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TJPW CITY CIRCUIT '23~中島翔子地元凱旋興行~

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日時2023年8月5日
会場新潟・デュオ・セレッソ(上越市)
観衆349人(満員)
  • ★大会ハイライト★

  • TJPW初の新潟大会は大盛況! 地元凱旋の中島が勝利で故郷に錦!
    東京女子プロレス初となる新潟大会が5日、上越市のデュオ・セレッソにて開催。同県の津南町出身の中島翔子がメインイベントで勝利を飾った。

    この日、中島は愛野ユキとのタッグで山下実優&遠藤有栖組と対戦した。地元から多くのファンが詰めかけ、試合前には津南町の桑原悠町長からの激励を受けた中島が大ハッスル。素早い攻撃からトペ・コンヒーロを発射して場内を沸かせる。中島と同じ旗揚げメンバーの山下も投げ捨てジャーマンやリターンクラッシュでやり返し、後輩の有栖もキャメルクラッチで奮闘。それでもギブアップを許さない中島は有栖にダブルアームDDT、同時にユキも山下にヴィーナスDDTを決める好アシスト。最後は中島が有栖をダイビング・セントーンで下し、3カウントを奪った。

    今年8月17日でデビュー10周年という節目を迎える中島。その目前で実現した初の地元凱旋興行に「運命だと思っているし、今年は自分の中で特別なことがどんどん起きている年。これからとても素敵な10周年を迎えられる気がしてならない」と笑顔。今後の地元凱旋にも前向きだったが「ただメッチャ緊張するんですよ」と苦笑いを浮かべていた。

    【試合後のコメント】
    中島 本日は本当にありがとうございました。何回言うんだろうなんですけど、何回も言います。ありがとうございました。やっぱり地元に来てもらうからにはってことで、タッグパ-トナーとしてユキはすごく安心できるというか。なんかこうね、自分ちに足を踏み入れられてもあんまりソワソワしない相手ってかんじですね。10周年がもう目の前というタイミングで凱旋興行させていただけるっていうのもすごくご縁があることというか、運命だと思ってるし。今年はすごく自分の中で特別なことがどんどん起きてる年だと思うんですよ。だからこれからとっても素敵な10周年を迎えられるという気がしてなりません。今日も無事に勝てました。山下、有栖すごく強かったです。すごく自信が出ました。この調子で頑張りたいと思います。
    ――凱旋興行はずっとやりたかったこと?
    中島 うっすらとは思ってるんですけど、そこまで私が意欲的にやりたいなとは実は思ってなくて。あんまり言わない方がいいと思うんですけど(笑)。
    ユキ 中島さんは照れ屋さんなので。
    中島 でもホントにご縁があって、私ひとりでやりたいと思ってもできなかったことを地域の皆さんとか会社のみなさんとか、いろんな方が力を貸してくれてできたことだと思ってます。
    ――今後も続けていきたい?
    中島 そうですね。ただめっちゃ緊張するんですよね。
    ユキ やりましょう!
    中島 甥っ子と姪っ子が来てるんですよ。生まれたての姪っ子、1回も会ったことないのに大丈夫かなって、怖がられないかなって(笑)。
    ユキ 応援してましたよ。
    中島 応援してたかな? それだけ心配で。
    ――今日来たみんなが親戚だというマイクもありました。
    中島 そうですね。もうみんな大親戚です。
    ――もっと親戚を増やしたい?
    中島 はい。もう人類みな親戚になればいいなと思ってますよ。


    アジャ様の黒歴史は黒歴史にあらず! ササダンゴはアジャとアプガプロレスのコラボに期待!「見えてきたんじゃない? あの『炎の叫び』の令和のリマスター版が」
    5日の上越大会では“新潟の英雄”スーパー・ササダンゴ・マシンと“世界の超獣”アジャコングがシングルマッチで対戦。

    試合前にアジャを倒すための作戦を煽りパワーポイントで披露するも、その内容はササダンゴがピンチになったらアジャがかつてジャングルジャック時代にリリースした『炎の叫び』を「黒歴史」だとして場内に流させ、一斗缶攻撃は燕三条製のステンレスボウルで回避し、逆に浪花屋の『元祖柿の種』の缶で一発逆転を狙うというもの。しかしこの作戦はことごとく失敗。マスクの下に被ったボウルは逆に奪われ殴打され、『炎の叫び』も音響が一斗缶で殴られストップ。柿の種の缶も一斗缶を真剣白刃取りの要領でキャッチすることは成功したが、その隙に急所を蹴られ、一斗缶攻撃から裏拳2連発で3カウントを聞くしかなかった。

