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TJPW 2025 Winter Fes.「東」

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日時2025年2月22日
開場東京・両国KFCホール
観衆335人(超満員)
  • 前説

  • 3・16大田区で里村vs荒井!「やってきたすべてと未来をぶつけて勝ちだけを目指す」(荒井)

  • 試合前の難波小百合リングアナの前説では荒井優希が呼び込まれ、3・16大田区総合体育館大会での荒井vs里村明衣子が発表された。荒井がマイク。「私は里村選手と初対戦でシングルマッチをさせていただくことになりました。自分としてもSKE48と二刀流でやってきた最後のビッグマッチになります。ここまでやってきたすべてと荒井優希の未来を里村さんにぶつけて、もちろん勝ちだけを目指していきたいと思います。4月からはプロレスラー一本になるので、プロレスラーとしてもっと大きい存在になって、東京女子プロレスを引っ張れる一人の選手としてもっともっと輝いていけるようなきっかけにしていきたいと思いますので、皆さん是非期待していただければと思います」その後のアプガプロレスのミニLIVEは『Stand up 恋の証明』を熱唱した。
  • 第1試合 15分1本勝負

  • シングルマッチ

    5分48秒

    フェースロック

  • 第2試合 20分1本勝負

  • 第3試合 15分1本勝負

  • シングルマッチ

    5分2秒

    ネコードブレイカー→片エビ固め

  • 第4試合 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    8分13秒

    ドクターイエロー→片エビ固め

  • らくぽむは未詩が入場している隙に汐珠を糸電話による遠隔子守り歌で眠らせてしまう暴挙に。未詩がリングインするときはらくぽむが汐珠を挟んで川の字で寝ている有様。困り未詩に木曽レフェリーも「わからない」。未詩が紙コップを発見し耳にあてると、らくが遠隔で子守り歌。未詩を眠らせてしまうと静かにゴングを鳴らせたものの、ぽむの「おやすみエクスプレス!」の掛け声が大きすぎて未詩と汐珠は逆に起床。逆転されるかと思いきや、らくは汐珠を枕で殴打し、ぽむとの連係で再びペースを奪う。苦しい汐珠がぽむへのバックエルボーで逆転。替わった未詩が一気呵成の攻め。ぽむもラフォーレ原宿 → 正面跳びドロップキックでやり返してらくとスイッチ。らくが未詩にスーパービュー踊り子。飛びついてのフロント・ネックロックは未詩が抱え直して振り子式バックブリーカー。汐珠が出てきてドロップキック。飛びつき式胴絞めコブラクラッチや雪崩式回転エビ固め、横入り式エビ固めで攻め立てる汐珠。振り子式ドロップキックはカウント2。らくはコーナーに飛び乗る汐珠にぽっぽーチョップ。さらにコーナーからのぽっぽーチョップは未詩がカット。らくぽむの合体技で未詩を排除し、反転式ミサイルキックで孤軍奮闘する汐珠を最後はらくがかがやき → ドクターイエローで勝利。
  • らくがぽむの持つオールアジア女子王座に挑戦表明、3・16大田区で決定的に!

  • 試合後、らくがマイクで引き揚げようとするぽむを呼び止める。らく「今日久しぶりにぽむと組んで、やっぱりぽむとの試合はすごく楽しいなって改めて気づきました。だから、そのベルトに挑戦させてください!」ぽむ「え!? これ?」らく「やっぱり新幹線プロレスだったいり、アイアンマンだったり、今年いっぱい夢を叶えられて、今しかないなと思ったから」ぽむ「嫌だーっ! らくさんと闘いたくなーい!」するとらくはぽむに糸電話で「ぽむのことが大好きだから闘いたいの」。思わぬ告白にぽむは「…わかりました。せっかくだから大田区で闘いましょう」と呼びかけ、両者握手をかわして3・16大田区でのSETUP認定オールアジア女子王座戦が決定的となった。

