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TJPW Autumn Victory in SHINAGAWA

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日時2025年10月4日
会場東京・品川プリンスホテル内クラブeX
観衆307人(超満員)
  • 前説

  • アプガプロレスのミニLIVEは『ラビュモット!』

  • 第1試合 時間無制限1本勝負

  • ねくじぇねトーナメント’25

    7分25秒

    コアラクラッチ

  • 今大会より2敗したら終わりの『ねくじぇねトーナメント’25』が開幕。まずは汐珠vs小夏。まずはバックエルボーで小夏が先制。汐珠もエルボーでやり返してレッグロックでギブアップを迫る。小夏はロープエスケープ。その後は汐珠のペースで試合が進むも、小夏はカウンターのドロップキックで逆転。フォアアーム・エルボー連打からドロップキックを決めるもカウント2。ボディースラムからスリーパーは汐珠が抜け出そうとするも小夏が諦めない。汐珠がスナップメイヤーで逃れてコアラクラッチへ。小夏はロープに足を伸ばす。汐珠は反転ミサイルキックから振り子式ドロップキック狙い。小夏がかわして丸め込むも、汐珠も切り返し、さらに小夏も丸め込み返してドロップキック。小夏がコーナーに登ると向かってきた汐珠をサマーソルトでかわして串刺しドロップキックからスリーパーで勝負に出るがロープに逃げられてしまう。小夏のドロップキックをかわした汐珠が振り子式ドロップキック。再びコアラクラッチへ。これでギブアップを奪った。

    【試合後のコメント】
    汐珠 ねくじぇねトーナメント初戦、勝ちましたー! でも今日は本当の心は正直勝ててホッとしている自分がいます。小夏さんは(デビュー)4ヵ月なのに堂々と試合をしてて汐珠にない落ち着きをすごく持っているので、すごいなって。本当に素晴らしいことだなって思っているんです、いつも。でも! 今日は汐珠が勝ちました! そしてこのねくじぇねトーナメントを汐珠が優勝した暁にはねくすとじぇねれーしょん、ねくじぇねじゃなくって、なうじぇねれーしょん、なうじぇねになってみせます! なうじぇねー!

    小夏 ねくじぇねトーナメント’25の初戦で汐珠さんとシングルマッチをしたんですけど、負けてしまって。でも私は今回24年(デビュー組)しかいない、先輩しかいないトーナメントの中で台風になろうと思って。台風れんれんになろうと掲げていたんですけど、負けても勝った人を飲み込んでしまうような台風になりたくて。なんですけど、今日は汐珠さんの空気、汐珠さんの勢い、コアラの勢いに負けちゃったので、悔しいなという気持ちが大きいです。次は来週の新宿で千花さんとなんですよ。次負けたらこのトーナメント終わってしまうので、台風頑張ります。まだ消滅しません。
  • 第2試合 時間無制限1本勝負

  • ねくじぇねトーナメント’25

    7分56秒

    ハザード・ハングオーバー→体固め

  • 『ねくじぇねトーナメント’25』初日の2試合目は24年組対決のキラvs千花。ロックアップからショルダーアタックで意地の張り合い。これをキラが制すとコーナーにぶつけようとするが千花がそうはさせない。千花が串刺し狙いもキラがショルダーアタックで迎撃し、サーフボードストレッチ。ここからのカバーはカウント2。ボディースラムは千花が拒否して逆に投げ返す。エルボー連打から串刺しのジョンウー、エルボードロップと畳みかけるがカウント2。5分経過、稲荷鳥居はキラがかわしてキャンバスに叩きつけるとレッグドロップ。しかしカウント2止まり。キラがラリアットでなぎ倒すも、千花がすぐさま起き上がって意地の振りかぶりエルボー。両者ヒザ立ちでエルボーの打ち合い。立ち上がってもエルボー合戦は続く。千花がうまくキラをかわして稲荷鳥居・改を仕掛けるがキラがかわしてバックドロップ。最後は体勢を崩しながら変形サイドバスターを決めて勝利した。10・12新宿が今大会の勝者同士、敗者同士の対戦で決定しており、対戦カードは汐珠vsキラ、千花vs小夏となった。

    【試合後のコメント】
    キラ 今日の試合、ななちのモーションすごかったけど、私が勝った。今回も勝った。次の試合、新宿FACEで汐珠ちゃんと闘います。まだシングルをやったことないけど、強いじゃなくて速い、テンション高い、面白い試合になるかな。楽しみ。私も次の試合、絶対勝ちます。

