前説
荒井SKE48卒業目前で3・29&30中日ホール2連戦が決定! 初日がTJPW全選手参加、2日目はSKE48のLIVE中心の大会に!
難波小百合リングアナの前説では5vs5勝ち抜き戦のメンバー表が発表。続いて荒井優希が呼び込まれ、3月31日のSKE48卒業前に3・29&3・30中日ホール2連戦が発表された。初日はTJPW全選手が出場し、7試合前後となる予定。さらに荒井がアプガプロレスに加わってパフォーマンスをおこなうとのこと。2日目はSKE48のLIVE中心でプロレスは3試合(出場選手は限定)。荒井はライブにもプロレスにも出場する。荒井は「私が3月31日に卒業することを発表したので、29日、30日、31日と盛りだくさんの3日間になると思います。最後まで二刀流として駆け抜けていきたいと思うので最後まで楽しんでくださるとうれしいです!」とコメント。アプガプロレスのミニLIVEは『Road to the ネクステージ!』。
第1試合 15分1本勝負
握手を経て試合開始。ロックアップから腕を取る攻防。ヘッドロックから千花のショルダータックルにアイビーもやり返し、両者がショルダーで同時に正面衝突。千花がショルダーやランニングエルボーでテイクダウンを奪う。カウント2。ジャンピングエルボードロップを決めるも、アイビーが足を取らせて延髄斬り。串刺しラリアットや串刺しクロスボディーからのカバーはカウント2。続く投げは千花が抵抗して正面飛びドロップキック。稲荷鳥居狙いを振りほどいたアイビーがネックブリーカードロップ。5分経過。追撃で持ち上げたが、千花が稲荷鳥居。しかし、完全に決まらず。切り返したアイビーがパンプハンドルスラムで叩きつけて3カウント奪取。
第2試合
ドットマネー presents TJPW RUSH! 年末スペシャル紅白チーム対抗5vs5勝ち抜き戦
【試合経過】
①2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<先鋒>○中島翔子 vs 長谷川美子●<先鋒>
3分6秒 ノーザンライト・スープレックス・ホールド
②2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
○中島翔子 vs 高見汐珠●<次鋒>
3分30秒 羽根折り固め
③2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
●中島翔子 vs 鈴木志乃○<中堅>
1分51秒 後方回転エビ固め
④2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<次鋒>●凍雅 vs 鈴木志乃○
4分54秒 オクラホマロール
⑤2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<中堅>○宮本もか vs 鈴木志乃●
0分29秒 ゼロ戦キック→体固め
⑥2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
△宮本もか vs 鈴芽△<副将>
時間切れ引き分け
◎延長戦~1カウントフォールマッチ 時間無制限1本勝負
●宮本もか vs 鈴芽○
0分36秒 ヘッドシザース・ホイップ→エビ固め
⑦2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<副将>△遠藤有栖 vs 鈴芽△
時間切れ引き分け
◎延長戦~1カウントフォールマッチ 時間無制限1本勝負
○遠藤有栖 vs 鈴芽●
0分51秒 水車落とし→片エビ固め
⑧2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
●遠藤有栖 vs 瑞希○<大将>
1分54秒 エビ固め
⑨2カウントフォールマッチ 5分1本勝負
<大将>△風城ハル vs 瑞希△
時間切れ引き分け
◎延長戦~1カウントフォールマッチ 時間無制限1本勝負
●風城ハル vs 瑞希○
1分29秒 キューティースペシャル
※白組が優勝し、ドットマネー様よりドットギフト1000マネー&紅白高級肉セット(赤身肉の松阪牛と白身肉の比内地鶏)が贈呈。
