前説
アプガプロレスのミニLIVEは『ベイビーフェイス』
第1試合 20分1本勝負
第2試合 20分1本勝負
第3試合 20分1本勝負
8人タッグマッチ
13分45秒
ノーザンライト・スープレックス・ホールド
第4試合 30分1本勝負
地元凱旋の千花がヘッドロックでしつこく絞る。エルボードロップは有栖が回避してドロップキック。これをかわした千花が背中にエルボードロップ。走りこむと有栖がカウンターのドロップキックとスピーディーに攻めていって串刺しドロップキック。サーフボードストレッチは千花がロープに逃れる。走りこむ有栖をキャッチしてボディースラム、ジョン・ウーから串刺しタックル。ロープに走ると有栖が追走してドロップキックを放ち、ロープ越しの攻防から千花がタックルでアリスを場外に落として「絶対勝つぞ!」と叫ぶ。すぐにリングに戻してカバーもカウント2。5分経過、稲荷鳥居は有栖が立ち上がってかわして、カウンターでネックブリーカードロップ。キャメルクラッチを逃れた千花が強引に持ち上げて稲荷鳥居・改を狙う。ここは有栖が抵抗。エルボー連打の千花に対し、有栖は背後に回って腰にエルボー。もう一発叩きこむと、千花も一撃返してランニングエルボー。起き上がった有栖にもう一発もカウント2。ロープを目指す有栖を強引にリング中央に戻す千花だが、稲荷鳥居・改を着地した有栖がスーパーキック。すぐに起き上がった千花に水車落とし、そしてキャメルクラッチで一気に絞り上げてギブアップを奪った。
【試合後のコメント】
千花 地元・大阪で初戦迎えられて、すごい嬉しくてすごい光栄で相手が誰でも勝ちたかったんですよ。有栖さんのすごさ、経験値の違いとか思い知らされました。だけどすっごい楽しくて、めっちゃ悔しいけど、これを糧にまた次もちょっとでも良くなるように頑張ろうと思えたし、めっちゃ悔しいけど、有栖さんにこのまま勝ち進んで欲しいです。
第5試合 30分1本勝負
握手から開始。しばらく睨み合ってからロックアップもすぐに離れる。再び組みついて腕を取る上原にHIMAWARIは丸め込みからネックロック。上原がヘッドロックで返し、HIMAWARIも対応していったん離れる。組み合うフリからHIMAWARIがロングヘアで殴打し、一気に足を固めていく。ロングヘアで首も絞めていく。逃れた上原は側転ドロップキック、コーナーでエルボー連打。HIMAWARIが体勢を入れ替えて逆にエルボーを放つ。上原もやり返して串刺しエルボー、ドロップキックからヘッドシザースもHIMAWARIがロングヘアを使ってロープエスケープする。5分経過、HIMAWARIがブレーンバスターを抵抗してショルダータックル、串刺しエルボーからフェースクラッシャー。逆片エビ固めは上原がさせず、コーナーに振って側転エルボー。走りこんでドロップキックもカウント2。お互いに得意技を切り返してから上原がスナップ・スープレックス、バナナ・ピローで捕獲する。すぐHIMAWARIがエスケープ。起き上がりざまにジョン・ウー、ロープに走ると上原が絡みついて再びバナナ・ピロー。厳しい角度になるが、回転して脱したHIMAWARIが逆片エビ固めでやり返す。足の力で脱した上原が押さえ込むもカウント2。お互いに走りこんでエルボーも上原がなぎ倒して咆哮。意地で起き上がったHIMAWARIが重い一撃を返す。10分経過、しばらく打ち合い、飛びついたHIMAWARIがネックブリーカーへ。投げは上原がさせずに延髄斬り、スシ・トルネード狙いはHIMAWARIが逆片エビ固めで切り返す。一気に絞り上げると、ここで上原がギブアップした。
【試合後のコメント】
上原 負けました~。え~! めっちゃ、ショック! 今年の夏は主人公になるつもりだったんですけど、なれなかったですね…。HIMAWARIの味は今はすごくまずく感じました。めっちゃ苦かったです。なのでここからまたいろんなものを食べまくって、次はHIMAWARIがおいしいと思えるまで強くなりたいと思います。
セミファイナル 30分1本勝負
