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TOKYO JOSHI 2021 WINTER~LOVERS~

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日時2021年1月16日
会場東京・成増アクトホール
観衆147人
  • 前説

  • 成増もアプガプロレスの歌からスタートになります!

  • 難波小百合リングアナが観戦や物販の諸注意をアナウンスしてから、アップアップガールズ(プロレス)を呼び込む。『リングの上にも三年〜All Along The Way〜』を披露したあと、ヒカリのオープニングコールで大会がスタート。
  • オープニングマッチ 15分一本勝負

  • 8分8秒

    逆エビ固め

  • 有栖から握手を求められると、伊藤は苦笑いしながらも応じてみせる。ロックアップでロープまで押し込んだ伊藤は、余裕の笑みを浮かべながら有栖の頭をポンポンしてからブレイク。逆にロープに押し込んだ有栖はブレイクの際に蹴っていくが、キャッチした伊藤はまたも頭をポンポンする余裕を見せると、頭を指差しながら「ここが違うんですよ、ここがね」。怒った有栖が蹴っていくが、伊藤はボディスラムで叩き付けるとキャメルクラッチへ。どうにかロープにのがれた有栖だが、ロープに貼り付けた伊藤は客席を指差して「北川景子!」と叫ぶ。思わず木曽レフェリーがそっちを向いてしまった隙に反則攻撃で有栖を追い込んだ伊藤は、ボディスラム2連発。3発目を阻止して逆に叩き付けた有栖はドロップキック3連発。そこから得意のキャメルクラッチに捉えるが、伊藤は手に噛みついて脱出すると一本足頭突き。さらに串刺しエルボーからフェースクラッシャー。有栖もエルボーで向かっていくが、伊藤は一発のエルボーで吹っ飛ばし、スリーパーに捉える。そこからバックブリーカーで叩き付けると倒れ込み式ヘッドバット。かわした有栖はもう一度キャメルクラッチ。ロープにのがれた伊藤にエルボーを連打する有栖だが、敢えて受け止めた伊藤はDDTからエグイ角度の逆エビ固めに捉えてギブアップを奪った。
  • 東京女子を全員制覇した伊藤は、2・11後楽園の相手に美軍の沙希様とメイ・サンを指名!

  • マイクを要求した伊藤は「オイ! オイオイオイオイ、お前ら! さっきの遠藤有栖で伊藤は東京女子を全員制覇した。でも最近、東京女子プロレスに東京女子プロレスじゃない奴がいるんだよ。オイ甲田哲也、あの二人組はどうした?」と尋ねるが、甲田代表は「二人組?」とピンと来ていない様子。そんな態度に激怒した伊藤は、2・11後楽園大会で伊藤一人でNEO美威獅鬼軍の沙希様とメイ・サンとの対戦を勝手に決めると、「首を鍛えて待っておけ! 曲!」と自身の曲を鳴らし引き上げていった。