    【試合後のコメント】
    らく 今年はたくさんの夢を叶えたく、新幹線でプロレスができたり、ライブでプロレスができたり、いろんな夢を叶えられたので、やっぱり今この勢いで大好きなぽむの持っているベルトに挑戦したいと思いました。ぽむとは一緒にタイにいって、3WAYのタイトルマッチをしたんですけど、その時に私が負けてしまったので、その時からずっと思っていました。みんなの応援を聞きたいな~(カメラに糸電話の紙コップ受話器を向ける)ありがとう。3月16日頑張るので応援よろしくお願いします。

    ぽむ どうしよー! らくさんと一番闘いたくないと思っていたのに「いいよ」って言っちゃったー! どうしよう! ヤバい、しかも大田区って言っちゃったよね? どうしよう! ヤバい!でもやるからには絶対、らくさんだからって手加減なしでぽむをぶつけて絶対防衛しようと思いまーす! よっしゃ頑張るぞー!
  • セミファイナル 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    11分44秒

    サソリ固め

  • メインイベント 20分1本勝負

  • 瑞希とリカ、ワンミリと享楽共鳴、鈴芽と有栖と3・16大田区の三大タイトルの王者側、挑戦者側に分かれた8人タッグマッチによる前哨戦。ミサヲがいつものようにマイクを要求。「3・16大田区総合体育館大会でチャンピオンシップの挑戦者チームだ! 我々がチャンピオンチームに勝ちます! そうとなればみんな、騎馬戦だーっ! 準備しろ!」というわけで困惑する瑞希、山下、鈴芽を尻目に伊藤が乗り気で騎手に、ミサヲも騎手になって騎馬ができあがりゴングが鳴らされる。騎馬の部分のリカが山下に首絞め。その間に瑞希と鈴芽が抜け出し、ワンミリだけになってしまって崩壊したが、そこに瑞希と鈴芽が襲い掛かり、孤立したミサヲをボコボコに。ミサヲがスプレー攻撃で打開すると、まずは鈴芽が挑戦者チームに捕まってしまう。苦しい鈴芽はミサヲのニーアタックをかわしてドロップキックを決めて打開。今度は王者チームがミサヲのローンバトルに持ち込む。ワンミリがサボテンを狙うもミサヲがスプレーで目潰し。まとめてのクロスボディーからキャッチされると中島がライダーキックを放って倒す。それでもワンミリが反撃を許さず、山下がミサヲを抱え、伊藤がそれを蹴って中島にその場でのスイングDDT。山下はバックブリーカーでミサヲを叩きつける。続くミサヲへの伊藤の頭突き+山下のニーの合体攻撃はかわされてしまう。ミサヲは抱えた山下を使って伊藤を倒し、山下にはハイパーゴッサムクラッシュ。続く伊藤にはレインメーカー式ニーを放ち、ようやく有栖とタッチ。鈴芽が有栖にフェースクラッシャー。有栖はエルボーでやり返してラリー。有栖が制すも鈴芽も丸め込みでやり返してグラウンド卍固め。これを有栖が丸め込みで切り返して応酬。鈴芽が駆け上がり式フェースクラッシャー。ミカヅキ流星群狙いは有栖が止めて雪崩式水車落とし狙い。鈴芽が振り落としてミカヅキ流星群も有栖がかわして水車落とし。リカが出てきて串刺しヒップアタック。ツイスト・オブ・フェイトは鈴芽が丸め込みで切り返すと瑞希が出てくる。エルボーのラリーから首絞めを躊躇したリカの腕を瑞希が取ってアームクラッシャー。スライディングのフットスタンプはリカがかわしてエプロンでのドラゴンスクリュー。グラウンドのドラゴンスクリューから足4の字狙い。これを嫌った瑞希にヒップアタック。ドラゴンバックブリーカーからスリーパーに持ち込むリカ。ドラゴンスリーパーに移行してリング中央へ。ホワイトドラゴンスリーパーまで持ち込むと山下がカット。リカのツイスト・オブ・フェイトを瑞希がかわして駆け上がりフットスタンプ。さらに立っているリカにダイビング・フットスタンプ。リカもツイスト・オブ・フェイトでやり返し、瑞希が投げ捨てキューティースペシャルへ。戦況は山下vs中島に。山下がラリアットからリターンクラッシュを狙うも中島がかわしてライダーキック。619からノーザンライトSH狙いは山下が阻止してヒザ。山下のハイキックをかわした中島が回転足折リ固め狙い。山下が堪えてぶっこ抜きジャーマン狙いも中島が着地。山下が中島をコーナー送りにして右ハイキック。15分経過。向かってくる山下を中島がウラカンホイップで投げ飛ばし、ミサヲが山下をセカンドロープにセットして中島がどてっ腹に619。セカンドロープに引っかかった山下にミサヲがハイパミ・リターンズの連係。中島が山下に羽根折り固め。ミサヲが伊藤をチキンウイング・フェースロックで止める。中島が無人在来線固めに持ち込むが、山下が抱えてバックブリーカーで解除。享楽共鳴の串刺し攻撃をワンミリがかわすと山下がミサヲにハイキック、伊藤が中島にスイングDDT。中島はすぐさま伊藤に投げ捨てノーザンライト・スープレックス。すると鈴芽が中島に、有栖が山下に素早いロープワークから同時にドロップキック。すぐさま向き合う2人は鈴芽のヘッドシザースホイップ → リング・ア・ベルをかわした有栖がスーパーキックで排除。残り3分。中島が場外のワンミリにトペ・コンヒーロ。リングに戻って山下をコーナーに設置すると雪崩式フランケン狙い。これを堪えた山下が雪崩式アティテュード・アジャストメント。山下がアティテュード・アジャストメントを狙う。中島はこれをウラカンラナで切り返すがカウント2。直後のノーザンライト・スープレックス・ホールドは瑞希がカット。救出せんとしたリカもエプロンに排除したが、リカは向かってきた瑞希を抱えて鉄柱の金具に逆さ吊りにすると、そこ目掛けてヒップアタック。リング内では山下が中島に投げ捨てジャーマン。Skull kickを察知した中島がかわすや、ミサヲがブサイクへのヒザ蹴り。ハイパミ・リターンズ狙いは伊藤が出てきてスタナーでストップ。残り1分、ミサヲをワンミリのサンドイッチ攻撃で排除。伊藤がミサヲを逆エビで止めている間に、山下がSkull kickを今度こそ中島に決めて3カウントを奪った。
  • エンディング