まず、紅組中島vs白組長谷川の先鋒対決。握手から試合開始。ロックアップからグランドの攻防。中島が抜けてブレーク。コーナーに押し込んで中島がストンピング。トップロープ越えのセントーン・アトミコ。グランドの攻防では長谷川がフェースロック。逃れられるとフライング・クロスチョップからロープへもたれる中島へクロスボディー。カウント1。ストレッチマフラーを脱した中島が619を決め、ノーザンライト・スープレックスで仕留めた。
続けて中島vs白組の次鋒・汐珠の対決。入場するや汐珠が奇襲のエルボー。ドロップキックは空振りとなると中島がペットボトル攻撃。中島が手四つで押し込むと汐珠も押し返すが、中島がそのままバックに回って腕を絞め上げる。サードロープを使ったギロチンはカウント1。汐珠の丸め込みは2発目を阻止した中島がドロップキック。ボディースラムで反撃した汐珠がミサイルキックも、カウント1でキックアウトした中島がすぐさま羽折り固めに捕獲して勝利。
続いて中島vs白組の中堅・志乃の対決。入場するや中島が奇襲。場外乱闘となると志乃を鉄柱にぶつける。リングに戻ってカバーはカウント1。ロープに振ってドロップキック。ノーザンライトは不発も、フランケンシュタイナーから619。カウント1となるとノーザンライトをスリーパーで志乃が切り返す。中島がロープへ忍び寄ると、すかさず丸め込んで勝利。怒った中島が松井レフェリーに蹴りを入れて退場。
続いて紅組次鋒・凍雅vs志乃の対決。凍雅が打撃からヘッドロックへ。腕を取る攻防からグランドの攻防へ移行し、クリーンブレーク。再び凍雅がグランドでヘッドロック。ロープブレークとなると志乃が丸め込むも、慌てず凍雅がボディースラムで投げ捨てる。コーナーに押し込んで串刺しエルボーからショルダータックル。カウント1。続くローリングサンダー、変形ロックボトムは不発となって、志乃がドロップキックで反撃。ネックブリーカードロップはカウント1。胴絞めスリーパーホールドで絞め上げるが、潰されてしまう。両者はエルボー合戦から凍雅が強烈なエルボー。ロックボトムは持ち上がらず。残り10秒で強引にマットに叩きつけてカバーに来た凍雅を志乃がオクラホマロールで丸め込んで勝利。
続いて、紅組もかvs志乃の中堅対決。もかがいきなりハイキックからボディースラム。志乃がドロップキックで反撃も、ゼロ戦キックを決めたもかが勝利。
続いてもかvs紅組副将・鈴芽の対決。グランドの攻防を経て、両者はロープへ振ってアームドラッグのラリー。腕を取ってコーナーにぶつけたもかがカバーもカウント1。残り2分となると鈴芽が抑え込み連発。カウント1。カウンターのボディースラムから正拳突き、瓦割りと打撃を連発。鈴芽の複合関節はロープブレークされると、コーナーへ登る。これをカットしたもかが四方投げから羅生門も時間切れのゴングが鳴る。
1カウントフォールの延長戦開始。モカがゼロ戦キックからのカバーは鈴芽が回避すると、鴻臚館を防いだ鈴芽が電光石火の丸め込みで勝利。
続いて紅組・有栖vs鈴芽の副将対決。有栖が突進。串刺しエルボーやドロップキックで畳みかける。カウント1。ボディースラムもカウント1。サーフボードストレッチは鈴芽が立ち上がって脱出を試みると有栖がボディースラム。鶴ヶ城でカウント2が入らないとみるやキャメルクラッチ狙い。抜けた鈴芽が横回転の十字固め。これを皮切りに両者が丸め込み合戦もカウント1止まり。続くエルボー合戦から鈴芽がドロップキックに有栖はネックブリーカーで応戦。キャメルクラッチは鈴芽がロープへ。残り10秒で鈴芽のカウンターのリング・ア・ベルが決まったが、ドローのゴング。
延長戦で両者がロープへ走ると鈴芽がドロップキック、有栖もドロップキックでやり返す。水車落としは持ち上がらず。鈴芽がロープワークを駆使しての丸め込みでの勝利を狙ったが、動きを読んだ有栖が水車落としをさく裂させて勝利。
続いて有栖vs白組大将・瑞希の対決。瑞希が突っかかって試合開始すると、フォール連発。ロープをすり抜けるドロップキックを決め、ロープを往復させて有栖を走らせる。疲れたところをカバーに来た瑞希を有栖が丸め込んだが、カウント2は入らず。最後は何度もカバーする有栖を反転させて切り返した瑞希がフォール勝ち。