    【試合後のコメント】
    伊藤 そういうこと! 伊藤麻希vsNEO美威獅鬼軍、やるから! もう、やるよ! 伊藤はやるよ!
    ーー甲田代表はOKを出していませんでしたが。
    伊藤 いやいやいや、やるんだよ2月11日に! 伊藤麻希vsNEO美威獅鬼軍! やってやるよ! 大丈夫だよ、伊藤なら絶対勝てるよ! 絶対出来るよ!
    ーー2vs1で?
    伊藤 そう! そうだよ、2vs1だよ。だから何だよ! 何だよ! 何か言いたいことあるのか? 言ってみろよ! あん?
    ーーフォールしても必ずカットされると思いますが。
    伊藤 そんなのやってみないと分からないだろうがよ! 何でそんなこと言うんだよ! なあ? 何だよお前ら! 何で笑ってるんだよ! オイ!
    ーーまだ美威獅鬼軍側の返事も聞いていないので、決まったとは言えないと思うのですが。
    伊藤 何でそんな……何でそんなお前、今日堅いんだよ! オイ、オイ、ちょっと。じゃあちょっと待っておけオラ!(控室のほうに走り出す)オイ! オイ、どこ行ったー! オーイ! 行くぞ、お前の出番だオラ! やるぞ! やるんだオラ!(控室のほうから山下を連れて戻ってくる)
    山下 何? 何? ちょっと今、グミ食べてるんだけど!
    伊藤 コイツがいるんだよ、どうだ! 伊藤麻希一人で敵わなくてもコイツがいれば大丈夫だろうが! コイツなら大丈夫だ! やってやるぞ!
    山下 (グミを食べながら)何?
    伊藤 やるぞ! やろう!
    山下 ちょっと待って。ごめん、今試合終わりにグミ食べてるんだけど(苦笑)。休憩中なんだから急に呼ばないでよ。何?
    伊藤 それ何?
    山下 グミ。食べる?(伊藤にグミを差し出す)
    伊藤 おいしそうだね(笑)。(グミをもらいながら)ありがとう。
    山下 スミマセン、何か恥ずかしいよ。
    伊藤 やってやんぞ! 言ってやれ!
    山下 ……何を言ってやるの? 私、何をするの?(苦笑)ここに連れられてお前に! 意味が分からない(笑)。もうやめてよ、試合終わりなんだから!
    伊藤 グミおいしいね(笑)。
    山下 いや、おしいけど何なの? 呼び出しておいてお前は何なの?
    伊藤 伊藤麻希&山下実優vsNEO美威獅鬼軍!
    山下 ハッ?
    伊藤 ほら言ってやれ、言ってやれ! 勝つんだろうが!
    山下 決まってるの?
    伊藤 今決めたんだよ伊藤が! 言ってやれ、言ってやれ!
    山下 お前、また勝手に決めたな!
    伊藤 ああ。
    山下 ああじゃねぇし! シングルの時も勝手に決めやがって! どうするんだよ!
    伊藤 そうだよ、伊藤が決めるんだよ! 2021年、ほら言ってやれ、言ってやれ! ……あ、お前負けるの? 負けると思ってるの?
    山下 負けません! 負けませんけど……。
    伊藤 ほら。なら言ってやれ、言ってやれ!
    山下 やるの? いいよ、もうやります。勝ちます絶対に。やるからには勝つよ。お前と組むってこと? いいの?
    伊藤 そうだよ。いいよ。
    山下 分かった。じゃあいいよ。はいはい。やりましょう。勝ちます! やるからにはもちろん勝つよ。ちょっと練習しないとね、一緒にね。
    伊藤 おぉん?
    山下 連携とかもやるんでしょ?
    伊藤 (苦笑)。
    山下 なんで笑ってんだよ!(笑)こっちが笑いたいわ! 休憩中に何なんだよ。
    伊藤 じゃあ何か練習しよう(苦笑)。いいよ、やってやるよ!
    山下 いつも勝手に決めるな。
    伊藤 そうだよ。やってやるよ、じゃあ! 連携練習してやってるよオラ! メイ・サン=ミッシェル! あんなおぼん持ったクソガキ、伊藤がぶっ潰してやるよオラ! 言ってやれ、言ってやれ! 何か!
    山下 はぁ?
    伊藤 言ってやれ、言ってやれ! あとも一人いるだろ、デカい奴!
    山下 沙希様な。まぁ私、負けてるからさ。
    伊藤 そうなの?
    山下 うん。1回な。
    伊藤 じゃあやってやるしかないね。
    山下 やるって決まったの? 本当に? 勝手に決めて……。
    伊藤 (遮るように)大丈夫! 大丈夫だから。大丈夫、大丈夫。伊藤が権限持ってるから。
    山下 ……まあまあ、沙希様はねシングルで私も個人的に負けてるんで。あとメイ・シャン=ミッシェル?
    伊藤 やめろよ(笑)。
    ーーメイ・サン。
    山下 メイ・サン=ミッシェ? 言いにくいんだよ、もう!
    伊藤 そうだな。そうだ。
    山下 メイ・サンでいいわ、もう!
    伊藤 メイ・シャン、メイ・シャン。
    山下 メイ・シャン? 分からんけど。まぁ借りもあるんで、しっかり……やるのが決まっているんだったら、しっかりやりますよ。
    ーー伊藤選手としては一番頼りになるパートナーが山下選手?
    伊藤 うん、まあ……(苦笑)。
    山下 なんで笑ったの? ここまでわざわざ連れてきておいて。
    伊藤 何かそこにいて、グミ食べてたから連れてきた(苦笑)。
    山下 はぁ?
    伊藤 だって暇してたろ?
    山下 まあ暇よ。暇っちゃ暇よ。
    伊藤 カードもどうせ決まってないだろ。
    山下 決まってない。
    伊藤 今回もベルト挑戦しなかったろ? タイミング逃しやがって。だからいいんだよ。そういうことだ。
    山下 そうね。いいよ、もう。はい。
  • 第二試合 20分一本勝負