  • 王者チームが前哨戦を制して山下の「限界、自分で決めんなよ!」で締め!

  • 試合後、山下がマイク。山下「これがチャンピオンチーム、私たち今日めちゃくちゃ強かったでしょ? 大田区の先も絶対このベルトは私たちのそばにあるし、この先もこのベルト1、2人と私たち、1、2、3、4人(ワンミリ+タッグベルト2本という意味)で世界中駆け回るんで、大田区は享楽共鳴を倒す姿を見に来てください。(伊藤に)なんかある?」伊藤「いや、やっぱあんた強い!」山下「でも私たちやっぱ、瑞希と鈴芽をコーナーで控えてる時とか見ててもめちゃくちゃ刺激もらったし。私は大田区、その後もこの4人でこの東京女子のベルトを背負って進んでいきたいなって思ってるよ。それは私たちならできると思ってるし、お客さんも楽しみにしててください」鈴芽「有栖とタイトルマッチやりたい!っていうでじもんの気持ちだったけど、チャンピオンとしてこうやってみんなと一緒に闘わせてもらって…有栖に負けたくないだけじゃなくて、チャンピオンとしてこのベルトを絶対に渡したくないって気持ちが今日さらに強くなったから。大田区、絶対負けません!」瑞希「(涙をこらえて)…悔しいです。目の前でこんなに強い姿を見て、こっちの方がすごい刺激になったし。鈴芽ちゃんの一生懸命な姿を見て、すごい刺激になりました。だから、すっごく悔しいんですけど、自分自身は今日すごく押された。すごいすごい悔しいんですけど、悔しいだけで終われない強さをみんなからもらったので。私も…リカさんと初めての対決だとか、そんなすごい大事なことよりも、やっぱりこのベルトをリカさんから守りたいって強く思いました。見ててください!」山下「よっしゃ! じゃあ大田区までいっぱい試合ありますけど、私たち今日もそれ以降もね、限界決めずにさ、やっていこうよ。(煽る伊藤に)煽るなよ、お前。限界自分で決めんなよ!でしょ? そうでしょ? 私たち、この先もどんどん突き進んでいくんで、みなさん応援よろしくお願いします。限界、自分で決めんなよ! ありがとうございました!」

