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PRECIOUS TIME '24

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日時2024年6月29日
開場東京・品川プリンスホテル内クラブeX
観衆262人
  • 前説

  • 東京プリンセスカップに水波、ザッカー出場!

  • 第1試合 15分1本勝負

  • シングルマッチ

    5分29秒

    フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド

  • 第2試合 15分1本勝負

  • シングルマッチ

    5分40秒

    バナナ・ピロー

  • 第3試合 20分1本勝負

  • 6人タッグマッチ

    10分24秒

    フェイマサー→片エビ固め

  • 第4試合 15分1本勝負

  • シングルマッチ

    VS

    • LOSE

      大久保琉那

    VS

    6分37秒

    伊藤パニッシュ

  • 第5試合 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    14分10秒

    紫電改→片エビ固め

  • ユキが角田に連係を呼び掛けるもケンカキックはかわされてユキに誤爆。するとユキは中島を角田にぶつけていくチグハグな場面も。対する中島と長谷川はダブルのドロップキックを見舞っていくなどスムーズな連係で角田を捕まえる。苦しい角田は長谷川の串刺し攻撃をかわしてフェースクラッシャー。タッチを受けたユキが全開のパワーファイト。長谷川も反撃に出ると中島はセカンドロープに飛び乗ってのウラカンホイップなど変幻自在の攻め。ユキはブルドッキングヘッドロックでやり返し、角田がぶら下がり首4の字へ。角田の神鷹をロープに逃げた中島は足元への619から正調の619。中島の投げ捨てフィッシャーマンズ・スープレックスから長谷川がダイビング・クロスボディー。角田のケンカキックをかわしてマフラーホールドも決めてみせる。カットに入ったユキと角田ともども中島が場外に出してトペ・スイシーダ。リングに戻った長谷川がコーナーに登るも、角田に落とされる。中島が角田にライダーキック。その中島にユキがサイド・スープレックス。リング上では角田と長谷川がエルボーのラリー。角田が橘花から紫電改の体勢。抜け出す長谷川に角田が顔面低空ドロップキック。最後は橘花から紫電改で勝負を決めた。

    【試合後のコメント】
    角田 たぶん2人でタッグ組んだことないんじゃないか説。
    ユキ そうだよね。私が忘れているだけじゃないかなって。
    角田 記憶がないなって。3人とか4人とかの時にいることはあったけど。
    ユキ そもそもあまり組むことじたいなかった。
    角田 なかったね。
    ユキ 闘うことはあったけど。
    角田 あったね。
    ユキ だから「なおちぃとタッグかぁ、しかも最後なのかぁ…う~ん、わからんな」(笑)。しかも全然実感が沸いてないんだよ!
    角田 でも私今日、試合終わったあと、ユキちゃんが迎えに来てくれて「終わっちゃったわ」ってなって…ちょっと。「でもまだ1ヵ月あるよ」って言ってくれたからね。
    ユキ それよりなぜか私、なおちぃに蹴られて。その時に「これ最後なのかな」って。
    角田 忘れてた…。
    ユキ ねえ忘れないで。私にも蹴らせて!
    角田 プライベートで誰もいないところで1回。
    ユキ それ暴力じゃん(笑)。もう! あと1ヵ月頑張ってね。
    角田 頑張ります。ありがとう。