    千花 負けました…。キラと1年ぶりのシングルだったんですけど、やっぱ強いな。でもメチャメチャ楽しくて、また何回でも何回でも何回でもやりたいと思いました。次、新宿では小夏と負けた者同士でシングルマッチ。小夏はこの4人の中で唯一の後輩で、25年デビューで、小夏もああいうふうに楽しそうにやっているけど、思うこととかあるだろうし、プレッシャーとか感じるものは絶対あるだろうけど、自分も負けてられないし、次落としたら終わりだから、油断せずに小夏にしっかり勝って、勝って、勝って逆転優勝したいと思います。
  • 第3試合 15分1本勝負

  • シングルマッチ

    7分51秒

    ミサイルヒップ→片エビ固め

  • 第4試合 20分1本勝負

  • 6人タッグマッチ

    12分11秒

    変形コブラクラッチ

    ※真弥が第1770代アイアンマンヘビーメタル級王座防衛に失敗、山下が第1771代王者となる。
  • 山下の入場直後にマイクを持ったミサヲは「今から入場してくる赤コーナー側にはアイアンマンチャンピオンの真弥がいるじゃないですか。山下リーダー、私どうしても真弥が持っている状態の時に狙いたいんですよ。このタイミングでワンチャンスください。考えがありますので」と懇願。これに山下は「わかったミサヲ、いってこい!」と快諾する。ミサヲはさっそく真弥の入場を丸め込んだがカウント2で返されて作戦失敗。ミサヲは「なかったことね」と取り繕って改めて「マイクくださーい!」。真弥はこれをやめさせて「なんで襲ったの?」「そんなことやってない! 今のなしって言ったじゃん! というか隙を見せているお前が悪いんじゃーん!」と真弥に襲い掛かって開始のゴングも振り向いたら山下も鳥喰も自陣コーナーに控えていて、3人に襲われてしまう。真弥は「隙を見せてしまい大変申し訳ございませんでした!」と謝罪式ダブルニー。ミサヲはスプレー攻撃から丸め込みを連発するがいずれもカウント2。鳥喰が串刺し攻撃で続く。山下が出てきて鋭いローキック。背中にサッカーボールキックからミサヲが真弥をコーナーにぶつけていく。セカンドロープに引っ掛けてのニーアタックは真弥がかわしてエルボーをぶち込んでようやくピンチを脱出。鈴芽がドロップキックから丸め込みで続く。フェースクラッシャーからコーナーの登るもミサヲがかわしてヒザ蹴り。鳥喰がドロップキック連打。5分経過、鈴芽が鳥喰にセカンドロープからのフェースクラッシャー。替わった有栖がキャメルクラッチもロープに逃げられる。水車落とし狙いは鳥喰が着地。鳥籠は有栖が切り返してネックブリーカードロップ。什の掟狙いは鳥喰が着地。山下の蹴りを呼び込んで雪崩式回転エビ固めはカウント2。シャイニング延髄斬りから山下が出てきてサッカーボールキック連打。ジャーマン狙いは有栖が踏ん張って磐梯山。タッチを受けた真弥がドロップキック。しかしカウント2。セカンドロープに引っ掛けてのニーアタックは山下がかわしてランニング・ローキック。山下がラリアット。ミサヲと鳥喰がでじもんを抑えにかかる。リング内では山下が真弥にリターンクラッシュも真弥が回避。有栖のスーパーキックから鈴芽のミカヅキ流星群を呼び込んで真弥が河底撈魚を放つもカウント2。山下と真弥のエルボーの打ちあい。真弥のスパインバスターを着地した山下がスリーパーからハイキック。アティ狙いはでじもんが阻止。そのでじもんをミサヲと鳥喰が排除。山下が串刺しハイキック。ヒザ蹴りから変形コブラクラッチでギアアップ。山下がアイアンマン王者に。
  • アイアンマンヘビーメタル級選手権試合

  • 12時38分

    横入り式エビ固め

    ※山下が防衛に失敗、真弥が第1772代王者に返り咲く。
  • 直後にミサヲが丸め込むも山下が踏ん張って阻止。真弥がベルトを獲ろうとするも山下がそうはさせない。真弥「山下さん、私それを群馬に持って帰らないといけないんです! 返してくださいよ!」山下「返さない!」真弥「え~じゃあどうすればいいんですか?」山下「譲渡とかしないから。欲しいんでしょ? じゃあ返しませんけど、来週、新宿FACEで東京女子の大会あるよね? アイアンマンベルトを懸けて山下実優vs桐生真弥、シングルマッチで正々堂々闘って、勝ったらあなたのものだよ! やるの?」真弥「やりますよ! やります、シングルマッチ! そのアイアンマンベルトをかけて! これが私の意志だ。山下さん、いや、山下!…さん。あなた来週の試合までにそれ持っていられるんですか? 絶対に落とさないで来週の試合に来い!」山下「舐めたこと言ってんじゃねえぞ! アイアンマンは何が来ても譲りません! 真弥本当にやれるの?」真弥「やれるわ!」山下の握手に真弥が応じるも、帰ろうとする山下を真弥が背後から渾身の丸め込みで3カウント。真弥がベルトを手にすると脱兎のごとく逃げていった。

