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TJPW SPRING TOUR 2025 IN FUKUOKA

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日時2025年4月6日
開場福岡・アクロス福岡
観衆335人
  • 前説

  • アプガプロレスのミニLIVEは『Stand up! 恋の証明』

  • 第1試合 15分1本勝負

  • シングルマッチ

    6分32秒

    羅生門

  • 第2試合 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    8分16秒

    スパインバスター→片エビ固め

  • 第3試合 20分1本勝負

  • 3WAYマッチ

    7分0秒

    ハリケーンターン

  • 第4試合 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    9分37秒

    ツイスト・オブ・フェイト→体固め

  • 第5試合 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    11分53秒

    リング・ア・ベル→片エビ固め

  • セミファイナル 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    11分46秒

    バックドロップ→体固め

  • “世界の超獣”アジャがTJPW福岡大会に登場。プリプリ王者の瑞希とのタッグでミサヲ&ぽむ組と対戦した。ぽむは入場の際に何やらビニール袋を持参。アジャは一斗缶片手にリングイン。瑞希はピコハンを持って入場した。試合前のミサヲのマイクで「入場見て思いましたよね。アジャコングすげえって。だから思ったんです。瑞希さん、ずるい! 私たちもスターと組みたい!」と言うと、にわかせんぺいを差し出し、「私たちの仲間になってください」。さらにアジャにお面をつけさせた上、「「3人で闘えますね。青コーナーにいきましょう」と勝手に誘導せんとするが、アジャが拒否して開始のゴング。アジャが2人をボディースラムで重ねると、さらにその上に瑞希を叩きつけ、場外戦でもアジャがにわかせんぺいの箱でミサヲを殴り、瑞希はぽむの靴を奪う始末。リングに戻るとアジャはぽむにコーナー逆水平。ファンの「もう一回」コールにあわせて、さらに一撃を加えていく。場内「ぽむ」コールの中、エルボー連打でやり返すもアジャは微動だにせず地獄突き。替わった瑞希がダイビング・クロスボディーで続く。ぽむはスネ蹴りを封じられるもサミングからコーナー駆け上がりのアームホイップ、そしてドロップキックで逆転。ミサヲがバックエルボーで続いてチキンウイング・フェースロック。ランニング・ニーは瑞希がかわして逆に突き刺しドロップキックからカサドーラ・フットスタンプ。アジャが出てきて重爆エルボードロップ。裏拳はミサヲがかわして背中におぶってスリーパー。アジャがコーナーに潰して串刺し攻撃。ミサヲはかわして逆に串刺しニーからブサイクへのヒザ蹴り。ぽむが出てきてスネ蹴り連打。ぽむ・ど・じゃすてぃすはアジャがかわして逆にスネ蹴り。高速ブレーンバスターからのカバーはカウント2。ダイビングエルボー狙いはミサヲがスプレー噴霧で潰してアイアムアヒーロー。ぽむがぽむ・ど・じゃすてぃすも瑞希がカット。スプレーをふりまくミサヲに瑞希がピコハンを持ち出す。ミサヲのスプレー噴霧が瑞希の目に。視界を奪われた瑞希がピコハンを振り回して危険な状態をアジャが一斗缶で止めて、視界の戻った瑞希がピコハンでミサヲのスプレーを吹っ飛ばし、アジャがぽむに一斗缶で殴打。そこからバックドロップが炸裂して3カウント。

    【試合後のコメント】
    アジャ 勝った、勝った。
    瑞希 スタートで味方じゃなくなるんじゃないかと思って不安でした。
    アジャ そんなわけないじゃない! ちゃんとわかってますよ。ミサヲの策略なんかに乗るわけないじゃない。だいたいアイツは人のこと面白い顔にしたかっただけなんだから。こっちからしたらチャンピオンと組んでいるんだから、こんなに心強いことないわけですし、(2・15)大阪でも楽しくね、これ(ピコハン)が機能してうまくやれてるんだから、そりゃそんなもん裏切りませんよ。ただ危なかったのはあれ(ピコハン)振り回しているときはどうしようかと思ったから一斗缶で止めて。じゃないと自分がやられると思ったから。よかったね。一斗缶は防御もできるんですよ。
    瑞希 強い。一斗缶より強い武器になれるように頑張ります。
    アジャ いやいや、YouTubeの面白動画でバズってたね。(アンドレザ・ジャイアント)パンダぶん殴る姿が。バズってるの見たよ。面白かった。
    瑞希 強くなれるように頑張ります。
    アジャ でもね、久しぶりの博多だったので。何年ぶりだろう。それこそ初めて東京女子に出たのが博多だったんですけど、スターレーンがなくなる前のね。あれ以来(2019年3・31)の博多かな。だからもう7年、8年ぐらい経つかな。だいぶ久しぶり。アクロスに来る自体は20年ぶりぐらい。そんな中で久しぶりに楽しく、そして見事に勝てて。
    瑞希 ありがとうございます!
    アジャ もうすぐタイトルマッチでしょ、アメリカで。
    瑞希 はい。
    アジャ バチバチにやっちゃって、山下なんか。
    瑞希 はい、山下なんて。
    アジャ ケチョンケチョンにしてやってください。
    瑞希 はい、ケチョンケチョンにします。