    中島 角田奈穂、またな。まあ、アイツは優しい性格で。優しい性格としか言いようがない優しいヤツなので、きっとプロレスを卒業してもその人間性でいろんな人とかかわって、いろんなことをしていくんだなって今日は思いました。私は今日が最後かなあ、あと1回当たれたらいいやぐらいだから、今日は思い残しがないように叩きのめしたんですけど、最後は粘り負けましたね。そんな感じです。
    長谷川 私はフリーランスになって初めて東京女子プロレスさんに参戦させていただいて、奈穂さんがご引退される前にこうやってご一緒できたのは嬉しいんですけど、勝ち逃げ!
    中島 勝ち逃げだよ! コイツ、勝ち逃げされたぞ。
    長谷川 メチャメチャ悔しいです。
    中島 でも私、勝ったことあるかな。ないかもしれない。ヤバい、どうしよう。アイツ、勝ち逃げだ。
    長谷川 でもこのプロレス界ってわかんないじゃないですか。私も『シャッフル・デート』で最後だと思っていたんですけど、こうやってまたご一緒できたので。まだ私は引退されるまで諦めないので。
    中島 じゃあ虎視眈々と角田奈穂をこれからも狙い続けます。
    長谷川 プライベートでも狙い続けます。
    中島 狙い続けます。
    長谷川 絶対に勝ち逃げさせません!
  • セミファイナル 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    10分42秒

    アティテュード・アジャストメント→片エビ固め

  • メインイベント 20分1本勝負

  • 6人タッグマッチ

    15分18秒

    リング・ア・ベル→片エビ固め

  • 未詩とリカ、でじもんともかは7・20後楽園ホールを見据えたタイトル戦の前哨戦。リカは試合前の握手を拒否。先発を買って出るはずが、未詩が応じようとすると鳥喰を差し出して自陣コーナーに引っ込んでしまって試合スタート。未詩から有栖に替わると鳥喰にタッチを要請してリングへ。ドロップキックを食らったリカだが、有栖を抱えるとお尻を引っ叩いて自陣コーナーへ。替わったもかに未詩がワンハンドスラムで鈴芽と有栖をぶつけていく。もかも瓦割りで鈴芽に逆転。鳥喰、リカに攻め込まれローンバトルを強いられる。鈴芽はリカになんとかドロップキックを決めて未詩とタッチ。リカがもかに替わろうとしたが、これを察知した未詩がもかを自陣コーナーから落とし、リカに攻め込んでいく。リカは場外エスケープからセコンドの真弥を未詩にぶつけたりもしたが、最終的には捕まってリング内でカナディアン・バックブリーカー。これをリカはドラゴンスリーパーで切り返すがロープに逃げられる。ミサイルヒップは未詩がかわしてアバランシュホールド。リカがもかにタッチ。もかが未詩に挑むが逆転されてしまうも、替わった有栖に羅生門狙い。有栖がこれをかわすと鈴芽が駆け付けるが、もかは正拳突きで止めて2人まとめて羅生門。有栖もやり返して鈴芽と交替。有栖が鈴芽をホイップしてもかにフェースバスター。もかも鈴芽をボディースラムで叩きつけて鳥喰と交替。鈴芽が低空フェースクラッシャーからミカヅキ流星群。鳥喰も鳥籠を決めてみせるがロープに逃げられる。バック転キックを鈴芽がかわして場外に出すも、プランチャ狙いは鳥喰が阻止。リング内でリカのドラゴンバックブリーカーを呼び込み、鳥喰がセカンドロープ・ローリングセントーン。有栖がカットに入るともかが鈴芽ともどもゼロ戦キック。そのもかに未詩がダブルスレッジハンマー。リカが未詩にビンタを放つも未詩がかわし、その未詩のレーザービームもリカにかわされ空を切る。すぐさま未詩がダブルスレッジハンマー。リカもヒップアタック連発で場外に出す。リング内では鳥喰が鈴芽にバック転キック。旋闘鳥流狙いは鈴芽が阻止。ソバットをキャッチすると駆け上がりフェースクラッシャーからリング・ア・ベルで3カウント。
  • エンディング

  • 未詩、本番までに読めない辰巳リカを読解できるか?

