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東京女子プロレス'22

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日時2022年1月4日
会場東京・後楽園ホール
観衆695人(超満員札止め)
  • ★大会ハイライト★

  • 山下実優が瑞希を破りプリプリ王座V4を果たし、3・19両国で中島翔子を迎撃へ!「このベルトを懸けて、両国で闘いたい相手はアイツしかいません」
    今大会のメインイベントではプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優が難敵・瑞希の挑戦を退け、4度目の防衛に成功。同団体として初進出となる3月19日の東京・両国国技館で、同じ初期メンバーである中島翔子のチャレンジを受けることが決まった。

    王者ながら、ここのところ瑞希に分が悪い山下は前半からエプロン、雪崩式でアティテュード・アジャストメントを連発するなど果敢に攻め立てた。瑞希もトップロープから場外の山下めがけてダイビング・フットスタンプを見舞い、“秘技”渦飴を繰り出すなど応戦。山下はジャーマンからSkull Kickを決めるもフォールにはいけず。その後、激しいエルボー合戦で消耗戦となったが、山下の2発目のSkull Kickがズバリと決まった。チャンスと見た山下は後頭部にクラッシュ・ラビットヒート、さらに正面からクラッシュ・ラビットヒートをたたき込んで3カウントを奪った。

    山下は「瑞希が東京女子に入ってきて、私にとっては強くなれる特別な存在。それと同じくらい、東京女子にとっても特別な存在。だからこれからも東京女子でやっていきたいし、もっともっと闘いたい」とマイク。瑞希は握手すると見せかけて、山下が差し出した手を張り返して退場した。

    改めてマイクを持った山下が「次の防衛戦は3月19日、両国国技館。このベルトを懸けて、両国で闘いたい相手はアイツしかいません。中島(翔子)!」と言うと、中島がリングイン。山下は「両国で闘いたいのは中島だけ。このベルトを懸けて闘ってください」と次期挑戦者に中島を指名。

    中島は「もちろんです。ずっと準備はできてた。DDTの両国大会のおまけみたいなタッグマッチでデビューして。その頃はライブハウスにマットを敷いて、ここで一生試合してるのかと思うときもあって。東京女子が両国で大会をするなんてかなわない目標みたいに思ってて。そこでメインを私と山下でやるなんて、かなわない夢がまたかなうんです。やるからには、その夢を超えていかなきゃいけない。私が勝って、そのベルトを腰に巻きます」と応じ、2年5ヵ月ぶりの王座奪還を口にした。

    両者は2016年1月4日、後楽園での初代プリプリ王座決定戦で対戦し、山下が勝利。2019年5月3日の後楽園では、中島が当時王者だった山下を破って第6代王座に就いており、同王座を懸けては1勝1敗で3度目の激突となる。

    バックステージで山下は「瑞希はホントに強いなって。勝ちたい一心で、一発一発がすごい効いて。最後は気力でなんとか勝てた。(中島とは)旗揚げ前に両国でデビューして、唯一残った私と中島が闘うってだけじゃなくて。初めてのイッテンヨンで初代のこのベルトを懸けて闘ったのも中島で。中島が頑張っていたら、私も頑張らなきゃって。東京女子ができてから、ずっとやり合ってきたこその感情で。だから何も考えずに自然に、今日瑞希に勝って、両国でこのベルトを懸けてやるとしたら、もう中島しかいないでしょうって気持ちがありました」とコメント。


    中島は「まさか両国で山下に挑戦することになるとは。かなわない想像みたいに思ってたことが次々にかなっていくというか。みんなで上がってきた両国だからこそ、絶対に勝たなきゃいけない。(ベルトへの思いは)去年はコンディションがいいというか、完成度が高かったから、ずっと勝負を懸けてきたんですけど、全然届かなくて。こんな形ではとは思ってもなかったんですけど、いつでもいける準備はしてたつもりです」と久しぶりに訪れたチャンスに闘志を燃やした。