    【試合後のコメント】
    山下 真弥! 絶対に許しません! あれ、決まってますよね? 次の新宿FACE。
    ――山下選手がシングルやろうと言って決めたので…。
    山下 納得しましたからね、本人。絶対に許さない! 後ろからとか本当によくないと思いますよ。正々堂々といかないとよくない! 絶対に許しません、桐生真弥。
    ――あれだけベルトを獲ったあとに背後を気にしていたのになぜあの一瞬だけ気を抜いた?
    山下 真弥の気持ちを汲んで、まさかあそこでくるようなヤツだとは思わなかった。この私の真弥に対して信じていた気持ちを裏切られてこういう形になってしまったなと。もう二度と、桐生真弥のことは信じません。それだけです。
    ――新宿FACEではその怒りをぶつける?
    山下 全力でぶつけにいって頭を吹っ飛ばしたいと思います。

    真弥 獲りましたよ。獲ってやりましたよ。これで来週、山下さんとのシングルがうんぬんとか言ってましたけど、なくなりましたよね?
    ――山下選手はやる気満々、リング上で決まったみたいな。
    真弥 え? やるんですか?
    ――本人はやる気でした。リング上で決めたと。
    真弥 私はこれを10月19日の群馬大会に持って帰らないといけないんですよ。絶対に守んなきゃいけなくて。山下さんという危険人物とシングルマッチをやると危険だと思います。だいぶ危険だと思います。
    ――山下選手も頭を吹っ飛ばすとか怒りが相当あるみたいで。
    真弥 私はこれを群馬大会に持って帰りたいというのはやまやまなんですけど、私がとりあえず群馬に帰りたいので、とにかく生き延びてベルトを守って群馬に帰りますので。…え、本当にやるんですか? …頑張りますぅ。
  • 第5試合 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    10分29秒

    ロックボトム→片エビ固め

  • セミファイナル 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    9分28秒

    フェイマサー→片エビ固め

  • メインイベント 20分1本勝負

  • タッグマッチ

    17分3秒

    ヴィーナスDDT→片エビ固め

  • 未詩とユキは10・18後楽園のプリプリ前哨戦の第2ラウンド。先発はその2人。いきなりのタックル合戦。続いて志乃vsハル。志乃が品川を観光案内。未詩が出てきてハルにヘッドロック。志乃が出てくるとハルがドロップキックを決めてユキと交替。ユキがショルダーアタックからセントーンを投下。志乃はスリーパーでやり返して未詩が出てくるとパワーボムの体勢もユキがリバースショルダーを仕掛ける。未詩はそれを防いで背中にエルボー連打。5分経過、未詩とユキでエルボーの打ちあい。未詩が連打してユキを倒し、さらにバックブリーカーでギブアップを迫る。カナディアン・バックブリーカーはユキが着地も未詩はすかさずランサルセ。志乃がドロップキックで続く。ユキはショルダースルーを決めてハルと交替。ハルは志乃に低空クロスボディー。しかしカウント2。志乃はハルのセカンドロープからの反転ドロップキックをかわしてドロップキックを放つ。ハルはドロップキックを決めるとフィッシャーマン狙い。志乃がかわしてドロップキックを決めて未詩と交替。ハルもユキとタッチをかわす。ユキがダイビングショルダーもカウント2。フルネルソンの体勢は未詩がかわしてバックブリーカー。ジャイアントスイング10回転からカバーもカウント2。カナディアン・バックブリーカーで再び担ぐとユキが抜け出してショルダースルー。ここからタックル合戦で意地の張り合い。両者が倒れ込む中、先に未詩が志乃と交替。志乃がユキにドロップキックもカウント2。スリーパーはユキがコーナーにぶつけて解除し、ストマックブロックからセントーンもカウント2。ボディースラムからリバーススプラッシュ式セントーン狙いはエプロンから未詩が阻止。ユキは志乃を未詩にぶつけてリング下に落とすと場外でタックル合戦。ユキが未詩を倒すとなんと場外にリバーススプラッシュ式のセントーンを発射。未詩がダメージを負う中、リング内ではユキに戻された志乃がランニング式スイングネックブリーカーを決めるなど奮闘したがベリー・トゥ・ベリーは阻止されてしまう。最後はユキがヴィーナスDDTを決めて勝利した。
  • エンディング

  • 「未詩、前哨戦、指相撲入れて2回、私が勝ったよ!」というユキの「ユキほー!」「ハルほー!」「ユキハルほー!」で締め!