  • 試合後、鈴芽がマイクを取る。鈴芽「めっちゃ鳥さんも強かったけど、防衛戦の日程も決まって、私たちますます気合い入っているよね」有栖「入ってるよ! もう絶対負けない」鈴芽「後楽園、私たちも絶対防衛するので未詩さん、お互い絶対に防衛しましょう!」未詩「そうね。まさかのリカさんが読めない。難しすぎて。前哨戦したくないこの感じが読めないけど、読めないのが辰巳リカだから。当日までには読解して…読解? 読解して必ず防衛したいと思います。頑張ろう」最後は未詩の音頭で「みんな東京女子プロレスのこと好きかー?」「大好きだー!」のコール&レスポンスで締め。

    【試合後のコメント】
    リカ 私はもう見えました。7・20、未詩に私が勝つ姿が、見えちゃいました。この調子で、まだ(カードが)決まってない試合が2試合あるんですけど、もう全部前哨戦来いよ!って気持ちです。だから全部前哨戦にしろ! おい、あと2試合、全部前哨戦! よろしく!
    もか 私も7月20日、後楽園ででじもんに勝つ姿見えたので、
    リカ だよな。
    もか 今回は荒井さんはもう前哨戦出れないので自分1人だけだけど、自分1人ででじもんに残りの前哨戦全部挑んで。今回は負けちゃったけど、あとの前哨戦は全部勝ちます。
    リカ うん、大事。
    鳥喰 ベルト懸かってるお2人のいいゲン担ぎにしたかったんですけど…。
    リカ 大丈夫。
    鳥喰 私じゃまだ歯が立ちませんでした…。
    リカ 大丈夫、もう見えたから。頑張った。
    鳥喰 もっと頑張っていきます。
    リカ 頑張ろう。みんなで頑張るぞ! エイ・エイ・オー!

    ――前哨戦に対する意識がなぜそこまで変わった?
    リカ そうなんですよ。前回はもう前哨戦いいかなって思ったし、今日も試合始まるまで絶対未詩と絡まないようにどうにかしようとしたんですけど、見えちゃいました。闘ってる時に思いましたね。全部。予知夢ができるんで、私。能力持ってるので。キランってきました。

    鈴芽 タイトルマッチが決まって、最初の前哨戦でもかと当たることができて。正直相手もめちゃめちゃ強くて…でも私たちチャンピオンだから気合も入ってるし、負けっぱなしではいられないので。今日は勝つことができてよかったです。
    有栖 後楽園まで気を引き締めて頑張っていきます!
    鈴芽 防衛するぞ!
    有栖 するぞ!
    未詩 そうね。今日は鈴芽が勝ってくれて。もうチャンピオンチームとしても何回も組んだから、今回この前哨戦はすごく心強かったし。私もちゃんと前哨戦として当たりたいなって思ったんですけど、リカさんが読めなすぎて。最初は逃げるし、でも最後はちょっと触ってきたんですよ。めっちゃやられたんですよ。え、どう思う? わかんない…。
    鈴芽 火つけちゃったんじゃないですか?
    未詩 そういうこと? えー、ムズい! ずっと実は火ついてるのはたしかなの。それがどこで見え隠れするのか分かんない。あれですね…火ですね(笑)。
    鈴芽 リカさんすぎるー。
    未詩 なので、ちょっとそこをうまいこと私も汲み取りながら。私としてはいっぱい前哨戦で当たって、闘って…で備えたいので。今後、またちょっとの時間で勝ちに向かって頑張りたいと思いました。

    ――リカは『見えた』から全部前哨戦にしろと言っていました。
    未詩 ねぇ、怖いんだけど! わかんないんだけど!
    ――予知夢が見えると。
    未詩 え! でも私も最近、ちょっと怖い夢見たんですよ。でも夢占いしたら、その夢がどうやら宝くじを買った方がいいくらいいい夢だったんですよ。私、夢的にはリカさんに勝ってる気がします、絶対。絶対そう! 絶対いけます! でも前哨戦を全部にすることは(2)ちゃんとのアレもあるのでできないんですけど、私も夢は見えてます。大丈夫です。
    ――締めの言葉については?
    有栖 え、なんですか?
    未詩 あれ? 知らな…。
    鈴芽 大好きですか?
    有栖 大好きですよ? 何言ってるんですか?
    未詩 大好きですよね?
    有栖 大好きです!
    未詩 だって! だそうです!

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