  • VS

    VS

    7分16秒

    片エビ固め

    ※ハイパミ・リターンズ
  • マイクを要求したニューヒーローズだが、ウルショコが「おい、そこの二人! 空手の有段者と聞いた。そこで私は宇宙空手の達人から伝授してもらってきた」というと、宇宙から手の型を披露。しかし、アッサリ受け止めた山下ともかが逆に正拳突きをお見舞いして試合開始。山下がハイパミにサッカーボールキックからフェースロック。ウルショコがカットに入るが、長いマントを掴んだ山下はそのまま場外に投げ捨てる。続いてもかがカウンターエルボーを見舞っていくが、カウンターでクロスボディーを決めたハイパミはウルショコにタッチ。スーパーウルトラライダーキックを見舞ったウルショコだが、アッサリかわしたもかは山下にタッチ。山下のペンデュラム・バックブリーカーからもかがボディスラムを連発。ウルショコを蹴りまくった山下だが、それでもエルボーで向かっていったウルショコは、コーナーに飛び乗ってのバック宙からウルトラライダーキック。タッチを受けたハイパミはハイパーゴッサムクラッシュからアイアムアヒーローを狙ったが、防御した山下はミドルキック。さらにもかの正拳突きから山下がスクリューキック。だが、ハイパミを踏み台にしてウルショコが串刺し式のウルトラライダーキックを叩き込む。山下も入ってくるが、ニューヒーローズはトレイン攻撃を狙う。山下が防御しようとするが、ウルショコがコルバタで投げ飛ばす。その間にもかがハイパミにゼロ戦キック。しかしハイパミがもかをロープに叩き付けると、そこにウルショコはウルトラ619。続けて場外の山下にウルトラトペを発射。その間にハイパミはもかにハイパミ・リターンズを決めて3カウント。
  • 第三試合 20分一本勝負