    伊藤麻希が乃蒼ヒカリを下し2年ぶりにインターナショナル・プリンセス王座戴冠!「このベルトを持って絶対にAEWに行く!」
    セミファイナルでは、伊藤麻希がインターナショナル・プリンセス王者の乃蒼ヒカリを下して2年ぶりに同王座に返り咲いた。

    伊藤は2019年10月19日、東京・両国KFCホールでまなせゆうなを破り、第3代王者になったが、2020年1月5日、東京・板橋グリーンホールでサンダー・ロサに敗れて王座から陥落。それ以来、2年ぶりの同王座への挑戦となった。

    昨夏のトーナメント「第8回東京プリンセスカップ」を制した伊藤だが、対するヒカリも4度の王座防衛に成功しており、両者ともにメキメキと実力がアップした。試合はタイトル戦にふさわしい熱のこもった一進一退の攻防となり、伊藤がヘッドバット、伊藤パニッシュで攻め立てれば、ヒカリもミサイルキック、ブリザード・スープレックスで対抗。15分過ぎ、伊藤が雪崩式DDTから伊藤デラックスで絞り上げてギブアップを奪った。

    2年ぶりにベルトを手にした伊藤は「ベルト獲るのってメッチャ難しいの。簡単にみんな挑戦するけど。獲るのがこんなにも難しいのって、獲ってからじゃないと分からない。でも、防衛ロードはこれ以上大変で。乃蒼ヒカリから獲れたのは、もう一段階上に行けたかなって思える相手だった。乃蒼ヒカリのためにも、このベルトをスターの証にしていかないと。このベルトを持って、絶対にAEWに行く! そしてサンダー・ロサともう1回闘って、必ず勝つ! 欲を言ったら、オレンジ・キャシディとも闘ってみたい。世界にはいろんな魅力的な選手が山ほどいる。だから伊藤はそいつらを一人ずつ、このベルトと倒していきたい」とビジョンを掲げた。


    敗れたヒカリは「このベルトに一番似合うのは自分かなって思ってたので、すごい悔しいです。でもベルトがなくなったから守るものがなくなったので、自分のやりたいことをもっと貪欲にやれたらなって思います。もう失うものは何もないので、いろんなことに挑戦していけたら。きっと伊藤さんの方があのベルトにもっとインターナショナルな世界を見せてくれると思う。停滞したときは、自分がまた挑戦して、次こそは勝ちたいと思います」と前を向いた。


    SKE48・荒井優希、元プリプリ王者・坂崎ユカに黒星も新技披露で“進化”見せた! 「もっといろんな技をできるように幅を広げていきたい」


    第5試合では、人気アイドルグループSKE48のメンバーで、同団体でプロレスラーとしても活動する荒井優希が元プリンセス・オブ・プリンセス王者の坂崎ユカとのシングル戦に挑み、敗北を喫したが進化を見せた。

    昨年11月25日の後楽園では前プリプリ王者の辰巳リカと、12月18日の名古屋では現王者の山下実優と一騎打ちを行った荒井が、今度は元王者・坂崎との試練の一騎打ちに臨んだ。

    開始早々、ビッグブーツ、フルネルソンバスターで攻め立てた荒井だが、坂崎に慣れぬ場外戦に持ち込まれると、鉄柱、フェンスを使った攻撃を食うなど苦戦。しかし、ドロップキックを初披露するなど必死で食らいついた。さらには、これまた初公開となったサソリ固めまで繰り出して攻め込んだが、必殺のFinallyを阻止されると、流れが変わった。坂崎はローリングエルボーからマジカルメリーゴーランドを見舞って3カウントを奪取した。

    敗れたものの、新技を次々に披露した荒井は「自分でも無謀だなっていう試合が続いて、しんどいところもあるんですけど。何か変わるきっかけというか、強くなれる試合だと思うんで、ありがたいなって気持ちです。ユカさんはふだん“荒井ちゃんはいい子だね”って、ほめてもらえるんですけど、それではプロレスは強くなれないと思うので。試合でそれ以外の爪跡を残すことができたからうれしいなって思います」と話した。

