前説
アプガプロレスのミニLIVEは『ラビュモット!』
第1試合 15分1本勝負
アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
※真弥が防衛に失敗、リカが第1779代王者となる。
第2試合 20分1本勝負
麻雀でも虎の子、アイアンマンヘビーメタル級王座を防衛した桐生真弥を巡る争い。さっそく入場したばかりのミサヲがマイクを取ると「ここで皆様だけに私たちの作戦を発表します。らくちゃん、どっちが獲っても恨みっこなしということで、とにかく真弥からベルトを剝がしましょう。入場が一番油断していると思うから入場したらドヤっている隙に丸め込もう」と言うとミサヲとらくが文りんレフェリーも呼び寄せて入場ゲートで待ち伏せ。しかし真弥とリカが現れたのは入場ゲートとは反対の観客の入場口。あっけに取られたミサヲとらく。ミサヲは再びマイクを要求。ミサヲ「作戦は失敗したんですけどらくちゃんまだ大丈夫だよね?」らく「もう1個ある」ミサヲ「絶対に恨みっこなしで獲っちゃおうね」真弥「うるせー! オマエらに獲らせるわけないだろうが!」ここでミサヲとらくが襲い掛かってようやく開始のゴング。苦しい真弥はらくをボディースラムで叩きつけると「最近負け知らずで大変申し訳ございませんでした」と謝罪式ニードロップ。替わったリカがよっしゃいくぞエルボーで続く。リカの足4の字をロープに逃げたらくがフェースバスター。ミサヲが出てくるとクロスボディーを放ち、カウント2で返されるとチキンウイング・フェースロック。リカがこれを潰して解除し、ヒップアタック。真弥と交替。真弥が串刺しバックエルボーで続くが、ミサヲもスプレーを噴霧して串刺しニー。さらに丸め込み連発も真弥が意地のクリア。疲労困憊で場外に逃げる真弥。カウントが進む中、ミサヲが丸め込むもらくがカット。らくが丸め込むもミサヲがカットして恨みっこなしがなしになったことで揉める。そこにリカが入って2人まとめて首絞め。2人がダウンしていると真弥にロックオン。リングに逃げる真弥にリカがスライディングヒップを見舞ってカバーすると3カウントが入ってアイアンマンが移動してしまったが、タッグマッチは続行中。場外カウント14のところでミサヲがリングに戻るが、リング内にはアイアンマン王者ではなくなったグロッキーな真弥が。用なしとばかりに相手コーナーに戻すがリカがタッチを拒否。真弥もなんとかエルボーを見舞ってタッチを求めるがリカが拒否し、その間にミサヲから替わったらくにブレーンチョップされてしまう。真弥もなんとか河底撈魚を決めたがスパインバスターはかわされてしまう。ミサヲがエプロンからにニーアタック、らくがコーナーからのぽっぽーチョップを放つがカバーはリカがカット。リカがミサヲをドラゴンバックブリーカーで排除し、真弥との連係を試みるも、真弥のエルボーはリカに決まってしまう。らくが孤立した真弥をハリケーンターンで丸め込んで勝負あり。アイアンマンを手に喜ぶリカが脱兎のごとく退場していった。
【試合後のコメント】
リカ ハハハハハッ! 桐生真弥って本当にバカだよねえ~! というわけで私が人生2度目のアイアンマンのチャンピオンになりました。今度12月には後楽園で『おちゃプロ☆後楽園』っていうOCHA NORMAさんとのコラボ興行があるんですけど、私は絶対そこまで防衛して、私の推しメンでもあるプロレス大好きでうちにもゲスト解説に来てくれた(中山)夏月姫ちゃんにプレゼントしようと思ってます! なのでそれまで絶対に防衛しまーす! 逃げたい!
――日常生活からも気が抜けないベルトですけど1ヵ月以上も持っている?