    • 舞海魅星

    • LOSE

      汐凛セナ

    VS

    VS

    8分57秒

    片エビ固め

    ※フェイマサー
  • 2・11後楽園大会でインターナショナルプリンセス戦が決まった上福と魅星の前哨戦。タイトルマッチに向けたオリジナルTシャツを着てきた魅星に対し、若干引いている上福は先発をぽむに譲る。ヘッドロックに捉えた魅星だが、スネを蹴って脱出したぽむ。しかしカウンターのショルダータックルでなぎ倒した魅星はセナにタッチ。ボディスラムを狙ったセナを逆に叩き付けたぽむは上福にタッチ。コーナーでセナの顔面を踏み付けた上福に続き、ぽむがでんでん太鼓。さらにエプロンから上福がセナを捕まえると、ぽむがスネ蹴りを見舞っていき、そこからニーロックへ。ロープに逃れたセナはバックエルボーを返すと魅星にタッチ。ショルダータックルからボディスラムで叩き付けた魅星は、ハンマーでブン殴ってからストンピング。ぽむもスネ蹴りからドロップキックを返してタッチ。ビッグブーツをブチ込んだ上福は卍固めを狙うが、防御した魅星はエルボー。だが、背後に回った上福は今度こそ卍固め。セナがカットに入るが、ぽむが場外に連れ出す。その間に上福と魅星はエルボーの打ち合い。そこから目突きを見舞った上福は逆水平チョップから串刺しドロップキック。続くフェイマサーを防御した魅星はラリアットを叩き込んでセナにタッチ。逆片エビ固めに捉えたセナだが、上福はロープに逃れる。ブレーンバスターを返した上福だが、魅星が入ってくる。すると上福はその場跳びのフェイマサーを決めて魅星を排除。隙を突いてスクールボーイで丸め込んでセナは、続けて逆さ押さえ込みでカウント2まで追い込む。しかし上福はビッグブーツでセナの動きを止めるとフェイマサーを決めて3カウント。
  • セミファイナル 20分一本勝負

  • VS

    VS

    15分7秒

    片エビ固め

    ※ヴィーナスDDT
  • はるなと鈴芽の先発で試合開始。バックの取り合いから足をすくって倒した鈴芽はヘッドロック。うまくはるなが逃れると、続いてのどかとマリカがリングイン。ショルダータックルでのぶつかり合いからマリカがかうんたーの逆水平チョップ。しかしのどかは肩口に担ぎ上げてお尻ペンペン。さらにユキとのダブルタックルを見舞うと、救出に入ってきた角田をマリカの横に倒し、その上に鈴芽を乗せてから爆シスではるなをその上に放り投げる。自身もちょっとダメージを受けたはるなだが、それでもマリカに引っ掻き攻撃。マリカも尻尾を引っ張って反撃すると、角田にタッチ。はるなをロープに貼り付けると、鈴芽とマリカと一緒にはるなを攻撃。さらに角田は背後からフロントキック。鈴芽がリバースデスロックで追い込むとドロップキック。続いてマリカがマシンガンチョップからレッグドロップ。完全に捕まってしまったはるなに対し、角田は変形の極楽固めから口を塞ぐ反則攻撃。怒ったはるなはカウンターでジャンピング・ネックブリーカーを返し、ようやくのどかにタッチ。ジャンピング・ボディプレスを連発したのどかだが、角田はコーナー下にのどかを座らせランニングキック。続いてマリカがドロップキック。マリカのエルボーと逆水平チョップを胸を突き出して受け止めたのどかだが、飛び付き式の回転エビ固めで丸め込んだマリカ。キックアウトしたのどかは強引にフォールアウェイスラムで投げ捨てるとユキにタッチ。ショルダータックルで吹っ飛ばしたユキだが、サイドスープレックスを防御してスタンディングのレッグドロップを見舞ったマリカは鈴芽にタッチ。串刺しドロップキックを鈴芽が見舞うと、角田が入ってきてコンプリート・ショット。続けてマリカがレッグドロップ。そして鈴芽がジャックナイフ式エビ固め。これを返されると、間髪入れずダイビング・ボディーアタック。これも返したユキだが、鈴芽はスリーパー。コーナーに叩き付けて脱出したユキは、突進してきた鈴芽をサイドスープレックスで投げると、愛と炎のフルネルソン。マリカがカットに入るが、はるなが前転からのコードブレイカー。角田も入ってくるが、ユキを踏み台にしたのどかがボディアタックで排除。その間にユキはダイビングショルダーを狙ったが、かわした鈴芽はコーナーから飛び付き式のフェースクラッシャー。さらにスクールボーイで丸め込むが、カウントは2。ドロップキックをかわしてセントーンを投下したユキは、ブルドッキングヘッドロックからヴィーナスDDTで3カウントを奪った。
  • 爆シスの持つプリンセスタッグにウルショコ&ハイパミが挑戦表明! 2・11後楽園ホールで僕と握手!