最後は紅組ハルvs瑞希の大将対決。ハルが串刺しドロップキック。アームバーで絞り上げる。これを逃れられるとドロップキックを放つが、続く串刺し攻撃は決まらず瑞希がフェースロックで捕獲。ロープブレークとなるとハルの手を踏みつけ、コーナーに押し込んで顔面を踏みつけるラフファイト。ハルのクロスボディーを瑞希がドロップキックで撃ち落として、ダイビング・フットスタンプ投下。カウント1。クロスフェースはハルが丸め込んで回避。フィッシャーマンズの体勢はハルが抵抗。残り30秒となるとハルの投げを潰した瑞希がフットスタンプを放ったところでドローのゴング。
延長戦開始。ハルがエルボー連打。クロスボディーからフィッシャーマンズの構え。これを丸め込んだがノーカウント。カニ挟みから丸め込み連発もことごとく瑞希がキックアウトして決まらず。最後は逆さ抑え込みを逃れた瑞希がキューティースペシャルを決めて勝利。白組5人が抱き合って喜んだ。
【試合後のコメント】
中島 我々、肉をゲットすることはできませんでしたが…見たか、みんなの頑張りを! 頑張ってたよなあ!
4人 頑張った!
中島 ちょっと変な順番にしてみたんです、あえて。でもギリギリのところまでいけたと思うし、このチームでよかったなって思いました。肉は食べたかったけど、やり切った!
有栖 やり切った!
中島 悔いなし!
有栖 悔いなし! あ、終わりだ、今年。
5人 ありがとうございました。
有栖 よいお年を~!
5人 やったー!
瑞希 会場入りしてすぐに作戦会議をして志乃が良い案を。この順番は…。
志乃 はい、私が案を出しました!
4人 ありがとう!
瑞希 すごい頑張ってた。
鈴芽 もう終わるかなって、私待機してたんですよ。でも何回か戻ったもん(笑)。
瑞希 でもつながっているあれだから、みんなの体力を順番に削っていってつないでくれて、本当に楽しかった。
鈴芽 最後にいるから安心してすべてを託せると思って(笑)。
瑞希 入っていって、めっちゃ緊張していたの。これ私が負けたら終わりじゃんと思ったし、ここで負けたらと思っても、みんなめっちゃ笑顔で「ワー!」って応援しているし、生きようと思う心になりました。ありがとう。みんなでお肉を食べよう。どんなお肉なんだろう。
志乃 松坂牛みたいな。あと鶏肉なんですけど。
4人 えーっ!
志乃 紅白なんですって。松坂牛と鶏肉で。
瑞希 よっぴさん家、集合で。
長谷川 行きましょう!
瑞希 行くのはこっちね(笑)。
長谷川 あ、行きましょうって言っちゃった。
第3試合 30分1本勝負
SETUP認定オールアジア女子選手権試合
※第2代王者が初防衛に成功。
ベルト返却の際にエプロンに逃避するぽむだったが、レフェリーに渡し、「お願いしまーす!」と大声で叫んで試合開始。いきなりぽむ・ど・じゃすてぃすは決まらずも、お尻ペンペンのポーズで挑発。マッチャが場内を煽ると、場外エスケープしたぽむがあっかんべーで挑発。2人のリングサイドでの追いかけっこが始まる。ぽむを捕まえたマッチャが長い助走のクロスボディーを決める。リングに戻るとヘアーホイップ連発からクロスボディー。カウント2。串刺しクロスボディーからブレーンバスターはカウント2。エルボー合戦からぽむのスネ蹴りは空振りも、ドロップキックを決めるとコーナーをステップに巻き投げ、ラフォーレ原宿、ミサイルキックと畳みかける。カウント2。Pアタックはマッチャがキャッチしてクロスローズ、投げ捨てジャーマンで反撃。追撃のサイトースープレックスからカバーはぽむが隙をついてぽむ・ど・じゃすてぃす投下。両者ダウン。膝立ち状態でエルボーのラリー。マッチャがダウンを奪うが、ぽむがスネ蹴りからのぽむ・ど・じゃすてぃすを決めて3カウント奪取。
【試合後のコメント】
ぽむ 防衛しました~! やったー! もうね、離さないです。だってこれ取って一回防衛したでしょ? ということは本当の本当にぽむのものってことだよね? もう誰にも渡しません。なんか前まではお試し期間だったかもしれないけど、防衛したからぽむちゃんのお友達本採用ということでよろしいですか? ……なんで、みんな首傾げるの? あまりにも試合がすごくヤバすぎて、いつもよりあんまりうまくしゃべれないっぽいからぽむちゃん3歳じゃなくて1歳半ぐらいになっちゃったみたいです! ってことはまだまだノビシロがあるってことなので、もっと成長してこの子とずっと一緒に居続けようと思います。本当に無理かも。お正月は寝て過ごそうと思うので誰も起こさないでください。じゃあおやすみ!
