX
観衆263人
  • ★大会ハイライト★

  • 20日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXにて「第4回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」1回戦4試合がおこなわれた。

    荒井優希&上原わかなvs鳥喰かや&風城ハルはインター王者の荒井とねくじぇねトーナメント優勝者の上原のタッグが一枚も二枚も上手。上原の側転エルボーから高速ブレーンバスターが鳥喰に決まれば、バック宙キックもかわしてドロップキックを放つ。替わった荒井はハルの低空クロスボディーも回避。エルボー連打に強烈なエルボー一発で返すとドロップキックからサソリ固めでギブアップ勝ち。荒井組は明日の2回戦で瑞希&鈴木志乃と対戦する。

    【試合後コメント】
    荒井 1回戦、勝ちましたー!
    上原 やったー!
    荒井 嬉しいね。私たちは2回目のタッグ。まだ1回しか組んだことがなかったので、ちょっと不安要素があったんですけど、けっこう息もあったんじゃないかな。1回戦を突破できたことが自信につながったので、この調子で明日以降進んでいきたいと思います。
    上原 タッグのトーナメントが初めてで去年は見ている側だったので、今日はまず1回戦、荒井さんと突破できてメチャクチャ嬉しいです。
    荒井 優勝目指して頑張ろう!
    上原 はい!
    ――明日の2回戦は瑞希&志乃組だが。
    荒井 瑞希さんも海外から帰ってくるということで、すごい先輩だし志乃ちゃんも最近は勢いがすごいので。でも負けないよね?
    上原 はい、負けないです!
    鳥喰 ハル、大丈夫? ごめんね、勝ちたかったー! せっかくタッグトーナメント、早々組めるあれじゃなかったし、1人じゃ厳しくても2人だから勝ちたかったんですけどね。ごめんね。
    ハル トーナメント出れると思ってなかったので、大好きな鳥さんと組めてすごい嬉しくて、優勝してやろうと思っていたんですけど、やっぱり強い…。
    鳥喰 強かった…。もっと強くなって次…次組めるかな? 次組めるかわからないけど、それでももっと強くなって勝てるようになっていきたいです。
    ハル 頑張ります。

    角田奈穂&HIMAWARI&らく&原宿ぽむは、なんとらくぽむの奇襲でスタート。おやすみエクスプレスを決め、2人の不思議な空気感で序盤を支配。角田とHIMAWARIも、角田のロープ越しのスタナーからHIMAWARIがお姫様落としで叩きつけるなどチームワークを見せたが、タッグ歴はらくぽむが上。らくがHIMAWARIを追い込み、カットに入った角田を合体クロスアーム・フェースクラッシャーで叩きつけて排除すると、孤立したHIMAWARIをらくがドクターイエローで仕留めた。らくぽむは明日の2回戦で鈴芽&遠藤有栖と対戦する。

    【試合後コメント】
    ぽむ しゅっしゅっ…らくさん駅到着です!
    らく ……。
    ぽむ えっ…。勝ちましたね!
    らく そうだね。
    ぽむ やったね!
    らく やったー。
    ぽむ らくぽむ、トーナメント初めてですよね?
    らく うん。
    ぽむ 初めてで初戦は突破したぞー! いえーい!
    らく やっぱり品川は強いんじゃない?
    ぽむ らくさんとぽむの聖地ですね。じゃあここを始発にしましょう。ここを始発にどこまでいく?
    らく 終点もここじゃない?
    ぽむ 終点もここなの? ここでいいの? どこまでもいけるんじゃないですか?
    らく いっちゃいましょう!
    ぽむ はーい! 出発進行!
    HIMAWARI 悔しいです~。せっかくの初めてのトーナメントだったんで。せっかく奈穂さんと巡り巡った縁でこうやって組めたのに、1回戦で負けちゃって…。やっぱ先輩たちのいるトーナメントって厳しいんだなって改めて思いました。
    角田 この子、すごく気にしいなんですよ。同期6人いるけど、なんか大人で自分がしっかりしてなきゃみたいなところがあってね。本当はまだまだ自分も経験していきたいって頑張っているところだからね。せっかく組めたのに1回戦で負けは悔しいね。残念ですけど、いっぱいこの子を褒めて甘やかしてください。じゃないとお姉さんでずっと気を張って頑張ってくれているので。私たちプロレスも演劇も初めて立った場所が一緒なんですよ。まったく一緒なので、これも何かの縁だから、これからも組める機会があると思うので、もっとパワーアップしていこうね。
    HIMAWARI はい!
    角田 次も頑張ります!
    HIMAWARI 頑張ります!

