前説
アプガプロレスのミニLIVEは『カワツヨチャレンジャー』
第1試合 15分1本勝負
第2試合 20分1本勝負
第3試合 20分1本勝負
ユキとハルで瑞希への連係を試みるも同士討ちに遭い、さらに瑞希のカバーをカットせんとしたユキの攻撃がかわされてハルに被弾してしまう。瑞希がその上にフットスタンプ。瑞希が2人の髪を掴むと芦田がチアで文りんレフェリーの気を引く始末。その後、ローンバトルを強いられたハルだが、瑞希の腕へのコードブレイカーからバックエルボー、さらにセカンドロープからの反転ミサイルキックでピンチを脱出。替わったユキが一気呵成の攻め。瑞希もフェースロックでやり返し、突き抜け式ドロップキックからコーナーに登る。これはハルが一度止めに入ったために、その後のダイビング・フットスタンプはユキにかわされてしまった。ユキが前方回転エビ固め。そのユキを踏み台にしてハルが瑞希にクロスボディーの連係。瑞希もカサドーラ・フットスタンプでやり返して芦田と交替。ユキは芦田にダイビングショルダーからフルネルソン。芦田が開脚で抜け出して前に投げると瑞希がフットスタンプの連係。芦田が鎌固めでギブアップを迫るもハルがカット。芦田のジャーマン狙いをユキが回避してセントーン。サイドスープレックスからヴィーナスDDTの体勢は瑞希がカット。その瑞希をユキのストマックブロック+ハルのアームクラッシャーの合体技で蹴散らすと孤立した芦田にユキがヴィーナスDDTを決めて勝負あり。
ハルがユキにプロポーズのごとくタッグ結成を直訴!「この先愛野ユキとしての人生を終わるその時まで、ずっと隣にいたい」
試合後、ハルが涙ながらにマイク。ハル「ユキさん、私の話を少し聞いてくれませんか。私は天満のどかでもなく、水波綾ではなく、風城ハルが、この先愛野ユキとしての人生を終わるその時まで、ずっと隣にいたいと思ってるんです。だからユキさん、私のタッグパートナーになってくれませんか?」ユキ「ハルがそうやって言ってくれるのをずっと待ってた。でも、一個約束してほしい。私とタッグ組んで、これから東京女子でもっともっと暴れて強くなっていく。そのために私を信じて、応援してくれるみんなを信じて、自分を一番信じてほしい。約束できる?」小指を出すユキにハルは「約束します」と指切りげんまんで応じる。ユキ「じゃあこれから一緒に、いろんな景色見ていこう!」ハル「はい!」
第4試合 20分1本勝負
第5試合 15分1本勝負
セミファイナル 20分1本勝負
上福に髪を掴まれたキラが怒りのショルダーアタック。足を掴まれた上福がキラにサミングを見舞うと、上原もボディースラムで続く。ローンバトルを強いられたキラだが、上原のブレーンバスターを堪えてボディースラムで叩きつけてようやくピンチを抜け出す。替わった鳥喰がドロップキックで飛び込む。5分経過、バック宙キックからセカンドロープ・ローリングセントーンは上原が回避してドロップキック。上原がここでバナナピロー。鳥喰がロープに逃げる。上原がスナップスープレックスで返して上福と交替。上福の串刺しドロップキック、上原の側転エルボー、上福のドロップキックと鳥喰に波状攻撃。鳥喰も縦アームドラッグで投げてキラとタッチをかわす。キラが串刺しラリアット。ボディースラムで叩きつけるもカウント2。上福もビッグブーツでやり返し、卍固めへ。キラがロープに逃げる。上福はヤッホー83cm。このカバーはカウント2。キラがエルボーで応戦。上福もエルボーで返し、さらに逆水平連打。キラがフェイマサーをかわしてラリアット。10分経過、バックドロップは上福が着地してブレーンバスターで叩きつけるもカバーは鳥喰がカット。上原が鳥喰をドロップキックで止めて上福とダブルのフラップジャックで排除。上福が孤立したキラにフェイマサーを決めて勝利した。
ユキハルがさっそくOber Eatsに挑戦表明! イッテンヨン後楽園でプリンセスタッグ戦が決定!