マッチャ 試合に負けたことはとても悲しいけど、こうやって9年ぶりに後楽園ホールに戻ってきて、試合ができたことはとてもうれしく思っている。9年間、ずっとチャンスが来なくて、もう日本に帰ってこれないんじゃないかと希望を失いかけたこともあるけど、SETUPが設立されて、東京女子にこうやってチャンスをもらえて、後楽園ホールで試合ができたことは本当に本当にうれしい。
――このベルトはまだあきらめてない?
マッチャ イエス! 今日は負けてしまったけどあのベルトに関してはあきらめることは一生ない。どんなに時間がかかっても必ず取り返すし、タイでまたベルトを取り返す機会を狙っていきたいと思う。
セミファイナル 30分1本勝負
クイーン・オブ・アジア&VPW認定女子両選手権試合
※上福が第5代クイーン・オブ・アジア王座5度目、初代VPW認定女子王座3度目の防衛に成功。
ゴングが鳴るとロックアップから押し倒してリーが筋肉ポーズ。ならばと上福がカバー連発から卍固め。これをロープエスケープしたリーが蹴りを入れてから投げっぱなしジャーマン。カウント2。コーナーに押し込んでナックル連発。ブレーンバスターはカウント2。ダウンする上福が下から長い足でヘッドシザース・ホイップを決めたが、フェイマサーを読まれてしまいリーがパワーボムで叩きつける。カウント2。レッグラリアットもカウント2。コブラクラッチはリング中央まで戻して絞め上げる。上福がカバーして技を解かせるとビッグブーツ連発。ブレーンバスターは不発となるとチョップ連打から串刺しビッグブーツ、ドロップキックはコーナーまでふっ飛ばした。トップロープ跨ぎのビッグブーツはカウント2。ニーアタックとビッグブーツの打撃戦から上福が裏フェイマサーを放って両者ダウン。起き上がった上福がビッグブーツで場外へ追いやる。エプロンで頭部を踏みつけるが、足を取られてエプロンの幕攻撃、側頭部へのキックを食らうも、カウント2ではねのける。コーナー最上段の攻防となると、上福が雪崩式ブレーンバスター狙い。これをリング内に着地したリーがパワーボムで持ち上げたが、空中で切り返した上福がフェイマサー投下。カウント2。続く滞空式ブレーンバスターを上福が丸め込んで金太郎クラッチ。カウント2。追撃のサンダーストライクは避けた上福がフェイマサーをさく裂させて勝利。
【試合後のコメント】
上福 無事あのムキムキチャイニーズから2個ベルトを防衛しました。みんな今日の興行、ほとんどの人がランブルとか5対5とか楽しそうな試合に入ってて。なんでゆきだけ、この年の最後にあんなムキムキチャイニーズと試合しなきゃいけないの?ってずっと思ってて。もしベルトもなくなっちゃったら私はどんな気持ちでこの1年を終わろうかなって思ったんですけど、すごく奇跡的なアレで、床バン(=フェイマサー)で勝てたなって思ってて。たぶんあの人、インスタ見てたらずっとずっとずーっと筋トレしてて私のこと葬る気満々だと思ったんですけど、昨日彼女のインスタ見たら…錦糸町とかなのかな、お寿司食べてたんですよ。それ見てジャパニーズトラベルを満喫する少しの油断が私の勝ちにつながりました。でもまだ全然動き足りなさそうな感じで、体力も余裕がありそうだったのでもう二度と闘いたくないんですけど…組んで一緒にアジアとか出れたらなって思います。彼女の雰囲気は苦手ですけど、化粧は好きです。ありがとうございました。よいお年を。
――2冠チャンピオンとして見据える'25年は?