    山下実優&凍雅vs宮本もか&長野じゅりあは山下がキャリアの浅い凍雅を引っ張る形。山下が変形コブラクラッチで長野を捕まえると、凍雅にもかを押さえるように的確に指示を出す。それに応えたい凍雅だったが、もかに抜け出されカットを許してしまうと、今度は長野が切り返して腕固め。もかが凍雅をコブラツイストで捕獲するが、これは山下がエスケープ。真拳空勝が同時にケサ斬りチョップを連打すれば、山下組も山下のミドルキックと凍雅のエルボーバットの競演で抵抗。最後はチームワークがモノを言い、凍雅のロックボトムをもかが正拳突きで阻止すると、長野が凍雅にコーナー最上段から飛び蹴り。カットに入った山下を前蹴り+水面蹴りの合体技からもかがゼロ戦キックで排除。最後は凍雅を長野がブラジリアンキックから旋風脚で下した。真拳空勝は一足先に準決勝進出。

    【試合後コメント】
    もか 1回戦勝ち進めました! じゅりあさんとなら大丈夫と思っていたので、このまま優勝まで突っ走りたいと思います。
    長野 私も2年目のトーナメントだし、これが最後のトーナメントになるので、優勝かけて闘うつもりで勝ててすごく嬉しかったです。でも相手が山下さんと大きい凍雅ちゃんということで、めちゃくちゃパワフルだし、また一つ学ばせてもらったなということで、この勝ちを次につなげていきたいなと思います。
    ――準決勝進出だが。
    もか 去年もいいところまでいって負けてしまったので去年以上に。真拳空勝で組むトーンメントがこれで最後になるので優勝してベルトを獲りにいきます。
    長野 誰が上がってきても絶対に勝ちたいと思います。
    山下 あと少しだったかな?
    凍雅 すいません。
    山下 でも結果は負けなので。勝たないと意味ないし。でも凍雅と組めたのは楽しかった。けど、勝てなかったのは悔しいから、またどこかで組む機会があればその時はお互い気合いを入れて。気合い入っていたもんね、今日。
    凍雅 はい。新人とは言えど初出場。だけど狙うのはもちろん優勝だったので、1回戦突破する気持ちで頑張ったんですけど、あっちのタッグチームの団結力というか、ピンチに助けに入ったりとか、すごいなって試合をして実感しましたね。
    山下 今回は結果に繋がらなかったけど、私的には凍雅の気持ちが見えたかなと試合前から感じられたし、Xでつぶやいていたのを見て、私たち話す機会はないけど、私と同じ考えでいてくれた。頼るだけじゃなく自分が取りにいくっていう気持ちでいてくれたのはパートナーとして心強いと思ったし、そういう気持ちでタッグにも挑んだ。でももかと長野が今回は強かった。そこかなと思います。でもこういう機会があったら気合いを入れて2人で取りにいきましょう。

    中島翔子&ハイパーミサヲvs上福ゆき&桐生真弥。試合前に先週の西日本ツアーに引き続きミサヲの声帯が「死んでいる」と告白した中島。大きいちびっこたちに「こんにちは!」しないと試合を始められないとばかりにマイクを上福に預ける。しかし、これはだまし討ち。享楽共鳴の奇襲でスタートしたばかりか、ミサヲの声は回復していており、ハイパーゴッサムクラッシュの発声も元通り。試合はタッグ歴の長い2チームによる熱戦に。享楽共鳴のコンビネーションに追い込まれた東洋盟友。真弥がミサヲにスパインバスター狙いも中島が救出に入ってコーナーポストへのDDT。その流れでコーナーに登る中島だが、上福が入って雪崩式ブレーンバスターで落として排除。東洋盟友が合体技のエンリョウ。再度狙ったところでミサヲが真弥を丸め込みで切り返し、慌てた上福は中島の619でカットを阻まれ、ミサヲがその隙に真弥をラ・マヒストラルで仕留めた。