試合後、Ober Eatsが勝ち名乗りをあげているとユキハルが登場。ハル「Ober Eatsの持つ、そのプリンセスタッグのベルトに挑戦させてください」上福「こんばんわ。どうしよっかなー、どうしようっかなー」上原「やりましょう! こうやって挑戦表明、しっかりしたの初めてなのでもう受けて立ちたいと思います。ねえ上福さん」上福「そうね。ただ1個こっちからやる日にちだけは決めさせてもらうよ。おそらくわかなが食べて食べてリラックス&食べて食べて食べまくる、正月がいいんじゃないかなと思って」上原「確かに!」上福「一番強い状態のわかなは…正月だ!」ユキ「この対決はユキゆき対決でもあるし、同期対決でもあるでしょ? でも、正月は私たちもいっぱい米や餅を食べます! だから私たちも強くなってるはずだ! よろしくお願いします」上福「1月4日後楽園ホール、来年会いましょう。(上原に)次は二度と勝手に決めんじゃねえぞ」
【試合後のコメント】
上福 試合後に愛野ユキと風城ハルが挑戦しに来て、承諾。わかなが。して、挑戦もしに来て承諾したってことはタイトルマッチをやるってことで、向こうが私たちに挑戦をしてくるってことは、ベルトを向こうは持っていない。私たちがチャンピオンということは、私たちがベルトを持っているということだし、正月に試合をするっていうことは、要は1月4日に試合をするっていう話で、まあいろんなことに挑戦をするっていうことはチャレンジングでとってもいいんじゃないかなって、上福構文的に思います。
上原 おお、上福構文だ。でもイッテンヨンって…。
上福 いまバカにしたでしょ。
上原 してないです!
上福 そういうとこなんだよね~。オマエ最近さ、ちょっとナメてるよね。
上原 ナメてないです!
上福 ホント? ちょっと調子乗ってるんじゃない?
上原 乗ってないです!
上福 ホント? 来年から切り替えていってね。そういうところ。そういうところ、あるから。何か言いなよ、私が遮ったけど。
上原 はい、イッテンヨンは毎年恒例のイッテンヨンで年の始まりということでホントに大事な試合だと思うんですけど、その試合でタイトルマッチは光栄なので。そこで絶対に防衛して、その1年まるっと保持し続けたいと思います。
上福 あのさ、当たり前に1月4日が来ると思わないでね? 当たり前に後楽園で試合できると思わないでね? みんないろんな歴史があってみんな頑張ってるんだからね、調子乗らないでね。
上原 乗りません!
上福 頑張るよ。
上原 頑張ります!
上福 さよなら。
ハル ユキさんと2人で1月4日にOber Eatsの持つプリンセスタッグのベルトに挑戦することが決まりました!
ユキ やった! Ober Eatsも何度も防衛を重ねているので、ちょっとなかなかすごいチャンピオンですけど、私はこのハルがタッグを組もうと言ってきてくれるのをずっと待ってたから、もう私はそれを言ってくれた嬉しさと力強さ、逞しさ、頼もしさ! 頼もしさで、もうこのままイッテンヨンまで駆け抜けようと思います。だってプロポーズされたかと思ったもん、私。とっても嬉しかった。
ハル 思ってることはちゃんと言ったほうがいいってことです。
ユキ そういうことです、言っていきましょう。Ober Eatsに、勝つぞ! ベルト巻くぞ!
ハル 巻くぞ!
メインイベント 20分1本勝負
タッグマッチ
15分42秒
ノーザンライト・スープレックス・ホールド
先発は未詩と鈴芽。鈴芽がさっそくフェースクラッシャー。場外に落とすも未詩もすぐさまエプロンに上がってエルボーで返すとリングに戻ってヘッドロック。さらにショルダーアタックで倒して中島とタッチ。鈴芽は中島にドロップキックを決めてHIMAWARIと交替。HIMAWARIがショルダーアタックで続く。逆片エビを狙うも中島が丸め込みで切り返す。香港スピンエルボーから未詩が出てきてエルボーからランサルセ。しばらく捕まったHIMAWARIだが、中島のエルボーをかわしてローリングネックブリーカーを決めてピンチを脱出。鈴芽がドロップキック連発からフェースクラッシャーもカウント2。ミカヅキ流星群は中島が回避して未詩とタッチ。未詩がコーナースプラッシュからショルダーアタック。ジャイアントスイング狙いは鈴芽が足を掴んで回させない。未詩は足元にエルボードロップを放つと改めてジャイアントスイングへ。鈴芽はこれをロープを掴んで阻止するとエプロンに着地。さらに未詩を場外に落としてプランチャで飛んでいった。未詩をリングに戻した鈴芽がミカヅキ流星群もカウント2。駆け上がり式フェースクラッシャーは未詩が拒否してランサルセ。さらにエルボーを見舞うと鈴芽もエルボーで返してラリーに。鈴芽の丸め込み連発は中島がカット。未詩のバッティングハンマーをかわした鈴芽がハチノスエイトノットで勝負に出る。未詩が立ち上がらんとするも鈴芽の絞りが強烈に極まる。未詩がなんとか粘って旋回式のティアドロップで解除も両者ダメージ。戦況は中島vsHIMAWARIに。中島がライダーキックから619を狙うもかわされてしまうと鈴芽がフェースクラッシャーで飛び込み、その鈴芽に未詩がバッティングハンマー。ティアドロップ狙いは鈴芽がかわしてフェースクラッシャー。HIMAWARIが中島にローリング・ネックブリーカー。サン・フラワーテンペストをかわした中島がノーザンライト・スープレックス・ホールドを決めてフォール勝ち。
