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The Night Before GRAND PRINCESS '25

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日時2025年3月1日
開場東京・北沢タウンホール
観衆215人
  • 前説

  • 志乃地元の静岡大会、猫地元の山梨大会が決定!/ミサヲデビュー10周年記念試合がハイプロオーディション最終審査に/アプガプロレスは『アッパーキック!2025Ver』披露!

  • 難波小百合リングアナの前説では3・16大田区のWRESTLE UNIVERSE生中継の放送席ゲストがハロー!プロジェクトのアイドルグループ、OCHA NORMA(オチャ ノーマ)の中山夏月姫さんに決定したことがアナウンスされた。

    続いて上福、志乃、猫が登場。既報の上福の地元・藤沢大会(5・11藤沢市湘南台文化センター)のほか志乃の地元・静岡大会(5・24清水マリンビル)、猫の地元・山梨大会(6・21甲府市小瀬スポーツ公園体育館サブアリーナ)がアナウンスされ、3選手が意気込み。上福「今年も湘南台で興行やらせてもらいます。先日、中学校の時にお世話になっていた先生に20年弱ぶりにあったんですよ。ケンゴっていうんですけど、ケンゴに『オマエ、プロレスやってるらしいじゃん』って上から言われたんですよ。だからそいつも呼んで見せてやりたいなって思います」志乃「2回目の地元での大会がとても嬉しいです。昨年の大会は私の試合中に会場の電気が切れてしまったんですけど、今年は会場の電気が切れたとしても、私の輝きで会場を照らすのでよろしくお願いします」猫「山梨大会が初めてですね。甲府なんで来やすいんで、みんなぜひ来てください。頑張ります」

    さらに難波リングアナが「ここでハイパーミサヲデビュー10周年記念試合について、ハイパーミサヲ選手から試合についてのお知らせです」と言うとtimeleszの『Anthem』がヒット。ミサヲ、リカ、ユキ、らく、真弥、猫がステージから登場するとミサヲがマイク。「皆さん、本日はハイパーミサヲデビュー10周年記念試合のためだけにご来場いただきありがとうございます。ワタクシ、ハイパーミサヲ、デビュー10周年を記念しまして私の仲間探しオーディション、『hypedesz PROJECT』(ハイプデスプロジェクト)、ハイプロを開催することにしました! 実は半年間、秘密裡に審査を進めてまいりまして、今、第5審査まで進んだ5名が残っています。そこで、本日の私の試合でハイプロ最終審査をおこなおうと思います。この試合の勝者が私の仲間となります。みんな、最終審査、気合い入ってますか? みんな、殻破れよ!」

    最後にアプガプロレスのミニLIVEでは『アッパーキック!!2025Ver』が披露された。こちらは3月2日(日)から配信開始。
  • 第1試合 15分1本勝負

  • シングルマッチ

    6分19秒

    ぽむ・ど・じゃすてぃす→片エビ固め

  • 第2試合 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    9分6秒

    藤沢殺し(仮)

  • 第3試合 15分1本勝負

  • シングルマッチ

    7分27秒

    リバース・パラドックス

  • 第4試合 20分1本勝負

  • 6人タッグマッチ

    9分2秒

    リング・ア・ベル→片エビ固め

  • 第5試合 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    10分15秒

    什の掟→片エビ固め

  • セミファイナル 20分1本勝負

  • ハイパーミサヲデビュー10周年記念試合「hypedesz PROJECT-AUDITION-」最終審査~1vs5ハンディキャップマッチ

    5分44秒

    体固め

    ※5人掛かりで押さえ込む。
  • スクリーンに「hypedesz PROJECT-AUDITION-」の文字が映し出され、timeleszの『Anthem』が流れる。さらにtimeleszの『RUN』に切り替わると猫、真弥、らく、ユキ、リカがステージに登場し、リングイン。再び『Anthem』がヒットしてミサヲが登場。ミサヲ「皆さん、改めてハイプロ最終審査にお集まりいただきありがとうございます。プロデューサーの菊池風…ハイパーミサヲです。このハイプロ最終審査、5WAYマッチで闘っていただきます。そして勝者は私の仲間となっていただきます。ただし、ただ勝つだけで仲間にはなれません。2カウントフォール、もしくはギブアップを奪った選手がワタクシが与える課題への挑戦権を与えられます。そしてその課題をクリアした者が私の仲間として認められます。みんな最終審査、殻破ってけよ!」ミサヲはステージでイスに着席。ゴングが鳴らされ、まず猫が2カウントを奪うと、猫に課題の挑戦権が与えられる。ミサヲ「ハイパーミサヲの入場ムーブを完コピしてください!」猫が入場ムーブをそれっぽくおこなうもミサヲが「ダメダメ、全然違う。あとさ、今アクセサリーいるかな? 今オーディション中だから。オーディションに向かう覚悟が欠け始めている気がするな。不合格!」試合続行。らくがすぐさま2カウントを奪って再び課題の挑戦権をゲット。猫と同じくミサヲの入場ムーブという課題が与えられ、らくがそれっぽくおこなうもミサヲが「なんか弱いっていうか、ぬるいんだよなぁ。もっと肩壊れるぐらいピースピースしないと! 不合格!」試合続行。今度は真弥が2カウントを奪うとミサヲは課題として「ハイパーミサヲの入場曲の歌詞、間違えずに歌いあげてください!」。場内にミサヲの入場曲が流れ、スクリーンには歌詞の「生きるってことは」の後が空欄に。しかし真弥が間違えてしまう。ミサヲ「生きるってことは一夜かぎりのワン・ナイト・ショーでしょうが! あ~あ。歌詞忘れてるようじゃ無理かぁ。歌詞はね、入れておかないと。ダメだ、これじゃ。オマエらさ、やる気あんの? 売れてぇんじゃねえの? 俺は売れてぇよ。死ぬほど売れてぇよ!」するとリカがマイクを取る。リカ「ちょっと! 仲間探しオーディションって何? オーディション、オーディションってさっきから。タイプロの名言ばっか言ってるだけじゃん! オーディションする気ないだろ!」リカはミサヲの首根っこを掴んでリングに引きずりだす。リカ「こんなオーディションしてられっか! いつもいつも今日だって無茶ぶりばっかしやがって! こうなったら今から私が無茶ぶりするわ。私たち5人とハイパーミサヲ、5対1で闘え!」ミサヲ「う…やってやらぁ! そこまで言われたら私引けませんよ!」こうして試合はミサヲとほか5人によるハンディキャップマッチに。