  • 試合が終わった瞬間、ウルショコ&ハイパミが高笑いしながら登場。マイクを持ったウルショコは「私がキター! キミたち、今の闘いぶり見せてもらったよ。あそこを見るがいい! あそこに沈む夕陽が貴様らなら、昇る朝日はこの私たちだ! 私たちは平和を守るためにその強さの証が必要だ! その変身ベルトをかけて、このシン・ウルトラショヲコとこのハイパーミサヲと勝負をしろ!」と爆シスが持つタッグ王座への挑戦表明。のどかが「でもシン・ウルトラショヲコは今月いっぱいって聞いているんですが…」と言うが、ウルショコは「細けぇことはいいんだよ!」と一喝。爆シスが「やってやるよー!」とタイトルマッチを受諾すると、ハイパミが「じゃあそのベルトにどちらのチームが相応しいのか、ハイパーウルトラジャッジメントタイムだー!」。それを聞いたのどかが2・11後楽園ホールを決戦の場に指名。するとウルショコが「後楽園ホールで僕と握手だ!」と、どこかで聞いたことのある捨て台詞を叫んでから「サラバだー!」と引き上げていく。最後は「ついに新たな挑戦者が現れたー! けど、どんな挑戦者が現れたって俺たちも爆れつに勝ってやるー! せーの、爆・れつ!」と、爆シスもややヒーロー口調に引っ張られながら叫んだ。


    【試合後のコメント】
    二人 ハーハハハハハ!(笑いながら登場)
    ウルショコ 私がキター!
    ハイパミ 私もキター!
    ーータッグ王座に挑戦表明しましたが。
    ハイパミ はい。
    ウルショコ そうだ! まだまだ私たちには平和の象徴として、強さの証が必要だ! そのためにあの変身ベルトを手に入れてみせる!
    ハイパミ そう! 変身ベルトを手に入れたら、何となくヒーローが第二形態にいける気がする!
    ーーのどか選手も言っていたのですが、改名は1ヵ月で……。
    ハイパミ (遮るように)細けぇことはいんだよ! 細けぇことはいいんですよ。私が改名権をもらって(中島を)改名させた。で、ヒーローになるとは思わなかったけど、ヒーローになった。で、やる気を持っている。ベルトを獲りに行く。これで獲れたら私はいいことしかないんで。細けぇことはいいんだよ!
    ウルショコ 細けぇことはいいんだ。
    ハイパミ そう。
    ウルショコ どんな姿でも私は私だ!
    ハイパミ そうだ!
    ーー仮にベルトを獲ったら(ウルショコを)続行?
    ハイパミ ……細けぇことはいいんだよ! 先のことを考えてもしょうがないだろ。ベルトを獲る、それから考える!
    ウルショコ その通りだ。
    ーー相手もかなりこういう分野にこだわりが強そうだが。
    ウルショコ アイツらはきっとヒーローのいろんなことを知り尽くしている。こちらも対策せねばならん。
    ハイパミ うんうん。そういうことだ!
    ーーミサヲ選手から見て、改名してからのウルショコ選手はどうですか? かなりノっているように見えるが。
    ハイパミ そうですね! 私としてはこの東京女子プロレスに一人でずっとヒーローとして……一人体制で守ってきたんですけど、まぁも一人増えて。二人で愛と平和を守れるっていうのは、とっても喜ばしいことなので大歓迎という感じで。ノリノリなのもすっごく嬉しいですし、ヒーローとして一緒に平和を守って、ベルトを獲って、ノリノリでこのままいきたいと思っております!