上福 来年はベルトの数とか正直いらないんですけど、こっちのベルトはベトナムのなんですけど、ベトナムが試合してるのかしてないのか全然活動が見受けられないんで。そのへんで、来年はベトナムへの説教から始めようと思います。ベトナムを叱ったニューイヤーで、2冠チャンピオンでいきたいと思います。
――組むのは日本でも?
上福 日本でもやりたいですね。東京女子、化粧がああいう濃い、お姉さんみたいなのが少ないので。ああいうケバいかんじのお姉さんを連れて、あの人と雰囲気を変えられたらなって思います。
リー 東京女子の一員として帰って来れたことはすごく嬉しい。WWE辞めた後の初めてのタイトルマッチで、VISAの問題もあって時間もあった分、この試合に関してはすごく準備をしてきたので勝てなかったことがすごく悔しいけど…とてもいい試合ができたと思う。対戦相手の上福も素晴らしい選手なので、試合自体にはすごく満足している。ただもう一度やらせてほしい。リマッチをしたいと思います。
メインイベント 時間無制限勝負
WINTICKET presents 来年も嬉しいこと楽しいこといっぱいあるといいね! 年忘れにっぽんのプロレス! 20選手参加PRINCESS RUMBLE 2024
※未詩が優勝。株式会社WinTicket様より勝利者賞として「WINTICKETグッズ詰め合わせ&高級お餅10kg」が贈呈された。< >内は入場順。
【退場順】
①○ハイパーミサヲ<5> vs まなせゆうな●<3>
5分27秒 横入り式エビ固め
②ハイパーミサヲ vs ポイズン澤田JULIE●<6>
7分18秒 オーバー・ザ・トップロープ
③○愛野ユキ vs ハイパーミサヲ●<5>
7分26秒 オーバー・ザ・トップロープ
④○キラ・サマー<10> vs アントーニオ本多●<9>
13分44秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑤○伊藤麻希<11> vs 山下実優●<8>
16分25秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑥ポコたん<13> vs キラ・サマー●
17分10秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑦○ポコたん vs 伊藤麻希●<11>
18分12秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑧○辰巳リカ<14> vs HIMAWARI●<2>
18分50秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑨○辰巳リカ vs ポコたん●
19分50秒 ミサイルヒップ→体固め
⑩○荒井優希<15> vs 桐生真弥●<4>
20分44秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑪○アジャコング<16> vs 上原わかな●<7>
21分37秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑫○鳥喰かや<18> vs 猫はるな●<12>
24分42秒 回転エビ固め
⑬○X=アジャコング<16>/○らく<20> vs 鳥喰かや●<18>
29分56秒 おやすみエクスプレス→体固め
⑭○みんな vs アジャコング●
30分21秒 体固め
※押さえ込む。
⑮○渡辺未詩/○荒井優希 vs 辰巳リカ●
32分45秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑯○渡辺未詩/○荒井優希 vs XX=水波綾●<19>
32分46秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑰○愛野ユキ/○らく 荒井優希●
33分50秒 横入り式エビ固め
⑱渡辺未詩 vs らく●<20>
35分10秒 ティアドロップ→体固め
1人目は愛野ユキ。2人目はHIMAWARIが登場してゴング。ユキがショルダーからカバーはカウント2。場外へ投げ捨てる構えもHIMAWARIが回避。長い髪攻撃に怒ったユキがセントーン。セカンドロープからの攻撃を狙ったが、HIMAWARIに落とされそうになる。
3人目のまなせゆうなが登場。ユキとHIMAWARIへダブルのラリアット。さらにコーナーを往復しての串刺しラリアットから2人まとめて串刺しラリアットを決める。