試合前に瑞希が警戒しながら手を出すと、ミサヲは「これを読んでください」と手紙を渡す。マイクを通してこのラブレターを読み上げる瑞希。「親愛なるみずぴょんへ。恥の多いプロレス生涯を送ってきました。いつの間にか私はマイクを握るだけで、何かずるいことをするんじゃないかという予感がしてしまうプロレスラーになってしまったのです。私はもうそんな自分にほとほと嫌気が刺しているのです。なのでこのトーナメントから生まれ変わります。もう絶対にずるいことはしません。誓います。自分の声で伝えても信じてもらえないので、こうして手紙をしたためました。私の本気を信じてください。生まれ変わったヒーロー、ハイパーミサヲより」。あらためて握手も瑞希が蹴りかかるがミサヲがキャッチしてゆっくりとマットに下ろす。あくまでクリーンにゴングを求めるが、ここで一気に襲い掛かって丸め込み。場内からはブーイング、続いてレフェリーに瑞希の蹴りを誤爆させ、マントで瑞希に目隠し。視界を失っている隙にコーナーパッドを取り、瑞希に振りかざす。コーナーに逆向きに瑞希をセットし、コーナーパッドを手に突っ込むが瑞希が回避。奪った瑞希が投げ渡してドロップキック、追撃はミサヲが場外に下りてやらせない。場外戦になるとリング幕をめぐる攻防。ミサヲが制して瑞希をグルグル巻きに。瑞希がロープにしがみついたことで簡単に幕は取れるが、ならばとミサヲはスプレー攻撃。ロープを使って腕を攻めるミサヲ、5分経過、左腕へのギロチンドロップから腕を蹴り上げ、コーナーでも踏んづけていく。なおも続く腕攻め、アームロックに瑞希は悶絶。背中へのヒザ蹴りは瑞希が回避、コーナー上の攻防から雪崩式のコンプリートショット。顔面へのフットスタンプからトップコーナーへ。クロスボディーはカウント2。追撃を回避したミサヲが側頭部にヒザ、エプロンでの一撃は瑞希が回避したことで鉄柱にヒットしてしまう。瑞希がタックルで場外に落とし、トップコーナーから場外にクロスボディーアタック。すぐにリングに戻してコーナーに上がると、ミサヲが下からエルボー連打。10分経過、駆け上がってのヒザ蹴りからコーナーを使ってハイパミ・リターンズもダブルダウン。エルボーを打ち合い、ミサヲがドラゴンスレイヤー。チキンウイング・フェースロックは瑞希が切り返してフェースロック、ミサヲがひっくり返して押さえ込む。そして再びチキンウイング・フェースロック、再び瑞希が切り返してサザンクロス、しばらくつかまったミサヲだが足がロープに届く。キューティースペシャルはミサヲがハイパミ・リターンズで切り返し、アイアムアヒーローを投下。カウント2で返されるとチキンウイング・フェースロック、続けざまのハイパミ・リターンズは瑞希が切り返してフットスタンプ。丸め込みの攻防からミサヲがラ・マヒストラル。これで3カウントを奪った。
【試合後のコメント】
瑞希 パミさん…(手紙を持って)ウソじゃん! ウソやん。信じてなかったけど! (手紙を見て)こんなことばっか言ってますけど、強かったです。悔しい、本当に。こんなもん(手紙を破ろうとするもやめて)大事に持っておきます。勝った時に「こんなのいらない」って返します。まだ夏終わってないも~ん。みんな一緒にアイス食べよう。悔しい…。何もできてないですね。なんもできてないです。頑張ります。
メインイベント 30分1本勝負
握手からお互いに頭を下げてクリーンにスタート。組みついたリカが一気に足を取って足4の字。これをエスケープした山下のヒザにストンピング連打。ドラゴンスクリューは山下が抵抗、グラウンドの攻防から山下が腕十字。ここはリカが抵抗し、マウント状態でエルボーを放ってからアキレス腱固めへ。山下が体勢をひっくり返すと、リカは下から両足をクラッチして首絞め。いったん場外に逃れる山下、リカはロープに飛び乗ってのダイブを狙うが山下が蹴りでさせず。エプロンを走ってリング下のリカにランニング・ミドルキック、さらに場外でサッカーボールキック連打。リングに戻り、山下がゆっくりカバー。スリーパーから指をつかむ山下もコブラクラッチはリカが抵抗してヒップアタック。ロープ越しにドラゴンスクリュー、さらに鉄柱を使ってヒザを痛めつけて低空ドロップキック。リングに戻ってくる山下の足を取って再びドラゴンスクリュー、そして足4の字固めへ。山下は足にエルボーを放っての脱出を目指すがリカがさせず、ならばとひっくり返していく。すぐにリカが元に戻し、山下がエスケープする。追撃のヒップアタックを回避した山下がリターンクラッシュ、ジャーマンを抵抗されるとラリアット。アティテュード・アジャストメントはリカがさせずにヒップアタック。10分経過、睨み合って山下がミドルキック、リカがヒップアタック。