    試合後、アジャは「炎の叫びが俺の黒歴史かもって言ってるんでしょ? 違いますよ」と全否定。「アップアップガールズより先にリングで歌を歌っている。あのTRFのSAMさんが振り付けしてくれて、踊りまで踊ってるんだから。別に一個も恥ずかしいことじゃない」と言うと「私は女子プロレス界の王道をいってるんですよ」と豪語。この発言を耳にしたササダンゴは「俺たちの業界の大先輩が、自分たちの通って来た道のすべてを肯定できる。俺たちもそんなプロレスラーになりたいと思うし、まだまだこんな歳だけど成長できるってことを教えてもらった」と感心しきり。さらに「聞こえてきたよ。アップアップガールズよりも先にやってる。オレが女子プロの王道だって。見えてきたんじゃない? アジャコングwithアップアップガールズ(プロレス)で、あの『炎の叫び』の令和のリマスター版が。みんなが望めば、きっとそれは実現するから」とアジャとアップアップガールズ(プロレス)のコラボレーションを期待していた。

    【試合後のコメント】
    アジャ さっきもリングで言ったけど、なんでわざわざ東京女子の中島の凱旋試合でこのカードなの?っていうのが一番だったんですけど。まぁ中島が臨んだかなと思うなら、それはしょうがないかな、いいかなと思います。なんなん、ササダンゴ、アノヤロー。あのステンレス…痛かったわー。かってえわ。アレはなかなか一斗缶でもどうにもならなかったけど。でもアイツね、考えが浅はかなんだよ。炎の叫びがオレの黒歴史かもって言ってるんでしょ? 違いますよ。私は女子プロレス界の王道をいってるんですよ。分かります? アップアップガールズより先にリングで歌を歌ってんのよ。別に一個も恥ずかしいことじゃないからね。いつでもやるよ、いまだって。…いつでもはちょっと言い過ぎかもしれないけど。でも全然恥ずかしいことじゃないですよ。あのTRFのSAMさんが振り付けしてくれて、踊りまで踊ってるんだから。ね? アッパーキック!に負けないくらいの踊りを踊ってるからね、こっちも。そのへんよーく勉強してから来いってんだよ。黒歴史じゃねえんだよ。黒歴史は他に色々あるんだけど…そんなこと教えないけどね。何にしてもササダンゴは勝ちたいんだったらまず一番いいこと教えてあげる。あの空の柿の種の缶だって、(中身が)いっぱい入った柿の種を持ってきてくれたらそれはこっちだって色々考えるよ。人間だもの。そこ、間違いは。ということで、たまには東京女子でこういうことがあってもいいんじゃないかなと。みなさん、勘弁してください。今日のところはこれくらいで。

    ササダンゴ 一斗缶、ほぼ一斗缶ですよ。裏拳…ものすごい脳震盪状態ですね。でもいいの。オレは分かったから。アジャコングさんにとって、あの炎の叫びが黒歴史でも何でもないってことがわかったのが一番よかった。ああやって自分の生きてきた道を…あんなオレたちの業界の大先輩が、自分たちの通って来た道のすべてを肯定できるって。オレたちもそんなプロレスラーになりたいと思うし、まだまだこんな歳だけど成長できるってことをアジャコングさんに教えてもらった。言ってたよね? 聞こえてきたよ。アップアップガールズよりも先にやってる。オレが女子プロの王道だって。見えてきたんじゃない? アジャコングwithアップアップガールズ(プロレス)で、あの炎の叫びの令和のリマスター版が。見えてきたんじゃないの? アジャコングさんがもう1回東京女子のリングで炎の叫びを本当に叫ぶ姿がさ。みんなが望めば、きっとそれは実現するから。そう願ってくださいよ。
  • 前説

  • TJPW新潟初上陸! アプガプロレスのミニLIVEは『ベイビーフェイス』

  • 第一試合 15分一本勝負

    • LOSE

      大久保琉那

    VS

    VS

    5分36秒

    片エビ固め

    ※ミカヅキ流星群
  • 第二試合 20分一本勝負

  • 3WAYマッチ

    8分59秒

    ラ・マヒストラル

    ※もう1人は猫はるな。
  • 第三試合 20分一本勝負

  • VS

    • 乃蒼ヒカリ

    • WIN

      角田奈穂

    VS

    9分12秒

    片エビ固め

    ※紫電改
  • 第四試合 20分一本勝負

  • 9分52秒

    キューティースペシャル

  • ササダンゴの煽りパワーポイント

  • 第五試合 20分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ

    • LOSE

      スーパー・ササダンゴ・マシン

    VS

    • WIN

      アジャコング

    VS

    9分21秒

    片エビ固め

    ※裏拳
  • セミファイナル 20分一本勝負

  • 12分27秒

    片エビ固め

    ※スライディングヒップ
  • メインイベント 20分一本勝負

  • 13分41秒

    片エビ固め

    ※ダイビング・セントーン
  • 「地元・新潟に皆さん足を運んでくれたということは私の親戚同然だ」(中島)

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