4人目は桐生真弥が登場。桐生がユキとまなせの攻防に入れず指示を送る。ショルダータックルは跳ね返されてしまうと2人へエルボーを打ち込む。結局、HIMAWARIと協力してショルダータックルを放ったが、返り討ちにあってしまった。
5人目はハイパーミサヲが登場。マイクを持つがまさせの背後からの攻撃を受けてしまうとスプレー攻撃で追い払ったが、クロスボディーは空振りに。まなせのラリアットはHIMAWARIにヒットすると背後からミサヲが丸め込み。これを全員で加勢してまさせを失格にさせた。
6人目はポイズン澤田JULIEが登場して呪文をミサヲがマントでガードすると、PSJがエプロンまで吹っ飛ぶ。エプロンの攻防となるとミサヲがスプレー噴射でPSJをOTR。喜ぶミサヲを愛野らが場外へ落とし、失格にさせた。
7人目は上原わかなが登場。ドロップキックや側転エルボーを決めるも割って入った桐生が「2024年もいろんなことがございましたが、どうお過ごしでございましたでしょうか?2024年も大変申し訳ございません」と謝罪。
8人目が山下実優がやる気満々で登場。ミドルキックはカウント2。リターンクラッシュからフェースロックを決める中、9人目のアントーニオ本多が登場。ロープに引っかかって転けそうになる。そこへ山下とHIMAWARIがドロップダウン。アントンが躓かずにこらえると歌いだして「人カッター」で全員をなぎ倒す。
10人目はキラ・サマーが登場中にアントンがコケてしまうも、ごんぎつねをお見舞い。しかし、キラには通じず。サモアンドロップから本多を場外スルーで失格にした。
11人目の伊藤麻希が歌いながら登場。4人がブレーンバスターかけ合っていると、その上に乗って伊藤が歌う。さらに4人まとめてのDDTで突き刺した。
12人目は猫はるなが登場。伊藤と山下に突っかかる。ネコードブレーカーを耐えた山下と伊藤がサボテンの連係。しかし、桐生とユキが伊藤をエプロンへ追いやると山下が追撃の突進。これを伊藤がロープを下げてしまい山下がOTR。
13人目はポコたんが登場でサマーをOTRさせるも、伊藤がスタナーでぽこたんの頭が取れてしまう。その頭部でかぶってこけしちゃんを放ったが、14人目の辰巳リカの登場中に伊藤がOTRで失格に。さらに場外スルーでHIMAWARIを失格にさせたリカがポコたんに首絞め、殴ってボコボコすると頭部がぺしゃんこになってしまう。追撃のミサイルヒップで3カウント。ポコたんぽこたんが失格となった。
15人目は荒井優希。残っている選手にビッグブーツ。桐生だけ回避してサイドバスターも、追撃を回避した荒井がビッグブーツで桐生をOTRで失格にさせた。
16人目はXのアジャコングが登場。4人に張り手。上原を捕まえて場外スルーで失格にさせた。リング内ではアジャが荒井へバックドロップを決める中、17人目の渡辺未詩が登場。アジャとショルダータックル合戦。未詩がエルボー連打も、アジャがエルボー1発でダウンを奪う。バッティングハンマーはアジャが耐えるとティアドロップの体勢。荒井も加勢してアジャをカバーするが、カウント2。ジャイアントスイング狙いで18人目の鳥喰かやが登場。
猫が鳥喰との攻防で丸め込まれて失格となる。ユキがリカの首絞めで落とされそうなるも耐えて19人目のXXとして水波綾が登場。アジャが「早く上がって来い」のポーズも、無視してリングサイドを練り歩く最中に20人目のらくも登場。
リカらがアジャを盾にして逃げ込むと水波がマシンガン逆水平。これをアジャが張り手でお返しも、らくがリング中央に寝ていて邪魔となる。水波がエプロンへらくを追いやるが、復活したらくとアジャのおやすみエクスプレスで鳥喰が失格。喜ぶアジャに抱きついたらくごとリカが押し倒し、全員でフォールしてアジャが失格に。
リカと水波の攻防となるとホットリミットの体勢。エプロンでの攻防となるとらくが子守唄。水波だけエルボーで回避したが、せっかく寝ていた全員を「どうしたんだ!」と起こしてしまいリカと共に場外へ転落して失格になってしまった。続いて荒井がらくのショルダータックルにダウンすると寄って集ってカバーして失格となる。さらにらくのドクターイエローを未詩がティアドロップで切り返してらくが失格。
最後の2人となった未詩とユキ。ユキがサイドスープレックスを決めれば、未詩もアバランシュホールドを決める。バッティングハンマーはカウント2でキックアウトしたユキがビーナスDDTからUBV狙い。これを堪えた未詩がレーザービームからのティアドロップを放って勝利。優勝は未詩となった。
エンディング
プリンセスランブルを制した未詩による一本締め!