  • 試合後、ユキがマイクを取る。ユキ「未詩、前哨戦、指相撲入れて2回、私が勝ったよ。もっともっと、もっとまだやろうね!」未詩「指相撲入れて確かに2回負けている。でも1回勝って、次あったら負けないし当日は私が勝つので。もっともっとぶつかりあいましょう。待っててください」ユキ「もっとやろう!」未詩と志乃は退場。ユキ「未詩が指相撲も前哨戦って言ったんだよ! 私は前哨戦2回勝ったぞー! これは勢いがあるって言っていいんじゃないでしょうか?」ハル「はい!」ユキ「いい返事だ! ありがとう、ハル。ハルが隣にいて心強かったよ」ハル「私もユキさんの隣にいて、後楽園に向けてもっと頑張ろうって思いました」ユキ「よーし最高だ! 今日は最高な日だ! このまま後楽園まで突っ走ります! ブチかまし続けまーす!」最後は「ユキほー! ハルほー! ユキハルほー!」の唱和で締めくくられた。

    【試合後のコメント】
    ユキ 前哨戦、3回目だけど2回勝ったぞー! ハルがいてくれたおかげだよ、マジで。本当にマジだよ。
    ハル よかった。
    ユキ ハルが事実を受け入れるのに時間がかかっているみたいで。ちょっとハルにあとで振るので。ちょっと未詩との10月18日後楽園に向けて前哨戦という形で闘えまして。この間の調印式で同じ気持ちというのがよくわかったので思い切りぶつかりあいたいと思っていたら、未詩も同じように思ってくれていたみたいなんで。いやぁヘトヘトなんですけどね。体は痛いし、人とぶつかりあうってしんどい(苦笑)。しんどいんですけど、なんででしょうね、止まれないんですよ。動けなくなるまで止まれないって思っちゃうんですよね。でも今日、未詩&志乃組に勝てたことでちょっとはチャンピオンの未詩のハートに火を付けられたんじゃないかなと思います。ちょっと大満足。でも、やっぱり未詩の強さというのはまだまだ底知れないと思うし、白井李世いわくバケモノ・プリンセスなので。後楽園に向けてもっともっと準備していこうと思います。
    ハル 先週に続いて2週連続、ユキさんと一緒にプリプリの前哨戦にかかわらせていただいて。未詩さんの熱さにどんどん感化されているし、ユキさんと未詩さんが後楽園に向けてたくさん前哨戦で当たっている中、私も志乃さんも「レベルアップ・トライアル」に向けてどんどんどんどん強く熱くなって行けたらなと思うので、来週も頑張って。
    ユキ 頑張ろう。私たちはいつでも頑張るぞ。今日は楽しい締めをしたのでこのコメントでも言いたい。ユキほー!
    ハル ハルほー!
    2人 ユキハルほー!


    未詩 前哨戦2回目、今回は前回よりも人が少なくタッグだったので、そういった意味でも当たれる機会が多いかなという意味でタックルでたくさんぶつかりあって。タックル以外のぶつかるという面でも負けてないな、一歩リードできているかもという部分に揺らぎはなかったんですけど、ユキさんの熱みたいなものが上回ってきたのかなっていうふうに思いました。会見を経てユキさんの思いとかどういうことを考えているかとか、目があえばあうほど考えがわかってくるので、当たってて楽しいなという気持ちはあるんですけど、もっともっと行きたいという気持ちも芽生えているので、10月に入ったのでより頑張りたいなと思いました。どうだった?
    志乃 今日、前哨戦ということでここで自分も力になってこの熱を加熱したかったんですけど、すいません…。
    未詩 そんな謝らないでください。
    志乃 でもその熱を勝手にもらえたので私はここからメチャメチャ頑張ろうと思いました。
    未詩(志乃の様子に)大丈夫? ユキさんの熱で風邪になった? 熱出た?
    志乃 溶けそう…。
    未詩 大丈夫!? 未詩さ、志乃にお願いがあって。お願い聞いてもらっていい?
    志乃 なんですか?
    未詩 この前、指相撲負けたの。
    志乃 知ってます。
    未詩 指相撲負けっぱなしで悔しいから志乃と指相撲やらせてくれない?
    志乃 志乃でいいんですか?
    未詩(未詩が志乃を指相撲で圧倒)やったー! いけそうな気がする!

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