リカ 誰からの挑戦も受けません、私は。逃げ続けます。試合しない。
第3試合 20分1本勝負
タッグマッチ
10分26秒
アティテュード・アジャストメント→片エビ固め
第4試合 15分1本勝負
第5試合 時間無制限1本勝負
ねくじぇねトーナメント’25
※1敗同士となったため再試合へ。
2敗したら脱落のダブルイリミネーション方式のため、汐珠が勝てば負けなしで文句なしの優勝。千花が勝てばお互い1敗ずつとなり、汐珠との再戦で優勝を決める。お互い握手から開始のゴング。汐珠がドロップキックで先制。ハンマーロックで腕を絞っていく汐珠。串刺し攻撃は千花が拒否してボディースラムからヘッドロック。さらにボディースラムからのカバーはカウント2。ボディースラム狙いを汐珠が丸め込みで切り返すとカウンターのドロップキック。バックエルボーからドロップキック、さらにコアラクラッチで勝負に出る汐珠。千花がなんとかロープに逃げる。反転式ミサイルキックは千花がかわしてショルダーアタック。千花がジョン・ウーからエルボードロップもカウント2。5分経過、今度は千花が稲荷鳥居で勝負に出る。抵抗する汐珠に千花が稲荷鳥居・改を仕掛けるも汐珠がかわして丸め込み。さらにカウンターのバックエルボーを決めると反転式ミサイルキックから振り子式ドロップキック。そして再度のコアラクラッチへ。振り解く千花がエルボーもカウント2。さらにエルボーを見舞って渾身のカバーで3カウント。再試合へ。
再試合 時間無制限1本勝負
ねくじぇねトーナメント’25
※汐珠がねくじぇねトーナメント’25初優勝。
汐珠がエルボーからドロップキック。反転式ミサイルキックを繰り出すもカウント2。コアラクラッチ狙いを千花がかわしてボディースラム。ランニングエルボーからカバーもカウント2で決まらない。稲荷鳥居・改を仕掛けるも汐珠が足を掴んで拒否。ならばと千花は稲荷鳥居へ。これは汐珠がなんとかロープに逃げる。エルボーバットから稲荷鳥居・改を狙う千花。汐珠が吊られてしまうもこれをかわしてコアラクラッチで絞めあげて勝利を奪った。
汐珠が有栖のインターナショナル王座に挑戦表明! 11・9後楽園でタイトルマッチへ!
2人が抱擁、七瀬は先に退場。メダルをもらった汐珠がマイクを持つ。汐珠「(号泣しながら)ねくじぇねトーナメント、優勝したぞ! ベルト…有栖さん! 来てください! 有栖さん!(その号泣っぷりに遠藤は困惑しながら登場)有栖さん、汐珠ずっと、ずっと有栖さんと…有栖さんとシングルがしてみたくて。いま有栖さんがインターナショナルのチャンピオンなので! そのベルトに! 挑戦します!」有栖「汐珠、頑張ったね。おめでとう!」汐珠「ありがとうございます!」有栖「見てたよ。私もいまの高見汐珠とシングルがしたい」汐珠「嬉しい…」有栖「ああ、よかった。じゃあ11月の後楽園でこのベルトを懸けて闘おう」汐珠「よろしくお願いします!」2人で写真に収まり、有栖は先にリングを下りる。汐珠「11月9日!後楽園ホール! みなさん、見に来てください!」
【試合後のコメント】
汐珠 ねくじぇねトーナメント’25、高見汐珠が優勝しました! これまで3戦? 4戦? それぐらいやってきて、全部なんとか勝ってここまで来れたんですけど、ここで勝たないと意味がないと思っていたし、今勝つことに意味があるなって自分の中で思っていたので、勝つことができて、優勝することができてまずは嬉しいです。でも、今の自分に全然満足できていないし、まだまだだなって思うところしか見えてないので、これから有栖さんのタイトルに挑戦するというのは決まったので、またさらに気を引き締めて生活? 日々?っていうか毎時間? 数時間? 毎時間過ごそうと思います。今、スタートラインに立てたところですって本当は言いたいんですけど、スタートラインに立てたというより、まだキャッキャキャッキャ言って楽しんでいるところのほうが表現は近いのかなと思うので、まずはスタートラインに立って11月9日の後楽園ホールを迎えて、そして“なうじぇね”の向こう側にいきたいと思います。はい、泣いてない。
――有栖とずっとシングルをしたかった理由は?
汐珠 自分の口から有栖さんとシングルがしたいとか、言いたくても思っていても言えなかったことで。でも有栖さんには一回だけ普通に言ったことがあって。なんでかって言うといっぱい理由があるので、これから11月9日までにどこかで発信していくんですけど、一番は身長が同じなんですよ! 気づいてない人もいると思うんですけど。有栖さんと汐珠って身長が同じで、汐珠はすごい小さいということですごく心配させちゃうというか、そういう目で見られることが多かったので。そこの一つの光になってくださっている方だし、それは有栖さんだけじゃなくて、中島(翔子)さんとか鈴芽さんとかもそうなんですけど、今、(渡辺)未詩さんが一番のベルトを持っているんですけど、ずっと汐珠は未詩さんに憧れてここに来ましたって言ってるんですけど、どう頑張っても(未詩のようには)なれないと思っているので、言い方が難しいんですけど、まだ自分は見えてないんですけど、一番近い(なりたい)像が有栖さんかなって自分の中では思っているので、なのでそうです。
――ベルトというよりは有栖と闘いたい?