    試合後は享楽共鳴がマイク。ミサヲ「会場にお集まりの大きいちびっ子たち、こんにちはー! 東京女子プロレスの愛と平和を守るニューヒーロー・ハイパーミサヲと~全長1.47メートルの大怪獣・中島翔子で、享楽共鳴のおでましだー! 勝ったぞー! 東洋、めちゃくちゃ思ったより手強かったっすね。ちょっとどうなることかと思ったけどまずは1回戦勝ててよかったー!」中島「みんな、享楽共鳴、今年はタッグベルト取るぞ! 言いたいことはそれだけだ! 私たちを見ててほしいです!」ミサヲ「見ててください! 明日も勝つのは、我々、享楽共鳴だー!」

    【試合後コメント】
    中島 享楽共鳴、とりあえず初戦突破だー!
    ミサヲ 勝ったぞー!
    中島 勝ちました! リング上でも言ったんですけど、今年は享楽共鳴、タッグベルト獲ります!
    ミサヲ 獲ります!
    中島 みんな信じてついてきてくれ! 断言! 私たちは絶対にタッグベルトを獲る!
    ミサヲ 獲る! まずはこのトーナメント優勝だぜ!
    中島 そのまま、ずっと見てて欲しい。見守っててくれ!
    ミサヲ 見守っててくれ! 明日勝つのは享楽共鳴だ!
    ――明日の2回戦は白昼夢です。
    ミサヲ は、白昼夢だって…。
    中島 白昼夢は私の中で因縁深いというかけっこう節目節目で闘っている印象があるんです。ひょっとしたらちょっと負け越しか? こっちも勝たないことはないんだけど、たぶん数的には負け越しているので、それを取り戻す気持ちもありますね。
    ミサヲ 逆を言えばここを勝てれば(優勝への)近道な気がする。
    中島 自信にもなる。とにかくあの2人を仕留めることがこのトーナメントを勢いづける方法というか、勢いをつけるにはあのチームを止めるが一番だと思ってます。

    上福 オマエ! 私が先週、体調不良で休んでいる間にてっきり真弥はちゃんとしているから遠くまでいって無酸素トレーニングとか超やっていると思ったのに。
    真弥 ごめんなさい! とくに無酸素…なんですか?
    上福 そういうハードトレーニング。
    真弥 ハードトレーニングは…。
    上福 してなかったのか。どうするの? ゆきもゆきなんだけど、どうする? こんだけ歴ばっか食ってさ。ウチらの友情期間ばっか伸びてさ。1回気合い入れ直そうと前回のベルトでWiFiに負けて「解散だ」って言ったくせに早々にまたやってて結果も残してない。どうしたらいいと思う?
    真弥 どうしたらいいんですかね。どうしよう…。
    上福 でもウチらはなんちゃって友達みたいなことをやってると思うんだよ。去年の目標、一緒に30歳の時に蕎麦を食べにいこうって言ったのに、いってない!
    真弥 ヤバいですね…。
    上福 私も私だけど、オマエも口だけなんだよ! テメエはよ!
    真弥 確かに私、一回も「蕎麦いきましょう」って言ってない!
    上福 オマエから誘われたことねえからな!
    真弥 ごめんなさい!
    上福 テメエはゆきを誘うところから始めろよ!
    真弥 じゃあ、蕎麦打つのはハードルが高かったから食べにいこう。
    上福 なんでもいいよ。バーミヤンでもいいから誘え。
    真弥 いいんですか?
    上福 バイバイ。
  • 前説

  • 書籍「プロレスとアイドル」が本日より会場先行発売!

  • 第一試合 20分一本勝負

  • 11分44秒

    カナディアン・バックブリーカー

  • 第二試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント1回戦

    8分32秒

    サソリ固め

  • 第三試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント1回戦

    8分4秒

    片エビ固め

    ※ドクターイエロー
  • セミファイナル 時間無制限一本勝負

  • トーナメント1回戦

    VS

    VS

    13分34秒

    体固め

    ※旋風脚
  • メインイベント 時間無制限一本勝負

  • トーナメント1回戦

    15分21秒

    ラ・マヒストラル

  • 「今年はタッグベルト取るぞ! 言いたいことはそれだけだ!」(中島)

  • トーナメント表(1月20日終了時点)

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