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SKE48荒井優希卒業LIVE~Go for the Dream!!~

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日時2025年3月30日
開場愛知・中日ホール
観衆490人(超満員札止め)
  • 前説

  • 難波小百合リングアナが諸注意から「『SKE48荒井優希卒業LIVE~Go for the Dream!!~』、スタート!」のオープニングコールで幕開け。
  • 第1試合 15分1本勝負

  • 98年度組だよ、全員集合!

    8分30秒

    Finally→片エビ固め

  • 荒井をはじめ1998年生まれの同学年を集めた6人タッグ。捕まった猫が鈴芽にバックエルボーからネッコブリーカーを放ってピンチを脱出。替わったもかが鈴芽にボディースラムから瓦割り。鈴芽も負けじとコーナーをステップにフェースクラッシャー。有栖の水車落としはもかが抵抗してゼロ戦キック。荒井が出てきて有栖にビッグブーツ。有栖も2発目を回避してエルボー。それでも荒井は追走式で放ってショルダーアタック。5分経過、サソリ固めは有栖がさせず、荒井は二段蹴りからあらためてサソリ固め。これは志乃がカット。フルネルソンバスターは有栖が抵抗して水車落とし。有栖からタッチを受けた志乃がスイング・ネックブリーカーからスリーパーへ。逃れた荒井が逆さ押さえ込みから新人賞。ここででじもんが連係のドロップキック。もかに合体技を仕掛けるも猫がカットし、鈴芽にネコードブレイカー。さらにもかのショルダーネックブリーカー+荒井ががら空きの有栖の腹にFinally。孤立した志乃にフルネルソンバスターを決め、最後はFinallyで勝利した。
  • 第2試合 時間無制限勝負

  • 卒業記念「荒井優希だらけのバトルロイヤル」

    9分10秒

    逆さ押さえ込み

    ※< >内は入場順。
    ※特別レフェリー…青木詩織。
    ※場内実況&解説…村田晴郎、谷真理佳。
    【退場順】
    ①○山下実優<6> vs 上福ゆき<2>●
    5分26秒 片エビ固め
    ※ミドルキック
    ②○原宿ぽむ vs 桐生真弥●<4>
    8分8秒 オーバー・ザ・トップロープ
    ③○原宿ぽむ vs ハイパーミサヲ●<3>
    8分24秒 オーバー・ザ・トップロープ
    ④○らく vs 山下実優●
    8分35秒 オーバー・ザ・トップロープ
  • 時間差入場バトルロイヤルで通常のプロレスルールに加えてオーバー・ザ・トップロープルールを採用。場内には村田晴郎さんの実況、元SKE48の谷真理佳さんの解説が流れる。特別レフェリーとして元SKE48の青木詩織さんがサプライズで登場した。まずは「ウィンブルドンに連れていってほしい」というキャッチフレーズでらくが荒井のコスチュームを身にまとって入場。続いて同じく荒井のコスチューム姿の上福が「東京女子プロレスのデカいゆき」のキャッチフレーズで紹介されてスタート。場内からは「荒井」コール。3番手のミサヲは「我こそは真の荒井優希、ジーニアス・ヒーロー」のキャッチフレーズで登場。マイクで「シン・荒井優希」と名乗ってドロップキックを放つも2人に回避されてしまう。ミサヲがオーバー・ザ・トップロープをなんとか阻止していると荒井コスの真弥が「シャー・ザー・イー48」のキャッチフレーズで入場したが、すぐに上福がドロップキック。らくにも一撃放ってサソリ固めも掛け方が分からず、帳尻を合わせて足のロックには成功。次に出てきたのは「栄KAWAII系レスラー」のキャッチフレーズで呼び込まれた荒井コスのぽむ。サソリ固めをカットして「ぽむが一番荒井ちゃん」と主張。これにミサヲ、らく、上福、真弥も続く。ここで青木レフェリーに判断してもらおうとミサヲが提案、青木が困惑しているうちに次の荒井コスは山下。ちなみにキャッチフレーズは「ラーメン・プードル・むっちゃ好き~」。先の荒井たちに失笑された山下は怒りの蹴りでバッタバッタとなぎ倒す。上福のサミングを塞いでミドルキックをぶち込み、ミサヲも一緒に押さえ込んで3カウント。上福が失格。らくのFinally、ミサヲのFinally、ぽむのFinallyと未遂に。山下がそれを狙うと、ぽむが青木レフェリーを人質に回避。すぐに真弥が山下に対して謝罪してから背中に超低空のFinally。みんなで押さえ込むもなんとカウント2。エプロンでの攻防から真弥、ミサヲと落下してオーバー・ザ・トップロープとなり残り3人。エプロンの山下にらくがぽっぽーチョップで転落させて失格に。リングに戻ってぽむがらくに「卒業おめでとう!」と串刺し攻撃。らくが返して丸め込みの攻防から逆さ押さえ込み。これで3カウントが入り、らくが優勝した。
  • 第3試合 15分1本勝負