    二人 わーーーーーー!
    のどか はい、次の挑戦者が決まってぜ!
    ユキ イエーイ!
    のどか ハァハァ……。
    ユキ 疲れないで(苦笑)。
    のどか ヤバイじゃん。日曜日の朝じゃないよ。今日はまだ土曜の昼だからさ。
    ユキ でも明日、日曜日の朝だから、実質今日は日曜日の朝!
    のどか う、うん。相手はハイパーミサヲと……。
    二人 シン・ウルトラショヲコ!
    ユキ ヤバイよ! 私まだシン・ウルトラショウコさんと闘ってないんだけど、この間お姉ちゃん闘ってたじゃない。もうね、その姿を見て、私はワクワクしてそっちを応援してしまったもの。
    のどか バカモノ!(ユキを叩く)
    ユキ 痛い!
    のどか 何でだよ、こっちを応援しろ!
    ユキ うん、ごめん。だからそんなワクワクする相手だから、ちょっと何かもう…今からもう…ヤバイ!
    のどか ダメだよ、油断したらいけないんだ。
    ユキ 油断はしてないよ! 油断はしていないけど、気持ちが高まり過ぎてちょっと空回らないようにしないと。
    のどか そうだね。空回ってはいけない! こっちが。アイツらに主導権を渡してはいけない。
    ユキ そう! でもいいよねぇ。ヒーローって名乗っていいよなぁ! でもヒーローパワーに負けないように、私たちも……爆れつパワーでいきましょうよ!
    のどか いきます! 何か質問がある人。
    ーー挑戦者チームとしてウルショコ&ハイパミの実力をどう評価していますか?
    ユキ あの二人はもう……未知でしょ! もう何か…何て言うんですか? 片方はちょっと私まだ存じ上げないというか、闘ってないですし。そこであのミサヲさんと……。
    のどか そりゃ何度も試合はしたことありますよ。ありますけども、あの二人、強敵よ。
    ユキ そんなことは分かってる! だってミサヲさんと中島さんってだけでヤバかったのにさ、それがウルショコになっているんだよ!
    のどか あの人たち利害の一致で組んでるってわけじゃないけど、何か自分たちの好きに出来るパートナーが実はあの二人だったってところがあると思うの! だからそれがさらに……だって改名権ってちょっと不利になるものだと思っていたの。分かる? 言いたいこと。「改名されちゃった! わー!」ってなっていると思ったら、もう中島さん「わー(笑)」ってなってるんだもん!
    ユキ いやでも見ていて楽しいからね。でも闘っても……すんごい強敵だけど楽しいと思うので、どんどん高めていきたいと思っておりますわ!
    のどか そうだね。最後、決めておきな。
    ユキ OK、OK。お姉ちゃんからいきな。
    のどか 言っておきな、何か決めゼリフ。
    ユキ えー。私、仮面ライダーオーズ/OOOが好きなんですけど、オーズの決めゼリフを言いたいんだけど、オーズって決めゼリフがない! ない! あ、明日のパンツとちょっとのお金があれば大丈夫!
    のどか 気張っていくぜ!
    ユキ それ言いたいだけやん!(苦笑)終わり。
    のどか 終わり。
    ーーお二人は……。
    二人 質問あった!(苦笑)
    ーーお二人はヒーローの弱点にはかなり詳しいのかなと思ったのですが。
    のどか そうですね。
    ユキ でも私たちもヒーローみたいなものなので、あまり弱点を突くという考えは持たないように正々堂々といきたいと思います。でも正々堂々と苦手なところは突きたいと思います(笑)。
    のどか え?
    ユキ 弱点じゃないよ。
    のどか 苦手なところね。よし!
    ユキ そう。合理的な……うん。
    のどか とりあえず中島さんは今……中島さんじゃないや。ショヲコは今、すごくしゃべりたいから間が出来ると思う。
    ユキ そうだね! そうだね! そうだね!
    のどか あ、そうだね! ダメだコレ。コレ以上言っちゃダメ(苦笑)。
    ユキ 私たちもそれに釣られちゃダメなんだからね。
    のどか はい。
  • メインイベント 20分一本勝負