汐珠 有栖さんが(ベルトを)持っているから汐珠は挑戦します。
――後楽園のあとには地元凱旋もあるが、そちらにベルトを持って帰りたい?
汐珠 本当は石川県にベルトを持って帰ってくるねとかカッコいいことを言いたいんですけど、今はそれを言えないので。11月9日までにそういう言葉を言えるような自分になりたいと思います。
千花 負けましたー! せっかくこっち勝ってイーブンに持っていったのに負けちゃった。優勝譲っちゃったな。悔しいけど向こうの根性とか迫力とかに負けちゃったのかなって思ってます。今回、変則的というかダブルイリミネーションというちょっとルールが難しかったけど、小夏とかキラとか汐珠とか全員と当たれて、自分もステップアップできたのかなと思ってます。とりあえず今日はとことん落ち込んで、とことん悩んで、とことん泣いて、また次前を向いて進めるようにリフレッシュ期間に入りたいと思います。汐珠がインターナショナルに挑戦するということで、頑張って! 絶対に獲るんやで!
有栖 汐珠、ねくじぇねトーナメント優勝おめでとう。汐珠がずっとシングルしたいって言ってくれていたから、このトーナメント優勝して私を呼んでくれるかなってほんのちょっとだけ期待してて。そしたらまさか本当に優勝して。最初、本当に私が呼ばれているのか不安だったけど、ちゃんと呼ばれていたからビックリしたなっていう気持ちが大きいかったですね。でもこのトーナメント中の試合を見てて、今の高見汐珠と闘いたいなと思ったんですけど、今の高見汐珠だったら私、余裕で倒しちゃうから、もっと違う汐珠を見せて欲しい…っていうか私が引き出します。その上でこのベルトは守ります。ありがとうございました。
セミファイナル 20分1本勝負
メインイベント 20分1本勝負
Ober EatsとHIMAWARI&志乃はプリンセスタッグの前哨戦。志乃が先発を買って「Ober Eats出てこい!」と挑発するも、Ober Eatsは乗らず、キラとの対戦で開始のゴング。志乃がドロップキックで先制してキラに観光案内からHIMAWARI、志乃が串刺し攻撃も上福が志乃の攻撃を止めに入ってキラがクローズライン。志乃はバックエルボーでなんとか返してハルと交替。キラはハルにショルダーアタック連発。上福が出てくると串刺しビッグブーツ。ここからハルがローンバトルも、キラにドロップキックを決めてピンチを脱出。替わったHIMAWARIが一気呵成の攻め。お姫様落としはキラがかわしてショルダースルー。上福がドロップキックで続く。卍固めはHIMAWARIがロープエスケープ。ヤッホー83cmはカウント2で返す。HIMAWARIはビッグブーツをかわしてお姫様落としを決めて志乃と交替。志乃のエルボー連打に上福はビッグブーツ一発で返す。志乃が意地のドロップキックもカウント2。上福は逆水平からブレーンバスター。上原が出てきてドロップキックで続く。側転エルボーからのカバーはカウント2。スナップスープレックスは志乃が丸め込みで返してドロップキックを放つ。上原もドロップキックでやり返すとバナナピローへ。これはHIMAWARIとハルがカット。Ober Eatsは志乃に合体式フラップジャック。志乃もベリー・トゥ・ベリーで上原にやり返してHIMAWARIとタッチ。上原もキラと交替。キラがバックドロップ。これはカウント2。キラが逆エビ固めでギブアップを迫る。これは志乃がカット。その志乃を上原はスナップスープレックス、ハルがその上原にドロップキック、上福がハルに裏フェイマサーで排除。最後はHIMAWARIがキラをサン・フラワーテンペストで下した。
エンディング
HIMAWARI&志乃のタッグ名は“Bumping gRitters”(バンピング・グリッターズ)!