  • 「This is TJPW」スペシャル6人タッグマッチ

    時間切れ引き分け

  • 未詩と中島の先発でスタート。中島が瑞希、リカと攻撃を狙うが、リカが中島を場外に投げ落として大好きな瑞希と2人でトレイン攻撃。さらに瑞希をつかまえて、無理矢理一緒によっしゃいくぞエルボー。しかし中島がリカを止める。2人で瑞希を取り合い、そこに未詩が渾身のエルボー。ボディースラムからユキ、さらに伊藤とタッチワークが続く。世界一かわいいナックルからのこけしは瑞希が回避してフットスタンプ。ここから伊藤がローンバトルもリカと瑞希の連係がうまくいかなかったところで、伊藤が瑞希をステップにリカにスイングDDTを放ち、ようやくピンチを脱出。替わった未詩がリカにジャイアントスイング。抵抗するリカがヒップアタックからミサイルヒップもカウント2。ツイスト・オブ・フェイトは未詩が切り返し、ロープに飛ばしてから開花式ジャイアントスイングへ。追撃はリカが首を絞めて逃れて10分経過。替わった瑞希がダイビング・クロスボディー。未詩は持ち上げて強引に叩きつけてティアドロップの体勢。着地した瑞希が渦飴。ここで戦況は中島vsユキに。ユキがリバース・スプラッシュからダイビングショルダー狙い。ここはリカがカットし、中島が投げ落とす。残り3分。未詩が瑞希&中島をまとめてボディースラムで叩きつけ、伊藤がリカにミサイルキック。リングに残ったユキが中島にブルドッキングヘッドロックも追撃は中島が着地。ウラカンラナをキャッチしたユキがコーナーに投げつけ、ロープ越しのサイド・スープレックス。UBVは中島が切り返し、残り2人も場外に排除し、瑞希組が3人同時に場外飛行。残り1分。リングに戻った中島がノーザンライト・スープレックス狙い、切り返した愛野がサイド・スープレックス。すぐに起き上がった中島がノーザンライト・スープレックス・ホールドもカウント2。ウラカンラナでも決まらず。愛野はグラウンドに引きずり込んで愛と炎のフルネルソン、ここで時間切れのゴングが鳴った。
  • SKE48荒井優希卒業LIVE~Go for the Dream!!~

  • リングのロープが外され、ステージの本部席も撤去となり、ライブ空間が出現。その間、村田さん、谷さん、難波リングアナのトークで間を繋ぎ、SKE48のライブへ。セットリストは以下の通り。

    ■セットリスト
    Overture
    01. RIVER
    02. 君は未来に試されている
    03. 貴方へ
    04. 心にFlower
    05. Go for the Dream!!
    06. 片想いFinally
    07. 誰のことを一番 愛してる?
    08. 誰かの耳
    09. キンモクセイ
    10. 花の香りのシンフォニー
    11. 奇跡の流星群
    12. 前のめり
    13. 僕に続け
    【アンコール】
    EN1. ファースト・ラビット
    EN2. 夢は逃げない
    EN3. 僕は知っている

    ライブの参加メンバーは荒井のほか、青木莉樺、伊藤実希、入内嶋涼、太田彩夏、篠原京香、中野愛理、西井美桜、藤本冬香、山村さくら。『片想いFinally』では27日に卒業したばかりの岡本彩夏、『キンモクセイ』では3月に復帰したばかりの鈴木愛菜がサプライズ登場したほか、2回目のMCパートでは青木詩織、谷真理佳も参加し、荒井の卒業ライブにふさわしい陣容となった。