エンディング
「すばしっこい蜂が走ってました」(未詩)「刺されんなよ」(中島)「刺されないですよ」(未詩)
試合後、引き揚げようとする鈴芽に未詩がベルトを誇示。リング上では中島とともにマイク。中島「今日のこの大阪は、渡辺未詩と中島翔子、ダブルチャンピオンが揃い踏みで、その名もメガ・ダブルチャンピオンズだ。すなわち、勝利は当然なんだー! それにしても、ずいぶんすばしっこくなったな」未詩「すばしっこい蜂が、走ってました」中島「刺されんなよ!(笑ってる未詩に)なんで笑うんだよ! 刺されんなよ! 喝を入れたんだからね」未詩「刺されない、刺されない、もちろん…(笑)」中島「なんで笑うんだよ!」未詩「刺されないですよ、もちろん! 刺されないし、たしかに…なんでしたっけ?」中島「メガ・ダブルチャンピオンズだ」未詩「メガ・ダブルチャンピオンズ! またいつかあるように、守ります」中島「音楽!」未詩「違うよ! 大阪が今日最後だから感謝しなきゃ! 今日は東京女子プロレス2025年の大阪での大会、関西での大会が最後ということで、今年も1年間大阪のみなさんありがとうございました!」中島「これで、りくろーおじさんも食べ収めということで」未詩「そうだ! りくおじ、大好きです」中島「たこ焼きもな! 来年またベルト揃い踏みで戻ってこれるように、頑張り尽くして大阪帰ってきますので、それまでみんな、見ててください! 今日はありがとうございました!」未詩「よいお年を!」
【試合後のコメント】
中島 私は、おいしいりくろーおじさんを連れて帰ることにしました。なぜなら、大阪最終戦はメインで勝つことができたからです。俺たちワン・チームだ! メガ・ダブルチャンピオンズで。
未詩 初めて聞いた。いや、いいと思います。メガ・ダブルチャンピオンズで、きょうは最後、大阪最終戦をいけて、勝てて、とても調子はいいなという気持ちなんですけど、やっぱり私はきょうも、前々哨戦をしているんですね? 前々哨戦の真っ最中なんですけど、鈴芽が刺しに来た…刺されてましたか、私? 刺されてはない?
中島 大丈夫、急所は回避している感じかな。
未詩 急所は回避しましたので! 次の次に、タイに行って防衛しタイと思います。
中島 防衛しタイ!
未詩 気づいてくれた、やった嬉しい嬉しい! 防衛したいと思います。そしてその先に鈴芽が待っていると思うので、私も頑張りタイと思います!
中島 私も、防衛しタイ!
――すばしっこいとのことだが、鈴芽はどうだった?
中島 いや、随分すばしっこいと思いますよ。相性でいうとどうでしょうね、なんかチクチク刺していくと毒素って溜まっていくじゃないですか。ハチってそういう闘いの仕方をするから、そういうところに気をつけたらいいかなって思いますよ。
未詩 ありがとうございます。そういうところに気をつけます。
鈴芽 未詩さんのベルトに挑戦を決めてから、前哨戦2回目になるんですけど、やっぱり結果はついてこなくて。それでもいままでの私のなかで、やっぱりきょうが一番強い自信があるし、いままで私史上、未詩さんとこんなに渡り合えたこともないと思うので、この勢いでガンガンいくぞ!
HIMAWARI 応援してます! きょうはごめんなさい!
鈴芽 いや、めっちゃ強かった。見た目もすごい親和性が高いんですけど、あまり組んだことなくて。
HIMAWARI 初ぐらい。
鈴芽 嬉しかった。次組む時は一緒に勝ちましょう。
HIMAWARI そうですね!
――チャンピオンはタイで防衛戦があるが、当然防衛して持ってきてくれるだろうと思っている?
鈴芽 もちろんです。信じてるというのもあるし、私が先に挑戦を決めたという点で未詩さんがタイでの防衛戦をあきらめるような人じゃなくてよかったって私は思いました。私はなりたい自分になるし、未詩さんもなりたいチャンピオン像に向かってるからこそ、より一層そのベルトに挑戦する意味があると思ってます。
――未詩選手に勝つ図も浮かんできてる?
鈴芽 はい、いまの自分自身で闘えてるとも思うし、やっぱり未詩さんは常識をブチ壊していく人なので、私も未詩さんの想像を超えていきたいと思ってます。