  • VS

    VS

    13分50秒

    片エビ固め

    ※ミサイルヒップ
  • 2・11後楽園大会でプリプリ戦が決まってるリカと未詩の前哨戦。まずはアプガプロレスが『アッパーキック』で入場。一報、マジラビパーカーを着て入場したリカはニヤニヤが止まらない。坂崎と未詩の先発で試合開始。グラウンドの展開から腕固めに捉えた坂崎は、続けてアンクルホールドへ。そこから瑞希にタッチすると、リカが坂崎を場外に投げ捨て瑞希と合体攻撃をねらう。しかしアッサリかわされた上、瑞希を助けようとお姫様抱っこしたリカに未詩がショルダータックル。「バカなのぉ?」と言いながら坂崎は瑞希と未詩の腕を集中攻撃していく。そこに加わろうとするリカだが、坂崎が場外に蹴落とす。怒った利かは場外から坂崎の足をすくってタッチを要求。そこに未詩がボディアタックをお見舞いしてらくにタッチ。坂崎におやすみエクスプレスを見舞ったらくだが、おやすみフォールをかわした坂崎は、瑞希から「仲良くして」と言われるがリカへのタッチを渋る。しかし勝手に手を伸ばしてタッチしたリカはらくの腕を攻撃。続いて瑞希が出て来るが、首固めで丸め込んだらくは、続けて河津落とし。タッチを受けたヒカリはドロップキックを連打するとローリングクレイドル。そこから未詩と連携攻撃を狙うが、ヒカリを未詩に叩き付けた瑞希はドロップキック。ここで坂崎とリカも入ってきて合体攻撃を狙うが、完全にリカだけが噛み合っていない。坂崎がリカを排除してマジラビ連携。未詩もパワーでマジラビの二人を叩き付けると、二人まとめてボディスラムで投げていく。だが、瑞希はカサドーラからフットスタンプを返してリカにタッチ。ヒップアタック、コーナー二段目からのミサイルヒップを叩き込んだリカは、串刺しヒップを狙ったが、未詩がかわすとヒカリとラクが入ってきてアプガプロレスでトレイン攻撃。さらに未詩がタイトルマッチに向けて予告していたジャイアントスイングを狙うが、坂崎がリカの手を掴んで阻止。逆にリカがスリーパーからドラゴンスリーパーに捉えるが、ヒカリがカット。マジラビがヒカリとらくを排除すると、リカが未詩にツイスト・オブ・フェイトからミサイルヒップ。かわした未詩はバッティングハンマーをブチ込んでヒカリにタッチ。グラウンドコブラからトラースキック、ネックブリーカーで追い込んだヒカリはコーナーへ。瑞希が足止めすると、リカは雪崩式ドラゴンスクリュー。さらに瑞希のダイビング・クロスボディーから坂崎がブレーンバスター。そしてリカがミサイルヒップを発射して3カウント。
  • エンディング

  • 瑞希と組めたことでゴキゲンのリカが「ハンバーグ食べてハピハピだー!」で締め!

  • リカの暴走でチームとして破綻寸前だったが、どうにか勝利したリカ&マジラビ。マイクを持ったリカが「みずぴょん、ありがとう! ユカちゃんも。そして最後までご観戦くださった皆様もありがとうございました! 個人的には1年前の6人タッグトーナメントでこのチームで組んだ雪辱が今日果たせました!」と言うと、坂崎は「ギリギリな! 味方に敵がいたわ」。しかしリカは「今日もハピハピでございます! 皆さんもそうでしょう? ハピハピでしょ? そうでしょ! みずぴょん、今日は何が食べたいですか?」と尋ねる。瑞希が「今日はおいしいハンバーグが食べたいです!」と言うと、リカは「OK! じゃあハンバーグで締めようかな? ねぇー! このあとはハンバーグ食べてハピハピだー!」と勝手に締めた。

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