    ミサヲがコールにあわせてポーズを決めるも襲撃されて開始のゴング。やはり5vs1では多勢に無勢のミサヲ。真弥になんとかランニング・エルボースマッシュを決めてもコーナーには誰もいない。リカが足4の字。ひっくり返すもコーナーの4人に戻されてしまう。なんとかロープに手を伸ばしてエスケープするとエルボーのラリー。ランニング・バックエルボーからロープに向かって走るミサヲ。真弥にエプロンからキャッチされるも猫の引っ掻きを誤爆させ、その猫にリカの首絞めを誤爆させ、エスケープしている間にスプレーを持ち込み、らくとユキに噴射。しかしリカに奪われスプレーで殴打される。それでもミサヲはユキとリカをまとめて丸め込み、アイアムアヒーローも決めたが、そのカバーをひっくり返されるや5人で押さえ込まれてフォール負け。
  • 6・27北沢タウンホールで「HYPE!3」開催決定!

  • 試合後、ミサヲがマイク。「10周年なのに負けた~。ハイプロの最終審査も最後までできなかったし…クソ。でも10年分の無茶ぶりをこの試合で詰められたんでちょっと半分満足なんですけど、でももし次こういうことがあったら1対5でも1対10でも1対30でも無茶ぶり受けて立ちますよ。そして私が今度は勝ちます。この試合を通して皆さんの無茶ぶり力を試させていただきました。敵ながらあっぱれじゃ! というわけで全員合格だーっ!」するとスクリーンに6・27北沢タウンホールで「ハイパーミサヲプロデュース興行『HYPE!3』」の告知が出され、場内「ミサヲ」コールの中、メインイベントへ。

    【試合後のコメント】
    ミサヲ 10周年記念試合ありがとうございましたー! やりたい放題、無茶ぶりし放題して、最終的にみんなからも無茶ぶりされちゃったんですけども、この10年間の私の東京女子プロレスでのみんなとの関係性もギュッと詰まったような試合だったかな~って終わってみたら思うんですけど。今後もみんなに無茶ぶりして、されて、楽しい東京女子プロレスライフをいこうと思います。
    ――11年目のスタートが大田区です。
    ミサヲ ホントですね! なんか、このなんのタイミングか奇しくも11年目のスタートがタッグのタイトルマッチということで。自分らしさ、ハイパーミサヲらしさのハチャメチャを忘れず、みんなへの無茶ぶりも忘れず。自分らしく、そして高みを目指して最高峰のタッグのベルトを取りにいきたいという気持ちです。
    ――6月にHYPE開催も決まりました。
    ミサヲ スリーやります! 今年も…ホントはもっと早いペースでやりたかったんですけど、結局年イチとかになっちゃっていますが、HYPE!3。何をやるか例のごとくまだ決まっておりませんので、とりあえず席を取るだけ取った方が賢いんじゃないかなって思います!
  • メインイベント 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    14分50秒