    【試合後のコメント】
    リカ 挑戦者チーム、すごい惜しいところであと一歩だったなって思います。個人的には瑞希選手となんのしがらみもなく愛を持って遠慮なくやりあえたなと思ったし、みずぴょんも遠慮なくきてくれたから嬉しさを覚えました。だからこの調子で本番もギリギリの闘いが出し切れるんじゃないかなって感じてます。楽しみになりました。
    中島 そうですね。ひじょうにスリリングな感じだったなって思います。今は負けて悔しい気持ちもあるんですけど、アドレナリンがすごく出てて、次はどうやってやり返してやろうとかという、その気持ちがすごく強いので。私はタイトルマッチがより一層楽しみになったなと思ってます。
    ミサヲ なんかすごい久しぶりにワンミリとちゃんとした対戦だったんですけど、中島さんが「嫌い」と言っていたのに対して私はそうでもないなって思っていたんですけど、今日はっきりわかりました。思い出しました。嫌いでした、ホント! ワンミリ、嫌いだわ! でも今日惜しいところで負けて火がついたので、大田区見てろよって感じですね。
    有栖 鈴芽さんへの思いもベルトへの思いもメチャメチャ大きくなりました。大田区、絶対ベルト獲ります!
    ――辰巳選手、試合途中で瑞希選手の首を絞めるのをためらっていたが。
    リカ 試合中のことは全部ぶっ飛んでしまうんですけど、理性は保っていました。私のポリシーとしてみずぴょんの首は絞めないっていうものはずっと持っていたので、そこはセーブできました。
    ――ほかの選手はいいけど、瑞希選手はダメ?
    リカ はい、そうです。大先輩だろうと大後輩だろうとかまわないんですけど、みずぴょんにだけはチョークはしないと決めてます。

    山下 勝ったぞ。

    伊藤 勝ちました。
    山下 今日はチャンピオンチームでやって、一緒に試合をしてて想像でももちろんチャンピオンだから強いと感じていたんですけど、近くで見てチームとして頼もしかったという言い方もあれですけど、チームとしてすごく闘いやすかったというか。大田区タイトルマッチ前にこのチームで闘えてよかったなと。いい刺激をもらったし、私たちのチームが勝って勢い付けられたかなと思います。
    伊藤 やっぱオマエ(山下)最高だよ! 本当に! いつも最高だなと思いながら闘ってます。大田区も自信もって山下と一緒にぶつかりにいくだけなんで。なんの迷いもありません。ぶつかりにいきます。
    鈴芽 有栖とでじもんのタイトルマッチという夢を叶えると決めて、この間の調印式で有栖の言葉も聞いて「でじもんの」という以上にインターナショナル・プリンセスのチャンピオンとしてこのベルトを絶対に渡したくないという気持ちと向き合っていて。その中でチャンピオンチームとして闘うことができて、より一層その気持ちが強くなりました。絶対に有栖に負けないし、その先もずっと防衛していくという気持ちの背中を押された日でした。
    瑞希 普段なら一緒に組むのとか「う~ん」となるんですけど、今日は組めてよかったなと思うぐらい、自分の悔しさとかをすべて吹き飛ばしてくれるというか、もっともっと私チャンピオンなので、強い気持ちになれました。いつも対戦相手に愛を持って向き合う、闘う、届けると言っているんですけど、今回はリカさんと愛の交換をできたらいいなと思います。でもその上で私がこのベルトを守りたいと思います。

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