    ミサヲ ぺちゃんこになった~。
    ぽむ ぽむがせんべいになってたと思う~。
    ミサヲ 本当だよ。私たちがにわかせんぺいにされたよ。せっかくチーム友達になれたかと思ったのにさぁ。せっかくみんなでかわいいの(お面)付けて。
    ぽむ お揃いだったし。
    ミサヲ なんであんなことになったのか…。
    ぽむ どういうことですか!?
    ミサヲ 私たち友情関係を築こうと思ったのにぺちゃんこにされて途中、人間じゃなくて無機物、モノになったかと思いました。悔しい。でも今日自転車を持ってきていたら、とんでもないことになっていたかもしれないし、でも自転車があれば勝てたかもしれない。
    ぽむ でもミサヲさん、メチャメチャ心強かったです!
    ミサヲ ぽむちゃん! せんべいから人間に戻せなくてゴメン!
  • メインイベント 20分1本勝負

  • 6人タッグマッチ

    13分27秒

    伊藤デラックス

  • 3・16大田区でのプリンセスタッグ陥落後、Xでワンミリ解散を明言した伊藤とそれに同調した山下。そんな2人が地元・福岡での6人タッグマッチで顔をあわせた。先発はその両者。山下がサイドヘッドロックで絞りあげれば、伊藤は中指を立てる。その指を山下が掴んで絞ろうとするも伊藤がロープに振って、そこから山下の蹴りは伊藤がかわし、伊藤の頭突きは山下がかわすという攻防。場内が緊張感に包まれる中で伊藤が右手を差し出すも山下が拒否してお互いにコーナーに下がる。2度目のコンタクトは5分経過して以降。ユキのサイドスープレックスから替わった山下の猛攻に上福が耐えて雪崩式ブレーンバスターでぶん投げてから。伊藤が出てくると山下にミサイルキック。逆エビ固めは山下が跳ねのける。伊藤のエルボーに山下もエルボーで返して、そこからラリー。山下のハイキックが決まれば、伊藤もロープを使ったトルネードDDTを炸裂させ、山下がすぐさまリターンクラッシュを放つ。山下から替わったハルがドロップキックで向かって、低空クロスボディーへ。これはカウント2。ストレート・アームバーは丸め込みで解除した伊藤。向かってきたハルの足をすくって逆片エビから逆エビ固めでギブアップを迫る。これがユキがカット。そのユキに上原がスナップ・スープレックス、その上原に山下がハイキック。その山下に上福と上原がフラップジャックを狙うも山下が2人もろとも蹴り倒してハルに託す。ハルがセカンドロープから反転ミサイルキックもカウント2。伊藤がハルに頭突きからランニング式のこうもり吊り落とし。そこから伊藤デラックスで勝負を決めた。
  • 伊藤、バックステージコメントで改めて「もう121000000は終わった」

  • 試合後、伊藤がマイク。伊藤「みなさん、今日は福岡来てくれてありがとうございました。山下も福岡出身だから、特別になんか喋ってもいいよ」山下「……ありがとう。もう色々思うことはあるけどさ。でも、こうやってまた福岡に帰ってきて、親戚とか知り合いとかいっぱいいる中でちょっと緊張する部分もあるんだけど。でも福岡まで見に来てくれたみんなと、またこうして東京女子プロレスが福岡に戻ってくることができてすごく嬉しいです。本当にありがとうございます。また来年も戻ってこれるように頑張りますので、今日よりももっともっと福岡で東京女子プロレスを知らしめて、もっともっとみなさんが来てくれるように頑張ります。応援よろしくお願いします」伊藤「去年もアクロス福岡でやったんですけど、去年も来たよっーて人、どれくらいいますか?(手を上げる観客を見て)ほとんど全員じゃん。ありがとうございます。今日初めて来たっていう人ももちろんたくさんいると思うんですけど、どうでした? 楽しめました…?(大きな拍手に)ありがとうございます! 帰ってくる場所があるってホントにいいなって思うし、やっぱり福岡はずっと私の宝物なので、また帰ってこれるように。そしてもっと人気になって、また戻ってこようと思っているので。みなさん、ホントにありがとうございました。今日は伊藤ね、世界一かわいいを担当してるんですけど…今日は特別に福岡凱旋なので世界で二番目にかわいいのは山下でもいいかな。OK! 世界で二番目にかわいいのはー!(観客『山下ー!』)そして、世界一かわいいのはー?(観客『伊藤ちゃーん!』)知ってるよ! 曲!」