試合後、未詩がマイク。「プリンセスランブル勝ちました! お餅10キロ? 10キロってどのくらいだろう? プリンセスランブルを勝ち抜いて私がプリンセスってことで最高の一日でしたね。やったー! せっかく年内最後の試合ってことで今日出てくれたみなさん出てきて下さい!」出場選手登場。未詩「最後は荒井ちゃん一言ずつどうぞ」荒井「私、チャンピオンとして過ごした1年だったんですけど、プロレス大好きってなる1年でした。ありがとうございました!」山下「2024年もたくさんワールドワイドに海外に行ったり、伊藤とのタッグでチャンピオンにもなれて嬉しい。ですが私は伊藤…さっき落としたよね? 大嫌いです」伊藤「世界一かわいいのは? 伊藤ちゃーん。ありがとうございました! 締まりました」未詩「1年の締めなのでこれじゃちょっと笑。1年間、みなさんもいっぱい東京女子プロレスを見に来てくれて幸せだったし、選手もいっぱい幸せいっぱいで、来年ももっともっと大好きな1年にしましょう! ということで1年の終わりは一本パーンってするんですよね? 一本パーンのみなさん準備をお願いします。それでは1年たくさんありがとうございました! よーパン! ありがとうございました!」
【試合後のコメント】
未詩 1年最後にふさわしいプリンセスランブル、勝ちましたー! イエーイ! お餅とかいっぱい…10キロ? 10キロってどんくらいなんだろう。すごいいっぱいもらえたということで、いいお正月が迎えられそうです。今回がプリンセスランブルですね。(記者に)すなわち…どういうことですか?
――勝利した未詩選手がプリンセスなのかと…。
未詩 なんと! 勝利した人がプリンセス! ということは、私がプリンセスなことがここにきて、年末のラストのラストで完全に証明されたということで。来年1月4日もすぐ1週間後にはあるので、瑞希さんとの試合、絶対に防衛して最多防衛もっともっと目指して来年も突っ走っていきたいと思います!
――来年3月の名古屋では荒井を加えた5人でのミニライブも発表されました。
未詩 なんか、想像してなかった世界線すぎて…荒井ちゃんが来て、もう4年とかになるんですか? 4年前、5年前はまさかSKE48の荒井優希と一緒に歌って踊ってなんて想像もつかなかったのですごい嬉しいですし。やっぱり荒井ちゃんがアイドルであるうちにやりたいこといっぱいあるので、ひとつとして…え、緊張しますね。あらためて荒井ちゃんとアイドルするとなると緊張するんですけど、荒井ちゃんにふさわしいくらいアプガプロレス頑張ります!
――今年は飛躍の年になったが、来年はどんな1年にしたい?
未詩 このベルトに向けた挑戦者決定戦をしたのが1月6日だったので、ちょうど目指すと決めてから、取ると自分の中で決めてから丸1年になるので。まずはイッテンヨン、絶対に防衛して。そこから2年持ち続けてる選手ってまだいないはずなので、2年目スタートとして、やっぱり目指すは最多防衛ですね。頑張ります。