お互いに意地になって打ち合い、お互いに追走式で打撃を放ってからリカがロープ越しにツイスト・オブ・フェイト。リング中央での一撃は山下が抵抗してハイキックもダブルダウン。座った状態でエルボーを打ち合い、立ち上がってもラリーが続く。リカが崩れ落ちると山下が狙いを定めてバズソーキック。これをリカが回避してツイスト・オブ・フェイト。コーナーに上がると山下が下からハイキックで止める。雪崩式アティテュード・アジャストメント狙いはリカが体勢を入れ替えて首絞めで逃れる。さらにコーナー上でドラゴンスリーパー。ミサイルヒップを回避した山下がヒップアタックをキャッチして投げっぱなしジャーマン。串刺しハイキックからアティテュード・アジャストメントもカウント2。15分経過、スカルキックをキャッチしたリカがドラゴンスクリュー、スラインディングヒップから押さえ込むもカウント2。山下がヒザ蹴り、さらにクラッシュラビットヒートはリカが回避し、背中に飛び乗ってスリーパー。そこからドラゴンスリーパーへと移行する。山下は強引に持ち上げて投げようとするが、辰巳が抵抗してグラウンドに移行し、なおもドラゴンスリーパー。ロープを目指す山下を回転させてホワイトドラゴンスリーパーへ。これでついに山下がギブアップした。
エンディング
まずはリカvsミサヲ、有栖vsHIMAWARIの準々決勝が決定!
リング中央で2人が握手、山下は先に退場する。リカ「1回戦、突破しましたー! ずっと山下とはシングルで闘ってきて、全部全部負けてきて…もう敵わない相手なんだって思いかけてた。だけどあんなに相変わらず強いし、鋭いし、怖いし、人間じゃないと思ってるんですけど、でも普段はポンコツで愛されキャラっていう変な奴で。でもそんな奴に勝てたので、私この夏いけるって思ってます! それに難しいことだっていうのは分かってるんだけど、私がリングで闘うことによって少しでもパワーをもらったり、笑顔になったり、嫌なこと忘れられたり、明日も頑張ろうってなるようなプロレスがしたいって本気で思ってるので。だからみんな、また会場に遊びに来てください! まだまだ東京女子の夏、続いていきます。見守っててください。今日はご観戦ありがとうございました。また来るぞ、大阪!」
【試合後のコメント】
山下 くそ…いや、悔しい。5年ぶりのリカとのシングルで、もう本当にね、私めちゃくちゃ楽しみにしてて。去年のトーナメントから言ってますから。その前からもうずっとやりたいやりたいって思ってて。やっぱリカとの試合はね、いつでもシングルは本当に昔から自分にとってすごい特別で。リカと試合するたびにプロレスがすごい大好きになるんですよ。それぐらいリカのレスラーとしてのハート、人間としてのハートがめちゃくちゃ大好きだし。今日ね、5年ぶりに試合して、トーナメントだし張り切ってたけど、結果は負けちゃったんで。悔しいね、純粋に。なんか泣いちゃったし…いやなんかめちゃくちゃ悔しいな。タイトルマッチも負けてるしね。ここはまたちょっと落ち込みそうですけど、まあまあでも強くなればいいだけなんで、しっかり自分をまた見つめ直して頑張りたいなと思います。
――短い期間でのシングル連敗はなかなか珍しいです。
山下 ないね。もちろん全力で戦った結果、今日も負けてるんで。ってことは自分が変わんなきゃいけない、自分が強くなんなきゃいけないっていうところの課題は見えてるのでしっかりやりたいなって思いますし、EVEのベルトも持ってますから。チャンピオンとしてこのままふがいない姿を見せるばかりじゃダメだと思うんで、しっかり8月決まってるんで、そこに向けても作っていきたいなというふうに思います。
有栖 イエーイ、2回戦突破しました! 千花はね、本当に何回倒しても這い上がってくる。でもそれがめちゃめちゃ嬉しくて、全力で倒してやろうって思いました。でも千花ともう本当にただただシングルをまたやりたい。またやりましょう。私は千花から御利益をたくさんたくさんいただいたので、それを元に…? それを元にもっともっと上に進んでいきます。次は? HIMAWARIか。うーん、なんか黄色い遠藤有栖って言われたって笑って言ってきて。は? 何それ?ってなったので、その長い髪の毛伸ばしてたことを後悔させてやります。絶対勝ちまーす。
――どういった御利益をもらった?