    【試合後のコメント】
    伊藤 福岡、勝ちましたー! ありがとうございます!
    上福 おめでとう。凱旋で勝つの初めてなんじゃない?
    伊藤 そうですそうです。…あ、2回目だった。
    上福 おい!
    伊藤 ごめん、そうだった。2回目でした、ありがとうございます。リピーターさん増えてましたね。去年も来たよーって人がたくさんいて。で、今年初めて来たよって人も増えてて、なんか全体的によかったんじゃないかなと思います。
    上福 よかったよ。組んでもいいし、闘ってもいいし。博多の女たち、福岡の女たちカッコよかったよ、2人とも。
    伊藤 ありがとう。でも、もう121000000は終わったので。
    上福 あっ…まぁね。
    伊藤 終わりました。
    上福 そういうの大事だよね。
    伊藤 お互いの道を歩くんで。ただ、まったく関係ないんだけど、(GCWの)ロサンゼルスでシングルマッチが組まれてて。それも絶対負けねえからって気持ち。
    上福 そうだね。切り替えていこうね。
    伊藤 今日も山下から取れてないんで。まぁ頑張っていくってかんじかな。
    上福 応援してます。最高ー!


    山下 福岡凱旋…負けちゃった。でもさ、今日結果にはつながらなかったんだけど、私と伊藤が最後やってて…私がこのまま続けてやったるでーの時にハルが来たんですよ。ユキも見てた?
    ユキ 見てた見てた。
    山下 これ私は…すごい(一歩先を)いかれたなって思った。
    ユキ しかもハルの判断が早かったからさ、これはハルに任せようって思った。
    山下 思っちゃったよね。悔しいけど嬉しいみたいな瞬間がちょっとあったよね。こういうところで自分を出せるようになったので、ここからハルはもっと強くなるなって思っちゃいましたけど…私、悔しいです! しかも世界で二番目とか…私、(会場に)お母さんとかいるんだよ!
    ユキ 待って待って。世界で二番目はだいぶ盛ってくれたよ、伊藤さん。
    山下 はぁ? どういう意味?
    ユキ 二番目でもないよ、全然。
    山下 私は一番じゃないとけっこうイヤで。しかも今日、親戚もいてさ…。
    ユキ(さえぎって)ハルはどんな気持ちだった?
    ハル やっぱり相手がわかなさんと上福さん、最近この2人とよく闘ってて、全負けしててめちゃめちゃ悔しくて。返して勝って、この負けっぱの記録を打ち消したいとも思ってたし。伊藤さんとはタイトルの時以来だったので…この3カ月でめちゃめちゃ変わるわけはないけど、でも私は変わってると思うし、変わっていきたいって思ったからちょっと先走って…。
    ユキ いや、いいと思う。いいよいいよ。(再び話し出す山下をさえぎって)私の話していい? 私は凱旋がとっても緊張するってよーく知ってるので、怖い顔してるヤマも中指立てたりする伊藤さんもめっちゃ緊張してるんだなって思って、逆に気軽に楽しんでたんですけど。まぁちょっと結果、勝利につなげられなかったからそこは反省なんだけど、このあったかい福岡のヤマや伊藤さんの仲間たちと…だって伊藤さんが宝物って言ってましたからね、福岡。だからその空間で試合ができてとっても楽しかった!
    山下 でもホントに今回もみんないっぱい来てくれたんだけど、もっともっと福岡でも私たち東京女子プロレスを知ってもらえたらいいなって思ってるので。(愛野に振られて)…限界、自分で決めんなよ!

    ――実際緊張してた?
    山下 緊張します、絶対します。地元は緊張するよね?
    ユキ する。
    山下 やっぱり知ってる人が見に来るっていうのもあるし、ちょっとなんか…ソワソワする。
    ユキ いいカッコしたいしね。
    山下 そうなの。はい、それです(笑)。いいカッコしたいから緊張しちゃいますね。

    ――伊藤と凱旋タッグを組みたいという思いはなかった?
    山下 いまはないですね。どっちも好きなんで、組むのも闘うのも。ここにきて色々あるんで、色んな心境になってシンプルに闘えたのは最高だったなというのはありました。みんなそうでしたね。上福も伊藤もわかなも。全員最高だし、ユキとハルと組めて今日試合できたのがすごい嬉しかったです。

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