    サソリ固めを使ったことについては、「固め技をもってなくて、やってみたいなってのがあって、年が変わったタイミングで初めて出してみたんですけど。これからサソリ固めはもちろん、もっといろんな技をできるように基礎はもちろん幅を広げていきたい。きっかけとして、一つ新しい技ができたのはよかったと思います」と意欲を見せた。


    一方の坂崎は「根性とかマジメさとか礼儀正しさとかかわいげとか。荒井優希は全部もってる。アレはダイヤになる原石です。アイドルだけど、プロレスラーとしてもメチャクチャ魅力ある選手になっていくんだろうなっって実感がもてました」と、荒井の素材を絶賛した。


    空手家で女優・看護師の長野じゅりあが3・19両国でデビューへ!「私なりの武道っぽいプロレスができたらいい」
    今大会のオープニングでは空手家で、女優、看護師として活動する長野じゅりあが3月19日、東京・両国国技館でプロレスデビューすることが発表された。

    長野は5歳から空手を始め、2段の腕前で「糸東流空手道世界選手権大会」の形の部で優勝した実績がある。2011年にはアクション映画「サルベージ・マイス」で女優デビューを果たし、その後、数々の映画、ドラマなどに出演。現在は看護師をしながら、芸能活動を続け、TikTokでは80万以上のフォロワーをもつ。

    リングに立った長野は「3月19日のデビュー戦に向けて一生懸命頑張りたいと思います。空手で培った技術を存分に出して、東京女子の長野じゅりあとして、東京女子を盛り上げたいです」とあいさつ。

    バックステージでは、「(きっかけは)高木(三四郎)さんに熱烈オファーをいただきまして。東京女子プロレスを見て、素晴らしい迫力で、関節技も習いたいということで挑戦することになりました。関節技と私の得意な空手を融合させ、私なりの武道っぽいプロレスができたらいいなと思います。(両国は)すごく大きな舞台なので、緊張する気持ちはあるんですけど、皆さんに応援していただけるように精いっぱい頑張りたいと思います。(目指す選手は?)一緒に練習させていただいてる中島翔子さんがすごいなと思ってて、俊敏な動きだったり、体は小さくても迫力ある試合をされるのであこがれています。(エースの山下実優も空手出身だが?)意識はしています。ただ私は型の選手なので、私なりの空手色を出していけたらなと思いまう」とデビューに向け意欲的に語った。

    今後も長野は看護師、女優業は続けていく意向で、空手家を含め、プロレスとの四刀流を目指していくことになる。



    ☆全試合の詳細はWRESTLE UNIVERSEをご覧ください!
    https://www.wrestle-universe.com/lives/jND2ZrSreXU1vSKmV3ZbaZ
  • 前説

  • 俳優・長野じゅりあさんが3.19両国でのプロレスデビューを目指す!

  • オープニングマッチ 20分一本勝負

  • 11分39秒

    キャメルクラッチ

  • 第二試合 15分一本勝負

  • 新春虎の子救出マッチ

    12分8秒

    虎の子救出

  • 第三試合 20分一本勝負

  • 10分19秒

    体固め

    ※ティアドロップ
  • 第四試合 20分一本勝負

  • のどかおねえさん一日復活特別試合

    VS

    VS

    11分4秒

    片エビ固め

    ※バックフリップ
  • のどかおねえさん、ラスト・ピンポンパン!?

  • 第五試合 15分一本勝負

  • VS

    • WIN

      坂崎ユカ

    VS

    12分51秒

    片エビ固め

    ※マジカルメリーゴーランド
  • セミファイナル 30分一本勝負

  • インターナショナル・プリンセス選手権試合

    • WIN

      伊藤麻希

    VS

    • LOSE

      乃蒼ヒカリ

    VS

    16分9秒

    伊藤デラックス

    ※ヒカリが5度目の防衛に失敗、伊藤が第7代王者となる。
  • メインイベント 30分一本勝負

  • プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合

    19分12秒

    片エビ固め

    ※クラッシュ・ラビットヒート。第9代王者が4度目の防衛に成功。
  • 3・19両国国技館で山下のプリプリ王座に中島が挑戦!

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