試合後にHIMAWARI&志乃はOber Eatsと至近距離で睨み合い、マイクを持つ。HIMAWARI「よーし! 前哨戦、勝ったぞー! 志乃さん、ただいま」志乃「おかえりー!」HIMAWARI「まずね、ちょっと志乃さんひとりで1回頑張ってたから…いや中国で見てたよ」志乃「ありがとう」HIMAWARI「マジで今日帰ってきたら絶対この前哨戦で勝ってね。このまま勝って勝って、ベルトまで取ろうじゃないの!」志乃「取る! 今日勝てて、挑戦(表明)したあの日からますます私は取れるって確信になってる。今日も含め。絶対に取ろう!HIMAWARI「いや、違う。取れる」志乃「もう取る!」HIMAWARI「取ろう! 頑張ろう!」志乃「頑張るぞー!」HIMAWARI「ハル、ありがとうね、今日は。マイクふたつあげる」ハル「23年組のなかで一番仲いいおふたりがベルト挑戦、私は一番応援してるから…絶対取るんですよね? じゃあ後楽園で見せてください」HIMAWARI「もちろん!」志乃「私たち…」HIMAWARI「あ、言っちゃう? いいよ」志乃「私たち…」HIMAWARI&志乃「せーの! Bumping gRitters(バンピング・グリッターズ)!」志乃「が、ベルトを取ってみせます! 頑張ります!」HIMAWARI「今日はありがとうございました!」
【試合後のコメント】
HIMAWARI 今日は勝つことが、できましたー!
志乃 HIMAWARIさん帰ってきて、一緒に闘えて勝つことができたので。これはベルト取れるね。絶対取れると思った。ですので、この勢いは後楽園ホールまで絶やさず、もっと勢い加速して頑張りたいと思います。
HIMAWARI そうだ、私たちのタッグチーム名をちゃんと発表します。せーので言おう。
志乃(リング上で)せーので言ったから(みんなが)聞き取れなかったんだ(笑)。
HIMAWARI そうだね(笑)。私たちのタッグ名、Bumping gRittersに決まりました。意味は正面衝突する小石たち。でもこの小石って言うGritとGlitterっていう輝く光をかけた造語をgRittersにしました。だから私たちは小石から正面衝突して輝いてみせます、というタッグチームです。
志乃 キラッキラに輝きたいと思います! 頑張る。
HIMAWARI お願いします!
ハル 今回は2人の前哨戦って形ではあったんですけど、久しぶりに組むことができて嬉しかったし。この3人で初めて勝ちました。4度目にして初めて勝ったので。
HIMAWARI いい兆しだ。
ハル この勢いをそのまま後楽園に持ってっていただけたらと思います。
――Ober Eatsと闘ってみて。
HIMAWARI なんか、ちょっと…相手にされてる? 悔しいです。アイツら…ってかんじだったので。悔しいから、あともう一戦できるのかな? できるんだったら、Ober Eatsに私たちを意識させられるように頑張りたいね。
志乃 同じく。
HIMAWARI 同じく(笑)。気持ちは同じでいます。
志乃 正面衝突ですよ。
HIMAWARI どんなに向いてくれなくても、私たちは正面衝突していきます。
上福 なんか雑魚ロン毛と、なんだっけ…? 水色?
上原 緑です(笑)。
上福 緑か。水色のガキと3人で。あの2人のタッグ名、ザコロン毛ースだったかなって思うんだけど。なんか調子に乗られて、試合負けたら負のオーラが強くなった気がするし、髪の毛伸びた気がしない?
上原 たしかに!
上福 怖いんだけど! 呪いの…知ってる? 髪の毛長い子、私に呪いかけてきた。髪長くなった気がする。こわーい!
上原 たしかに2センチくらい…。
上福 無理なんだけど、ちょっと。どうしよう…(キラに)なんか言えよ。
キラ やべえ。
上福 やべえよな。これ呪いじゃない? え、かわいそう。かわいそうだ㌔。
キラ どうしよう。
上福 どう思うの?
上原 私は純粋に3人相手が同期だったので、めっちゃ悔しいので。前哨戦あるか分かんないんですけど、次闘った時はぶちぶちのぶっ潰しです。
上福 髪の毛? わかるー。イヤだよね、こっち美容院めっちゃ行ってんのに。
上原 あとタッグ名もパンプキンプディングみたいな…。
上福 たしかに。私、パン…なんかって聞こえたけど、分かんない。なんか言ってなかった?
上原 パンプキンプディング。
上福 ハロウィンだからね。期間限定だね。いいかんじで頑張ってもらって。なんか思うことあった?
キラ わかんない。
上福 いいよ、わかんなくて。帰ろうぜ、じゃあねー。パンプキンプリン食べよー。
上原 食べよう!