    最後のアンコール曲前に荒井がマイク。「アンコールで出てきた時も素敵なサイリウムの景色を見せてくださって、ホントに緑と紫が過去イチ輝いて見えてます! 今回、このチームがSKE48で昇格するということで、このチーム体制でも最後のライブになったのではないかなと思っています。新チームの準備とかもある中で、KⅡのみんな、私のためにたくさん練習してくれて…ホントにみんな、あんまり寝てないかもしれないけどたくさん頑張ってくれてホントにホントに幸せだし、みんなの大好きな曲や大切な曲をこの素敵なファンのみなさんの前で披露することができて、ホントに幸せでした! 素敵な時間をありがとうございました! というわけで最後の曲になります。準備してください。次がホントに最後の曲になります。KⅡのメンバーや東京女子プロレスのみんなに、そしてファンのみなさんに向けて歌いたいと思います」。最後に『僕は知っている』でライブを締め、その後、SKE48、さらに東京女子の面々も加わって集合写真を撮り、荒井優希卒業ライブが終了した。

    【総括コメント】
    荒井 え、すごい! コンサートの後にコメント出したことないんです(笑)。そうですね、今日はSKE48と東京女子プロレスを同じ日にできる最後の日で、二刀流最後の日。素敵な会場とイベントを用意してくださった東京女子プロレスさんにはホントに頭が上がらないですし、動いてくれた私の大好きなチームKⅡのメンバーであったり、試合に駆け付けてくれた大好きな先輩方と志乃ちゃんには感謝の気持ちでいっぱいです。自分はプロレスに出会ってここまで変われて、ここまで来れたと思っているので…これからもこの日と感謝の気持ちを忘れずにプロレスラーとして、もっともっと次は大きなステージでたくさんの方を魅了できるプロレスラーになりたいと思いました。あらためて、素敵な時間をありがとうございました! 幸せでした!
    ――二刀流の期間を振り返ってみて。
    荒井 4年くらいですよね? ホントにあっという間に感じて。けど、プロレスを始める前のことを思い出せないくらい、ホントに濃い時間を過ごさせてもらいました。自分はプロレスに出会って、考え方とかホントに全部変えてもらいました。プロレスがなかったらSKE48を卒業した後、確実に芸能というか…表に出る仕事をやってなかったので、次にやりたいと思えること? SKE48と同じくらいワクワクできるものに出会えた、この奇跡のような出来事に…ホントにいい人生だなって思える。でもこの4年間は東京女子プロレスの先輩や後輩や同期、みんなの力があって。そのみんなの努力や色んな姿を見てのいまの自分なので。すべてに感謝したい二刀流期間だったなって思います。
    ――青木さんがMCで「今日の荒井は緊張している」と言っていたが?
    荒井 さすがに自分のためにたくさん動いてくれたメンバーとかもいるので、先頭でダンスを間違えるわけにはいかないという気持ちと。試合も自分がやりたいと望んだ98年度組での試合だったので、ここで自分が絶対に勝ちたいというプレッシャーがたくさん重なって。やっぱりやることがホントに多くて、試合する前にライブのリハーサルも全部やってるので。アイドル、プロレス、アイドルみたいな。今日はごちゃごちゃになりましたけど、緊張もだいぶ試合とかライブが始まったら消えていったので。やっぱり向いてるかもなって思いました(笑)。
    ――明日は卒業公演です。
    荒井 15歳の時にSKE48に入って、4000日以上の時間を過ごした場所なのでまだまだ実感が湧かなくて。小学校とかよりも長いわけじゃないですか。だから辞めるって実感が全然湧かないんですけど、今日はパフォーマンス中にファンの方の涙とか、メンバーの涙とかたくさん見て。そんなみんなとこういう景色を見られるのが最後なんだなっていうのがちょっと感じてきました。明日はいつものホームであるSKE48劇場で公演させていただくので、1秒、毎秒、全部心に刻んで楽しんでいきたいなと思います。

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