    伊藤デラックス

  • ワンミリと中島は大田区に向けたプリンセスタッグ最後の前哨戦。まずは山下と伊藤の先発でスタート。ワンミリのタッチワークで腰を攻められ序盤から捕まってしまう中島。なんとか中島が伊藤にドロップキックでやり返して逆転するも今度は替わった鳥喰がワンミリの連係に捕まってローンバトルを強いられる苦しい展開。鳥喰は山下の串刺し攻撃をかわすと、ソバットからバック宙キックを決めてようやく中島と交替。中島が山下へ一気呵成に攻める。ドロップキックからのカバーはカウント2。羽根折り固めは山下が抜け出した山下が伊藤の頭突きのアシストからリターンクラッシュ。替わった伊藤が山下を使ってのスイングDDT。これはカウント2。逆エビ固めは中島がロープに逃げる。スイングDDTは中島が着地して投げ捨てノーザンライト・スープレックス。鳥喰が出てきて雪崩式回転エビ固めや二段蹴りで伊藤に猛攻。鳥籠を逃れた伊藤が頭突き。串刺しバックエルボーから顔面ウォッシュで盛り返して10分経過。エプロンDDTからリングに戻してカバーも中島がカット。山下が出てくると中島はワンミリに向かっていく。伊藤が中島に頭突き。山下が中島を場外に出すと伊藤が鳥喰に逆エビ。さらに伊藤デラックスでギブアップを迫る。中島が山下を場外で投げ捨てノーザンライト・スープレックス。鳥喰を救出し、伊藤に619。場外に出すとトペ・スイシーダを狙ったが山下がハイキックで迎撃。山下が伊藤をリングに戻すと伊藤は鳥喰とエルボーの打ち合い。ソバットから鳥喰がドラゴンキッカーも伊藤がかわして頭突きを見舞うとトルネードDDTから改めて伊藤デラックスを決めてギブアップを奪った。
  • エンディング

  • 「完膚なきまでに享楽共鳴を終わらせる。防衛して2人でどこまでもいってやる」(山下)

  • 試合後、ワンミリは中島にベルトを見せつけ勝ち誇る。中島は悔しそうに退場。伊藤がマイクを取る。伊藤「3月(16日)大田区、また伊藤たちが勝っちゃった。でも、なんか伊藤はちょっと悔しい気持ちも正直あったよ」山下「悔しいままにするんじゃねえよ。私は絶対許さないよ。中島&ハイパーミサヲ、前哨戦意識してか、中島はすごいね。でもね、山下久しぶりに怒っちゃったよ、これ。ぶっ放すぞ、絶対に。何が何でも。私たち勝って、ベルト守るだけじゃ物足りないでしょ。完膚なきまでに享楽共鳴…あんまりこの言葉使いたくないけど、あの2人、私たちの手で終わらせる。そして私たちがこのベルトを防衛して、どこまでもいってやるよ、2人で」伊藤「ってことでね、実はね、こういうちゃんとした会場で試合するのは大田区まで今日が最後なんだけど。明日も競輪場で試合するんす。で、アイドルライブでもプロレスしにいくんで、ちょっと頑張ってきます。頑張ります、頑張ります! よっしゃ! OK! 大田区頑張ろうな!」山下「頑張ろう!」伊藤「やるぞ! 121000000、我々が絶対に勝つぞー!(手を合わせて)世界で二番目にかわいいのはー?(場内『山下ー!』)そして、世界一かわいいのはー?(場内『伊藤ちゃーん!』)知ってるよー! 曲!」

    【試合後のコメント】
    中島 大田区前に2人と当たれる最後のチャンスだったので、今日はミサヲがいなかったけど、私1人でも嚙みちぎってやろうって気持ちで当たりました。鳥も負けないように踏ん張ってくれて、それがすごく力になったというか…ありがとう。
    鳥喰 いやぁ、すみません! もっともっと前哨戦勝って、本番にいってほしかった! 私は全然力になれなかったです。
    中島 でも今日すごくぶつかれたことは自分の中でデカくて。タイトルマッチ本番は享楽共鳴で…お前の分も頑張って勝つからな!
    鳥喰 ぜひ勝ってください! 頑張ってください!
    中島 コイツの分も頑張ります!
    伊藤 大田区前最後、やりました。あのさ、マイク横切って入ったけど、伊藤がホントに言いたかったのは…伊藤はちょっと悔しかったの。山下と中島にしかできない闘いみたいなのを2週連続で目の当たりにしたから、なんていうんだろう…言葉で言い表せないんだけど、簡単に言い表すと悔しいって気持ちがすっごい芽生えてきて。でも大田区、すごいいいコンディションでいけそう。ありがとう、今日は。
    山下 ありがとう。私は…やっぱ、ホントに中島の存在っていうのは、同じ分だけプロレスをしてきたし。それだけ存在も私にとって特別で大きいし。ホントに今日試合して、まぁ火はついてたんですけど、めちゃくちゃあらためてついたし。あらためて勝ちたいって思ったし、勝つどころの騒ぎじゃなくて、もう絶対に2人をぶっ倒したいなって思います。いま伊藤が悔しい気持ちって言ってたけど、やっぱり私は伊藤の隣だからこそ、もっともっとこのベルトを持って色んな所にいきたいって思うし。闘ってる中でも伊藤がそばにいるから、伊藤と闘ってるから私も奮い立つもの、もっと強くならなきゃって気持ちにさせられてるから。うん、いけるでしょ、私たち。
    伊藤 いけるよ。いくんだよ。
    山下 いくしかないしね。
    伊藤 大田区総合体育館、121000000…ぜったいにベルト防衛します。

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