有栖 それはもう勝負運でございます。勝負運をいただきました。
HIMAWARI 勝ちましたよー! いやちょっとね、2年8ヵ月ぶり? ねくじぇねトーナメントの決勝戦以来のわかなさんとのシングルだったということで。あの時は悔しくも負けちゃって、トーナメントのメダルを取り損ねたので。それも含めの今日はリベンジだったので絶対に負けられない戦いだったのもありました。勝ちましたよ。このままね、ここで終わりじゃなくて次は有栖さんということで。有栖さんとのシングルも何年ぶりみたいなぐらい、多分まだデビューしてから間もない時にシングルやったりとかぐらいなので。ちょっとここはこのままの勢いでトーナメントまずベスト4入りを目指して頑張りたいと思います。
――タイトル戴冠や挑戦など、ここ最近の上原の活躍は意識していた?
HIMAWARI そうですね。わかなさんはこの2年8ヶ月の間、私が戦ってない間にベルトを持ったり挑戦したりとか、結構もうグイグイグイグイ輝いてた中で、めっちゃやっぱ意識してて。HIMAWARIはしかもなんか伸び悩んでるとか言われてて…だからすごい差があるなーって何となく感じてて。それが悔しかったので、やっぱり絶対負けられなかった。今日ここで、そんなことない、この2年8ヶ月のうちにHIMAWARIは成長してるんだぞっていうのをわかなさんにも見せたかったし、今日見せられたかなって思ってます。
ミサヲ トーナメント2回戦、自分にとっては初戦だったんですけれども、あのみずぴょんに勝てましたー! 嬉しい。瑞希さんとシングするのが本当に瑞希さんが東京女子に来てから数えるほどしか本当になくて。その毎回で多分2回ぐらいしかないんですけれども、一個TDCで、もう一個は多分来たばっかりの時の王子とかだと思うんですけど、どっちも私は勝ててなくて。だから瑞希さんにそもそも勝ててる部分がずっとない、全ての五角形の要素で何にも勝ててる要素がないって思ってたんですが、そんな私でも何とかもぎ取ることができないかって考えて考えて、今日もうあらゆる泥臭作戦からチャンスをゲットできて。奇跡かもしれませんが、でも勝利は勝利なので。この夏の奇跡がこれからも私のもとにどんどん続いていくでしょう。私は夏の奇跡を起こす女だ。そして次、3回戦の相手が今日のメインでリカさんに決まったんですけど。みずぴょんを倒した次はリカさんかよっていう、本当にくじ運は最悪ですね。くじ運というか組み合わせは最悪なんですけど、みずぴょんに勝ったこの夏の奇跡を起こした私、リカさんにも勝てるんじゃないかって思ってます。夏の奇跡起こしますよ。
――直近の後楽園ではタイトルを懸けて闘っています。
ミサヲ それのリベンジでもありますね。リカさんとはタッグでもいっぱい戦ってるけど、シングルで戦ってることって本当にここ数年なくて。2021年のトーナメントで戦って、その時は敗れちゃったんですが…この間のタッグでも負けてしまったし、取られたのが私だったこともあるし、鬱憤は溜まってます。リカさんにこのトーナメントで勝つか勝たないかがこの後の私のプロレス人生にかかっている、プロレスの人生を左右すると思っているので。それくらい重い気持ちを持ってリカさんに対峙したいと思います。
リカ やりましたー! いやー、ずっと鬼門だった山下実優倒した。だからもうこの夏は私がもらったようなもの。新しい扉が開けたと思う。で、そして次はハイパーミサヲ。いやでもパミにとって辰巳リカが鬼門だと思ってるので、いける。いける、いける。ボス戦をもう超えたから、この夏もーっと私が好き勝手やってやろうと思う。大好きになってる、夏!
――ここまで乗り越えられなかったボスを倒せたが、何か変化はあった?
リカ いや、もうなんでしょう。もう後ろ盾も何もなく、もう本当に死ぬ気で死ぬ気でぶち当たりましたね。もう絶対負けたくない、ただその気持ちひとつです。
トーナメント表(7月25日時点)